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      ヒーリングとタロット占い  

         NO54

            発行2003年11月15日
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

毎週、読者の皆様方が、健康で幸せになれるように、ささやかな
ヒーリングと、タロット占いをいたします。
詳しくは、下記HPをごらんください。

HP「太陽の館」http://www.geocities.jp/makinoeri1/
お引越ししました。是非、一度、ご訪問ください。
メルアドも変わりました。
makinoeri1@ybb.ne.jp

☆★☆★☆★


あなたの1週間
(11月16日から11月22日)

金運と愛情運に恵まれた、エネルギッシュな1週間になるでしょう。
久しぶりに「タワー(塔)」のカードが出ました。
毎晩寝る前に、「今日も一日よくがんばった」と自分を褒めてあげ
ましょう。


11月16日。
地道な努力が、実を結ぶ日です。
旅行や仕事には、とても良い日。
経済的な地位が上がりそう。
現実的で、頼りになる男性との出会いの暗示。

17日。
何らかの損失や災害に見舞われます。
信頼は打ち砕かれ、トラブルが襲うでしょう。
住居や店舗、土地に関する問題が発生するかもしれません。
自分をがんじがらめにしていた束縛からは、解放されます。

18日。
何らかの損失や災害に見舞われます。
でも、まだ、捜し求める何か、未来を築く礎が残っています。
ある種の後悔や悲しみの気持ちに襲われそう。
お葬式や法事に出席することになるかもしれません。

19日。
いかなることも、この日は勝利に終わるでしょう。
交渉は成功します。
問題は解決され、同意が得られるようです。
良き指導者に恵まれ、自分を魅力的な人物に感じられるでしょう。

20日。
鬱々とした状態に陥りそうです。
人生の目標を喪失したような気持ちになります。
人間関係の終わりなどの悲しい出来事を味わうかもしれません。
血に関係するので、怪我などには、十分注意してください。

21日。
物質的な幸運や、満足感を得られるでしょう。
家庭内の問題は、順調に運びます。
アウトドアでの活動に喜びがありそう。
家の模様替えや、古い家具の処分にツキがある日です。

22日。
永続的ではないけれど、申し分のない幸せを感じることができます。
愛情運に非常に恵まれた日です。
自分よりも恵まれない人の前で、偉そうな態度を取らないこと。
落ち着いた年上の人物との結婚を考えるのには、良き日となるでしょう。


☆☆★★☆☆

幸運を呼ぶネイティブ・アメリカンのタロットカード。
霊的な成長を促します。(クリックすると、詳しい説明が出ます。)
http://www.store-mix.com/ko-bai/product.php?afid=482274&pid=3869&oid=228&hid=10248

☆☆★★☆☆

ヒーリング講座第五期が9月7日から始まりました。

まずは、直接法による味変えから。
味変え占いや、ダイエットヒーリングもできます。

ついで、誰か知り合いの身体を診せてもらいます。
身体の疲れているところを探し、そこをヒーリング。
身の周りの植物もヒーリングします。
これは、とても気持ちがいいと好評です。

「ウイルスおろし」「緊急おろし」
「自律神経と心臓のヒーリング」
「脳と心臓」「ヒーラーが二人の場合」
「融合とセルフヒーリング」

いよいよ、遠隔法に突入しました!
http://www.geocities.jp/makinoeri1/starthp/subpage06.html
遠隔法の「ウイルスおろし」「緊急おろし」「ナイアガラ」は、
とっても簡単で、役に立ちます。

お友達の身体を借りて、遠隔法で「セルフヒーリング」。
とっても便利な方法です。
電話でヒーリング。遠くの友達もビックリ!

