今月のジャイアントロボ 〜バベルの籠城〜(1〜10)
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2012年2月18日(4号)
[第11話]/梁山泊帰還
草間大作が梁山泊に帰還した。
だが復活したライセが最初に狙ったのは梁山泊であり、いまは廃墟となっている。
大作が探しにきたのは父の残したGR=IIとGR=IIIだ。
やはりコイツらか!
ビッグ・ファイアに直属の護衛・陸海空の三つのしもべがいるようにッ!
草間博士がつくった最強ロボット、陸海空の三機のジャイアントロボ兄弟機だ。
100万の援軍よりも心強い。
でも、
きっと十桀衆や九大天王のほうが強いんだろうな
。
GR=IIとGR=IIIは呉先生が修理しておいてくれたらしい。
でも、バベルの籠城戦につれてこなかったので、整備が充分じゃなかったのだろう。
戦力が足りない今は整備不良のロボでもノドから手がでるほど欲しい。
当時の大作はロボット使いが荒かった。
そのへんを反省しつつ、GR=IIとGR=IIIに力を貸してほしいと頼む。
大作の声にロボたちが応えた!
って、応えてない!?
反抗期か!?
GR=IIとGR=IIIは大作の言うことを聞かず銀玲をつかまえる。
ロボの反抗期にしては明確な意思があるようだ。
大作の命令にしか従わないようにロボにはプログラムされていたはず
。
なぜ、ロボ二体は言うことを聞かないのだろう。
大作の影武者でも用意したのか?
いっぽう、外で待機している十桀衆の素晴らしきヒィッツカラルドと激動たるカワラザキが何者かに急襲される。
強力な射撃と、ヒィッツカラルドの指パッチンをハジキ返す防御力だ
。
まだ、これほどの強敵が世界にも残っていたのか?
その男の名はッ!?
「虎牢関・呂布!!!」
三国志演義における最強の男・呂布の登場だ!
不朽の名作・
三国志
から知の最高峰・諸葛孔明につづいて呂布が参戦してきた。
ってことは、十桀衆を攻撃したのは弓矢か。
呂布や弓矢も得意で、漫画だと二人まとめて貫通させたりしている。
敵として登場したのなら、かなり厄介なヤツだ。
なお、呂布は三国志だと飛将というアダ名がある。
飛将は前漢の名将・
李広
のアダ名だ。
弓矢が得意だった李広のイメージが呂布にピッタリだったのだろう。
三国志時代の武将はあまりアダ名をもっていない。
呂布の部下
高順
は陥陣営というアダ名をもっている。
アダ名をもっている将が二人もいるってのは珍しい。
きっとヤクザな荒っぽい軍だったのだろう
。
この呂布は虎牢関というアダ名になっている。
呂布がもっとも輝いた戦いが虎牢関だ。
劉備・関羽・張飛の三人と互角に戦うし、軍勢をひとりで押しかえす。
「よしお前たちはここで右の兵を食い止めろ」
「俺ひとりで右の兵を片づけてやる」
って感じで、ひとりで右の軍を蹴散らしてしまう。(
文庫版3巻
)
ギリギリ人外って感じの強さだ。
これがジャイアントロボ世界向けにカスタマイズされたら……
ひとりでGRシリーズを片づけるぐらい やっちゃいそうだ。
(更新 2012/2/25)
2012年3月19日(5号)
第12話/驍勇無双の男
横山光輝三国志における最強の男が呂布だ!
その呂布がよみがえった。
いや、どの呂布だよ。
ジャイアントロボ世界における呂布はどんなポジションなんだ?
と言うワケで、激動たるカワラザキ&素晴らしきヒィッツカラルドが解説してくれる。
ヤツこそは大凶の呂布だ。
大作を助けようと襲いかかったカワラザキ&ヒィッツカラルドを一撃でしりぞける。
ヒィッツカラルドは手を戟に貫かれた。カワラザキは石突で腹を突かれている。
一本の戟の両端で同時に撃破だよ。どんなマジックをつかったんだ?
『かつて 先代の梁山泊 九大天王とBF団 十傑衆が共同戦線を組み
たった一人の男を捕らえようと挑む戦いがあった!!
総勢十九名の能力者に対し敵は呂布のただ一人!!!』
呂布 = 十傑衆 + 九大天王!
強すぎだッッ!
でも、呂布といえばひとりで劉備+関羽+張飛の三人と戦ったり、典韋+許褚(チョ)+夏侯惇+夏侯淵+李典+楽進の六人と戦ったりしている。
十九名と戦っても不思議じゃない。
呂布は19人と12日間やりあう。
十傑衆と九大天王は何名かが命を落とし、それでも呂布を倒せないと悟る。
そこで、のこった十傑衆と九大天王は命がけで呂布を封じたのだ。
虎をもとらえる監獄・
虎牢関
はこうして誕生した。
生きのこった人間は、晁蓋、幻妖斎、樊瑞、カワラザキの四人だけだ
。
封印された地の名前がそのまま二つ名になったのか。
大凶ってのは暴れていたころの名前ですかね。
十傑衆と九大天王の大半が倒されちゃっただけに、この後しばらくは平和だったんだろうな。
のこった人間はいずれも一流だ。
やっぱり強くないと生きのこれない世界だな。
呂布という猛虎を解き放ったのは、やはりライセだった。
だれがライセに知恵を吹きこんだのだろう。
古今東西、権力者には人が群がるものだ。
危険な軍師が背後にいるのかもしれない。
そんな不安はともかく、いまそこにある危機は呂布だ。
大作には九大天王と村雨一家の加護・万里の壁がある。
ところが呂布には通じない。
なにしろ、実力的が十九傑大天王衆だもんな。
たぶん、あと5人分ぐらい足りない。
だが、草間大作には最強のロボット・ジャイアントロボがいるッッ!
