展覧会への道
6月3日からギャラリー銀座で、初の展覧会に参加します。
さぁどーなる?の展覧会までの日記コーナー
展覧会詳細
●感謝!感謝の千秋楽!(6月7日)
みなさん本当にありがとうございました!たくさんのキラキラとする瞳に出会えて幸福な時間を過ごすことが出来ました。あらためて着物の素晴らしさを実感しました。今回は、「おばあちゃんのちりめん細工展」が毎日新聞・読売新聞と掲載され、予想外に多くの方に見に来て頂きました。なんと展覧会はじまって以来の開場前から並んでいる方もあったとか。とてもありがたいことです。

     

はじめての展覧会が3世代というコンセプトで本当に良かったと思います。80歳の方となにか一緒にやることってなかなか機会がないと出来ないことだし、作品を通じてというのがまたとても良かったです。ちりめん細工はもともと子どもの成長を願ってのモノだと思うけれど、本当にひ孫さんの為の愛情こもった作品はそうは見る機会がないし、ましてはその中におじいちゃんの着物で作られているという想いのこもった作品と同じ会場に作品を置けてこれ以上嬉しいことはないです。

またお母様の遺志を通じてギャラリーを運営されているオーナーの方も素敵でした。子育て、主婦とそれだけでも忙しいのに、情熱を持ってギャラリーを運営されている姿に私もたくさんのエネルギーをもらいました。アットホームな素敵なギャラリーにファンは多いことでしょう。
本当にありがとうございました。お疲れ様でした。

※作家の著作権を大事にされるギャラリーなので私以外の方の作品はHPに掲載しないことにしました。初日の菊乃コーナーだけの画像をアップさせてもらいます。

   
自分の作った作品を直接私の前で見てもらえることもはじめてでした。みなさん、瞳をキラキラさせて見ているのがとても印象的でした。まるで骨董市から帰って部屋でゲットした素敵な着物をうっとりと眺めている自分を見ているよう。(^^)私の世代だとなかなか着物が身近になくじっくりと着物の柄を見たことはなかなかたぶん無いと思います。この素敵な日本の着物を私のリメイクを通じて、この世界を分かち合うことが出来て本当に嬉しいです。いつもは私ひとりの密かな楽しみだったのにそれがHPを通じて広がってそれってスゴイことです!ほかにも実際に試着してもらうことで、着て初めて感じられるこだわりの部分など体感してもらえたのもとてもいい経験でした。
す、素晴らしい!至福!感謝!ほんとうにありがとうございました!


そしてこの「展覧会の道」を最後まで読んでくださったみなさん、ありがとうございました。結構読んでくれている方も多くその反響に驚いてしまいました。どちらかというとHPの更新って1人の孤独な遊びに近い作業なので、あまり読んでくれているとか意識していないで更新している部分が大きいです。またまた、ネットってすごいなーと思ってしまいます。

最後に手伝ってくれたケイさん、花さん、ゴローちゃん、モネ運送さん、どうもありがとう。そして途中応援メールをくれたヒトもとても嬉しかったです。私ひとりじゃここまで出来ませんでした。多々感謝!

「ジャポニスムな黒の世界」
ちょっとアップ出遅れてしまった黒シリーズ。まさにトリで登場。ジャポニスムってなにさ?を探っていたら黒色に辿りつきました。

トップス:袖なしシャツ。マットな質感の菊柄のシャツ。
左エプロン:赤×黒に挑戦。豪華をどう表現するかという感じの中央の着物生地に、テキスタイル・デザインという視点でも引き込まれてしまいます。
真中エプロン:モノトーン・ジャポニスムをテーマに。ちょっとキッチュで、ジャポニスムの特色「金色」も意識して。
右エプロン:そーいえば自分のエプロン持ってないじゃん!ということで会場で菊乃が着ていたエプロン。帯地と着物生地でジャポニスム。
●まさに着楽*吉日な1日でしたぁ!感謝!(6月6日)
昨日はたくさんの方に来ていていただきありがとうございました!思えば超個人的趣味の世界だったハズなのにネットを通じてのこの広がりに改めてびっくりしていまっす。ゆっくりお話出来なかったごめんなさい。
特にこの「着物deお洋服」を見て見に来てもらった方たちは、たぶん普段着物が身近になかった世代のためか着物の柄を良さを感じてくれているのが伝わり、見ている間にどんどん皆さんの目がキラキラ輝いてくるのがわかって展覧会に参加して良かったと思いました。私だけの楽しみにしとくのはもったいない!というかもっと着物!という気持が色んなヒトに伝わればという願いが少し叶ったかなという感じです。