☆☆★★☆☆

持ち手を守る「ダビデの星」、ヘキサグラム(六芒星)ペンダント。
http://www.store-mix.com/ko-bai/product.php?afid=584911&pid=22615&oid=250&hid=10248

☆☆★★☆☆

タロット占い通信講座、9月12日開講しました。
http://www.geocities.jp/makinoeri1/starthp/subpage08.html
まずは、天使によるインスピレーションで描かれたトートのタロットカードの美しい画像を見て、
自分の受けたインスピレーションを感じるところから、スタートしました。

☆☆★★☆☆

ヒーリング講座第六期、12月7日開講予定です。

ヒーラーのためのメールによる通信教育
『ヒーリング講座』全12回。
受講費10万円。
http://www.geocities.jp/makinoeri1/starthp/subpage06.html

これは、ヒーリング能力を開発するエネルギー伝授(3万円)込みの値段です。
使い方なんか習わなくてもわかるという方には、エネルギー伝授だけでも承ります。

実は、まきのは、エネルギー伝授に100万円、受講料に42万円払ったんです。
(驚きます? でも、修行時代、無料で1000人以上ヒーリングしてきた、と言えば、
もっと驚くでしょう?)

この講座は、最初、「他でエネルギー伝授してもらって、ヒーラーになったんだけど、
使い方がわからないので、教えて欲しいんですが」と頼まれて、始まりました。

私だって、142万円もかかったのが、10万なら、即習います。
(132万円返せって気持ちですね。)

本当に、様々なヒーラーさんが、巣立っていきました。
今でも、色々な相談が来ますよ。
まきの以上に、バリバリ稼いでいる受講生さん達もいます。
(ちょっと、いや、かなり悔しいかも?)

受講生さん達の特徴として、割合、マイナス思考の方が多いんです。
もちろん、例外もありますが。
そういう方が、いつの間にか、前向きになっていくのを見るのは、いつも楽しみ。

でも、「どうしようかなー」と迷う時は、時期ではないので、やめておきましょう。
自分の後ろから押してくれる風のある時が、やり時です。
「やりたい!」
「習いたい!」

そういう時にだけ、受講してください。
でないと、折角の講座が無駄になるかもしれない!

だって、まきのも、凄く高かったんで、5年ほど悩みましたよ。
でも、「もう、習うしかない」という時が来て、142万円払いました。
後悔はしていませんけど、「高かったな」とは思っていますよ、まったく。

自分で言うのもナンですが、習って損はないですよ。

ご質問・お問い合わせは、まきのまで。
makinoeri1@ybb.ne.jp
「こんなこと聞くの、恥ずかしい!」ことでも、聞いてみてくださいネ。
(*^_^*)。


☆☆★★☆☆  
ご意見ご感想、お待ちしています。
 makinoeri1@ybb.ne.jp
 編集まきの・えりでした。

☆☆★★☆☆

メールによる【タロット占い】と【ヒーリング】

【タロット占い】
http://www.geocities.jp/makinoeri1/starthp/subpage07.html

人生に行き詰ったと感じたら、トートのタロットの出番です。
恋愛、結婚、仕事、運勢、子供、等、ご相談をお待ちしております。

【ヒーリング】
http://www.geocities.jp/makinoeri1/starthp/subpage05.html

ヒーリングは、「ヒーリング希望」とメールをいただけば、わかります
ので、遠隔で行います。
その間30分間は、外出、入浴、運動は控えてリラックスしてください。

また、特別に、「ここ」という希望がありましたら、メールに明記くだ
さい。
体調不良、頭痛・腰痛持ちの方もどうぞ。

ヒーリング、タロットとも、1件3000円です。
効果は保証しますが、軽い気持ちで、お申し込みください。

makinoeri1@ybb.ne.jp まきのまで。

☆★☆★☆★

(ここまで読んだあなたに祝福を!)

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このメールマガジンは、インターネットの本屋さん
『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )
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       “it“

                創刊号

    発行2003年5月11日
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それは、人類よりも、ずっと昔、生物の歴史が始まった時に、地球上に誕生した。

シンプルで美しい生命体。
それが、ウイルス。

空気中。
人や動物の体内。
地中。
ウイルスは、どこにでもいる。
目には見えないけれど、あなたの周囲にも、無数に存在する。
あなたの身体の中でも、ウイルスは生きている。

アフリカで、エボラ出血熱が起こった時、私は無性に怖くなった。
人類滅亡への足音が聞こえる気がした。
これは、致死率9割を超える。
血液感染である。
いくつかの村が、地球上からヒッソリと消えた。

インフルエンザのように、飛沫感染するウイルスもいる。
今回、大流行している、SARSが、いい例だと思う。
しかし、これは、まだ、致死率5パーセント。
私は、もしかすると、空気感染しているのではないか、と恐れている。