ロボの手が呂布を押さえつけた。
イケる。イケるぞ、ジャイアントロボ!
さらにダメ押しだ。
各地に散っていた残りの十傑衆が駆けつけ、呂布に攻撃をくわえる。
お前ら今までどこにひそんでいたんだよ。
奇襲効果を最大限に上げるため、ギリギリまで切り札をとっていたってコトか?
『集結!! 十傑衆!!!』
衝撃のアルベルトが参加していないが、生きのこった5名の十傑衆が集結だ。
左から、命の鐘の十常寺・激動たるカワラザキ・素晴らしきヒィッツカラルド・直系の怒鬼・暮れなずむ幽鬼と集まりました。
怒鬼が先頭にいるのは、彼だけが『闇の土鬼』で主役はってたからだろうか?
でも、呂布には19人で足りなかった実績がある。
まだ勝てないんじゃなかろうか。
でも、応援の当てが無いんだよな……
大作は呂布に勝てるのか?
次回につづく。
……ところで、呂布って丸顔だ。
なので驚くと、かなり可愛い顔になる。意外だが。
大塚署長とほぼ同じ顔だよ。
この顔で傾国の美少女・貂蝉を口説いたんだろうか。
呂布は癒し系武将だ。
(更新 2012/3/31)
2012年4月19日(6号)
第13話/集結! 十傑衆!!
先代の十傑衆と九大天王を15人も倒した最強最悪の武将・虎牢関の呂布がよみがえった。
大作の仲間は少なく、敵は強大だ。
このピンチ、どう切り抜ける!?
と思っていたら、
十傑衆が集結した!
これなら勝てるか!?
でも、衝撃のアルベルトがいないんですよね。
5人しかいなくても十傑衆だ。
う〜む、不安だな。
十傑衆たちは旧・梁山泊を集結の場所としていた。
大作には戦力が必要だ → 梁山泊に置きっぱなしのGR-2とGR-3を回収しよう → と言うのを読んで敵がワナを仕掛けているかも → ならば、ワナを喰い破るために戦力を集中だ!
すごい読みあいだな。
諸葛亮がいなくても大丈夫そうだ。
でも、戦力が必要だ → 十傑衆集結、でも良かったのかも。
呂布が復活したのなら、いずれなんとかしなくちゃいけない。
だが、二虎競食の計(強敵同士を戦わせる)を仕掛けたりして、消耗させるなどの方法もあったハズだ。
なぜなら、呂布はおバカだから。
それはもう一ヶ月先のことも考えられないぐらい おバカだから。
きっと十傑衆はあまり細かい作戦や卑怯すぎるワナが嫌いなんだろうな。
みんな基本的に熱血バカ系だから。
やっぱり諸葛亮みたいに嫌われながらも確実に勝利できる作戦を考える人も必要なのかもしれない。
……呉先生は微妙に役に立たないので、居てもあまり変わんないのかも。
ワナを張っても最後は正面から攻めるのが十傑衆だ。
激動たるカワラザキのテレキネシス!
直系の怒鬼の七節棍!
暮れなずむ幽鬼の大自然パワー!
命の鐘の十常寺はゾンビ召喚だ!
素晴らしきヒィッツカラルドがトドメの指パッチンをしようとするが、怒鬼に止められる。
呂布はまだまだ元気だ。
このメンバーでは怒鬼が一番冷静なのだろうか。
術ではなく力と技で戦うタイプだから能力の不足を補うように感覚が優れているのかも。
逆襲の呂布は超元気だ。
気合と迫力があれば、強ければ、人は大きく見える!
うむ、刃牙でも多用されているからマチガイのない理論だ!
横山三国志でも張飛のサイズが大きすぎる時があるのが、この理論と同じにちがいない。
十傑衆も呂布が大きく見えたらビビってしまう。
ジャイアントロボになんとかしてもらいたいのだが、ロボにはGR-2とGR-3が襲いかかる。
GR-2とGR-3を使い捨てにして戦った大作は、そのときの反省でGR-2とGR-3に攻撃できない。
極端から極端に振れるヤツだな。
GR-2とGR-3を傷つけたくないのはワカるが、ジャイアントロボが傷ついても良いのか?
大作には絶対防御の能力"万里の壁"があるんだから、ロボの前に立ちはだかってガードぢてあげたらどうだろう。
人任せではなく自分が痛みを引き受けるような行動をッ!
もっとも"万里の壁"だって、人にもらった能力だよな。
大作はやっぱり他者を操ってこそ輝く人間なのだろうか。
このままでは呂布ひとりに全滅だ。
ところが、ここで鉄牛がおどりでる。
なんか光っている怪しげなモノをもっているぞ。
「教えてあげる…!!」
「これが…!! あなたを倒すためにこの梁山泊へ来た本当の理由…!!!」
銀玲がほえる!
