The reflextion sentence


童話物語
mayaの大好きなファンタジーなんだけど、まず、世界がきちんと確立しているの。
本の一番最初に、時間の数え方とか、お金の単位とか、長さの単位とかについてしっかり書いてあって、大陸図とか。
上巻の最後にはその世界の歴史学者が書いたという歴史書の抜粋が!!
物語に直接かかわりないような宗教史や、歴史上重要な事件とか書いてあって、最初は、なんでこんなの書いてるんだろうって思ってました。
だけど、これが、ものすごく重要だったんです。
主人公が最初に住んでいた村はとても貧しくて、迷信を信じてて、典型的な田舎の象徴とかとも取れてたんだけど、
例の歴史書を読むと、どうしてここはこんなに貧しいのかとか、人を避けるのかとかわかってくるんですよ。
歴史や、風土を知らなきゃわからないことって多いですもんね。
誰だって多分誰かを憎むことがあるし、ちょっとしたいたずらのつもりが取り返しの付かないことになってしまってその責任を負わされる事だってあります。
一人一人の登場人物に取り返せない過去があって、それに苦しめられています。
このお話は、人を憎むことから解放されるまで、人を疑うことをやめられるようになるまで、登り続けるお話かも。
精神的というよりは物理的に。
田舎から都会へと旅を続けながらどんどん高い建物へと場所を変えていく。
物語に登場してくる重要な場所は常に高いところ。しかもその高さはどんどん高くなっていきます。
何度も何度も自分を確めながら上へ上へと登っていく。
だけど、最後人を許すことができて、過去から開放されて、人を信じられるようになった時、主人公は降り始めます。
人の背中におぶさって。
あれほど憎んだ人の背中に乗って。

人は自分が思っているよりもすごい人なんだ。ってゆうこの本のメッセージは絶対忘れられません。
そして、私も旅の途中。まだ帰るべき場所は見つかってないかもしれないけど。
そんなことを考えてると、本当に考え込んじゃう作品でした。
とにかくこれは、ほんとにほんとにお勧めの一冊です。

2002年01月22日 11時04分10秒

パーフェクト ブルー
パーフェクトブルーは宮部みゆきの初長編ってゆうことなんですけど、そんなに長くはないです。
はっきりいって。 でも、登場人物の個性がものすごく強くって一人一人がきちんと役を持っているところなんかさすが宮部みゆきってかんじですね。
ミステリなんであんまり詳しくかけないんですけど、
高校野球界のスパースター,諸岡克彦が殺害されガソリンをかけられるという陰惨な事件からこの物語は始まります。

だれが、なぜそんなことをしたのか。それを突き止めるのが主人公たち。
宮部さんの作品ってスターって感じの人が一人で何でもやっちゃうってことが少ないと思うんですけどこの作品でもそうです。
主人公はおそらくこの人(?)マサ。マサは元警察犬なんです。つまり
実際捜査を進めるのはマサの飼い主蓮見家の人々(探偵事務所をやってます)と、被害者の弟進也
でも、語り手の役はマサ。
一種の社会問題を扱っているのにそこが強調されすぎず、読んでいてさっぱりと感じるのはマサが語り手だからな気がします。
それから、まるで漫才のように軽妙な会話。
宮部作品では、珍しくないことなんですけど、今作は格段に面白い。
きっとこうやって、笑うところがあるから殺人事件も暗くなりすぎずにかけるのかも。
でも、それはきっと、フリ役の(いや、きちんとした役目もあるんだけど)進也が、ものすごくまっすぐで強い人間なんだって事を強調しているのかもしれないかな・・・などと考えてしまいます。
最初にミステリと書いたけど、これは、謎解きとかそういうことは多分ストーリーの飾りにしか過ぎなくて、人間ドラマなんだと思います。 強く生きていきたい人のための人間ドラマ。

続編もあるらしいので、本屋さんに急ぎたくなる(実際は予算が・・・)最高のお話でした。

2002年01月16日 17時51分13秒


Harry Potter と賢者の石
初回はmayaの大好きなHarry Potter第一作です。
読んでらっしゃる方も多いんじゃないかと思うんですけど、
もしくは、映画見てらっしゃるとか、
私も実は、映画見てから本読んだくちなんですよ。
アレが、一年の内容とは思えない展開の速さだったけど、やっぱり面白かったですよ。
いろんな意見あると思うけど。
なんか、ファンタジーなのにすごい普通くさいんですよ。
だって、主人公がテスト勉強で冒険一時停止するようなファンタジーってありました?
アイテムだって、モデルチェンジがはげし一。
これ2巻以降の話も混ざっちゃうんだけどのモデルチェンジ早いっすよ。
まるで、パソコンやら、おもちゃやらNIKEのシューズやらがどんどん新しくなってくみたい。
この普通さがいいのかな?
話的には、なんか、プロローグって感じで、世界観を思い知れって感じです。
伏線張り巡らされていますのでこれから読もうって方はじっくり読んでくださいね。
2002年01月14日 22時34分19秒

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