エボラ・ザイール(エボラ出血熱)ほどの致死率があり、空気感染するウイルス。
そんなものがあったら、人類は絶滅するだろうが、実際にはあったのである。
「ホット・ゾーン」を読まれた方は、ご存じだろうが、エボラ・ザイールと見分けの
つかないウイルス、エボラ・レストン。

空気感染し、致死率ほぼ100パーセント。
しかし、このウイルスは、猿を大量死させはしたけれど、人間には、
インフルエンザほどの影響も与えなかった。
人類を素通りしてしまったのだった。

ウイルスとは、一体、何者なのか。
それを探っていきたくて、メールマガジンを発行しようと思った。

私は、ヒーラーで、「ウイルスおろし」なんかをしている、ウイルスの敵。
でも、ウイルスが何者かわかってやっていたわけでは、無かった。

ウイルス学者でも、細菌学者でも、生物学者でも無いけれど、ウイルスに
興味と関心を持っている。

もしかすると、人類より長いつき合いを地球としているウイルスというのは、
全体で一つの知恵のようなものを持っていて、突然変異を繰り返している
のでは、などと夢想してみたりする。

不定期ではあるけれど、ウイルスの謎に、少しでも迫っていきたい。
また、読者の皆さんの意見や体験談などを、随時取りあげていきたいと
思っている。

★★☆☆★★ 
  ご意見ご感想、お待ちしています。
fwhx8022@mb.infoweb.ne.jp
 まきの・えりまで。
★★☆☆★★ 

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    精神病院に行ってみよう!!

             創刊号

         2003年5月11日

◎◎◎●●●◎◎◎○○○◎◎◎●●●◎◎◎

若い頃、精神状態最悪で、あー、もうあきません状態になった時、精神科というのは、
敷居が高すぎて、気軽に行くなんて、とーんでもない話だった。

ほとんどアル中状態になってしまった時も、何とかしなければ・・・とは思ったけれど、
精神科を受診するなんて、思ってもみなかった。

強烈な「不安神経症(パニック症候群)」の発作に見まわれた時も、内科で、
精神安定剤をもらって何とかしのぎ、絶対に、精神科のお世話になろうとはしなかった。

その心の底には、精神病院と精神病院に行く人に対する根強い偏見があった。

私は、ずっと思っていたものだった。

「精神科のお世話になんかなったら、人生、終わりだ」
「自分は、精神病患者ではない」
「精神病院で治療を受けているなんて、誰かに知られたら、恥ずかしくて死んでしまう」
「それに、精神病院になんか行ったら、鉄格子の中に閉じこめられて、
二度と日の目を見られないかもしれない」

我ながら、感心するぐらいの凄まじい偏見である。

ところが、ここ数年、息子が強迫性障害で、精神病院のお世話になっている関係から、
いやでも、精神病院に詳しくなってしまった。

また、私自身も、ついでと言っては何だけれど、アルコール外来を受診してみたりもした。

「私は、もの凄く損をしてきた」と思ったものだ。
「しまった・・・もっと早く、もっと大変だった時に、お世話になっておけば良かった・・・」

悔やんでも、後の祭り。
辛かった日々は取り戻せない。

受診しようかどうしようかと迷っている全ての人と、現在受診している方々に贈ります。
色々な精神病院の実態も、教えてくださいね。
随時、紹介していきます o(^o^)o

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   ご意見ご感想、お待ちしています。
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学習塾チェーンの正体

    創刊号
   発行2003年5月2日

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【発行の動機】
不況で大量の失業者の出る時代。
仕事をしたくても、思うような仕事はありません。

かくいう私も、本業は、収入がゼロ。
パートタイムに出ても、時間を削られ、とても食べていけるほどの給料はもらえません。

仕方なく、得意の占いとヒーリングで、何とか、細々と食べていましたが、不定期な仕事
で、先行きは不安。

そんな折り、「講師募集」の新聞広告発見。
そこから、半年間、無給持ち出しの極致をいく過酷な日々が始まりました。
それでも、安定収入を目標にがんばってきましたが・・・

