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論学については、
前回の「実学概説」にも少し書いたから
そっちも参考にしてにゃ?
論学とは、言うなれば
「不思議の法則」を論理的に法則として確立する学問
と、言えばまあ正解かにゃ。
どんな不思議も、実は隠れた法則がある、と考えられるよにゃ?
例えば「空を飛ぶ不思議」について考えてみても
翼の上側と下側の空気がどうなれば空は飛べる、とか。
ミュンは飛行機工学とか詳しくないからその法則を完全には知らないけど、
なんかしらの法則があって、その法則を適用しているから
「空を飛ぶ」という不思議を行使することができているわけにゃ。
論学をするときに必要なのは
「不思議を真摯に、客観的に、見つめること」にゃ。
この仕事をするのが学派でいう「魔法使い」というヤツにゃ。
魔法使いと魔女の関係を少し詳しく見てみようかにゃ。
魔女は「不思議を行うもの」と考えてほしいにゃ
。
で、魔法使いのほうは、「その不思議を解明し、法則化し、行使するもの」と考えるにゃ。
要するに
魔女は、
法則になっていない魔法(これを「魔術」というにゃ)を主観的に使い、
魔法使いは、
魔術を法則にして(これを「魔道」というにゃ)客観的に魔法を扱う、
という住み分けができるよにゃ?
つまるところ
論学をするときにポイントは
客観的に魔法を積み上げることにゃ。
逆に実学は、
なんでこの不思議が起こるのかは解らないけど
主観的に不思議が起こることを感じる
という感性の学問にゃ。
論学と実学
どちらが優れているっていうことはないし、
魔法使いと魔女
どちらが偉いということもないにゃ。
ただ、
感性が優れるヒトと
論理性が優れるヒトと
人間にはそういうタイプみたいのがあるよにゃ。
論理だけで魔法をやっているひとは直感だけで魔法をやるのは難しいし
感性で魔法をやるひとはその魔法がどういう仕組みだか分からないにゃ。
どちらの学問も必要ではあるけれど、
最終的にはどちらか得意なほうに流れていくのが普通だと思うにゃ。
自分のどういうところに論理性があって、
自分のどういうところに直感が働くのか。
これを段々と自己診断していくと
自分の魔法態度っていうのが明確になっていくにゃ。
今回はちょっと難しいかにゃ?
でも生活の中にある不思議というものに
少しでも気づいてくれれば幸いだにゃ。
次回はもっと細かい具体的な魔法話に移るにゃ。
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