3世代展で良かったと思ったのが、本当に世代によって着物で作った作品に対しての反応の違いがあって、それをナマで感じられて面白かったです。改めてこの展覧会を企画してくださったギャラリーの方に感謝!

まさに着楽*吉日な1日でした。あぁ至福!

家に帰ってからは安心したせいか、どっと疲れが出て眠たくなり、まるで知らないヒトから見たら泥棒に後頭部を殴られて倒れているヒトのように寝てしまいました。まさに撃沈。

「紫好きの紫シリーズー着物ならではの紫の世界」
今日は紫シリーズを少し。もう見てわかってしまうでしょうが、どれもテイストが同じ(^^)だって紫が好きなんだもーんなんです。


トップス:袖なしシャツ(私物)
左エプロン:結び位置を変えて自分が見せたい柄を正面にもっていくことも楽しいです。
真中エプロン:これが通称「ダイブ」でございます。(T T)どれだけ繊細に紫を組み合わられるかがテーマ。
右エプロン:グレーと紫の組合せで「通」の組合せとは?と渋い紫の世界がテーマ。
※エプロンを着るコツは、腰ではくことです。ウエストじゃなくて腰骨ですよ〜♪

追記:たったおひとりのことなんですが・・・
ギャラリーの方が困ってしまうくらい、他に作品の在庫がないかをきかれた方がいたそうです。販売が目的ではない作家の展示意図を無視し、自分さえよければいいという、その美しくない行為をされた方に、睡眠時間を削って精一杯がんばった大切な作品が渡ったのかもと思うとめまいがしそうです。
(もちろん、そのお話をしてくれた方は「びっくりしたよぉ」的な軽いエピソードとして話してくれたのですが、聞いた私は恥ずかしかったです。)
カッコいいおばさんを目指している作家としては、おばさん丸出しオーラに対する重症アレルギーがありますのでご注意を。気軽に楽しみながら作っていきたいので、暗黙のこれしか無いのぉという行為などで追いこまないでくださいな。
●銀座のキュレーター・ボーイ(6月4日)
今日は搬入のエピソードを少し。搬入にはオーナーさんのお子さんも参加!まだカタコトの言葉でよちよち歩きから抜け出して〜の時期ぐらいの元気な男の子。ちゃんと、今回のテーマにあった看板になる紙をおじいちゃんと選んで買ってきたり大活躍。なんと言ってもスゴカッタのが、脚立の上に上って、壁面を指差しながら「ここの壁はさみしいから飾ったほうがいいよ。」(もちろん幼児言葉で)と早くも会場構成を考えたキューレター的発想に驚き!
でもなんといってもいいのが笑顔!銀座のイルミネーションの中でも「しあわせ」を体現していて存在がひかり輝いていました。

「絢爛でキッチュな赤」
今日は和の定番の赤の紹介。赤は昔から魔よけの色とされ定番の色ですよね。
明るいパワーを持つ赤には元気がでるようなアイテムになりそうです。トップスに和モノを持ってくるとツーピースのよう。リゾートで非日常の一味違うバカンス気分になれそう。


トップス:袖なしシャツ(菊乃私物)※今回は赤のトップスが時間がなくて作れず残念。布はあるのにぃ。
左エプロン:真中のエプロンとリバーシブル。キッチュなチカラの抜けたイメージ。
真中エプロン:こちらは、おすましなイメージ。ちょうど七五三の着物を着た女の子みたいに。
右エプロン:赤がメインの黒×赤がテーマ。切り替えで着やせ効果もあります。

直感的に選んだ森のイメージで撮った写真ですが、なんだか本当に和の森に迷い込んだ感じでお気に入り(^^)