内職商法の上を行く、某有名学習塾チェーンのやり口をお教えします。

自分のバカをさらしますが、今でも着々と、同じような被害者が、全国各地に誕生しつ
つあります。

訴えたくても、ここは、教育者の悲しいところで、可愛い生徒さんが一人でもいると、生
徒さんやご父兄の受ける動揺を考えてしまいます。

こういう教える側の気持ちを悪用して、長い年月、会社を維持してこられたのでしょう。

これ以上、犠牲者を出さないために、どういう具合に、うまく運営されているかを、順を
追って、述べていきたいと思います。

また、法律的な知識がありませんので、そういったお知恵も拝借したい気持ちが大です。

メルマガを発行する決心をするまでに、勇気が必要でした。
「そこまでしなくても」とか「訴えられたらどうしよう」とか。
余計に忙しくなって、自分で自分の首を絞めている気もしないではないのですが。

もし、お知り合いに、「ABC(仮名)」の講師をしたい、と言っておられる方がいれば、
「ちょっと待って。もう少し考えてからの方がいいよ」と言ってあげてください。
また、全国の同じような被害に会っておられる方々、連携しましょう。

それから、これが一番の発行の動機なのですが、毎号最後に、叫ばせてくださいね(^o^)丿

「ABCのバカヤローーーーー!!!!!」

皆さんも、腹立つ対象がありますよね。
もう一度、今度は、ご一緒に叫びましょう。

「○○○のバカヤローーーーー!!!!!」

★★☆☆★★
ご意見ご感想、お待ちしています。
 fwhx8022@mb.infoweb.ne.jp
まきのまで
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     時のない家  
     NO52

     発行2003年8月1日

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆   

☆★☆☆☆★☆
《前回までの話》 
僕は、中学2年の時から学校に行っていない。
そんな僕が、フリースクールに通うようになり、昔の友達とも再会
した。
母親に隠れて、僕は悪いことをするように・・・

☆★☆★☆★
    
  3  悪い仲間 13      

☆★☆★☆★


 女の子を迎えに行くと、その友達が来てたので、一緒に車に乗せた。
 僕達は、得意だった。
 車で女の子を迎えに行けば、絶対、歩いたりするより楽だから、女の
子が乗ってくるのはわかっていた。

 深夜のドライブは気持ちがいい。
 僕も、女の子達も、運転している友達も誰一人として、免許なんか持っ
ていなかったけれど、全員で、遊び半分で、色々な場所場所で、運転
を代わった。

 猿を見に行った時、餌をもらって、全員にわける猿、自分一人で、持
ち切れないほど抱え込む猿がいて、あんまり、人間にすることが似てい
るので、全員で、大笑いした。
 後で考えたら、友人は、その前後一人で、10時間以上、車を運転し
ていたことになる。

 その時、僕達は、疲れも手伝って、グッスリと寝ていた。
 当然だろうけれど、運転している友達は、寝ていなかった。
 僕は、夢を見ていた。
 なぜか、その友人をボカボカと殴っている夢だ。
 友人を何度目かに殴った時、ガガガガという音で目が覚めた。
 その時には、一体、何が起こったのか、全然わからなかった。

 ただ、夢から覚めたばかりの僕に、友人が、額からダラダラと血を流し
ながら、「全員いるか? 大丈夫か?」と何度も何度も繰り返す声が聞
こえているだけだった。

 助手席に乗っていた女の子は、「窓が開かない、窓が開かない!」と
ヒステリーを起こしていた。
 もう一人の女の子は、「(この子)壊れてるう」と言って、ゲラゲラ笑って
いた。
 すごく、非現実的な感じがしていた。

 一体、何なんだ。これは、夢か。または、アニメか……
 サイレンの音が聞こえていた。
 僕は、全然正気に戻っていなかったと思う。
 わあ、パトカーだ、とワクワクし、わあ、救急車まで来た、と思っていた。

 僕は、持っていたPHSで、母親に電話をかけたことを、後で母親に聞
いた。
「今日から始業式でしょう。何してんの?」と母親に尋ねられて、「今、ちょっ
と、立てこんでて、そういう状況じゃないんですわ」と答えたらしい。
「あんたは、いつも、そうやね」と母親は言ったらしい。
 それを後で言われても、その時は、全然何も覚えていなかった、と思う。

