毎日活躍!着物地洋服 2003年6月25日
アンティーク・キモノ・ファッションショーを見に行ってきました 2003年5月19日
黒髪について 2003年5月14日
なんかバイな気持ち?−装いは奥が深し 2003年3月30日
平和を祈った着物リメイク 2003年3月9日
着物ブーム検証Webスクラップ 2003年2月17日
至福の着物de池田コレクション 2003年1月8日
着物と民芸運動 2002年12月8日
和ブームですネ♪ 2002年10月28日
アンティーク着物がブームです 2002年10月28日(一部加筆)
今年の夏は 2002年6月22日
アンティーク着物生地を復刻することについて 2002年4月10日
21世紀のオンナ・ザムライとヤマンバの残像 2002年3月11日
着物deお洋服本に載るぅ・・・願いを込めて 2002年3月7日
「とまどい」と「こだわり」 2002年3月4日
テレビにでてしまいました 2002年2月1日
お着物ヒーリング 2002年1月17日
着物リメイクの効用→着てみたくなります(^^) 2001年12月21日
第4回「日本のおしゃれ展」の感想あれこれ 2001年11月29日
着物リメイク探すならデザインフェスタへGo!Go!Go! 2001年11月22日
なおみコレクションが表紙に! 2001年10月31日
第4回「日本のおしゃれ展」 2001年10月25日
まさに外人感覚!真家エリザベス鑑子さん 2001年10月6日
手づくり派の効用。お金がかからない? 2001年7月13日
やってしもたぁ。手づくり派のワナ 2001年7月12日
A NEW NIPPON’S POSTER 2001年7月1日
帯紐を使ったベルト 2001年6月19日
素敵に年をとる方法 2001年6月14日
『和』の心を楽しむ月刊女性誌誕生 2001年6月4日
幽玄の世界−T.KUNITOMO 2001年5月30日
裏原宿そしてパリコレ 2001年5月21日
ハリウッドランチマーケット(他)と友禅のプロジェクト 2001年5月19日
赤いサンダル 2001年5月19日
着物地洋服ブームの再来の兆し? 2001年5月15日
感激のナオミ・コレクション 2001年5月10日
反響ありは、やっぱり「触らせて!」 2001年4月30日
なごみと癒 2001年4月28日
京都へ行ってきました 2001年4月15日
布もとさんから一周年記念展のお知らせです 2001年4月15日
和風柄の水着 2001年4月11日
着物からお洋服を作る本について 2001年4月3日
気になるナオミ・コレクション 2001年4月1日
お手入れは案外楽!? 2001年3月31日
かしこくワードローブ計画 2001年3月29日
あの頃和風ブーム 2001年3月20日
アンティーク着物の特徴 2001年3月19日
反響あり! 2001年3月16日
着物からリメイクに夢中! 2001年3月12日
基本が欲しい! 2001年3月8日
なぜ着物柄なのか 2001年3月8日
なぜスカートなのか 2001年3月8日

●毎日活躍!着物地洋服

とうとうお気に入りの紫のスカートのチャックが壊れてしまいました。着過ぎてチャックの金具の組み合わせに部分が磨り減ってしまった感じ。ひっぱると離れちゃう。生まれてはじめてスカートを穿きつぶしました。
私が少し洋服も作るので、「直せるじゃない?」と思うヒトもいるかもしれないかれど、逆に作り方を知っていると裏地もついているので直す時間がありません。布もよれよれだしね。いい具合なんではありますが。
そうかお別れの時か。でも台形のカタチとレトロな中途半端な丈がメチャメチャ気に入っているので、同じようなスカートを作るためにとっておきます。感謝を込めて。
これはたぶん95年頃買ったので、もう8年。冬以外は週に1回は穿いていました。
8年で流行はものすごく変わったハズなのに、毎日新鮮な気持ちで本当に飽きなかったスカートです。8年間で、それぞれの年に色んなヒトから「その着物スカートは何?」という感じでいわゆる流行遅れねっていう反応ではなく、新鮮に驚かれることが多かったです。

今の時代にこの普遍性ってすごいことじゃないですか?