いよいよ明日会場入りします。ドキドキ。明日会う方よろしくお願いします!
●マリアを胸に抱いて(6月3日)
ようやく搬入して、今日からはじまりました。
今回は4つの色、赤・黒・紫・茶をテーマに作ってみました。

「クリアーな和のベージュ

今日は新境地とも言える「茶」の紹介を少し。茶といっても、イメージは「クリアな和のベージュ」。ベージュってオトナのおしゃれさんが好む定番カラーで、これに合うような「和」を作ってみたくなりました。
和だけの組合せはどこかくどくなってしまうけれど、クリアーなイメージが出来て探していたのはこんな感じだったのかぁと驚き。写真では和の上下だけど、本当は白いシャツとパンツにこのエプロンでさりげなくが理想。ヒトとはちょっと違うでも取り入れやすいアイテムではないかと思います。結婚式とかもベージュのパンツスーツに真中のエプロンあたり着るのもいいかなーと思う。手伝ってくれた花さんもお気に入りとのこと。


トップス:袖なしシャツ(菊柄)
左エプロン:紐部分は帯紐で出来ています
中央エプロン:サイドで結ぶタイプ。古典的な文様に魅入られます。
右エプロン:白〜茶の着物生地で構成しました。左右で表情が違うのがミソ。

←紋のバッグはヴィトンのパロディの気持。それは抜きにしても紋のデザインが楽しいです。

ゴローちゃん搬入の手伝いどもありがとねー!とっても助かりました。

●揺れる魂(6月1日)
いよいよはじまりましたワールドカップ。それに伴い私もドキドキしてます。もちろん展覧会の準備で。
作品はいろんなヒトの協力もあって、今の状況で、やるだけやったという感じです。アイテム的にはなんと100を超えるいきおいですが、お得なコースターの数が多いのでした。買出しで買った着物はまだまだ手をつけられなかったり、もっと作りたかった袖ナシのシャツは目標としていた枚数ほど用意で出来なかったけれど、じっくり見てもらうにはあまり多すぎない方がいいかなーと思ったり、あれこれゆれている時期です。

今日はお昼を食べて作品の写真撮影するつもりです。だんだんサッカーユニホームのTシャツが欲しくなってきました。困ったもんです。

←紅絹バッグ間に合いました!職人さんありがとう!
洗うと赤い染料が落ちてしまうのに、紅絹(もみ)には素敵な柄がいっぱい!職人さんに頼んでビニール加工したバッグを作ってもらいました。長いストラップを足すことで肩掛けにも使える提案が出来ればいいなーと思っています。
背景の6角形の麻の葉紋と切り絵みたいな薔薇のモチーフがレトロで素敵なんです。うん。お手持ちのどーしよかうかと悩んでいる紅絹の活用の参考になれば幸いです。
怒涛のエプロン10枚完成!※注:自画自賛モードです。ご注意下さいネ。(5月24日)
あーだめだ、さっきから出来上がったエプロンを見てはニマニマしてます。作品づくりが手につかなーいぐらい。困ったもんだ。すっかり自己満足モード状態です。本当は画像でアップしたいけれど写真は日の光で撮りたいのでお見せできず残念。もー全部欲しい!(笑)困った!どれも服に合わせやすくて〜よすぎ!(T T)ケイさんありがとぉ!追加がんばろうね!花さん無理しなくていいからね!この時間を楽しんでいこうね!
着物生地ってどこかに凝ってる部分があるので、新しい生地にはないものがある。だからどんなに弱くてもつい着物生地を使ってしまう。柄ON柄のなかにどんなストーリーを込めるかがすごく楽しい。組合せでお互いの生地の魅力が倍増するのが着物の楽しいところと本当に思う。作品の世界は着物生地で完結したい欲望。なぜか自分が作るモノは他の種類の生地混ぜたくなーい。(他のヒトはそのヒトの世界だから気にならないのだけど。)主役の生地をまわりの脇役の生地がどう輝かさせるか。いい脇役にも惚れてしまうのよねー。紐にもポイントになるよう思いを込めて。紐のわずかな巾からだって着物の宇宙が広がっているのを感じる。後ろ姿だって前からは違う魅力が出せるように、こんなエプロン着ているヒトがいたら素敵〜と着ている姿を思い浮かびながら、安易に黒の無地のチカラを借りずにたがいを輝かせるかなんてゲームみたいに楽しんでます。
毎日作っていても着物生地にクスッとさせられるところがあるのが不思議です。毎日なんてカワイイんだろうと思いながら作ってます。
和柄ファッションってなんとなく、刺青のイメージがあったり、アバンギャルドなパンクっぽいイメージがあったり、かなり上品系だったりと、どこかしら癖があるけれど、この組合せが菊乃ワールドかな?と自問自答。同系色を合わせるのが多いので、素直でかわいい和かな?シンプルなんだけど、ちょっとひねりがあるような?きっと一度に集めて、はじめて見えてくる世界があるかもしれない。一度にこんなにたくさんの自分の作ったモノを見るのははじめてなので、ますます楽しみになって来ました。
●愛と哀しみの6月なのだ(5月23日)
実は、和樂さんと嬉しすぎてちょっと哀しい話題があるのだ。展覧会の準備で和樂さんに新作を出せない状態、むしろ銀座へ出張予定という感じ。で、6月1日(だったと思います)にテレビ「アドマチック天国」がナント!中目黒特集だそうです。和樂さんは何位になるでしょう?和樂さん今年は色んなメディアに取り上げられ始めてますねー。
そうそう、せっかくヒトがいっぱい中目黒にやってくるというのにぃ、私の作品は銀座へー。愛と哀しみの6月。切ない!
作品発表したいなーと思っている方!今がたくさんのヒトに見てもらえるチャンスですよん。