 僕達は、訳のわからないまま、救急車で病院にまで運ばれ、そこで、何
か訳のわからない検査を散々され、それから、警察署に連れて行かれた。

 僕は、その日、多分は、事故の起こる直前まで、始業式のあるフリース
クールに行く気だったし、フリースクール関連のボランティアの仕事にも行
くつもりだったし、今年から3年制になる、夜間高校の手続きにも行くつもり
だったと思う。

 そのどれもが、できなくなった。そのことにも、腹を立てていた。
 何で、いつでも、しようと思うことが全然できなくなってしまうのか。
 
                            (次号に続く)
        
★★☆☆★★  
ご意見ご感想お待ちしています。
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 編集まきのでした。
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     ホラー研究会   
       NO61

            発行2003年10月5日

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

HP「太陽の館」
http://homepage3.nifty.com/fwhx8022/
是非、一度、ご訪問ください。
「春樹」のモデルも、探せば見つかります・・・

☆★☆☆☆★☆

ホラー三部作の二作目。
十七歳の絵美が主人公。

『知らない家』では語られなかった、『華さん』の謎が、徐々に
明らかになっていきます。

☆★☆★☆★

    『人形の家』  1

                まきの・えり
    ☆★☆★☆★


 部屋の中に一歩足を踏み入れると、何十体もの人形が、
四方八方から私を見ていた。
 それは壮観だった。

 今までに一度も、それだけ多くの人形を見たことはなかった。
 金髪に青い目の人形も混じっていたけれど、ほとんどが、
肩まで髪の毛を垂らした日本人形だった。
 多分、市松人形と呼ばれている人形だ。
 それぞれが、美しい生地の着物を着て、帯を締めている。

「これ、全部、私の?」という可愛い声が聞こえてきた。
 声の方角を見れば、お人形さんと見違えるような可愛い女
の子が、ジッと私を見ていた。
 髪の毛は市松人形のように肩で切り揃えられ、目がクリクリ
として利発そうだ。

「そうや。今日から、これは全部、春子ちゃんのもんや」と夢の
中の私は言った。

 そうか。
 この子が、春子ちゃんなのか、と私は、改めて少女を見た。

「春子ちゃん、一体、どこに行ってしまったの?」

 夢の中の私は、そのキョトンとして、私を見ている女の子を
ギュッと抱き締めた。
 私の両方の目からは、涙がスルスルと流れていた。

 ハッと気がつくと、私は女の子をではなく、黒い猫を抱き締
めており、猫を撫でている私の手には、老婆のようなシワがで
きていた。

 嘘! と私は思い、そのショックで飛び起きた。

「シワが……シワが……」と叫ぶ私の耳に、クスクス笑う声が
聞こえてきた。

「もう、絵美ったら……座りなさいよ」と隣の席の佐藤由香が、
私の制服のスカートを引っ張っていた。
 私は、ドシンと椅子に座った。

「坂口、シワの心配は、試験が終わってからにしろ」と担任が
言い、クラス中がドッとわいた。

 事態が飲み込めてくると、全身が真っ赤になるほど恥ずか
しくなった。
 ああ、何ということだ。

 授業中に爆睡したあげく、わけのわからないことを叫んで、
立ち上がってしまったのだ。

「あんたって、マジで、恥ずいヤツ」と由香が、放課後、女子
トイレで髪をとかしながら言った。
「寝言言うまで、爆睡すんなや」

「そやかって、超リアルな夢見たんやもん」
「どんな夢?」
「どんな夢って言うたら……」

 あれ? もうどんな夢を見たのか、ハッキリ覚えていない。

「どーせ、今朝のジョギングの君の夢でも見てたんと違うの」
 そう言われて、私は、奇妙な気分になった。

 そう。
 夢には、小さな女の子が出てきた。
 その子には、どこか、今朝見たばかりのジョギングの君を
思い起こさせる雰囲気があったような気がする。

                         (次号に続く)  

★★☆☆★★   
ご意見ご感想お待ちしています。
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 編集まきのでした。
★★☆☆★★

