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●あ〜お●
赤瀬川源平の名画探検
  広重ベスト百景
』より
著者:赤瀬川源平(文)
発行者:野間佐和子
発行所:講談社
発行年:2000/2/25
定価:2400円
ページ数:63
赤瀬川源平さんが、広重の作品の中からベスト百景を選んで掲載された作品です。
ベスト百景は「絶景」「夜景」「斜景」「雨景」「水景」「艶景」「吹景」「雪景」「活景」「富士見・花見」という場面にわけ、それぞれの場面の名作が掲載されています。
画家・作家など多彩な顔を持つ赤瀬川さんがおもわず「う〜ん」と唸ってしまった名品ベスト3をそれぞれの景色ごとにあげられており、見慣れている広重の作品だったにも関わらず、「うぉ〜、こんな景色があったのかぁ〜。」などと思わず感嘆してしまいました。
私は「夜景」の場面が特に大好きです!夜の神秘さが伝わってくるみたいですよ〜。

浮世絵にみる色と模様
編:近世文化研究会
発行所:河出書房新社
発行年:1995/7/15
定価:1748円
ページ数:127
書名にある通り、江戸時代に生まれた様々な色や模様が掲載されております。
ただ色や模様を紹介していくだけではなく、時代ごとにどのような色が使われていたのか?どのような模様が生まれたのか?などが時代順に掲載されており、江戸時代における着物の色・模様の流行などを浮世絵を通して知ることができます。
色や模様といった絵に関係する題目であることから、当然!ふんだんに浮世絵が使用されています。
江戸時代独特ともいえる色の組み合わせなどは、やはり浮世絵を見るのが一番ですね。
歴史物のHPなどに似合う色は?なんて思っている方には、ぜひ参考にされることをオススメします。
また模様も多種多様な模様が紹介されており、代表的な小紋・格子・繋ぎなどはたいてい掲載されています。
と思いきや、初めて目にする耳にするような模様もたくさんあることには、驚かされました。
色や模様の由来などもたくさん紹介されており、そういった江戸時代のデザインなどに興味をお持ちの方にはとても参考になると思いますよ。

浮世絵にみる江戸の一日
監修:佐藤要人・高橋雅夫
編者:藤原千恵子
発行所:河出書房新社
発行年:1996/6/25
定価:1748円
ページ数:127
朝起きたら何をするのか?寺子屋から帰ってきたら?などと次から次へと江戸の人々の生活についての疑問がある方。
ええ、ええ、その問いにお答えいたしましょう!この本が!(私じゃないよ。(^^; )
この本には、暁七つから丑三つまでの時間を、かなりの数の浮世絵を使って、江戸の人々の生活を紹介しております。
それぞれの時刻ごとに分けてあるので、「お昼には?」と思ったら「午の刻 昼九つ」のページを開きましょう。
「おぉ〜、蕎麦食ってる!それもかなりの大食い。(^o^)」 なんて浮世絵がドカドカと掲載されてました。
試しに「丑の刻」を開いてみましたところ・・・「丑の刻参り」の浮世絵がありました。(^^
定番ですね。
「江戸の人々の生活パターンを知りたいな」なんて思っている方にはオススメできる一冊です。
浮世絵をふんだんに使ってビジュアル面に非常に力を入れている点にとても好感が持てます。
浮世絵の基礎知識
著者:小林忠・大久保純一
発行所:到文堂
発行年:1994/5/20
定価:3800円
ページ数:263
1.主題を知るための基礎知識、2.生活・風俗を知るための基礎知識、3.形式を知るための基礎知識、4.制作・流通を知るための基礎知識、5.絵師を知るための基礎知識という五つの項目に渡って浮世絵に関する基礎知識が書かれています。
単に浮世絵の見方だけでなく、流通や制作の現場や庶民の生活実態等も浮世絵を元にして説明してありますので、文章だけではなかなか理解が難しいといった方には(私でしたが・・・)非常に分かりやすいと思います。
浮世絵のなかの子どもたち
編者:江戸子ども文化研究会
発行所:くもん出版
発行年:1993/11/21
定価:7500円
ページ数:267
1.母のまなざし、2.遊びのひろがり、3.絵物語ロマン、4.江戸の人気者、5.おもちゃ絵のたのしみという項目にて構成されています。
書名の通り、「江戸の子供」に焦点をあてて、いろいろな浮世絵が紹介されています。
中でも面白かったのは、江戸の子供達の遊び道具について描かれている所ですね。
かるた、双六、たこ上げはもちろんのこと、最近はあまり見かけませんが「影絵遊び」や組上絵なんて物もあり(紙の模型です)、その綺麗な作品に思わず感嘆してしまいました。
絵だけではなく、文章でも江戸の子供について細かに説明してありますので、「江戸時代の遊び道具が知りたい」なんて方にはもってこいの本ですね。

