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大宰府天満宮周辺
***今回は大宰府天満宮周辺を3回に分けてお伝えします***

第一弾

大宰府天満宮・梅・竈門神社・光明禅寺・観世音寺をお伝えします

大宰府天満宮
学問の神様・菅原道真公を祀る全国天満宮の総本社。
平安時代(901年)右大臣から突然大宰権師に左遷された道真公は、
2年後この地で亡くなった。その墓の上に天満宮で現在の本殿(重要文化財)
は1591年(天正19年)に再建された。
心字池の橋の傍らには室町時代の志賀社(重要文化財)があり、
宝物殿には国宝や重要文化財の数々の宝物が納められている。
広い境内には梅・楠木・花菖蒲など四季折々美しく、正月のうそ替え・鬼すべ、
早春の曲水の宴、秋の神幸式など古い歴史を忍ばせる行事がある。

曲水の宴とは平安時代の衣装の詠み人が和歌を即興で詠むもので、先の詠み人が杯に
お酒をくみ、小川に流し自分の前に流れてくるまでに即興で和歌を詠み、その杯を
飲み干すという、和歌を詠む早さと、出来栄えを競う平安時代の遊びと伝えられる。
今年の曲水の宴は先週の日曜日と明日の日曜日の2回行われる。

 梅の見頃

梅は、中国からの渡来木です。中国では年が明けて最初に咲く花ということで、
「百花初見」とか「百花元始」と呼びます。ですから、わが国では旧正月の頃、
すなわち2月上旬から3月中旬が見頃ということになります。太宰府天満宮の梅は、
「献梅」といって全国各地より天神さまに献げられたものですから、197種類とい
う品種があります。それで、極早咲-早咲-本咲-遅咲-極遅咲がありますので、
1〜4月上旬まで、梅の香を楽しめます。

竈門(かまど)神社
縁結びの神様
竈門神社は大宰府政庁を構築する際の鬼門除けとして造営されたのがはじまり。
昔、竈門山と呼ばれていた宝満山の山頂に上宮、ふもとに下宮が鎮座している。
祭神は神武天皇の生母である玉依姫命、縁結びの神社として親しまれており、
多くの若い参拝者が訪れている。
またここは標高830メートルの宝満山の登山口としても賑わっている。

光明禅寺
侘び・寂びを感じる庭園
天満宮の参道を登リつめ右へ曲がるとつきあたりにこの寺がある。
一般に「苔寺」の名で親しまれているように苔で陸を、白砂で大海を表現した庭と、
石を配して"光"の字を書いた石庭、そして紅葉とシャクナゲが美しい寺である。
倉時代に創建されたと伝えられている。

観世音寺
日本最古の梵鐘をもつ寺
「万葉集」「源氏物語」にゆかりのある寺で、奈良時代に斉明天皇追悼のために、
天智天皇の祈願により建てられた。
境内には日本最古の国宝梵鐘(ぼんしょう)がある。
また収蔵庫には重要文化財の仏像が安置されている。

第2弾

大宰府市概要と戒壇院・大宰府政庁跡・四王寺山をお伝えします

★大宰府市概要★

【豊かな史跡】県中央部の北西寄り、福岡市の南東約16キロメートルに位置。
交通網も整備され、衛星都市として発達。特別史跡や名所旧跡が数多く残る。
また全国天満宮の総本社・太宰府天満宮の所在地。
史跡や緑にめぐまれた福岡都市圏の住宅都市。
【まほろばの里づくり】新旧文化が調和した「まほろばの里づくり」として、
「まるごと博物館構想」や史跡地有効活用事業を推進中。
また、高等教育機関が多数立地し、対人口比の学校数は全国一。

【特産・地酒】木うそ、梅ヶ枝餅 (酒)観世
【イベント】鬼すべ・うそ替え(1月7日)、曲水の宴(3月)、千灯明(7・9月)
 とび梅健康展(7月)、市民まつり・神幸式大祭(9月)、ふれあいフェスタ(11月)
【日本一】対人口比学校数、観世音寺の梵鐘(日本最古)
【出身者】岩下智子(フルート)、村岡実(尺八)