この「人形の家」にもエピソードがありまして。
今までメールでしか知らなかった、四国の友達が、「遊びに
来たら?」と誘ってくれたのです。

私は、ノートを一冊持って、四国まで。
朝、家を出る時、エージェントさんから電話があり、「人形の
家」というのは、いい題ですね、と言っていただきました。

そして、友達の家で、ノートに一行目を書き始めようとした瞬
間、グラグラと周囲が揺れました。
地震です。

そう。
この小説を、家で書くのは、怖かったのです。(ハハハ・・・)

書き始めて、何日目かの夜。
友達が、夜、トイレに起きたら、黒い影があって、てっきり私
だと思って、「えりさん」と肩に手をかけようとしたら、すっと
姿が消えたそうです。

翌日聞いて、内心、キャーーー!!
夜聞かなくて、本当に良かった。
つまりは、そういうホラー用のお宅が、用意されていたという
わけですね。

最近亡くなったというお母さんのお宅も拝見。
そこに、存在を主張している西洋人形が・・・

黒い影も、西洋人形も、小説の中に生かされています。
では、お楽しみに!

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   週刊物語問題研究会   
          NO190

         発行2003年11月15日

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☆★☆☆☆★☆

《前回までの話》
オレの楽しみは、妹の由紀子の言っていることを聞くことだ。
オレは、ベッドで寝たきりで、身動き一つできない。
ところが、17歳の誕生日に、何と! 身体から抜け出すこと
が、できた!!
そして、オレは、身体を鍛え始め、家の外にも出て行くように
なった・・・

☆★☆★☆★☆

       こどもたち   9
        
                      まきの・えり
           ☆★☆★☆★

 夜が更けてから、いつものように、彼女の家をのぞきに行っ
た。
 表札を見て、確か、佐伯萌という名前だった、とようやく思
い出した。

 登下校の時間がダメだったので、安心して肉体を抜けて
いられる、夜更けに行くようになったのだ。
 玄関の横から、庭から、ベランダからと、家の中をのぞく。

 オレというのは、誰にも知られなかったら、こういうことをす
る変態だったのだ。
 また諦めて帰ろうとすると、誰かの足音がした。

 佐伯萌のお父さんだろうか。
 中年のおじさんが、ガチャガチャと鍵を開けている。
 オレは、お父さんの背後に忍び寄って、重なるようにして、
家の中に入った。

『お邪魔します』とオレは言った。
 当然、誰も答えない。
 家の中は暗かった。

 お父さんは電気をつけて、コップに水道の水を入れて飲む
と、コートを脱いだ。

 おいおい、とオレは思った。
 脱いだコートを床に落とすと、背広とズボンを歩きながら脱
いでいる。
 そして、そのまま、布団に倒れこむようにして寝てしまったよ
うだ。

 もしかして、酔っている?
 お父さんをそのままにして、オレは、階段を登って行った。
 一体、オレは、何をしているんだ?

 まあ、とにかく、初めて、彼女の家の中に入れたんだ。
 二階の部屋の一つからは、明かりが漏れていて、テレビの音
が聞こえている。

 もしかすると、この部屋か? と思ったとたん、ギャハハハ、と
いう男の笑い声が聞こえてきた。
 違う。
 彼女の兄貴か弟だろう。

 その時、ガチャッと目の前のドアが開いて、女の子が出てきた。
 オレは、ギョッとした。

 確かに、彼女の面影があるが、小学校時代ショートだった髪の
毛が物凄く長くなっていて、腰の辺りまである。
 それも、長い間とかしたことがないような様子にもつれている。

