Shrub Roses

1867年以降のいわゆるモダンシュラブの総称で
Hybrid Musk、Hybrid Rugosa、English Rose
(David Austin Rose)等を含みます。悪く言う
と、その他の種類みたいになってしまいます。
色々な特徴のばらがあります。
香りもまちまちです。
原種間交雑種や、landscapeと呼ばれる修景ばら
やground coverと呼ばれるばらも含みます。但し
最後の2つのカテゴリーは分類学上の分け方による
分け方というよりも用途別の名称と考えられます。
そもそもbushというよりも大きくてshrubなので
系統ではなく樹性による分類になっていると言えます。
ただshrubはbushより大きくclimberより小さいカテゴリー
という単純ではないので困ります。モダンシュラブ
には四季咲き性の強いものが多いです。シュラブ
でもオールドローズのシュラブ型樹性のものはオールド
ローズの方に入れたのでここにはありません。


F. J. Grootendorst
Hybrid Rugosa
Rosa rugosa rubra×Nobert Levavasseur
de Goey 1918 (Holland)

カーネーション咲きの花が特徴的です。ミニばらのよ
うな花の大きさです。房咲きになりますが香りはない
です。周期は長いですが返り咲きます。
2001年の春花はこちらです。
Grootendorst Supremeという濃い赤の別種があります。

2000年6月 挿し木苗

Pink Grootendorst
Hybrid Rugosa
Sport of F. J. Grootendorst
F. J. Grootendorst 1923 (Holland)

F. J. Grootendorstの枝変わりだけあって、花の色
以外はほとんど見分けが付きません。香りも
無いです。
PinkとWhiteの遠景写真はこちらにあります。
2001年春の花はこちらです。

2000年6月 挿し木苗

White Grootendorst
Hybrid Rugosa
Sport of Pink Grootendorst
Paul Eddy 1962 (United States)

Pink Grootendorstの枝変わりです。
イングリッシュローズでも枝変わり3兄弟がありま
して、Mary Rose, Redoute, Winchester Cathedral
がそうです。他にもあれば教えてください。
Grootendorstは全部で4兄弟ですね。

2000年6月 挿し木苗

Mainaufeuer
Shrub
Weisse Max Graf×Waltzertraum
W. Kordes 1998 (Germany)

これを販売している国内代理店ではマイナー
フェアーと呼んでいます。つづりから見ても
マイナウフォイヤー辺りが近いのではないで
しょうか、フェアーじゃない、意味が違ってきます。
MRXIではChilternsあるいはRed Ribbonsで引かないと
検索できません。KORtemmaです。遅咲きです。
照り葉がとても光っています。トゲも鋭いです。
私はスタンダード仕立てにしています。

2002年11月 スタンダード芽接ぎ

Cocktail
Shrub
(Independence×Orange Triumph)×Phyllis Bide
F. Meilland 1957 (France)

中心の黄色は開花から時間と共に退色して、最後は真っ赤
になります。香りはわずかにあります。
花が一度に多く咲く春には近くを通ると甘い
香りが漂います。
水を多く欲しがります。花弁の裏は白です。
夜になると開いていた花は閉じぎみになります。
日の出と共にまた開きます。
2001年春の遠景はこちらです。

1999年5月 新苗

The Prince
English Rose
Lilian Austin×The Squire
David Austin 1990 (England)

強く良い香りがします。
濃い紅色に開いた後、ブルーイング?して
紫色が出てきます。
塩沢湖タリアセンで見て欲しくなりました。それまでは
ERの赤はL.D.Braithwaiteが候補だったのですが
香りがあまり強くないので、コレが勝ち残りました。
1番花は早く咲いて、周辺が枯れたような汚い感じになって
割に早く散っていきます。
2番花は少し色が薄いような気がします。

2000年11月 大苗

The Dark Lady
English Rose
Mary Rose×Prospero
David Austin 1991 (England)

強く良い香りがします。
ERの赤の中では珍しく強く香る品種かも知れません。

2002年1月 大苗

Pretty Jessica
English Rose
Wife of Bath×Seedling
David Austin 1983 (England)

強く良い香りがします。
でも、最近のカタログには載っていません。
新しい品種に置き換わってしまったのでしょうか。
色も良い感じです。副蕾も付いています。
初めて咲いた花はこちらにあります。

2000年12月 鉢植え

Abraham Darby
English Rose
Aloha×Yellow Cushion
David Austin 1985 (England)

強く良い香りがします。
花瓶に挿すとすぐに散ってしまいます。
剪定で切った枝を挿し木にしたのがつき、今年
早速花が咲きました。個人として楽しむだけなら
いいんでしょう。バックアップ用です。台木が
枯れかかっているので。それでも親木も元気です。
own rootの方が丈夫だと聞いたものですから
試しています。でも挿し木苗は樹自体の成長が遅い。
一緒に写っているのはタイムです。
2001年春の花はこちらです。
花色は薄ピンクというイメージが最も近いのですが、
アップで撮ってみると結構アプリコット色が出ています。

1999年1月 大苗

Sharifa Asuma
English Rose
Mary Rose×Admired Miranda
David Austin 1989 (England)

強く良い香りがします。
コンパクトで、強健でしかも
外周が色が薄くなっていくコントラスト
は、とてもさわやかできれいです。

2001年12月 大苗

Peach Blossom
English Rose
The Prioress × Mary Rose
David Austin 1990 (England)

セミダブルのひらひらした透明感が良いです。
一重のばらと一緒に生けても良い感じに
なると思います。
ヒップは美味だそうです。

2002年12月 切り接ぎ

Ambridge Rose
English Rose
Charles Austin×seedling
David Austin 1990 (England)

