杵屋六郎ホームページ
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長唄、三味線の稽古
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ワンポイントアドバイス 長唄、三味線の稽古に役立つアドバイスを掲載しています
東京稽古場      rokuro-6@cello.ocn.ne.jp 台東区 駒形1−10−5 ダイアパレス大洋駒形 802 電話 03−3842−6900
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著書 三味線読本、三味線基礎練習帳
趣味 パソコン  映画
演奏会の予定 8月7日同門会浴衣会    日本橋劇場  
4月21日六宝会    日本橋劇場
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杵屋六郎ワンポイントアドバイス


楽譜の読み方
最初はどうしても視野が狭くなるので音符を点で追いやすい、少しずつ一小節全体さらにはそのフレーズ全体にまで目が配れるように訓練することにより、音符を線で追えるように心がけるようにする。頭の中で口三味線を言いながら楽譜を読むようにすると、覚えるのに役立つ。
不器用で次々に出てくる音符の動きに対応できないという人には実際に三味線で弾く前に頭の中で弾くイメージトレーニングをしてから練習すると効果があがります。


バチの持ち方が分からない人のために
バチの重心に中指が来るようにして中指一本でも持てるぐらい他の指に力が入り過ぎないように持つことが必要です。バチを動かすときは手首の動きに注目してひじの上下の動きがないように心がけることが必要です。手首を動かすことでバチの無駄な動きがなくなります。

三味線の構えを安定させる

構えが悪いと楽譜のページをめくるとか調子を変える作業がやりにくいものです。
三味線を構えたら左手を離してみると安定した構えであるかどうか確認できます。右手の小指が駒近くの表皮に付いていない、あるいわバチがバチ皮についていなくても三味線の安定は悪くなります。また三味線の胴の位置によっても安定が変化するので、鏡を使って正しい構えを確立しましょう。

調子が合わない人のために

調子を正しく合わせるには合わせようとする糸の余韻をぎりぎりまで聞いて余韻の最後の音で合わせるように心がけることが必要です。気持ちがあせると余韻の最初の方の音で合わせようとするので、余韻の最後まで聞けないものです。合わないと思ったら冷静にひとつの音を最後まで聞こうとする気持ち切り替えが必要です。調子が正しく合えば勘所も正しく押さえられるようになります。

指が短いひとのために

指が短くて勘所がとどかないと言う前に勘所を押さえている指の状態を確認してみましょう。人差し指、中指、薬指の間がついていると指の長い人でも勘所はとどきません。
指の短い人手もこの三本の指の間を開けることで勘所がとどかないことはほとんど改善できます


練習は毎日少しずつ
稽古は毎日薄紙を積み重ねる作業のようなものです。一度に沢山の稽古をしてもそれを継続させなければたいした効果は期待できません。芸事は体に染み込むまで訓練することが必要です。筋肉は覚えが悪いので毎日の訓練が重要なのです。

三味線が覚えられない人のために
闇雲にたくさん稽古しても覚えられるものではありません。記憶にしっかりと繋げて行くためには口三味線をどうしても覚えなければなりません。口三味線は正確に音程を取るようにして、同じ音程でも糸の区別がつくようにしたほうが手順の間違いがなくなります。詳しくは三味線読本110ページの
口三味線表を参考にしてください。

つっかえ弾きを直すには
一つのフレーズをスムーズに弾けない場合には頭から練習しないで尻尾から練習するほうが良い。車の運転にたとえれば、地図は最後まで覚えているほうが安心して運転できることと同じです。先がわかっているという安心感があるとつっかえることはなくなる。

三味線を覚えるには唄から
唄を覚えるには三味線から覚える。それぞれ逆から覚えることで発見することがあるものです。歌詞を良く読むという意味でも重要なことです。弾き語りをしようと思っている人には早く唄に慣れるという意味でも大切です。

楽譜を見ないで弾く

口三味線を覚えると譜面を見ないでも弾くことが出来ます。暗譜するためには短い範囲を出来る限り繰り返す中で口三味線を同時に言いながら弾くことが必要です。一度に多くの量を覚えようとしても体が覚えるまでには時間がかかるので少しずつ覚えることに慣れて行くことが大事です。同じ範囲を千回弾くつもりで練習するとたいていは百回ぐらいで覚えられるものです。

無駄な動きをしない

三味線を弾いている姿が美しく見えるためには一切無駄な動きをしないことです。目的意識を持って稽古をしないと本当の上達は望めません。最近ではデジタルカメラやビデオなど便利な機械があるので、自分の弾いている動きを分析する上では便利な時代です。その際に最短距離で動くにはどうしたら良いかを常に考えることが必要です。

いろいろな速度で弾いてみる
無駄な動きをしないで、自分の弾く技術を向上させて行くには練習がワンパターンにならないように気をつけなければなりません。ゆっくりと倍間で弾いてみる、逆に倍速で早く弾く練習をするなどの変化を持たせる
などの工夫をすることが必要です。ただし、ゆっくり弾くときは一音一音を味わうように、早く弾くときは雑にならないように間が崩れないように練習することが大切です。


お手本に忠実に
自分で思いどうりに弾きたいという欲望が強すぎると、お手本を無視して勝手な間やアクセントで弾くために変な癖がつきやすいものです。まずはお手本どうりに弾くことを心がけたいものです。お手本のとうりに弾ければ自然に自分の気持ちが反映された弾き方になるものです。学ぶことは真似ぶ
ことから由来しています。お手本に忠実が学ぶための最短距離にもっとも近い方法です。

あがる原因は
おさらい会や演奏会であがる一番の原因は稽古や弾く準備が十分でないために起こります。もうこれ以上稽古しても無駄と感じるくらいに稽古していれば人前でもあがらないで冷静に三味線を弾くことができます。人前で弾くことを良い緊張感に変えて行くことが
出来れば必ず克服できます。

対面稽古で何を見るか
◎最初は左手に注目する
せっかくのお手本を前にしてもよそ見をしていたのでは大事なことを見逃してしまいます。手順を正確に追っていけることが第一段階として必要です。
◎次に右手に注目する
右手は間を理解する上で大切です。バチの上げ具合や角度や強弱などを見ることが出来ます。

◎最終的には同一に
見ないで弾いても少しもはみ出さないで、同一になるように弾く。


他の人と比較しない
稽古はあくまで自分との戦いです。 環境、境遇、性格、資質、等、は個人個人で大きな違いがあります。共に向上しようとするライバルがいるのは良いことですが、他の人と比較しすぎるのは良くないことです。それよりは自分の欠点を知って、それを少しずつ克服することが芸事の大切さです。


自分を表現する
誰しも自分の思い通りに三味線が弾ければ、三味線の楽しさを実感できます。そのためには、確実に技術を磨いておかなければなりません。稽古は毎日の積み上げが無ければいけません。年季を積んでいかなければなりません・邇\現する技術を獲得するのです。


習う心得

教える側も人間がやっていることなので、お行儀が悪い人より良い人に親切に教えてしまうものです。現代では座る習慣や頭を下げて挨拶をする機会も少なくなってきています。芸を覚えることだけでなく着物を着ることや挨拶も稽古のひとつと思って実行すると
間接的に芸も向上するものです。
一を聞いて十を知るぐらいの習い上手、心得上手であってほしいもので