普遍性・・・最近、着物を着るお仲間が増えてきました。「着物」を通じて初対面でも、年齢が全然違ってもものすごく楽しいおしゃべりが出来るのです。話しているとなぜだかどんどんワクワクしてきます。
ほんとに着物はすごいです。本当に。

●アンティーク・キモノ・ファッションショーを見に行ってきました

素材としては知っていても、コーディネートとしての夏の着物の世界はよく知らないので、かなりワクワク。ショーは一部と二部の構成になっていて、ほとんどぶっつけ本番?でもそれが手づくりなショーのようでとっても楽しい盛り上がりでした。次回もやって欲し〜!
南極をイメージしたコーディネートなどには、え?こんなのもあるの?いやん可愛い!と短い時間ながらも楽しいひとときでした。コーディネートはやっぱりテーマを持っている方が本人も見るヒトにとっても楽しさがあっていいです。
ショーはLUNCOさんらしいキュートな夏着物の世界でモデルさんの個性の出し方も素晴らしく、ホント目の保養でした。特にカッコいいおばさまモデルは存在感があってなおさら素敵!
私がこの場で言ってはなんでしょうが、やっぱり着物を着物として着ることにはかなわないなぁと。いくら素敵なドレスにしたって凛とした輝きには負けます。ハイ。女の子度いきなり五割り増しになるし。(笑)
着物を着るヒトが増えたといっても、まだまだ少数派。
街にもっと素敵な着物姿があふれたら素敵なことだろう。
華のある姿が街にあるのはそれだけでもまわりのヒトを幸せにすることだとしみじみ思います。その着物を着ることに素晴らしさの原点を知りつつ、普段いろいろな事情で着れない分、せめてなら着物生地のテキスタイルの素晴らしさを洋服で身につけたいなー。リメイクの原点ですね。
平成の大和撫子さんたちよ、アスファルトの大都会(笑)に華咲かせて欲し

●アンティークキモノ・ファッションショー「着物日和」byLUNCO
アンティークフェアin新宿の中でのイベント
5月17日(土)PM2:00〜3:00
春・夏キモノのコーディネートとジャズの生演奏のコラボレーション・ミニファッションショー
http://www.antique-stage.com/
●黒髪について

いきなり結論を先に書くと、黒髪であろうが茶髪であろうが本人の自由だと思っています。だからこの文章は髪の毛を染めるの是非うんぬんではありません。念のため。

で、私は最近は髪の毛を染めてません。本音を言ってしまえば、染める時間もないし、傷めるのもちょっと嫌かな〜程度なのです。でも、実は前にもらったメールがココロにひっかかっているのも事実。そのメールは推定10代か20代はじめの方からで私の作品に感動してくれた内容でした。その中で、日本を意識したこと、そのつながりの中で「なぜ髪の毛を染めるのかわかりません。もう染めないと決めました。」との文章があったのです。たぶんそのコがおしゃれに目覚めた頃から、なんとなく回りは流されて髪の毛を染めていたのでしょうね。自分の価値観を作っていく年代だからの発想でしょう。でも、そういう発想が無かったので、私のココロに響くのはそれだけではとどまっていない感じです。

私の染める理由は、顔がくすみがちなので、髪の毛の色が軽い方が顔色もよく見える程度です。でも、そのメールからは何故、染めるヒトは、みんな日本人らしさを否定するのだろう的ニュアンスを感じました。若いヒトからのいきなりの問いに、オトナとしてどう応えようか今でもボケェと考えています。いい課題をもらったような気持ちです。確かに自分で染めると、内側の毛がどうしてもうまく染まらなくてひたすら黒いなーと思っていました。こんなに黒いのかと。染まらない日本人らしい特徴の黒髪。今、自分の髪を見ると黒色の深さに何かを感じずにはいられません。なんだろ。まだ言葉にはならないのですが。かと言って、外国に住んでいる日本人女性のように前下がりのおかっぱという発想でもないんですけど。こうも茶髪が普通になると段々黒い髪が神秘的なモノに見えてくる気もしてきます。