ッが、なんか違うぞ。
戦力増強のために梁山泊へ来たら呂布がいたハズなのに、呂布を倒すために梁山泊に来たことになっている。
お前ら、軍師がいないからって思いつきで喋りすぎだ!
もっとも、諸葛亮も最初から全部見通していましたって言い訳しているっぽいフシがありますが。
なんにしても、これが呂布退治の秘策だ!
どんなアイテムなんだろう。
見た目は光球っぽいけど、ジャイアントロボが回収することでパワーアップするとか?
とにかく、GR-2とGR-3を取りもどさないとダメだよな。
GR-2とGR-3の支配権を奪われるってコトは、ジャイアントロボもヤバいんじゃなかろうか。
だれか軍師的ポジションの人がいたら指摘してあげて!
……いたら、こんな苦労していないか。
(更新 2012/5/2)
2012年5月19日(7号)
[第14話]◆解かれた封印
最強の猛将・呂布が復活し、草間大作と十傑衆は危機をむかえる。
そこで出したのが逆転の切り札だ。
はたしてどんな策なのか?
出てきたのは……
『赤影 参上!!』
十傑衆のひとり赤影だ!
って、赤影かよ。
たしかに強い人だけど、呂布は十傑衆と九大天王の十九人と戦って倒せなかった男だぞ。(
12話
)
十傑衆がひとり増えたところで勝てないだろう。
赤影は梁山泊に攻めこんで、逆に封印された。(
地球が燃え尽きる日9巻
52話
)
だけど、封印されただけで死んでないし、衰弱もしていないぞ!
死んでいないのはともかく、元気ってのがチョット納得いかない。
呂布は十傑衆がひとり増えても問題ないと豪語する。
いっぽうの赤影も呂布が十人いても大丈夫だと言う。
赤影の能力は"影"だ。
影になる事ができる変幻自在の能力である。
いくら強くても力押ししかできない呂布にとって相性が悪いのだ。
属性の相性か!
でも、呂布が襲ってきたのは偶然だし、赤影が役に立ったのって偶然だよね。
たとえ行き当たりバッタリで上手くいっても、成功すれば最初から計画どおりとドヤ顔する。
軍師・諸葛孔明の手腕を受け継いでいるな。
『くらえ!! 重激 十傑掌!!!』
赤影が動きを封じ、トドメはみんなで攻撃だ。
一連の流れはカッコイイのだが、本当に倒せたのか不安がのこる。
力押し最強の呂布だから、打撃技じゃ倒せなさそうなんだよな。
とりあえず動きを封じた呂布は置いといて、十傑衆たちはGR-IIとGR-IIIを破壊しようと言いだす。
たしかに倒せるときに倒しとくべきだ。
でも、もったいない。
戦力として非常に魅力的だし、なによりGRシリーズが三体そろうのはロマンがある。
大作・銀玲・鉄牛の梁山泊派は当然破壊に反対だ。
しかし、十傑衆は折れない。
ロボたちを修理する力は、もう梁山泊にもBF団にもないのだ。
仲間にしても運用していくことはできない。
ジャイアントロボも事情は同じだよな。
破壊されたらそこで終了ですよ。
自己修復装置は、もう使えないよね。
もし、自己修復装置がまだ使えるのなら、ロボの間で使いまわせば無限に修理できそうだけど。
いまは仲間になっているとはいえ、梁山泊とBF団だ。
ながく戦ってきた仇敵どうしで、仲が良くない。
まさに一触即発の状態だ。
と、ここでイキナリ赤影が吐血する。
「おのれ よくも やってくれたな… どうだ俺の…"毒の血"は!!!」
なんと、呂布は毒の血をもっていた。
ただの力押しだけじゃなく、妙な特殊体質でもあったようだ。
なんで毒の血なんだろう。
三国志演義
、つまり
横山三国志
の呂布は裏切りの男だ。
最初の主であり義父の丁原を裏切り殺し、次の主であり義父の董卓も裏切って殺した。(
三国志演義
第三回、第九回)
そののち、劉備の客将になるのだが、劉備がスキを見せた時に裏切って領地をのっとる。(第十四回)
敵より恐ろしいのは仲間の呂布だ。
まさに"毒の血"ですね。
歴史上の呂布は、主の丁原と董卓を裏切って殺した。
丁原はただの主だけど、董卓とは『父子の契りを結ん』でいる。(
呂布伝
)
董卓殺しは呂布も『親子の間柄だから』と渋るなど、結構本格的な関係だったようだ。けっきょく殺すんですけど。
養子の間は董布とでも名乗っていたんだろうか?
その後、袁術の所にいくが『袁術は彼の変節ぶりを憎み、拒否して受け入れなかった。』
で、今度は袁紹のところに行く。呂布は大活躍で働いてくれるが、乱暴者なのであつかいにこまる。
意外と空気が読めた呂布は袁紹のところから出て行くことにした。
『袁紹は今度は自分がひどいめにあわされることになるのを恐れ、刺客をやって呂布を闇討ちしようとしたが、失敗した。』
実績があるから、信用されていませんね。
「呂布の忠誠心は100でも危ない」の法則は当時も健在なのだ!