そうそうディスプレイ装飾の仕事をしていた時代の友人が展覧会搬入に手伝ってくれることになりました!私的にはメチャ嬉しい!!!!現場慣れしてないと搬入では伝わらない部分があるので、かなり嬉しいです。ひさびさにプロの装飾の仕事を発揮できるというモノ。(出来るかな?)現場は楽しい〜♪
でも肝心の作品の進行状況がぁー、と頭を抱えるほど心配しはじめたらスタッフのケイさん大張り切りで、頼んでいた分期日より早く創り上げてくれた模様。しかも「追加いいわよー!」と天の声!涙!(T T)
色んなヒトに助けられて進行しています。感謝!の日々です。
●ハガキ出来ました!(5月21日)
ようやくハガキができました。風邪っぴきで寝込んでいた私が唯一出来たハガキ作り。PCはエライのう。が、ギャラリーの方はいつ出来るのかヒヤヒヤだったかもしれません。いいやきっとそうでしょう。すみませーん。
実は打ち合わせの時、GWもあるし印刷に出すには早く作らなくてはと話をしていたのですが、急にやることが増え後回しに。一応撮りおろしもしたのですが、今一歩普通の着物リメイク過ぎて、悩んで日が暮れてマイ印刷というところです。
このHPをちょくちょく見てくれているヒトはもうお分かりですが、かなり気にいっていてもう何度も使っています。年賀状にも使ったし。いろいろ考えて今回はじめて私の着物リメイクの作品を見てくれるヒトも多いだろうし、やっぱり初めにココからのイメージで入って欲しいなーという希望も出てきて使うことにしました。ちょっとクスッとしてしまうようなお気楽な感じの世界だよ〜というか、ピースフルというか
そもそもは、着ている青いシャツを紹介するための写真で、ここまでしつこく使うことになろうとはという写真です。たまたま行くことになった小平のたてもの園のお風呂屋さんで、撮りました。(和樂さんにどこで撮ったの?という問合せがあったそうで。)確か子宝湯という名前だったような。レトロな感じの場所でいいなーということで撮影をお願い。ちょっとカタチがユニークな帽子になんか急にアービング・ペン(っていう名前だったような)の50年代のファッション写真のポーズが浮かんで、(一応そのつもり)キッチュなおじゃぽんな場所で、なぜかファッションという写真になりました。ちなみに撮影者のトール氏はこの写真あまり好きじゃないとのことです。
そうそう昔のお風呂は立って入っていたようで、すごーく深いのです。これ驚き。