江戸の化粧
著者:陶 智子
発行所:新典社
発行年:平成11/1/20
定価:1200円
 書籍名の通り「江戸の化粧」についての内容がぎっしり詰まった一冊です。
 江戸時代における代表的な化粧の方法が記載されている「都風俗化粧伝」「容顔美艶考」をもとに、現代化粧の考え方などと比較しながら、江戸時代の化粧方法を説明しております。
「都風俗化粧伝」「容顔美艶考」にそって説明しているので、白粉の使用方法について特に詳細に記述されています。たとえば四季における白粉の付け方の違いや、丸顔や長い顔の方の化粧法、鼻を低く見せる方法や、年代別による化粧方法など、場合によってどのように白粉をつけるのかが現代風に意訳されており、読んでいて非常にわかりやすかったです。
 化粧品の説明などはあまりありませんが、江戸時代における化粧法についての入門的意味合いで読まれると、非常に分かりやすい一冊になると私は思います。

江戸の化粧
川柳でしる女の文化
著者:渡辺信一郎
発行所:平凡社新書
発行年:2002/6/19
定価:760円
これもまた「江戸の化粧」についての内容がぎっしりと書かれております。
ただこちらは「化粧」といいましても「化粧(白粉・化粧水・紅)」「お歯黒」「歯磨き」という大きな3つの項目にわけておられます。
この本は「江戸の川柳をかなり多く記載している」のが特徴で、化粧にまつわる川柳を記載し、その解説を交えながら化粧についても様々な説明をしていくという手法を取られており、江戸時代の人々が化粧についてどのような思いをもっていたのか?などが川柳を通して直接感じることができました。 化粧品の説明や参考文献の説明も豊富で、絵入りの解説も多く、非常に面白く読みやすい一冊です。 書名の通り「江戸の化粧」について知りたい方にはオススメです!

絵本風俗往来
著者:菊池貴一郎
発行所:有限会社 青蛙房
発行年:昭和50/9/15
定価:2500円
明治時代に刊行された書籍の復刻版です。 書籍名の「風俗往来」の名の通り、江戸の風俗についての書籍です。
中の構成は「外の部」「内の部」となっておりまして、絵と共に文章で説明書きされております。
(内・外というのは、家の中、外と考えてください)
それぞれの部において、一年間、それぞれの月にどのような風俗・行事があったのかが書いてあるのですが、思った以上に事細かく書いてあるんですよ。
例えば、「正月之部」を見てみますと・・・
「加賀鳶の初出」「太神楽」「鳥追」「暦売り」「大凧遊び」等といった正月の風物詩についての説明が書かれています。
絵の方もモノクロではありますが、印刷が大変良く、はっきりと人物や町並みを見ることができます
これだけでもかなりの資料になるのではないでしょうか。
ちなみに「初風呂」という項目で、銭湯内の光景が鮮明に描かれていた時には、嬉しかったですね〜私は。(^o^)