その後、呂布は張邈(バク)と陳宮に呼ばれて、曹操裏切り軍に加入する。
で、気がついたら裏切り軍の主将になっているんだよね。
それだけ呂布の名声が高かったのだろう。
これも乗っ取りの裏切りだろうか?(呂布と張邈(バク)は一応親友です)
劉備を裏切って乗っ取るのは、だいたい同じ。(呂布と劉備は一応義兄弟です)
実に見事な裏切りの人生だ。
それだけに信用もされていないし。
乗っ取られた劉備はどれだけマヌケだったんだろうという話だ。
もっとも劉備にもイロイロな事情があったと推測できますが。
体内に入れると死ぬ。毒の血ってのは、呂布に似合った特殊体質かもしれない。
復活の呂布に十傑衆は蹴散らされる。
凶刃が次に狙うのは大作だ。
ヤバし、死ぬ!
と言うところで割って入ったのが美女担当の銀玲だ。
『弾丸が…』
『呂布の体内
(なか)
から…!??』
大凶の呂布が凶弾に倒れる!?
これは銀玲の能力なのだろうか。
OVAのジャイアントロボに出てきた銀鈴はテレポートの能力を持っていた。
こっちの銀玲も似たような能力をもっているのかも。
弾丸を呂布の脳内に飛ばし、中から飛び出させる。
さすがの呂布もこれでダウンか?
でも、呂布のことだから脳なんて飾りです! と言い切って普通に活動しちゃいそうだなー
(更新 2012/5/26)
2012年6月19日(8号)
第15話 / 銃弾の謎
黄帝ライセによって、最強の武将・呂布の封印がとかれる。
大ピンチの大作たちだったが、呂布を止めたのは非力な銀玲だった。
銀玲の撃った銃弾が、呂布の頭の中から出てきたのだ!
コレは、どんなトリックなんだろう。
大作には見えていなかったが、十傑衆には弾丸の動きが見えていた。
拳銃とはいえ、弾丸の動きが見えるというのがスゴい。
さすが十傑衆だ。あきらかに人間を超えた集団である。
十傑衆によると、銃弾は空中で姿を消した。
そして、呂布の体内からでてくる。
この現象がしめすことはッ!
『『瞬間移動!!』使い手は"幻夜"!!』
『白昼の残月の一件を収めた あの"天国の門"!!
――その力は星一つをも滅ぼした!!』
「…そして ある意味黄帝ライセより危険な男にして」
「この世で唯一人」
「我らのビッグ・ファイア様に仇なす事が出来る男!!…」
十傑衆がながながと説明してくれる。
銀玲の能力は幻夜と同じ瞬間移動だ。
そして、幻夜の能力はビッグ・ファイアにとって危険なものらしい。
たしかに前に登場した時に幻夜の能力はテレポートと言われていた。(
GR地球の燃え尽きる日4巻
18話
)
銀玲は
触れてもいない弾丸を瞬間移動させている
。
普通の瞬間移動とは質がちがう。
銀玲の能力はかなりトンデモないものだ。
もしかして、地球外の能力だったりして。
こんな理不尽な能力だったら、たしかにビッグ・ファイアでも回避不能かもしれない。
爆弾や毒薬を体内に瞬間移動されたら、たまったモンじゃないだろう
。
そして、幻夜との関係性がにおわされている。
OVAジャイアントロボだと、銀鈴と幻夜は兄妹だった。
今作の銀玲と幻夜も兄妹なのだろうか?
十傑衆的としては、ビッグ・ファイアの脅威は排除しておきたい。
というワケで一時共闘の約束を破ってまでも銀玲を始末しようと動きだす。
味方だった時は頼もしいが、敵となったら恐ろしいのが十傑衆だ。
まさに十傑衆は危険な諸刃の剣だな。
ある意味、OVA版のジャイアントロボみたいだ。
OVA版のジャイアントロボは原子力で動いている。
重要な戦力だし使わずにはいられない。
でも、危険な存在だ。
3.11を経験した現在、OVAを見直すと一味ちがって見えることだろう。
十傑衆は銀玲を殺そうとする。
大作とジャイアントロボが、十傑衆の前に立ちふさがった。
さっきまで共に戦っていた者たちが、争うのか?
と思っていたら、ここで呂布が復活だ。
厳密には復活じゃないらしい。
死ぬ寸前の悪あがきで、エネルギー体となって銀玲に襲いかかる。
もうすぐ死ぬといっているのに、なんて元気なんだ。
ジャイアントロボはエネルギーを吸収できる。
呂布のエネルギーも吸収だ。
だけど、呂布はふたたび実体化(?)して銀玲に襲いかかる。
銀玲にさわっているから、実体化しているよな。
銀玲の危機を救ったのは、黒旋風・鉄牛だった!
呂布を上空に吹き飛ばす必殺技はまさしく黒旋風だ!
って、鉄牛が活躍した!?
梁山泊における噛ませ犬で粗忽者の鉄牛が役に立ったのか?
まさか最終回じゃないよな。
それとも鉄牛の死亡フラグか?
死ぬ前の輝きなのかよ。
予想外の展開で次回につづくのであった。
OVAのジャイアントロボや、今までの『バベルの籠城』だと、鉄牛はそんなに強くなさそうだったハズだ。
実力を隠していたのだろうか?