書体もなんとなくキッチュに。
でもこれってWindowsでしか今の私にはできず印刷には出せませんでしたぁ。MACの壁は厚かったぁ。

●いろいろあるねー(5月20日)
木曜日から風邪っぴきで寝込んでました。ようやく立ち直った今日は、一度張り詰めた糸が切れたようで、集中力を復活するのがなかなか大変。自分で忘れないようにコツを書いておこう。
1.まず洗濯!掃除という話もあるけれど製作中は家中が糸だらけになってしまうから、掃除はちょっとねー。洗濯のいいところはとりあえず綺麗にしているという前向きなことをしているというのが、いいきっかけになる。
2.お腹いっぱいに食べない。ちょこちょことは食べても、いっぱいに食べると眠くなってしまうから気を付けなくては。作曲家の三枝氏は食欲と睡眠欲を削って創作しているという話を聞いたことがある。彼の食事は山盛りのビタミン剤。彼の場合ヒトは満たされると創作しようとしなくなるからと、テレビで言っていたような。まー私の場合は単に眠気対策なわけで。ついでにダイエット?
3.やっているフリをする。どうしても集中できない時があるけれど、その時はこれはフリなんだと思ってとりあえず手を動かすこと。気乗りしない時、無理に集中しようと思わないで、フリと思って乗り気じゃなくてもなぜか出来上がってしまう。あーら、素晴らしい!

●困ったバーチャルなヒト(5月14日)
ネットを通じてイロイロなお話がくるが、困ったちゃんもいる。最近特にあやしかったのはバーチャル・オンリーなヒトだ。ネットでは、カタログということで画像はアップするもネットを通じては商品を販売しないというところがあるが、なぜその様な方法を取られるかとても実感したことがあった。写真はウソツキだから、実物とはどこかギャップがあるからこそ実物を見て欲しいとこだわるコトは、バーチャルなモノを丸ごと信用してしまうヒトには伝わらないのかもしれない。

困ったちゃんからの話は、とても丁寧だけど勢いと思いつきだけで現実的な根拠がない。実物がないバーチャルそのものなのだ。いままでの仕事の経験上たいていそういうヒトは勢いだけで回りのヒトを振り回すだけ振り回して、詰めが甘くトラブルを起こして1人でぽしゃっていくのが落ちなので、出来ればつきあいたくないタイプ。が、どういうヒトかも分からないので、しばらくメールでやりとりをしていたが、やっぱり第一印象どおり振り回し系のヒトだった。現実でも第一印象と違うかも知れないと思っていても、第一印象通りの人は多い。
本能的に信用出来ないヒトには、作品を託したくない。会ったことのない訳のわからないヒトに、こだわり尽くして作った作品が渡るのが気持悪いという作家さんもいたが、私の場合、信用出来ないと思ったヒトの手に渡った途端、私の作品もそのヒト同様いい加減なモノとして第三者から見えてしまいそうで、とても嫌だ。きっと作品も不本意ないい加減な目に会ってしまうのは目に見えている。

ネットを通じて作品が渡るのは、愛着を持って作品を持っていてくれるヒトであって欲しい。

実際に作品を見たことがないのに、作品の企画を進めてくメチャクチャなやり方で(さらに海外に住んでいるヒトなので見る機会もなし。そのヒトと会う機会もなし。会ったことがない、会えないという事実は大きい。ちなみに作品がどういう場に行くのか具体的計画なし。作品がどういう「場」に置かれるかはとても重要なことだと思うが理解ナシ。とても基本的なことが当たり前に出来ないヒトなのだ。作り手がこだわって作るモノを扱うのは難しいヒトだと思う。)あまりに信用出来ないので、あえて困難な条件を出してみたら、そのヒト個人に対して書いたメールなのに、「当社ではそのようなことはしません。」とはじめて聞くその会社に対して要求したように勝手に都合よく解釈されていた。どうして知らない会社にメール書く?困ったちゃんだー。当然お断りさせてもらった。とても迷惑な体験だった。

うまくは言葉に出来ないけれど、バーチャルな世界だけで、現実のモノゴトを決めて行こうするのは、違和感がつきまとう。

そういう困ったちゃんがいるかと思えば、このバーチャル場であるHPを通じて、骨董市や和樂さんやデザインフェスタという現実の場に情報を生かして「自分の目で確かめに行く」嬉しいヒト達がいる。すごいよー。嬉しい。
そこにウソしかなかったら、私のHPは信頼されなくなる。けれど、「行ったら本当にそうだった。行ってみてよかった!」みたいな空気が私にも伝わってくると、HPに出来るだけ実際に行動して自分の目で見て感じているからこそ出来るコトを発信していきたいと思う。