お江戸でござる 現代に活かしたい江戸の知恵
監修:杉浦日向子
構成:深笛義成 発行所:株式会社 ワニブックス
発行年:2003/8/27
定価:1300円
『お江戸でござる』内にて好評の『杉浦日向子のおもしろ江戸話』が、ついに単行本化されました!
内容も、おもしろ江戸話をわかりやすくまとめなおして文章化したものになっており、非常に読みやすい構成になっております。
また、記載されている江戸事情についても、放送開始から9年間のものをまとめたということだけあって、かなりたくさんの項目が掲載されております。
記載されている江戸事情をあげますと・・・
私たちの文化と江戸の文化
瓦版・浮世絵・番付・髪飾り・舶来品・花魁・呉服屋・祭り・口上・戯作者・貸本屋・看板娘・髪結い・元禄・料理茶屋
今も残っている江戸の風景
花火・朝顔・相撲・職人・蕎麦・宮大工・花見・船遊び・焼き物・剣道・講談・寄席・俳句・豆腐
私たちの暮らしと江戸の暮らし
駕籠・岡っ引き・損料屋・奉公人・口入れ屋・富くじ・おきゃん・薬売り・火消し・水上交通・かかあ天下
これぞ、「お江戸」でござる
お化け・お地蔵さん・狸・虫・河童・月見・武士
今、よみがらせたい江戸の知恵
リサイクル・大家の活躍・森林資源の利用方法・ボランティア
江戸はこんなに違っていた
水道・学校・旅行・花
とまぁ、正直「よくこんなにいっぱいお話になられたなぁ〜」と思わず感心してしまうような膨大な量になっております。
中にはいくつか「大江戸繁盛記」においてもとりあげている江戸事情がありますね。「大江戸繁盛記」も一緒に読んでいただけますと、うれしいなぁ〜。(^^

さすがにこれだけの江戸事情をA5サイズの280ページにまとめておりますので、1つの江戸事情については2〜4ページのお話内容になっております。
(基本的に、「本日の間違い」などのところは記載されていないようです)
また番組内にて使われた浮世絵の資料も、すべて記載されているというわけではなく、少なめの記載となっております。
ゆえに残念ながら「完璧な杉浦日向子のおもしろ江戸話の再現」ということには、なっていないようです。
また、お江戸でござると同様の傾向であるため、「江戸時代における細かい事情についての参考文献」としては、ちょっと弱いようです。
ですが、広く江戸を見渡して、いろんな江戸の姿を見れば、「江戸にはこんな面白いことがあったんだ」という発見が必ず出てくるはず。
お江戸でござる上においても、杉浦先生のお話を聞いておもわず「へぇ〜」と驚いてしまったことってありますよね?それが単行本にて、再現されているんですよ。
ですから「江戸に大して新たな興味をわかせてくれる本」としては、かなりオススメです。
杉浦先生のおもしろ江戸話を聞きそびれてしまった方で、またあの話を聞きたいんだけど・・・という方には、願ってもない単行本化ということになりますね!
(普通の参考本などには絶対載っていないような、杉浦先生独特のこぼれ話も記載してあります。これ面白いよ!(^o^)/)
お江戸でござるファンならば「必読」の本ですってば!!(>o<)/

大江戸ものしり図鑑
著者:花咲一男
発行所:株式会社 主婦と生活社
発行年:2000/1/24
定価:2000円
まず第一の感想が「これ、すっごく読みやすい!」です。買った後についつい読みふけってしまったほどでしたから。(^^;
江戸時代の様々な事情について記載されております。本の構成は、「町と名所」「社会の住民」「住居と生活」などといった大きな項目でジャンル分けされており、その中で更に細かく江戸時代における様々な事情についての説明が記載されております。説明には浮世絵や挿し絵がふんだんに使われており、更に花咲先生による説明書きがかなり分かりやすく簡潔に書いてあるため、私でも簡単に読むことができました。
ただ、さすがに様々な事情について記載されているので、一項目自体のページ量は専門的に江戸を調べてみたいと思う人からみたら、物足りないと思われるでしょう。ですが、「この本を読んで、江戸の寺子屋に興味をもった!」など、「興味を持たせてくれる本」としては、これはかなりいいです。「何か面白そうな江戸はないかなぁ〜」なんて思った方にはぜひこれをご一読されることをオススメします。新たな興味がもてると思いますよ!(^o^)