大正ぐらいまでは髪を結い上げ1週間から10日ぐらい髪を洗っていなかったということです。ツゲ櫛に椿油をつけて髪の汚れをとっていたようです。そう考える結い上げたアーティスティックな髪型で黒髪にピカピカの光沢があった美しさが日本にあふれていたのだろうなぁと想像出来ます。

中にいるとわからないけれど、一度外に出てわかるコト。髪の毛の色を自分で自由に選べる時代だから、黒髪について若いそのヒトの問いに教えてもらったような気持ちです。

なんかバイな気持ち?−装いは奥が深し

着物リメイクから高じて、着物を着ることを楽しむようになってきました。
手の届かなかった着物が、リメイクを通して身近なモノになったこの悦び♪
で、ここで前々から知っていたことの問題にぶつかるわけです。
一部の着物を着るだけのヒトから見たら着物リメイクのヒトは、まだ着れる着物を切り裂く「切り裂き婆」なのですね。確かに、その事実はある。私的には箪笥の肥やしにするよりは、着物リメイクで復活させる方がいいと思っていました。

でも、着物を着る時は、着物を着るだけのヒトの集まりに出てみたいじゃないですか。
そこで、私が着物リメイクをやっていることを知らないで、そういうことを嫌うヒトがいたら気まずくなりそうじゃないですか?実際、どう思うと相談したヒトも言わないほうがいいよとのアドバイス。着物を着て楽しい集まりなのだから、そういう配慮も必要みたい。これじゃあ、まるで男のヒトも、女のヒトも愛せるバイのような気持ちじゃあないですか。(笑)
着物を着るだけのヒトに、着物リメイクをやっていますというのは、カミングアウト?でも着物を着るのを楽しみたいだけなんでいきなりお説教空気になるのはお互いつらいよな。
着物に興味のないヒトから見たら、たいして変わらない違いだけど、ゲイとホモのようにかぶりそうでかぶらない微妙な差。両方とも着物が好きなだけなんですけどね。

なぜ、そうまで一部のヒトは頑なな感じがあるのか?思うに、着物を着て、特にアンティーク着物とか趣味性の高い着物を着て街に一人で出ると、圧倒的に回りは洋服だらけで、たぶん一日のお出掛けに同じ着物を着ているヒトに出会うのは一人ぐらいなモノ。本人だけ感じる圧倒的に疎外感な世界にいる気持ちになります。(私の場合、お休みの日に着るので、却ってお休みモードを感じて楽しいのですが。)たぶん、ここまでアンティーク着物ブームになる前から着物を着て歩いていたヒトは、疎外感があっても着物が好きで出歩いていたある種頑なな部分がないと、着物道は険しかったのではないでしょうか?だから、そうまでして愛している大切な貴重な着物をまだ着られるのに、切り刻むとは!(しかも作られる着物リメイクは、ファッションから程遠いオバサン服が多いし(予想))というところではないでしょうか?)

そんなことを考えたら、いましたよ♪私みたいに、着物を着るのも、着物をリメイクするの両方楽しんじゃうヒト。おなじみ粋人さんはじめ、もりたもとこさんなどなど。
もっといらっしゃるでしょうね。
そういうグローバルな垣根を越えた視線で着物を楽しみたいです。

話しは、ソレて、着物を着るとは、「装う」を洋服と違って普段着ない派としては、かなり意識する部分ですね。帯が緩んでいないか、着崩れしていないかからはじまり、今日はこんな気分なのをコーディネートにどう反映させるか考えたり。なによりいつもより女の子気分多めだし。
実際、着物好きな有名人の女性のなかには「自分の中身がオジサンなので、女っぽい感じになれる着物が好き」とい発言されているヒトも何人かいて、そういうの面白いなーと。
着物からネットサーフィンしていたら、女の子っぽい気分にさせてくれる着物の特徴ゆえ?女装に突き当たることが多くて(女装のヒトってジェンダーの問題と向き合っている真剣さに心打たれたりして)、そこで街で女装とバレたかどうかを「リード」(バレた)と「パス」(バレていない)と表現しているのです。でも結構その気持ちわかるなー、電車とかで着物姿の自分が浮いてないのが、パス。浮きまくって変なヒトになってるみたいなのがリードみたいな。←それは違う話でしょうけど、なんとなく。装うは、奥が深し。