現実でもバーチャルな場でも「信頼」は重要なキーワード。個人差があるのでなかなか難しいことだと思う。まだ始まったばかりのバーチャルなネット世界との距離はちょっと気にしていたい。見極めるチカラをつけなきゃ。人間界は難しいのう。

●展覧会のお知らせ(詳細)(5月13日)
菊乃の部:「着物deお洋服展」
2002年6月3日(月)〜6月8日(土)
AM11:30〜PM6:30 ただし5日(水)はPM7:00迄。最終日はPM5:00迄。
(私、菊乃は5日と8日は午後から会場にいる予定です。遊びにいらしてくださいねー。きっとキンチョーしてると思いますが))
ギャラリー銀座 東京都中央区銀座2-13-12
Tel 03−3541−6021(会場)

大正生まれのおばあちゃまを筆頭に、お嫁さんのゴールデン・コンビに、孫世代の菊乃(残念ながら血縁関係はありませぬ)と3世代に渡る着物リメイク作家の企画展です。嗚呼、着楽*吉日!

うまい表現がなかなか見つからず誤解させてすみませんでした。3人展ということでしょうが、どうしても大正生まれのおばあちゃまの存在は大きいのです。なんか素敵な生き方に憧れてしまいます♪

さて菊乃コーナーは、「着物deお洋服」展として「着楽*吉日」テイストをメインに展示したいと思います。なんとか下の赤い紅絹バッグも間に合いそうです。他もいろいろと作成中です。(ま、間に合うか?ドキドキ)
あと、菊乃の私物ですが(^^;)「これくしょん」コーナーに載せている作品も混ぜて展示したいと思っています。画面で見て、本物はどーなっているの?とお思いの方!絶好の機会ですよ〜。(万が一、「これくしょん」のコーナーで「実際に見てみたい!」なんて思っているモノありましたら掲示板にリクエストしてくださいませ。私が手作りしたモノに限り展示させてもらいたいなーと思っています。そんなのあり?のすごい企画だわ〜。)
着物のもつエラソーな感じの部分ではなくて、もっと気軽に身近にイマドキの着物リメイクを楽しんでいる感じが伝わればいいなーと思っています。
●12日のあれこれ(5月12日)
デザイン・フェスタは結局行けず。午前中本屋さんへ。けっこう着物リメイクの本が新たに出ていることにびっくり。でも作者的に昔から着物リメイクだけという感じではなさそう。多少着物リメイク・ブームにのっかているヒトも見受けられる。まー素敵ならいいけれど。でも時間がなく後日ゆっくり見ようと思う。
ミシン届く。が、開けている時間なくもう夜の9時に今日記を書いている。とほほ。
今日はバッグ職人さんから電話があった。こんな日曜日なのに働いているのねーと驚く。私も同じ?
●ミシンの神さま(5月9日)
あっという間にGWは終わってしまった。今日はロックミシンを買いに行った。本当は直線縫いの職業用も欲しいのだが予算の都合上、ロックミシンを。以前、そのミシン屋さんい行った時、職業用ミシンのことはよく知らないので、売り場の雰囲気では、職業用には2大ブランドがあるみたいで、「どう違うの?」と聞いたら、
「音だよ!」。と一言。
まーその後は、マシンのバランスからくるなんとかと説明してくれたがインパクト大のミシン屋であった。確かにジューキの方がメカっぽくいい音してたけどー。で、そこの情報によると職業用ミシンは4月が一番安いのだそうである。学生さん向けに学割価格なのである。そして今がギリギリまだお安い時期なのだ。
おじさんは、とっくに学生を卒業している私にも学割価格で売ってくれた。新品で定価の半額以下よ〜。思い切って清水の舞台から飛び降りるつもりで購入。
まさか一年前には、こんな本格的なミシン買うとは予想もつかず。ソーイングでは、布の始末は変に三つ折とかしないで、ロックミシンでやるのが今はフツーみたいで、カットしてくれるのもありがたい。仕上がりが綺麗なのはいいよねー。一応日曜日に届くらしい。