そういう器用なヤツにはみえないけど。
原点である
横山水滸伝
や、さらにその原作の
水滸伝
だと、
鉄牛(李逵)
は最強クラスの豪傑である。
ちなみに、李逵が本名で鉄牛は異名だ。
横山水滸伝だと、少年向けだから簡単な名前にしているのかもしれない。公孫勝も一清道人と呼ばれているし。
『李逵は、水滸伝の主要人物のなかで独立の物語を持たぬ数すくない人物の一人である。にもかかわらずわたしは、李逵を。宋江とともに、水滸伝の主人公である、あるいはすくなくとも梁山泊集団の性格を代表する人物であると考えている。』(
水滸伝の世界
)
と、言われるほどの重要人物だ。
梁山泊集団ってのは、無頼なならず者集団という部分と帝に忠誠を誓う官軍としての部分がある。
前者の代表が李逵で、後者が宋江なのだ。
ポジション的には、孫悟空と三蔵法師、張飛と劉備って感じの暴力と制止って感じの関係ですね。
本来は強さと暴力と粗忽の象徴なのだ。
そんな暴力の象徴である李逵が、ジャイアントロボの世界にきて鉄牛になると、イマイチ活躍できない。
一般人に比べればじゅうぶん強いんだけど、十傑衆の前だと、その他大勢あつかいだ。
ココにきて鉄牛が羽ばたけるのか? 輝くのか?
次回、歴史がかわるッッ!
(更新 2012/7/3)
2012年7月19日(9号)
第16話 / 猛る野生…黒旋風!
銀玲のピンチに鉄牛が覚醒した。
なんか強いぞ!
強い鉄牛なんて、夢みたいだ。夢オチじゃないよな。
急な覚醒にはどんな秘密があるのだろうか?
「うるせえ 俺にもよく分からねェよ!! ただ銀玲を……」
「守らにゃと思っただけだ!!」
鉄牛もよくワカっていないようだ……
銀玲のピンチに覚醒する能力みたいですね。
大作のピンチじゃ覚醒しないんだろうな。
かなりワガママな能力だから使いにくそうだ。
これなら明日にでも弱くなれるぞ!
さて、銀玲の"瞬間移動する銃弾"は、どんな経緯で身についたのだろうか?
やっぱり幻夜と血縁関係があるってことか?
疑問の答えは鉄牛と銀玲のうちにあった。
10年前の梁山泊陥落のとき、鉄牛と銀玲は幻夜に出会う。
鉄牛は銀玲を守るため幻夜と約束をかわす。
幻夜は銀玲に五発の弾丸をわたした。
瞬間移動の奇跡がつまった弾丸だ。
なぜ幻夜が銀玲を助ける気になったのだろうか?
そして、鉄牛と銀玲の関係はなんなのだろう。
兄妹じゃないみたいだし、鉄牛は銀玲を『この娘』といっているから初めて会ったというレベルなのかも。
とりあえず、幻夜と銀玲に血縁関係がないコトだけはわかった。
「ただし この事は他言無用…」「もし一言でも喋った時には」
「思いもよらぬ不幸が この娘に訪れると」「覚悟するよう…」
幻夜さん、はっきりしない忠告ですな。
なんか『
すごいよ!! マサルさん
』(
AA
)で、宇宙人に勝負を挑んで勝ったらチャームポイントをもらうが、負けたらみんなガッカリすると思うよ、って言ったみたいだ。
もうちょっと具体的に言ってくれないと、守る気がおきないような……
思わせぶりなコトを言うだけいって、なにも考えてないとかじゃないよね?
銀玲を守るため、鉄牛は沈黙をつらぬく。
うなる黒旋風で十傑衆をよせつけない。
だが、体術に優れた直系の怒鬼が七節棍で鉄牛の動きを止めた。
やっぱり、6対1じゃかてないか。しかも相手は十傑衆だし。
『さすがなり十傑衆!!』
「ならば」
「娘のトドメは我々が!!」
とつぜんの雷のように、なぞの声がひびく。
そして爆発だ。
銀玲と鉄牛は爆発の中心にいる。
大作には助けにはいる余裕がなかった。
しかたなく、銀玲はのこり4発(?)の弾丸を使用し、いずこかへと消える。
とりあえず銀玲は逃げることができたようだ。
だが、大作の周囲を十傑衆が守っているかぎり、大作に会いにくるのは難しい。
またしばらく、男とオッサンだけの世界になりそうだ。
花が少ないなー
ところで、最後の攻撃はなんだったのだろう。
"我々"といっていたから、呂布じゃない。
と思っていたら、呂布のなきがらというか、皮膚がヒラヒラまっている。
激情にかられた激動たるカワラザキが思わず、抜け殻を攻撃した。
年齢を感じさせないアグレッシブな行動はまさに激動の男だ。
だが、呂布のむくろはワナだった。
何者かに腕を引きこまれたカワラザキは右腕をねじり切る。
呂布のむくろに潜んでいた影が表にでた。
その数は五つだ。
『解放!! 三獄死!!!』
げぇっ、関羽!