●平和を祈った着物リメイク

いつみてもなんて素敵で可愛いのだろうと思う着物リメイクだと思うポスターがある。
それは、生成りに青いツバメが空を飛んで、紫色の模様とともにのびのびと描かれた小さな女の子用の袖なしワンピース。デザイン的に見てもかなり可愛らしく完成度も高い。何度見かけても作ったヒトの子供への愛情がそのワンピースを見るだけで伝わってくるのだ。

実はもっと深い思いがそのワンピースに込められていたのを知る。
そのワンピースは「平和祈念資料館」のポスターの一部だから。
ポスターのそのワンピースの写真の下には、「死んだ赤ん坊のオムツから作った帰国用晴着」と書いてある。
たぶん浴衣から、オムツを作り、その赤ん坊は亡くなってしまい、さらに戦時のモノのない時代せめて残された姉妹のために晴着として作ったのだろう。すごくせつなく哀しい話。

平和祈念資料館のサイトにたどり着くと、「引上者コーナー」の中にそのワンピースはあった。「帰国した時に娘に着せようとの思いから、死んだ赤ん坊のおむつで作ったものです。」のコメントが。この一文に哀しい思いが想像できてしまう。異国で赤ん坊を亡くすこと。さまざまな差別。残った娘に少しでも幸せにしようと亡くなった赤ん坊のオムツから作ろうと考えたこと。そして戦争が終わってもそのワンピースを捨てられず、いいや保存しておこうと決めたこと。戦争を体験していない私の想像より、事実はもっとすごかったのだろう。そのワンピースがのびのびとした図柄やカタチの可愛らしさが際立つ分、余計その裏側に、そんな事実があることに胸が痛い。作ったお母さんは、もう二度とそんなつらい思いのこもった作品を見たくないに違いない。

今また毎日のように遠く異国の地、民族衣装を着た子供や女性がおびえた目をしてテレビに写っている。
もうやめようよ、戦争なんてそんなこと。


●着物ブーム検証Webスクラッ

このサイトを立ち上げた2年前と比べてると「アンティーク着物」で検索ヒットしますね〜。
せっかくのブーム楽しんでWebスクラップしてみましょ。
たぶんすぐリンク切れになってしまいそうなので旬な話題ってことで。

もちろん断ってません。クレーム来たらはずします。


きもの本ブームの秘密
最近、きもの本がよく売れているという。
「アンティーク」がキーワードらしい。でも、なぜ今、きもの本がブームなの?