そうそうミシンの神様のことだった。おじさんと届日の確認とかしたら頭から「あのーこちらでミシンは買ってくれないんですか?」の声が。ふりむくと金髪の日本人の20代のお姉さん。(なんか日本語変みたいだけど、金髪の日本人はフツーにいるので、変じゃないのねと、気づく。)なんでも、文化の学生だったが、4年前に20万もする職業ミシンを買ったらしいが、一度も使ってないらしい。そこのお店では買取はしていなくて、ミシンを売る方法をおじさんはお姉さんに話し始めた。しかしこれは、直線縫いの職業用ミシンが欲しいという願いをミシンの神様が聞いてくれたかと思ったよー。で、そのお姉さん「1万じゃ安すぎかなー。」と言ったので、これがチャンスとばかり「買う!」と立候補したよー。まー冗談の雰囲気になったけど。あのお姉さん、ネットとか出す手間より今頃あのヒトに・・・と、後悔してないかしら?ミシンの神様はどっちに微笑んだのでしょ?

←一応作品のコンセプトなるものを少しずつ。ジャポニスムの本を読んだら、急にこういう柄に憧れ欲しくなって探し求めたモノ。ジャポニスムってなんなのさと思ったら、イメージ的には赤だとか思っていたけれど、着物を洋服にした時、黒地に金、そして平面に描かれたモチーフというのがものすごくジャポニスムを感じさせることに気がついた。クリムトの絵とかもジャポニスムの影響を受けた特徴というと、平面に描かれ黒と金のイメージがある。外人さんの視線から見るときっと日本の美意識のイメージはこうなのかもしれない。金というのは派手だけど、それはきっと明るすぎる今の生活からみた視点だ。完全なる闇のあった時代に蝋燭の炎でみると違った味わいを見せてくれる色ー金。薄暗い灯りでこそ映える色として金を使われたとどこかで読んだ事がある。考えるとぞくぞくしてくるね。不思議な別世界。谷崎の世界(陰翳礼讃)に浸って昔の日本人の美意識を想像するもよし。
制作としては一応黒のエプロンとして作っているところです。テーマは「正統ジャポニスム」。エプロンと言っても、どうも本来のエプロンとしてではなく、スパッツやパンツを穿く必要のある巻スカートっぽくおしゃれに着られている方が多いみたい。ありがたい。
●影のテーマは「眠くならない食事法」の発見?(5月6日)
ごはんを食べると眠気が襲ってくる。さすがに8時間寝て、朝ごはん食べてまた寝てしまったのには、自分でも驚き。消化することだけでもエネルギー使うのでしょ。たぶん。
前に勉強していた時も眠気問題は大きくて、対策としてベトナムの山奥に行った時に食べたオニオン・サラダが原因で一晩中眠れなかった過去を持つので、玉葱料理ばかり食べていた時期があった。
今回も玉葱が多い、「玉葱チャーハン東京スペシャル」(いかにも眠くならなさそうでしょ。)を作って食べたけれど、今の時期は春玉葱(?)というなんだか甘くなって身体にやさしく効き目はなし。だれかぁいい対策があったら教えて〜。(コーヒーなんかでは軽く眠気が襲ってきます。)

GWもあっという間に終わってしまった。計画とは、違い全然作れなかったが、組合わせる下準備は半分進んだかなーという状態。後は、ひらすら縫いまくるぞー月間が始まりまする。
明日は会社だけど、家にいると作るのはいいけれど、しゃべらないのがヤバイなー。声を出してない気がする。退化してしまったらどうしよ。オイオイ。それに加え今年お会いした主婦で作家のヒトが、「独立した今より会社に行ってた時の方が作品作ってた。」という話が印象的に残っている。
●早朝バトルでダイブ(5月5日)
昨日はひたすら、ほどいて洗濯を繰り返す。夕方ようやく布の組合せをはじめる。
が、これがなかなか楽しく煮詰まる作業。手に入れた着物はどれも安いだけあって破けてたりシミがたいていはあるので、布の状態を見ながら決めるのでさらに時間がかかる。どうも最近は、気分的に紫モードが強いらしく赤バージョンの閃きがいまいち。

で、本日、煮詰まりつつ足りない布をゲットしに蚤市へ。いつも思うのだけれど、朝の街を歩くのはなかなかいい気分。煮詰まっていても朝街を歩くだけで、夜に煮詰まっているのとまた気分が違う。早起きは3文の徳とはこのことか。自分を置いといて、こんな朝早くに歩いているのってどういうヒトなのでしょ?と観察しつつ向かう。電車は朝帰りの若者たちがチラホラ。夜通し遊んでいたような疲れはみえない。若い!最後に遊びで朝帰りしたのはいつだろ?