★戒壇院★

日本三戒壇のひとつ
盧舎那仏座像(重要文化財)
奈良東大寺(中央戒壇)、栃木薬師寺(東戒壇)とならび天下三戒壇のひとつとして、
筑紫に置かれた西戒壇である。僧尼受戒のための重要な施設であった。
現在の建物は元禄時代のもので平成6年修復された。


★大宰府政庁跡★

かつての栄華を伝える 九州全体を治める役所「大宰府」があった所。
7世紀後半から奈良・平安時代を通じて九州を治め、我が国の西の守りとして防衛を、
また外国との交渉の窓口として重要な役割を果たしてきた。
現在も大宰府政庁跡の中心にはその大きさをしのばせる立派な礎石が残り、そこを中
心に門や回廊、そして周辺の役所跡が復原され、現在では公園となっている。

★大野城跡(四王寺山)★

朝鮮式山城
太宰府市の北になだらかに連なる四王寺山山頂にある山城。
水城が造られた翌年の665年に大宰府の北の守りとして、南の備えと共に築かれた。
その形は朝鮮半島にある山城を手本に約8キロにわたる土塁や石垣で山頂を囲み、
その中に建物を建てた。
現在も倉庫群と思われる礎石が約70棟分山中に点在している。
『万葉集』にも歌われた大野山は後に四天王が祀られその名が山の名として今に
続いている。
途中に「岩屋城」や「百間石垣」「米焼きヶ原」など、古くかつ価値ある史跡が多く
点在している。

        次回は水城と太宰府天満宮の梅を紹介します


第3弾

水城跡と太宰府天満宮の梅を紹介します

☆水城跡☆ (ミズキアト)

概要
        
前年の天智天皇二年(663)我が軍は唐・新羅連合軍と白村江において百済と
共に戦って大敗し、戦いに敗れた我が国は、朝鮮半島からの侵攻に備え、当時、
博多の那の津にあった太宰の府を軍事的に有利な現在の大宰府跡(通称都府楼跡)
に移し、その防衛のために北面の四王寺山に大野城を、南面の基山に基肄城(きい
じょう)を築き、これらを結ぶ平野部に水城を築造したものである。
現在水城はこの大土塁の他に、大野城市大字上大利に上大利土塁、春日市大字下白水
に大土居土塁、同上白水に天神山土塁が遺存している。
水城の築造方法は、昭和四七年の発掘調査の結果、砂質土と粘土を何十層にも交互に
突き固めて積み上げたものであることが明らかになった。
また昭和五〇年の調査では、土塁の前面である福岡側に幅60m深さ4mに及ぶ濠が
あり、土塁の中には濠に水を導き入れるための木樋(木製の導水路)が長さ80m、
幅1.5m、高さ0.7mの規模で通っていることが確認された。
昭和四七年の春日市の大土居土塁の調査によっても、前面に濠状のもが確認されており、
水城とは前面に水を貯えて、太宰府に攻め込む敵を防いだものであろうと想定される。
このことは「日本書紀」天智天皇三年の条にある「又筑紫に大堤を築きて水を貯えしむ、
名付けて水城と曰う」という水城築造の記事と一致するものである。

                特別史跡「水城跡」の案内板より 

★梅の見頃★

梅は、中国からの渡来木です。中国では年が明けて最初に咲く花ということで、
「百花初見」とか「百花元始」と呼びます。ですから、わが国では旧正月の頃、
すなわち2月上旬から3月中旬が見頃ということになります。太宰府天満宮の梅は、
「献梅」といって全国各地より天神さまに献げられたものですから、197種類とい
う品種があります。それで、極早咲-早咲-本咲-遅咲-極遅咲がありますので、
1〜4月上旬まで、梅の香を楽しめます。

