
江戸時代の通貨って?
江戸時代に通用した通貨は主に金貨、銀貨、銭貨の三種類。
現代においては日本での通貨の単位は「円」で統一されているのですが、
江戸時代においてはそれぞれ単位がばらばらだったのです。
やっかいですよね〜。とりあえず以上のことを基礎知識として覚えておいて下さい。
金貨
単位は両・分(ぶ)・朱(しゅ)の三通りです。
ここからがちょっとややこしいのですが・・・これらを四進法になっているのです。
一両=四分
一分=四朱
というわけになるので、一両は四分となり四分は十六分。
すなわち 一両=十六分 という計算になります。

小判の種類というと・・・
大判(二十両)
小判(一両)
二分金
一分金
二朱金
一朱金
というような種類に分けられます。
銀貨
単位は貫、匁(もんめ)・分(ふん)・厘・毛の五通りです。
金貨と同じ四進法かというと・・・そうではないのです!!
ややこしいったらありゃしない!
一貫匁=千匁
一匁=十分
一分=十厘
一厘=十毛
となるわけです。図に示してみると・・・

銀貨には丁銀・小玉銀というのがありました。
それらを組み合わせて秤にかけて目方で通用させていた頃があったらしく
ゆえに銀貨はちぎって使うことができたそうです!(江戸初期〜十八世紀半ば)
驚きです!!
ですが、十八世紀の後半にもなると銀貨の計数貨幣が現れてきました。
明和(めいわ)五匁銀
南鐐(なんりょう)二朱銀
二分銀
一分銀
二朱銀
一朱銀
このような計数貨幣が出てきたことには、江戸幕府が金貨を中心とする
経済政策をとろうとしたためだそうです。
銭貨
単位は貫・文があります。
これがもっとも江戸庶民になじんでいた貨幣ではないでしょうか。
一貫=千文

銭貨にも何種類かの銭があります。
永楽銭(江戸初期に使われていた明国からの輸入銭)
寛永通宝(一文銭。これにより銭は統一)
天保通宝(四文銭、百文銭など)
だいたいこれで江戸時代の通貨は終わりです。
でも通貨が存在するとすると、もちろんその通貨を造るところ、
すなわち造銭所があります。
次回はそれぞれの貨幣を造る金座・銀座・銭座というのを調べてみます。
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