
Defender:Copyright Williams Electronics Inc.1980
◯タイトーで、国内での販売・製造を行ってましたが・・・
80年代初頭の暗がりのゲームセンターの中で、キレの良いレーザーの音が耳に付き、当時の日本製のゲームにないボタンの多さで上手く操作出来ず、スグにゲームオーバーになった記憶しか無いのですが、何故か思い入れの強い作品になっていた様です。
◯長いレーザーのはしりとも言える作品
上に長いレーザーとありますが、横に100ドット位あったのが飛んで行き(残像も付いたハズ)、しかも6発まで連射出来るという、当時にしては画期的な物でした。グラディウスのレーザーも、此処から採ったのでは?という声も出ていたしねぇ...効果音の方も、レーザー発射した後に余韻が少し残るし。
と、ちょい脱線しましたが、ゲームの説明を・・・。ゲームの方は、横画面・左右方向のスクロールタイプのシューティングゲームで、レバーは上下2方向が移動。ボタンが5つあり、プレイヤーの加速、向きの反転、レーザーの発射の他に、画面の敵を一掃するスマートボム(回数制限あり)、画面のどこかにワープする緊急脱出の以上です。大まかな内容は、画面下部にいる人を守りつつ、画面上部のレーダーを参考にしつつ、そのステージに出現する敵を全て全滅させる事です。尚、人は自機のレーザーでも打ち殺せてしまうので、注意が必要です。敵は何種類かおり、高速で弾を撃ってくる物、破壊した後分裂する物、画面の上下を動く物等と、キャラクターの形状によって分けられています。で、一番気を付けねばならないのが、緑色のポッド型の敵で、人をさらっていく唯一の敵です。コイツが人をさらっていく前には、効果音が鳴るので、スグにでも直行しましょう。人がさらわれてしまったら、焦らずに敵の本体を打ちましょう。当たれば、下にいる人は落ちて行きますので、回収し、地上に戻します。その敵が画面の一番上まで到達してしまうとさらわれた事になって、自機をひたすら追いかけて来る敵に変身します。又、画面の上半分から落下させて回収出来なかったり、誤って打ってしまっても、人は死んでしまいます。因みに、人は10人いて、生存者がいる場合は、面クリア時にボーナスが入りますが、人は前の面のままです。人を全滅させてしまうと、その時点で敵の総攻撃になり、地上の無い舞台で戦う事になります。(因みに、その状態を3ステージを戦い抜くと、人の数が戻ったハズ。)
◯スマートボムと緊急脱出の使い所?
まぁ、ありがちですが「死ぬ前に使え!」です。スマートボムは、敵の総攻撃になったステージの時に、ある程度の敵がまとまったら放つというのも手です。画面上の物が全部無くなるというのも、当時は斬新だったし・・・。あ、スマートボムの残数は、標準設定で10000点毎に、自機と共に一個増えます。緊急脱出の方は、マニュアルには一応1機に付き4回までは無事にワープ出来る様な事*が書いてあるのですが、結構怪しいです。押した瞬間に死ぬ事多いし...
◯扱いと配線。
このゲームの扱いや配線も一苦労で、コネクターも付けなければいけない所が多く、配線は5〜6時間掛けて終えた様な気がします。ウイリアムズ製とタイトー製のアップライト用のボードは、基板が4枚に分かれていて、メインボード、プログラムボード、サウンドボード、I/Oボードの4枚で構成されています。で、サウンドボードは別のゲームでも使用**されたせいか、時々無い事もあった様です。扱いも、ボードが別で4枚になっているせいか、どう固定させるかで結構悩んだりします。上手く固定しないと、棚にも上手く収まらないという欠点もありますし...尚、タイトー製のテーブル用ボードは、2枚基板で、I/O廻りや、サウンド、プログラム等のボードがまとまっている上に、コネクタ一つに配線すればOK(だったはず)なので、扱いや配線が非常に楽になっています。
◯最後に・・・
これも、元々が海外のゲームのせいか入手が辛いです。しかし、秋葉原の輸入物を取り扱っているショップにあったりもします。比較的楽なのが、海外のプレイステーション版かサターン版「Williams Arcade Greatest Hits」の一番最初の物が割と楽だと思います。他にも、収録ゲームの少ないスーパーNES版、ジェネシス版等もあったりします。実行スピードは気持ち遅めですが、Mac版の「Digital Arcade Series」のディフェンダーが一番オススメな出来だったりします。これがプレイしたくて私はMac購入のキッカケの一つになった位ですから...
注釈:
*:本作の続編的な内容であった「スターゲイト」のマニュアルだったかもしれない・・・因みに、スターゲイトはファミコンで何故か出てたりします。(内容が多少簡略化されてますが...)
**:このゲームと同じ(厳密にはI/O等がちょっと違うが...)ボードを使用しているのが、「スターゲイト/ディフェンダー2」、「ロボトロン2084」、「ジャウスト」、「バブルス」、「シニスター」の5つを確認しています。なので「ジャウスト」に「ディフェンダー」のサウンドボードが付いていて、ブルー入っていた事もありました。(音が全然違うので...)