虎ヒゲじゃない張飛に、美形じゃない固太りの趙雲に、馬超、黄忠もいる。
三国志・蜀の五虎大将軍が勢ぞろいしているぞ。
呂布が出てきたと思ったら、今度は五虎大将軍だよ。
コイツらはヤバい。ヤバいぐらいに強いぞ。
どれも呂布と互角に戦えるつわものばかりだ。
十傑衆6人じゃ、ちょっとキビシイかもしれない。
なんか戦力強化にきたハズなのに、敵ばっかり増えているな。
関羽・張飛・趙雲の三人は平服をきている。
趙雲だけはカブトをつけているのは、見分けがつきにくいからだろうか。
むしろ、関羽と張飛が戦場でもカブトをつけないんだよな。
コイツらにとっては戦場なんて散歩の延長なのかもしれない。
黄忠と馬超は、鎧とカブトをつけているようだ。
馬超はカブトつけてないと見分けがつきにくいしね。
なお、カワラザキの右腕をネジリ切ったのは馬超だ。
馬超は三国志演義で韓遂の腕を切り落としている。(
三国志演義
第59回)
腕切りエピソードのある馬超らしい行動だ。
正史だと腕を斬りおとしたりはせず、韓遂はその後も生きて曹操にあらがっている。
どっから、この腕きりエピソードが生まれたのか不思議だ。
呂布クラスの猛将が5人も登場した。
コイツらは危険人物として呂布といっしょに獄につながれていたのかもしれない。
すでに獄死していて、怨念みたいな存在なのかも。
今必要なのは、成仏させるお坊さんかも。
となると、神父姿の幻夜がでてくるのかもしれない。
それにしても、
5人なのに三獄死
とはなにごとだろう。
(更新 2012/7/24)
2012年8月19日(10号)
第17話 / 呂布と三獄死
最強の武将5人がそろった。
彼らこそ、恐怖の
三獄死
だッ!
五虎大将軍の勢ぞろいは演義でも実現しなかったので、まさに夢の競演である。
そのころ黄帝ライセの居城に侵入者があらわれていた。
ライセの手下を片っ端から切り殺してやってきたのは、
三獄死の筆頭・劉備玄徳
だ。
劉備までいるのか!?
って、コトは諸葛孔明も三獄死から出張してきたのかも。
三獄死はとんでもない人材がそろっていそうだ。
かれら三獄死は太古の昔、戦乱の大陸をおさめようとしていた。
槍の関羽、力の張飛、刀の趙雲、剣の馬超、弓の黄忠!
張飛がひとりだけ武器と関係ない。なんか蛮族みたいなあつかいだな。
文明人らしく道具を使わせてあげて。お猿の孫悟空ですら棒を使っているんだぞ。
青スの剣をゲットした趙雲は、剣担当だと思ったが、刀の担当だ。
剣
は両刃で突きにむいた武器で、
刀
は片刃で斬るのにてきした武器である。
武侠小説の作家・
金庸
を信じるなら、刀のほうが扱いやすい。(
碧血劍
だったと思う)
話をもどす。
三獄死たちは、旅の途中で農民にもてなしをうける。
ところがどっこい罠でした。
毒粥でみんなは血を吐き、力を吸いこまれる。
こうして誕生したのが呂布なのだ。
バッファローマン
もビックリなパワー吸収のパワー形だよ。
五人分のパワーを取りこんでいるから強いんだな。
しかし、三獄死の豪傑たちもマヌケな敗北をしたものだ。
でも、
水滸伝
の好漢たちも
張青
・
孫二娘
の店(第二十七回)や
李立
(第三十六回)、
朱貴
(第三十九回)のシビレ饅頭で死にかかったりしている。
毒マンジュウ率がハンパない。
中国じゃ、旅での食べ物には注意しろってことですかね。
ちなみに毒でシビレさせた人間は殺して、人肉饅頭に再利用(?)する。
張青の店では
武松
が、饅頭の餡に陰毛が混じっているのを見て事情を察し、危機を脱した。
陰毛が混じっているのを見て、事情を察するあたりも人肉饅頭が日常的なコトみたいなあつかいだ。
もっとも、ライトノベルにおけるハーレム率みたいなものだから、事実ってワケじゃないんだろうけど。
水滸伝は当時のライトノベルみたいな物ですしね。
日本男子であれば、いついかなる時に美少女がふってきても抱きとめハーレムへの足がかりにする手腕が必要だ。
そして、好漢・豪傑たちには旅先で毒を盛られても切り抜ける手腕が必要だった。
三獄死たちは、知恵がたりず呂布に吸収されてしまう。
徐州のっとり事件とかやらかした呂布だけに、人のモノは俺のモノの精神なんだろうな。
呂布にあいた弾痕から三獄死たちはぬけだし復活した。
また封印されるのはカンベン願いたい。
そこで彼らが危険視するのは瞬間移動能力をもつ幻夜だ。
なので、
三獄死たちは大作に共闘をもちかける。
ロボの能力吸収で幻夜を押さえれば、倒すことは簡単だ。
いっしょに幻夜を倒してくれれば、かわりにライセを倒そう。
うむ、あやしい。
出てきて、いきなりロボの能力を知っていたり、大作がライセと戦っていることを知っている。
これは呂布の中にいたから知っていたとしてもいい。
それにしても、スラスラと話を組み立てすぎだ。
こいつらが外に出られたのは、偶然ついさっきだったハズである。なのに準備よすぎだ。
劉備はどこからわいた?
かれら三獄死の背後には、諸葛孔明クラスの軍師がいそうだ。
これも、孔明のワナか!?
銀玲に手をださないと確約を得た大作は三獄死と手を結ぶことにする。
十傑衆は銀玲を殺そうとしているから、三獄死のほうがマシだ。
だが、三獄死の真の狙いは大作の右腕だった!
友好の握手、と見せかけて腕を切断する。
カワラザキに続いて、二本目の腕斬りだ!