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近世風俗史(一)
著者:喜田川守貞、宇佐美英機校注
発行所:岩波文庫
発行年:1996/5/16
定価:950円
江戸時代のさまざまな風俗についてを著者・喜田川守貞が図等を交えて詳細に説明した「守貞漫稿」を翻刻したものです。 全五巻の中にはなんと約七○○もの諸風俗が掲載されていて、さながら百科事典ともいえるその情報量により、近世風俗史の基本文献ともされているほどです。
一巻は時勢地理家宅人事生業雑業貨幣についてが書かれています。
お店の看板図や行商人の姿などが描かれている「生業」路上にて様々な芸を披露する人々の姿を描いた「雑業」の項目が大好きで、ちょくちょく目を通しております。 江戸時代における風俗を学ぶ人にとっては、まさに登竜門とも言うべき書籍ではないでしょうか?
2002/9月現在、全五巻の内、四巻までは出版されております。
原色 浮世絵大百科事典 第三巻
編者:原色浮世絵大百科事典編集委員会
発行者:鈴木敏夫
発行所:大修館書店
発行年:1982/4/15
定価:9500円
ページ数:148
原色浮世絵大百科事典の第三巻は様式・彫摺・版元の解説となっております。
浮世絵にもさまざまな様式が存在しています。
私も今まで、いろいろな様式の絵に会ってきましたが、聞いたこともないような種類の絵がたくさんありました。
例えば、「紅嫌い」「姉様絵」「着せ替え絵」など・・・凄いです、見たことありません。(゚o゚)
また、彫摺においては、浮世絵版画ができるまでの行程を浮世絵を用いて説明されています。
出版と販売に関する様々な事も描かれているので、浮世絵がどうやって庶民の手に渡るかなどを調べる際にはとても便利だと思います。
普段、なにげについていた幕府の検閲を受けた証の「改印」ですが、これにも様々な種類が存在し、改印の種類によって時代まで判別可能。知らなかった。(ToT)
原色 浮世絵大百科事典 第八巻
編者:原色浮世絵大百科事典編集委員会
発行者:鈴木敏夫
発行所:大修館書店
発行年:1981/4/30(S56)
定価:8500円
ページ数:142
この原色浮世絵大百科事典は全十一巻あります。
「作品」の巻は四冊あり、時代によってわけられております。
これはその第三冊で寛政・享和・文化・文政・天保期の浮世絵師十八人を中心にその他の絵師の作品も掲載してあります。
浮世絵師・作品を、時代順・様式別等に配列してあることにより、掲載されている作品を通じて時代の変化などをつかむことができると思います。
作品の解説だけではなく、当時の時代背景なども記載されており、これを読んでいくだけでも十分面白いです。
かなりの数の作品が掲載されているので、私が浮世絵を探すときにはまずこの事典を参照することにしております。
原色 浮世絵大百科事典 第九巻
編者:原色浮世絵大百科事典編集委員会
発行者:鈴木敏夫
発行所:大修館書店
発行年:1977/8
定価: 8500円
ページ数:142
原色浮世絵大百科事典の第九巻は歌川広重〜小林清親までの絵師達の作品が掲載されています。
第一章「広重と風景版画の大成」と題して天保〜幕末期
第二章「清親と明治の浮世絵」と題して明治期
第三章「江戸後期の上方浮世絵」と題して安永〜明治にいたる浮世絵が掲載されています。

江戸から文明開化の明治にいたる浮世絵は素人目から見てもはっきりと分かるぐらいの変化が生じております。
西洋画の本格的移入と普及と共に、絵師達もこれらの技術を学んで工夫していったのでしょう。
また上方絵師達の作品も掲載されており、江戸絵師達との違いを見るのも面白いですよ。