★梅の種類★

1 飛梅(とびうめ)
「東風吹かばにほひおこせよ梅の花 あるじなしとて春な忘れそ」と詠まれた道真公
を慕って、京から一夜にして飛んできたと伝えられる、由緒の深い梅。
本殿に向かって右前で、新春いちばんに花をつけ平安の昔を偲ぶ薫りがただよう。
品種は色玉垣。野梅性。

2 肥前紅(ひぜんこう)
春らんまんになるのを待っていたかのように、大輪の花を咲かせます。

3 皇后梅(きさいのうめ)
大正13年3月13日、貞明皇后(大正天皇后)がご参拝の際に、葉山御用邸より
ご持参の梅をお手植えされたもの。飛梅の白に対し、紅の華麗な花を咲かせます。

4 雲井(くもい)
桃に白が浮いたような花と、極薄桃の花を同じ枝につけ、蕾の開きかけがバラの
花を思わせる、女性好みの梅。

5 八重松島(やえまつしま)
栽培種として人気の高い「未開紅」によく似た花をつけます。

6 緋縅(ひおどし)
花びらの先がとがり、鎧の札(さね)がつづりあっているように見えることから
「緋縅」の名まえがつきました。

7 月宮殿(げっきゅうでん)
めしべ、おしべが長く、花びらのように広がります。花びらは先が内側にカール
したような「抱え咲き」。満月のように丸く、黄身を帯びています。

8 記念梅(きねんうめ)
花弁がこまやかに波うつ、華やかな姿をもつ。盆栽にしても育てやすく、
多くの愛好家に親しまれています。アンズとの雑種といわれる「杏性」に分類される。

9 未開紅(みかいこう)
これ以上の桃色はないと、その色合いが人気をよび、家庭でもよく栽培される梅です。
開花の時、一、二弁咲き遅れるのでこの名まえがつきました。

10 肥後駒止(ひごこまどめ)
肥後の殿様がわざわざ馬を止めて、見入られたという言い伝えのある美しい梅です。

11 紋隠(もんがくし)
大きな花が開くと、着物の家紋も隠れてしまいそうなところからこの名がつきました。

12 大宰大貳(だざいだいに)
ふっくらと抱き咲きに開く白い花。

13 世界の図(せかいのず)
一重だけれど、花びらが少しずつかさなりあい、その花形のよさで、
盆栽としても広く愛好されています。真ん丸とした蕾がとても愛らしい。

14 東京茶青(とうきょうちゃせい)
枝数が少なく、丈夫で花つきのよい茶青は、庭木として育てやすい梅です。

15 香川(かがわ)
肥前紅によく似た美しい花をつけますが、花びらの先は少し縮れぎみで、
絞りがまじるものもあり、あでやかな印象を残します。

16 内裏(だいり)
花びらが開くと、花弁の先に絞りが表れます。弁の裏や蕾の先端に紅色を帯び、
桃の花の咲くころと時期を同じくして、咲き始める。

17 大和牡丹(やまとぼたん)
牡丹の花に似た、純白で大輪の花をつけ、その清々しい姿は、多くの日本人に好まれます。

18 楊貴妃(ようきひ)
中国では昔から、高貴な花として梅を愛でてきました。そこで、中国随一の美人の
名まえを梅の花につけたのでしょう。花弁が波うっているのが特長です。

19 天神梅(てんじんばい)
種子に歯形のようなくぼみがあることから、別名「天神のかじり梅」。
江戸末期、参勤交代で親しくなった南部藩士に、黒田藩の武士が梅の種子を贈り、
盛岡に根づいた木が、天満宮に里帰りしたものです。
かじり梅は、当時天満宮にはなくなっており、以来大切に育てられている稀少梅。

20 東都(ひがしのみやこ)
一枝に白と薄桃絞りの花を同時につけ、満開になるとなんともにぎやかな風景を作ります。
2002年06月05日 07時49分27秒

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