無限のフロンティアEXCEED
バンダイナムコゲームスDS評価:A
 あの無限のフロンティアをEXCEED(限界を超え)させた続編がついにやってきた。何もかもが前作よりもパワーアップ。シナリオボリュームにしかり、仲間の数も、使える技も何もかもが。前作をきっちりと踏襲しながらも、前作であった不満点はかなり解消され、かなりの満足度になっています。

 本作のジャンルはRPGで2Dマップのあちこちを駆けずり回り、シナリオを進めていき、戦闘を重ねてはパワーアップしていくという古くからあるRPGそのもの。

 まず戦闘面。これはナムコ×カプコンをから一連のシリーズをやっている人にはお馴染みになっている格闘ゲーム風の戦闘になっています。キャラクターターン制で、順番が回ってきたキャラクターはいくつか技を持っており、技に設定されたコストと威力を見据えて技を出す順番をセレクトし、最大5回までの攻撃を戦闘時に繰り出せます。繰り出すボタンは一つだけで攻撃すると吹っ飛ばされたりするので、その動きを見計らって次の攻撃を放つ。敵を地に着かせない様に攻撃していけばコンボ数が稼がれていくといった感じの戦闘です。

 基本はこの技を出していき、必殺技ゲージがたまったら必殺技を出したり、そのゲージを使って特殊技を使ったり、魔法みたいな精神コマンドが各キャラクター持っているのでそれを使ったりとかで戦い方に広がりを持たせていると。

 前作より良くなった点は敵の強制回避がどのタイミングで行われるか図示されるようになったということ。強制回避というのは攻撃の途中で以降の攻撃を全て出来なくなるもので、敵が接地したタイミングで起こります。これが前作いつ起こるかわからなく、ザコですらこれを発動させるのでストレスの元になっていました。今回は強制回避ゲージがあり、このゲージがフルになった時点で敵によって一定の確率が表示され、その確率で強制回避が起こるというものになっています。つまりゲージが溜まってなければ絶対に強制回避は起こらないというわけですね。これによって、かなりのストレスが解消されました。心構えが出来るのと出来ないでは大きな違いがあるということでしょう。

 戦闘のバランスは前作に比べてきつめになってます。コンボ数に応じてSPが回復する仕様になっているので、ザコ戦であってもある程度補助SPを使って一気に倒さないといけない状況になってます。相手に攻撃ターンを回すと普通に進めていると1回にHPの半分近く持っていかれます。雑魚敵にですよ。ボスだと一撃死なんて状況もたまにあります。でも、それがダメかと言われれば、確実に先制して倒さなきゃいけないため、戦闘のテンポが上がるので一概に悪いと言えないかな。

 シナリオ面はネタバレになるので多くは語れませんが、シナリオ展開については賛否があるんじゃないかな。アインストを再利用しすぎだろうとか、敵は借り物の技術ばっかりじゃないかとか、突っ込みどころは多々あるでしょうね。序盤の展開もライターの悪い面がそのまま出た、また追いかけっこかよですし。

 でも、この作品の本質は展開じゃなくてキャラクターの掛け合いにこそあって、帯同キャラが増えたおかげで掛け合いのパターンも増え、戦闘終了後のメッセージが一人台詞のランダムになる場合がありますが、それがなんか妙にかみ合うときとかみ合わないときのギャップが楽しいとか、後はシャオムウは相変わらず自由すぎで、ジョジョネタとかそんなんを平気で出してくる駄狐様でございました。

 前作は1週クリアしたら後やることがなかったわけですが、2週目の楽しみもちゃんと用意されていて、いたせりつくせりかなと。

 前作をプレイしているのだったら是非やるべき作品だと思います。前作を知らないとかスパロボOGやってないよとか言う人の場合は、ちょっとネタについていけない箇所があるかもしれません。まぁ基本作品内で完結させているので、問題ないんじゃないかと思います。多分。前作をプレイしている自分はとても楽しかった。とてもとても楽しかった。

 最後に、ちょっとだけ攻略情報。2週目の覇龍の塔に入る前にはMAXクッキーとお菓子を多量に持ち込むことをオススメします。最後で必ず使うことになりますので。

 

戻る