体感劇とは?


 ひとあそかいのHPを見ているとたびたびこの言葉を目にすると思います。
皆さんこの言葉はなんじゃ?とお思いなことでしょう。
 そこでここでは順を追ってこの言葉を説明してみようと思います。

はじまりは
 えーと、なんだったでしょうね?(ー_ー;)
 とにかく、ある日思った訳ですよ。我々のやっているTRPGは他とは違うんじゃないかって事を!じゃぁ、何が違うのか?それを書く前にその基盤となる事についてまとめてみます。


プレイスタイルの違い
 俗に言われるプレイスタイルという物は当時、すでにいくつかのタイプがいる事が雑誌(RPGM)などで取り上げられていました。キャラクタープレイ派、ゲームプレイ派、ストーリー派などです。詳しくはよく覚えてませんが(資料もないし…)当時の雑誌ではそれらのタイプが混ざり合っても出来るのがTRPGの醍醐味だ、というような事が書かれていたと思います。

 そこで考えてみます、はたして自分はどのタイプなのだろうか?
ゲームプレイ派………間違ってはいないけど(ルール好きだし、ルール無視するのはやっぱつまんないし)これだけって気はしないな。
ストーリー派………これは違うな(ストーリー重視って事はないよね、でも面白いストーリーにこした事はないし)。
キャラクタープレイ派………うん、きっとこれだね(キャラクターに感情移入しまくりだもんね)!
と言う訳で長い事、私は自分をキャラクタープレイ派だと思ってました。

キャラクタープレイ派のアニキ
 それなりにプレイの回数もこなした頃、ある強烈なキャラクタープレイ派の方とプレイする機会に恵まれました。
 彼はキャラクタープレイこそサイコー!と信じて疑わない人です。彼は自分のマスターしたゲームで、プレイヤーの女の子が感極まって泣き出した事があるという、強力キャラクタープレイヤーなのです。そりゃさぞかしおもしろかろと期待して卓についたのです。
内容はよく覚えてませんが(その程度?(;^_^A)結果はつまんなかったのです。
 えーと誤解のない様にいっときますと、これは全部が彼のせいではないです。が、彼のせいでつまらなかった部分も確実にあったのです。

陶酔、恍惚、いい感じ
 それと時を同じくして、おもしろいと思えるプレイに出会いました。
 これは、私がTRPGではじめてのキャンペーンでの事です。
 すでにその頃、キャンペーンを始めて2〜3年は経ってたと思います。最初の頃の、失敗や醜態にもめげず、やり続けたキャラクターですから、すでに思い入れもたっぷりです。周りの人に自慢して歩きたいほどでした(←ばか)。
 そんな大事なキャンペーンでの事です。シナリオが進んでいくほど、自分がすでに別人の感覚、マスターの描写する風景が面前に広がり、そこには仲間達がいました。声を張り上げて振るメイス(ダイス)命を掛けて戦った高揚感、仲間との再会………
 メッチャおもしろかった(*^0^*)>
プレイ終了後、プレイヤー達の興奮も冷めずに何時間も話続けてました。
 そうかこれだ!これがいいよ!
 でもこの時はまだ、このキャンペーンだから出来た事なんだと思ってました。
一度味わったらもう…
それからの私はあの恍惚感を求めてTRPGをする事になるのです。なにせ1度味わったらこれが、たまらない……
癖になるどころか中毒になった私はヤク中のようにTRPGをやりました。頭の中ではいつもあの恍惚感で一杯……今でも思い出せば……
………TRPGやらせろーー!!はっ!失礼
話が脱線してしまいました。

恍惚感の正体
 何度か試すうちにあの恍惚感を再現するのは、コツさえつかんでしまえば、そんなにむずかしくないということがわかってきました。
 ではそのコツとは何なのかといいますと、一番重要なのは参加者の全員が同じ意識を持つことなのです。別の世界に自分の意識を飛ばす。その気持ちがあるか?ということなのです。当然、参加者全員がです。
 もちろん細かいところは他にもいろいろあるんですけど(世界感にだけ没頭してもキャラクターに感情移入してなきゃ意味ないしね)まずは全員の意識を統一することなのです。
 で、ここで問題になってくるのが別のプレイスタイルの方々。これは
「今からこういう遊び方で遊びますから。じゃぁ、全員用意はいいですね?」とか言っても
「えっ、ちょっとまってよ、いつものじゃダメなの?」てなことに。プレイヤーさん達が初心者だったとしたら、
「TRPGはこういう遊びなの」とかって言う事も出来るでしょうけど、今までのメンバーでやろうとか、コンベンションでやろうとすると納得いかない方々もいますよね?当然です、なぜならいままでのTRPG界の常識とちがうのですから。


究極の方法

 そこで考えたのですよ。この状況で、我々の目指すプレイスタイルを世の中に提供する方法を!それが自然と誰でもあの夢のプレイスタイルになってしまう、スーパーなルールをつくる事!そういう訳でひとあそかいは発足され、その夢のプレイスタイルは「体感劇」と名づけられたのでした。

そして
まぁ、だいたいこんな感じで『体感劇』と「ひとあそかい」は出来たのですが最後に一つ、このページだけ読んでると私はメチャメチャ演技過剰なプレイをしているように思われそうですが、実は全然ちゃいます。
 実際の私はゼーンゼン演技へたで、なんとかキャラクターのセリフを言うに留まっております。
 「体感劇」でも、演技は出来るにこした事がないけど必ずしも重要なファクターではないのです。その代わりに「古き絆」では感情を表現するのに〔表情カード〕を使うといった具合に、ルールがその部分をフォローするのです。

 はてさて。最近、キャラクタープレイが究極に求めてるものは演技力なんじゃないかって気がしています。もちろん私説ですが。アニキとのプレイがつまらなかった原因の一つに、アニキの演技力のなさがあるんじゃないかと思ったりもするのです。