<EXCITEブックスTOPICSニュースな本棚>

世界が学ぶ 東京ストリート 欧米からも「ネタ」探し
<朝日新聞2003年1月17日付夕刊>
原宿の和柄洋服外人が買占め取るとな

きもの新時代
<TBSはなまるマーケット 2003年1月15日>


格式ばったイメージを払拭 安価でおしゃれ、普段着感覚で
アンティーク着物が人気

<産経新聞東京朝刊2003年1月13日(月)>
くるりさん、きものであそぼ


気軽に楽しむアンティーク着物
着物、帯、ゲタ 一式そろえて2万円から
専門店、続々オープン
<読売新聞中部 2002年12月30日>



男性ファッション新時代
<TBSはなまるマーケット たぶん2002年12月26日>

男性の着物ブーム

沖縄素材、味わいに注目  本藍デニム・紅型シャツ
<朝日新聞 2002年12月13日付夕刊>

☆アンティーク着物を買いに行く 値段も手ごろ、普段着感覚で
<毎日新聞2002年11月26日東京朝刊から>
LUNCOと、豆千代さん


海外コレクションの和風ブーム
<毎日新聞2002年10月26日東京朝刊から>


現代の「和」、若者に新鮮  欧米流アレンジ逆輸入
<朝日新聞 2002年5月10日付夕刊>

いま「和風」が新風 法被や能面、帯が活躍 春夏コレクション
<朝日新聞 2002年2月8日付夕刊>

古き良き着物
<名古屋テレビ 追っかけシュフダス 推定2002年1月23日>
無有さん出てたみたい。


ついつい着物ってだけで反応。新聞に載ってもWebに載ってなかったのも多そうだし。
本も売れているみたい。実際今日見た「きものであそぼ」は5刷めだったし。
あ、五回目の刷りの本、つまり増刷ってことです。売れてるってことです。

なかでも一番納得だったのがエキサイト・ブックスのTOPICSニュースの本棚でしたね。

「きものの単行本には、"女流作家のきもの道楽"と"女優のきもの自慢"、大きく分けてこの二つの流れがありますね」と分析するのは、文芸書担当の荒木幸葉さん。(エキサイトブックス ニュースな本棚 きもの本ブームの秘密より引用)

爆笑!
そしてくるりの社長のコメントの「ブームと言っても実際は着ているヒトは少ないし、騒いでいるのはメディアの方」というのは、しごく納得。ほんと着物を着ているヒトを見るのって一部の地域しかないと言ってもいいかも。

着物がもっとブームでなく定着する可能性が見えるのは、キモノ本が売れていることと、ネットの着物日記ってなんだか見ているのも楽しいし、案外着物を着る動機付けになるかもという感じ。しかもネットで2年いいコンテンツを配信しているヒトは、みなさん活動が広がっていってますし。刺激が刺激を生むというか。
腰の重たい菊乃さんもこの際着る着物マスターしてみたいとはりきってます。もう変わり者と見られるより、ミーハーに見られた方が楽かも。
うふふ。



●至福の着物de池田コレクション

年明け早々夢をひとつ叶えてしまいました♪
それは、ひとりごとや、日記でも書いていた着物でお出掛けプロジェクト!そして行き先は待望の池田コレクションなのでした。池田コレクションがこの冬また開催されると知った日から今回は絶対に着て行きたいとたくらんでしまいました。ふふふ。

・ひょうたんからコマの着物deお出掛け
全開の展覧会は着物リメイクのスカートを着ていきましたが、池田コレクションを見たヒトならきっとわかるでしょうが、あの夢のような着物世界に自分も着物でたたずんでいたいという夢を持っていました。

私は着物を自分では着れないヒトだし、着ても年に3回も着ればいいほうなので、着物を着て出歩くなんざ一大イベントです。それなりの気合と覚悟と段取りが必要なのです。いっしょに行く友だちと打ち合わせをしていたら、どうやら彼女も着たそうでしたが、着物を持っていないということでした。

池田コレクションは毎年あるわけでもないのでせっかくの機会だから彼女もこの至福の機会を味わって欲しいなーと色々とどうにかならんかなーと考えていたら、答えは目の前に。そう私って山のように着物持っていたじゃない!と。材料として集めた着物も時間がなくてほどいていないのを山ほど。集めているうちに、着物の貴重さがわかってこれは着るためとコレクション用によけている着物も山ほど。考えてみたら正式な場でない限り、多少色があせていようが、丈が短かろうが本人さえよけりゃ着て大丈夫なわけで、羽織が必要なこの時期隠れるところたくさんあるしと、彼女に選びたい放題あるから借りに来ない?とお誘い。彼女もそれは面白そうということで、急遽着物deお出掛けプロジェクトが発足した時はまさに年末でした。

実は着物にはたくさんのお約束事があって、私も少しは知っているのですが、ここはあえてビギナーの知らない強みで自分の着たいように着ようと。せっかくの機会だし。
彼女のコーディネートは普段着として外に着物を着るははじめてに近いので、抵抗ないよう普段着ている洋服の色のイメージのアンティーク着物をチョイス。本当はアンティークと現代モノはMIXして着ないみたいなのですが、ここは色でコーディネートして羽織は現代モノをチョイス。山ほどある着物を自由に二人で、ああでもないこうでもないとコーディネート作業はかなり楽しかったです。

