スーパーロボット大戦COMPACT
バンプレストワンダースワン評価:B+
 スーパーロボット大戦シリーズの1つに当たる本作ですが実は最初のスーパーロボット大戦以来、つまりパイロットとユニットと言う概念が出来たスーパーロボット大戦ではじめてオリジナル作品が登場しない作品だったりします。

 まぁそんな事はどうでも良いのですがこの作品今までの作品、例えば第4次大戦とはシナリオの根本が異なっています。プレイしていて一番感じたのがダンバインの舞台であるバイストンウェルやエルガイムの舞台であるペンタゴナにどう言う形にしろ出向いて戦っているという点で異なっています。 この点は今までのスーパーロボット大戦のシナリオイメージを覆すことに意欲を燃やした結果ではないかとおもいます。その分多少無理が見える部分もあり、その辺の整合性と言う点では細かいところで見ればおかしい部分もあるのは確かです。例えば味方になるパイロットなんかがこいつまで仲間になるのかと思わせるところは多少無理は感じさせますが、斬新かつ面白い構成であると考えます。
 またプレイしていた感じたことはシナリオ間の接続はわざと希薄にしているなとも感じました。これによってゲームをプレイすることに集中させていると言えるのではないでしょうか。

 ゲームシステム的にもFのシステムを踏襲しつつ、ステージを選択すると言う新しいシステムをとり入れることによって新しさを前面に押し出していると言えるでしょう。

 そんな本作品ですがプレイしていて非常に感じたのはやっぱりニュータイプが強いなって事。これはニュータイプパイロットと他のパイロットの2回移動の早さが思いっきり異なってしまうためスーパー系なんかは特に戦場にたどり着けないなんて事が良くありました。
 またブライトさんの反則技(無限行動が可能な裏技です。私ほとんどこの技を使っていたため思いっきり難度低かったです。ホントはやるべきではないんですけどね)が使用できるのでゲームバランスとして良くない部分もあるなって事です。しかしその部分を除いてみると、少なくてもFなんかに比べたら戦術的に楽しめる内容ではないかと思います。後半になっても雑魚の攻撃力が高すぎて一撃で落ちてしまうとかそう言うことが少なかったですから。全体的に攻撃力を抑え目にしたのがこの結果ではなかったと思います。

 さて全体的はそこそこに出来が良いと言えるこの作品の最大の欠点は何か? それはワンダースワンという筐体の欠点でもありますがプレイしていて非常に目が疲れるということです。とにかく私にはこれが堪えました。

 そんな欠点はありつつも基本的に電車などでの移動時間が長く、更にスーパーロボット大戦のためならハードを買うことも辞さないと言う人でしたらこの作品はプレイする価値はあると思います。全33ステージとこれまでの作品よりもステージ数が少ないのも気軽にプレイできる要素であると思います。

 今までよりもストーリーはさほど重要視されてはいませんがステージボーナスによる特殊能力の付加といった育てると言うことが出来る作品であり、ワンダースワンに入力するパーソナルデータによって精神コマンドが変わるというシステムによって自分独自のプレイが出来る作品ですから。


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