三獄死の狙いは、大作の右腕に宿る『万里の壁』か?
油断していると絶対防御『万里の壁』も発動しないようだ。
けっきょく三獄死は大作の敵になるのだろうか。
味方を増やすために梁山泊の跡地にきたのに、敵ばっかり増えているよ。
腕が切り落とされるのは、かなりのダメージだ。
大作は直接戦わないのだけど、今後の大変だろう。
それとも、あの腕はくっつくのか?
大作史上で最大のピンチをどうやって切り抜けるのか!?
(更新 2012/8/29)
2012年9月18日(11号)
第18話 / 痛快! 大作の機転
卑劣で強いな三獄死の騙まし討ちで草間大作の右腕がもぎとられた!
最初から三獄死たちはライセにつくことを考えていたらしい。
いっぽう三獄死の劉備もライセに敗れ、雇ってくださいと頭をさげていた。
う〜む。
目覚めてみたら時代が違うし、家も職もない。
そりゃ就職にこだわる人になっちゃうよな。
歴史上の劉備も職をもとめて放浪生活だったし。
でも、最終的に蜀(の国)をみつけました。
それはともかく、大作が大ピンチだ。
三獄死の馬超は勢いにのって大作の命も奪おうとせまる。
ところがどっこい、大作が反撃した。
もぎとられたと思われていた右腕は、先ほどきられたカワラザキの腕だったのだ。
ひろってダミーにしていた!
機転は効くのだが、ちょっと容赦のない非常の手をうってきましたね。
部下の死体を利用するような陰の策略だ。カワラザキは死んでいないけど。
これは大作が強さで世界を支配する覇道に進むということかもしれない。
ライセと同じ覇道で戦えば、世界が荒廃しそうだ。
それにしても、カワラザキの腕と大作の腕を間違えたのか。
太目のオッサンと、ピチピチの少年だぞ。
手だって見ればイッパツで別人とワカるだろう。
三獄死たちは知力少なめの猪武者ばかりのようだ。
大作の攻撃でパワーを吸いとられかけた馬超はみずからの右腕を切り落とし脱出する。
隻腕が多く登場する作品だ。
『バベルの籠城』になってから出てきていないけどアルベルトも隻腕になっているハズだしな。
気がついたら隻腕ばかりになっていそうだ。
大作の右腕は無事だったが、かなり消耗している。
呂布とも戦いすでに消耗している十傑衆とあわせても三獄死に勝てるのかどうか?
ここで三獄死たちが自分たちの名前の由来を語る。
「そうだ!! 我々は戦う前に3つを数える」
「その間に逃げたい者がいれば その場は見逃してやる」
「だが歯向かう者は3つを数え終わった時に」
「地獄の苦しみと共に死す!!」
「それゆえ名前を三獄死!!」
なんかヘンな由来だ。
こじつけている感じが強いな。
ちなみに『三国志』ってのは、歴史書の名前だ。
"志"ってのは、そのまま歴史書の意味でもある。本来は地理とか天文など狭い分野を扱う。
もともと魏国志・蜀国志・呉国志の三つの歴史書だったのだが、いつのまにかまとめて三国志というようになった。
旧唐書の経籍志には正史類に魏国志が、編年類・偽史類に蜀国志・呉国志がのっている。
この頃までは三つの歴史書だったようだ。
だけど、もっと前の隋書の経籍志には三国志がのっている。
人によって扱いがまちまちだったのかも。
だから、三獄死もテキトーな名前でいいのだろう。
元ネタだってテキトーな名前だから。
ちなみに、『三国志』の魏国志とか言うとわずらわしいので、今では『三国志』の魏書みたいな言いかたになっている。
関羽たちも油断すると、テキトーに省略された名前にされるかもしれないぞ。
三獄死は逃亡か死を選べとせまる。
十傑衆は先手をとって襲いかかった。
どんな強敵でもひるまない。
攻める!
と思ったら、6人のカワラザキ+草間大作に化けて逃げだした。
けっきょく逃げるんですね。
逃げているのに、かっこよさをアピールするのがさすがの十傑衆だ。
三獄死は逃げたい者は見逃すと言っていたが、そうでもないらしい。
みんな慌てて大作たちを追いかけていく。
本物の大作とカワラザキは地下に潜んでいた。
6つの内、どれが本物かと問いかけつつ、正解は全部ニセモノだ。
目くらましの基本ですね。
だが、ひとりだけこの場に残っていた男がいた。
隻腕になったばかりの男、剣の馬超だ。
もっている武器は刀だけどな。
一度ダマされたから疑りぶかくなったようだ。
カワラザキは隻腕同士戦おうとする。
なんでも、かつて自分の息子を殺したことがあるという凄絶な人生を歩んだ男だ。
先代十傑衆のリーダーはどんな技を持っているのか?
『面白い!!
ならばワシの命と引き換えの大技でも見ていってもらおうか!!』
こやつ、死ぬ気か!?
激動たるカワラザキ、最後の大技が炸裂する!?
ものすごい死亡フラグを立てながら、最後の輝きを放とうとしているぞ。
ジッさまの強さはどれほどのモノだろうか。
これは次回必見だ。
(更新 2012/10/4)
2012年10月19日(12号)
第19話 / 激動のカワラザキの激情
感想書くのをサボって一ヶ月たってしまった。
遅れを取りもどすために、なるべく早く二話分の感想書くぞ。
さて、
激動のカワラザキ vs. 剣の錦馬超だ!