 いつも可愛い服装をしていたはずだったが、今は、よれよれに
なったパジャマを着ている。
 まあ、オレもパジャマ姿だから、相手のことをとやかく言う資格は
ないが。

 しかし、あの可愛かった子が、こうなるか?
 多分、トイレに起きてきたのだろう。

 彼女には、オレの姿が見えないはずなのに、彼女がトイレに入る
まで、オレは息を殺していた。
 ジャーという水洗の音がして、彼女が出てきた。

 何だか、自分がとてつもない変態になってしまったような気がす
る。
 彼女が、自分の部屋に入る時、お父さんの時と同じ要領で、重な
るようにして、部屋の中に入った。

 ウワッ、とオレは思った。
 キッタネエ部屋。

 あちこちに、まだ汁の残っているカップ麺の空き容器が散乱して
いる。
 空き缶や空き瓶も転がっている。
 布団は、どうやら万年床のようだ。

 見なくてもいいのに、布団の周囲に抜けた髪の毛が渦を巻いて
いるのを見てしまった。

 早く、家に帰りたい、と思った時、ドアノブを回せないオレは、ど
うやって、ここから出たらいいのか、と内心パニック状態に陥った。

 下手したら、明日の朝、ベッドで死んでいるのが発見される……

 そう思っているオレの目の前で、彼女がパジャマを脱ぎ始めた。
 ちょ、ちょっと待ってくれ。
 もう少し余裕がある時ならいいけれど、今は、見たくない。

 オレは、反対側を向いて、ハアハア言っていた。
 肉体的な運動では息が切れないのに、精神的な動揺では息が
上がるようだ。

 服を着替えた彼女が、ドアの所に行ったので、オレも慌てて、ド
アまで走った。

 うわ、汁の入った容器に足が……と思ったが、容器はそのまま
だった。
 また、彼女に重なるようにして、部屋の外に出た。
 コートを着ているので、外に出るつもりらしい。

 何はともあれ、助かった。
 これで、死体で発見される可能性は減った。

 玄関のドアを開ける時に、一緒に外に出られて、ホッと一息つい
た。
 身体を抜けてから、どれだけ時間が経ったのだろう。

 彼女がコンビニに入って行くのに着いて行って、時計を見ると、
40分を経過している。

 そろそろ戻った方がよさそうだ。
 というより、戻らないとやばい。

 コンビニを出て走ろうとしたとたんに、「ねえ」という声が聞こえて、
ギョッとした。

 声の方を振り向くと、髪の毛を金髪にした中学生ぐらいの少年が
立っている。
 オレは、自分の後ろを振り返ってみたが、オレ以外には誰もいな
い。

 どうしたものか、とオレは慌てた。
 オレの姿が見えるのだろうか。

                           (次号に続く)
  
★★☆☆★★   
ご意見ご感想、お待ちしています。
 makinoeri1@ybb.ne.jp
 編集まきの・えりでした。
★★☆☆★★ 

「原付、いつ買ってくれる?」と息子からの電話。
りんご狩に行った、長野県にまで、かかってきました。

何年か前、「原付の試験に一度で通ったら、新品を買ってあげる」
と言っていたらしいのです。
詰まらないことを言ったものです・・・

息子が17歳の時、点数が少なくなって、再試験に行かせました。
結果は、試験に落ちて、免許取り上げに・・・
「お母さんが行けと言ったせいやー!」と逆恨みされて、つい・・・

で、今回の息子、うちに泊りがけで、猛勉強。
つい教えてしまうのは、長年生徒を教えてきた習慣か。
そして、早朝から起きて準備をしていたら、起きて来なかった・・・

その前の週に、「勉強しに行く」というので、すき焼きの準備をして
いたら、結局来なかった・・・
(3日間、すき焼きを一人で食べましたよ、まったく。)

翌週もやってきて、復習に付き合い、今度も早朝から起こされて、
さあ、出かけようとしたら、住民票を忘れて来ていた・・・
「もう、諦めなさい」と疲れきった母。

ところが、またも、翌朝早くにやってきて、一緒に試験に行く羽目に。
合格発表の瞬間は、息詰るものがありました。
ありました! 息子の受験番号が!

密かに喜びを噛みしめる息子。
よく勉強したもんね。

喜びも束の間。
「原付、いつ買ってくれる?」が始まりました。

連休でヨーガの休みの日、ついに、原付を買いました!
思えば、不登校で引きこもりだった息子。
進学やら、塾やらという学費のいらない子供でした。

原付ぐらい買ってやろう、とつい不憫に思ってしまったのでした。
お礼に、おいしい昼食をご馳走してくれました。
何となく、胸がホカホカして、家に帰ってきました。

17歳の頃とは違い、安全運転をしてくれることでしょう。

「つっかけでは乗らないこと」
「疲れていたり眠い時は乗らないこと」
「腹が立っている時は乗らないこと」
「風邪を引いている時は乗らないこと」
とかなり口うるさい母でした。

快適原付ライフを満喫してちょうだいね!
(と自転車にも乗れない母は、思うのであった・・・)


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