で、蚤市のバトルは凄かった。店のヒトが着物の包みを開けていくそばからヒトがたかっていく。まずは私がチェックしてから〜オーラを発しているヒトが常連さんがいる。もともと闘争心にはほど遠いのだけど、こんな私でもこれと思ったものはダイブしていたと思う。マジめに空中飛んでたね。なんで空中飛ぶかというと、お店のヒトの周りはひとだかりなので、空いている所にいるわけなんす。遠いから飛ぶのだな。朝から。
がっくり疲れて戦利品抱え、蚤市の帰りにいつも楽しみにしているスタバに行く。午前中から抹茶フラぺチーノの生クリームはちょっとキツイので今度から生クリーム抜きにしよ。


※あまりに殺伐としたとこなのでオススメ出来ないので場所は書きましぇん。やっぱり着物はキャーキャーいいながら楽しく買いたいものです。
←ダイブしてゲットしたのはもちろん紫。もう紫しか反射神経が動かないのか?
●ようやく構成が決まる(5月3日)
菊乃ワールドを「赤・黒・紫・白」の4色をテーマにそれぞれのコーディネートで表現したいのがまずコンセプト。

イメージが固まったのでさっそく材料探し。ひさしぶりに大量購入(あとで数えたらなんと21枚!どれも素敵なものばかり!)。お店のおばちゃんに「どうやって持って帰ろう。」と途方に暮れていたら、「あんたこれ。」と綺麗とは言い難い幸せの黄色い風呂敷に包んでくれ、「こうやって肩からひっかけんのよ。」とアドバイス。「これどうみても行商のヒトだよ〜。」と笑って店をでたのはいいけれど、背中でビリッビリッと切れていく音が聞こえていた。なんとか駅についた途端ぶっち切れ。しかたなくタクシーをひろう。といっても手を上げずに拾えたのよ。もう表情だけでタクシーが止まってくれた。タクシーのおじちゃんも「いかにも荷物が大変っていう感じだったよ。」と笑って話してくれた。

次の日(と言っても今日なのだけれど)1日中、着物をほどく作業。1日作業している時って、不思議で5時間ぐらいやっているとお眠の時間がやってきて、普段とは違う生活リズムになってくる。

←この生地でバッグを注文。出品予定なのだけれど、間に合うといいなー。
ついでに書くと、この紅絹(もみ)という布。着物を売ってくれたおばちゃんによると洗うと溶けちゃうかもねー。というほど弱りきっている代物。紅絹じたい洗うと色落ちが激しい代物らしい。洗わずに済むアイテムということで、だめもとでバッグ職人さんにみせたところ「ビニール加工もするから大丈夫」とのこと。やったねー。確かに色移りが激しく穴もボロボロでなんとか1個分のバッグの生地が取れるのみ。どんな状態であろうとも、このレトロなデザインがたまりません!
●展覧会に参加することになりました。(4月のこと)
6月3日からギャラリー銀座で「おばあちゃんのちりめん細工」展とジョイントすることになりました。
HPを拝見させてもらったら、そのおばあちゃんが、いいのよー。大正生まれのおばあさんなのですがみんなに愛されているのが伝わってくるのです。いいよなー。ちょっと泣けました。そういう人生を歩めた女性とぜひ一緒に参加させてください!というものです。はじめてのことなのですが、ヒトよんでチャレンジャーの私やってみようと思いました。

ギャラリーのオーナーさんもなかなか素敵なヒトで、銀座のギャラリーのオーナーさんというイメージを裏切ってくれる気さくな方で、打ち合わせで初対面なのに盛り上がってしまいました。