・気軽さが着物を着やすくする
着物を手荒に扱うという訳ではないですが、
  
着物を生かす法則(菊乃監修)  着る>リメイクお洋服>手芸材料>箪笥の肥やし
という着物を生きたモノにするために材料用に買った着物が、気軽に貸せるし、借りるヒトも後生大事にとっているとっておきの着物と言われるより気軽に借りれるだろうしと、着物を着るチャンスを作りやすくなるのは大きな発見でした。

・さあ、昔きもの美の歳時記展へ

今回は池袋の西武ギャラリーが会場でした。伊勢丹より天井が低く会場の広さがこぶりになった感じです。
まずは受付で「展示作品のご案内」を手渡されます。展示されている着物と説明を照らし合わせるような見方となりました。会場での展示にあれこれ迷われたようで?順番が違っていたからです。そしてじっくり着物の文様、帯、帯留め、帯揚げ、半襟などからコーディネートを読み取る至福の時間を過ごすのです。しかも着物を着て♪もちろん会場は着物人口高し。着ていたみなさん自分なりに着こなしを愉しんでいました。そういう会場って素敵じゃないですか?ふふふ。

会場は「歳時記」のコンセプトどおりお正月からはじまり一年の季節を表現していました。1テーマにつき1ステージです。前回の伊勢丹では1体のボディのまわりをぐるりと歩けるようになっていたので後ろも前もじっくりみれましたが、今回はちょっと距離があってやや遠めで見るような感じだったのでちょっと残念。でもそれをも上回る眼福の着物世界。今回は「六月の花嫁」のテーマにあるようにフォーマルな場を設定したものもあって華族のような世界もありました。

池田コレクションの素晴らしさはコーディネートの妙技もあります。くるりとツバメが飛んでいる空気とかなど物語を着物で表現してしまうのです。着物を着るということはこういうことなのかと知る奥深さ。

庶民派の私としては、ゆかいな絵のついた半玉のお座敷着は楽しかった〜♪クリスマスのキューピーの帯やトランプのコーディネートはキュート!腰巻もグラフィックの素晴らしさに日本のデザインってすごいなーと感動。

余談ではありますが、別の友人が襦袢のコレクションのコーナーで紫地牡丹に蝶模様長襦袢を見て、「うわー菊乃ちゃん好きそう」と思って次のコーナーに移ったらまさに着物を着た私に遭遇。彼女が鑑賞していたわずか数分前に、その紫地牡丹の前で、「うわーもろ好みぃ。欲しー!」と大騒ぎしていた菊乃がいたのは言うまでもありません。(^^)


・ラストは図録で〆
名残惜しい最後のお楽しみは図録の購入。写真が綺麗なので見るだけでも楽しいのですが、コラムがとてもたのしみです。
今回は対談形式でしたが、例えば本当のお金持ちは娘が13歳になるころに二十歳ぐらいで結婚する時用に帯を特注なんて話。また日本では国が着物を集めていてもせいぜい明治前ぐらいだとかで、最後の着物が日常に輝いていた大正・昭和初期のものはまったく国の保護がないとかで、そんな話がはそうそう聞けるものではないし、文化を育てる・守るとはなんだろうとほのかに考えたりして。

正月早々至福の池田コレクション報告でした。なんか今年もいい年になりそうです。
1月19日まで。

昔きもの美の歳時記】池田重子コレクション
2002年12月30日〜2003年1月19日
午前10時〜午後8時(入場は閉館の30分前まで)
池袋西武ギャラリー


それは自分探しからはじまったのです・・・
少しずつですが、その理由のあれこれを連載します。

それは、自分探しからはじまった!
着物でお洋服に夢中な理由のあれこれ
着物ファッションあれこれ