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●さ〜そ●
新版 江戸名所図会 上巻
新版 江戸名所図会 中巻
新版 江戸名所図会 下巻
校註者:鈴木棠三・朝倉治彦
発行所:角川書店
発行年:1975/1/10(S50/1/10)
定価:2800円
(上・中・下セット8400円)
ページ数:814
江戸名所図会の絵がぎっしり詰まった書籍です。
それぞれの絵について、難しい漢字でですが解説付きなので、読んでいけば理解が深まるかと思います。
(読むのに苦労しますけどね。)
この本を購入した本屋さん(神田・高山書店)の店主さん曰く
「この本人気あるんですよね〜。良い本ですよ〜。」
いざ使ってみて、その人気の理由に納得です。
大きさが約B6サイズなので、手軽に扱えて便利ですし、中の印刷もしっかりしております。

時代風俗考証事典
著作者:林 美一
発行所:河出書房新社
発行年:1977/10/30
(新装再版)2001/1/30
定価:3900円
ページ数:705
 【知っているようで知らない歴史上の日常生活場面の考証】とあるように、意外と日常生活では分からないことが多いんですよね〜。 私が自作時代小説などを書いていると、これがまた難しいことでして、つい放送中の時代劇を参考にしてしまうのですが、この時代劇で見知った常識とはかなり嘘が多いらしいんです。 TVという性格上、映像的にわかりやすいものにしなくてはならないというのが主な理由なんでしょうけども・・・
 そういった間違いを指摘して、本当はどうだったのか?というのを事細かに(風俗画、図版によってトイレ・風呂から結婚生活まで)記してある小項目事典です。
 ちなみに「正しい看板の表示の仕方」って分かりますか?(^^; 私は、物の見事に時代劇の常識に洗脳されておりました。(--;


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東都歳時記
(全三巻)
校注者:朝倉治彦
発行者:下中邦彦
発行所:平凡社(東洋文庫)
発行年:1972/11/10
(S50/11/10)
定価:1400円
ページ数:268,296,268

1巻:春(1月〜3月)
2巻:夏、秋(4月〜9月)
3巻:冬(10月〜12月)
私のお気に入りの書籍の一つがこの「東都歳時記」です。
「何月何日に何処何処でどのような行事があったか?」が詳しく書いてあります。
例えば「正月・元日」の項では・・・

○御一門方御譜代御大名衆御禮(装束にて卯半刻出仕)諸御役人方御禮登城。
注1御一門方・・・初登城といい・・・


と年始にあたる行事について書かれておりました。
難しい漢字の連続ですが、ちゃんと現代語訳の注意書きが添えられていますので、漢字に弱い私でも何とか読んでいくことができました。(^^;
「夏にはどんな行事が行われていたのかなぁ〜」のような疑問を感じておられる方にはオススメですね!
自分の誕生日には何が行われていたのか?なんてのも調べると、結構面白いですよ。

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和菓子ものがたり
著作者:中山圭子
発行者:山崎幸雄
発行所:朝日新聞社(朝日文庫)
発行年:2000/1/1 初版
定価:880円
ページ数:332
掲載されている内容が、すべて江戸時代というわけではありません(平安〜現代)が、和菓子についての様々な話が掲載されております。
とはいえ、南蛮菓子についてや、江戸時代における菓子屋の形態、羊羹の伝来をはじめとしたお菓子の歴史・味・形・周辺事情などが多々掲載されているので、お菓子の参考文献としても申し分ないものだと思います。 また江戸時代におけるお菓子文献名もたくさん掲載されておりますので、お菓子について何か良い文献を探している方などはご一読をオススメいたします。
「和菓子ものがたり」という題名通りに、それぞれのお菓子に物語があり、それを読むだけでもお菓子というものの面白さが伝わってきます。 個人的には「珍名菓子」という項目が大好きです。 「べらぼうやき」「野郎餅」、あげくのはてには「はなくそ」なんてお菓子があるんですからね!
すごい名前だなぁ〜と思いつつ、楽しく読ませていただきました。
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