三国志演義の馬超は知力が低いからワナにかければアッサリ倒せそうな気もする。
ところが、命を燃やし尽くすつもりのカワラザキが出すテレキネシスがけっこう効いているぞ。
超能力は特殊攻撃だからパワー系の馬超にとって弱点なのかもしれない。
ところが、馬超が分身してしまう。
ちぎれた右腕から漏れだす血が増殖して分身を作っているそうだ。
当然ながら、馬超は演義でも正史でも分身したりしない。
いや、そもそも分身する武将がいるのかどうかさだかじゃありませんが。
西遊記
の孫悟空は分身できるけど、アイツ武将じゃないし。
シミュレーションゲームの三國志シリーズで馬超や馬騰(馬超の父)をプレイすると思うことがある。
馬の一族、多すぎ!
右も左も馬姓ばっかりだ。
在野でスカウトしたら出てくるのが馬ばっかりだよ。
一族の名前がよく出てくるからゲームにも登場するのだろうけど。
馬超の血による分身ってのは、多い一族を反映しているのかもしれない。
正史によれば、馬超の一門は二百あまりいたそうだ。(
正史 三国志5
)
たぶん当時の一門ってのは多い場合これぐらい集まってすごしているのだろう。
なお、馬超の一族ですが「私の一門、二百人あまりは、曹孟徳によって誅殺されほとんど絶滅いたしましたが、ただ従弟の馬岱だけが残っております。」という状況だったらしい。
晩年の馬超はわりと思慮深い行動をとったりもする。一族ほぼ全滅ってのがこたえて大人しくなったのかもしれない。
さて、大作とカワラザキは馬超の猛攻にさらされる。
カワラザキは大作をかばい全身に刃を受けた。
それは、かつてカワラザキの息子が自分にした行為と同じものだ。
生涯にたった一度、大切な者を守るために発動できる超能力、それがカワラザキ息子の力だった。
息子の命で生きながらえたカワラザキが最後の大技を出す。
世界を崩壊させる超能力だ。
GR-2とGR-3も崩壊しちゃっているけど、イイのか?
あと、大作もヤバいんじゃなかろうか?
大技すぎて危険な最後の超能力だが、肝心の馬超を倒すことができるのか!?
(更新 2012/11/26)
2012年10月19日(12号)
第20話 / 命という名の盾
カワラザキ最期の大技は世界も馬超も崩壊させる。
その原理は原子崩壊だ!
テレキネシスで原子をひとつずつ引きはがしている!
……って、原子って何個あると思っているんだ。
なんという細かい作業だよ。
Amazonの倉庫に潜入して
緩衝材
のプチプチを全部つぶすような根気のいる作業だ。
カワラザキ最期の技ってのは、これやると過労死するからだろうか?
馬超は自分の体が完全崩壊する前にカワラザキを倒すと、特攻をかける。
騎馬による突撃は馬超の率いる西涼兵の得意技だ。
超能力を使いながら馬超の猛攻を耐えられるのだろうか?
分身した馬超がカワラザキに襲いかかる!
『なんとぉ!? 逆に真っ二つに!! まさかこの太刀筋は!?』
『九大天王が一番手!! 天童!!』
あばれ天童がなぜか復活した。
死んで大作の防御壁『万里の壁』になったハズなのだが……
なんでも、
九大天王は一度だけ外にでて戦うことができるらしい
。
だが元にもどることはできない。
まさに最後の切り札だ。
かつて天童はカワラザキの息子に命を助けられた。(
19話
)
カワラザキをすくったついでというか、眼中になかったけど結果的に助けたってだけでしょうけど。
でも、いろいろと縁のある二人だ。
これはこれで燃える展開だな。
大作は『万里の壁』で九大天王を召喚できるようになった。
こうなると、
赤影+影丸の超忍者コンボ
とかもできそうだ。
期待が膨らむけど、忍者以外のコンボは難しそうだな。
カワラザキと天童の二大戦士の登場に馬超も不利を感じているようだ。
分身を引っこめて一体に集中し、巨大化した!
なんでもアリだな、コイツ。
当然、三国志の武将は巨大化しない。
でも横山三国志の張飛はたまに巨大化しているように見える。初期だけですが。
馬超もなんかの加減で巨大化しているように見えているだけかも。
あ、実体ですか。スイマセン。
カワラザキと天童は大作を守る
「命という名の盾となろう」
と力を合わせる。
このセリフはOVAジャイアントロボにも出てきた。
大作を守る決意の言葉だ。
しぶとい馬超をキッチリ殺すため、カワラザキと天童は一緒になって原子崩壊で消えていく。
大作は、なにもできず二人を見送るしかなかった。
このとき、大作の脳裏に父の記憶がよみがえる。
ジャイアントロボを手放すためのキーワードか!
正直、このネタ忘れかけていたよ。
ビッグ・ファイアは、大作にキーワードを秘密にしておこうと言っていた。(
2巻
第7話
)
大作がいずれキーワードを思い出すと予測していたのだろう。
いまさらジャイアントロボを手放せるようになっても、嬉しくないよな。
タイミングの悪いときに思いだしたものだ。
これも、孔明のワナか?
(更新 2012/11/28)
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