強く良い香りがします。
コンパクトで、何と表現して良いのか
微妙な色合いも良い感じです。
左奥の白い花はGruss an Aachen(FL)です。

2002年12月 大苗

Mary Magdalene
English Rose
seedling×seedling
David Austin 1998 (England)

強く良い香りがします。
コンパクトで、良く咲くということです。
花色が開花と共に薄く変化していく
様は美しいと思います。

2002年12月 大苗

Ballerina
Hybrid Musk
Parantage unknown
Bentall 1937 (England)

香りはありません。
小さな一重の花が房咲きになります。
春の花は白っぽく、夏から秋のはピンクが
強く出て別種かと思うほどです。
花のアップはこちらにあります。
別の写真はこちらにもあります。 花がら切りそびれて濃いオレンジ色の実
なりました。収穫したので蒔いてみました。
タネはまだ芽がでません。
芽がでたらSeedling of Ballerinaということで
勝手に名前を付けて育てます。
今年も花がら切り忘れでいくつか実がなっています。
遠景で行灯仕立ての様子がご覧いただけます。

2000年6月 鉢植え(新苗)

Sally Holmes
HMsk, S
Ivory Fashion × Ballerina
Robert A. Holmes 1976 (England)

細長い肌色の蕾からややベージュがかった一重の花が
咲きます。房咲きになります。
咲き進むにつれて白くなります。
夏までは良く返り咲きします。
つるばら的に壁に誘引しています。

2004年5月 新苗

Glamis Castle
English Rose
Graham Thomas×Mary Rose
David Austin 1992 (England)

強いミルラの香りがするらしいのですが
ウチのは1年目は香りがありませんでした。大きくならないと
香りが出ないのでしょうか。今年の1番花は
香りがあります。変わった香りで、何に例えて良いのか
分かりません。でも強く香るという程ではないです。
夏の花はこんな感じです。
花のアップはこちら
1999年12月 大苗

Tamora
English Rose
Chaucer×Conrad Ferdinand Meyer
David Austin 1983 (England)

コンパクトです。
香りがとても特徴的です。
これをミルラの香りと称している
とのことです。
いっしょに写っているオレンジ系の花はフリュイテ
です。アンブリッジ・ローズに似ているという人も
いますが、タモラの方がもっと黄色が強いと思います。
確かに香りは同じように感じますけども。
二つ同時に咲いたときにもっとちゃんと比較してみます。

2002年12月 大苗

Golden Celebraton
English Rose
Charles Austin×Abraham Darby
David Austin 1992 (England)

強く良い香りがします。
1年目は春の一番花が虫にやられて、結局花は1年でひとつだけ
咲きました。昨年から春にいっぱい咲くようになりました。
返り咲き性はありますが、Abraham Darby程ではないよう
です。秋には咲かないという話も樹の成熟と共に
変わるのかも知れません。

2000年2月 大苗

Pat Austin
English Rose
Graham Thomas×Abraham Darby
David Austin 1995 (England)

香りは感じられません。濃いオレンジ色が美しいです。
大きくなるともコンパクトになるとも
書かれていますが、剪定でコンパクトに
もできるが、放任で大きくなるという
意味でしょうか?父親のAbeの性質を受け継いで
いるならそうなんでしょう。でも何でこの親でこの色
が出るのか!ブリーダー冥利に尽きるのでしょうね。
2001年春の花はこちらです。
花のアップはこちらこちら

1999年12月 大苗

Graham Thomas
English Rose
Charles Austin×(Iceberg×Seedling)
David Austin 1983 (England)

良い香りがするらしいです。
やっぱりついに買ってしまいました。
という感じの人気品種ですね。
暑くなってから花が咲いたので強香という
感じではなかったですが、房咲きになっていたので
今後(←の状態から咲き進んだ状態はこちら)
が楽しみです。日当たりが悪いせいか
言われているほどつるばら的な成長をしていません。

2000年12月 大苗


HMult, R
Goldfinch × seedling


小さな花なのに良い香りがします。
ギスライン・デ・フェリゴンデという
表記とジスライン...がありますが、
フランス人の発音を聞く限りは、
ジスレンドゥフェリゴンドゥに聞こえます。
元はramblerという分類に入っていましたが、
Modern Roses XIの分類から消え、代わりにHMult
となりました。ハイブリッド・ウイクラナ(HWich)
という説もあります。

2003年1月 切り接ぎ

Flower Carpet
Ground Cover
Immensee×Amanda
Werner Noack 1990 (Germany)

ノアックのフラワーカーペットシリーズの
ひとつです。言うほど返り咲きしません。
一重のピンクの花が株を覆い尽くす程の花をつける
こともあります。香りはありません。葉は照り葉で
丈夫そうに見えますが、黒点病は少しでます。
単にFlower Carpet Pinkとも言うようです。
遅咲きで、まだ開花していません(5/22/01)。
2001年春の開花状態を少し遠景で載せます。

1999年8月 挿し木苗

Happy Trails
Ground Cover
Immensee×Roller Coaster
Warriner & Zary 1992 (United States)

京成バラ園芸で1999年あたりからプチシャンテという
名前?で挿し木苗が出回っているピンクの方です。
ポンポン咲きの花が房咲きになり、にぎやかで
す。香りはありません。咲き始めるのが少し遅
めですが、次々に花が続くので途切れません。
花は終わるとポロポロと自分で落ちてくれるの
で敢えて花がら摘みをしなくても実をつけて弱
ることはないと思います。でもこういう種類の
ばらは、交配親(seed parent)には使えません
ねえ。花後に切り戻しを強くしないと次の花数は
とても減ってしまいます。2001年春の少し遠景
も見てください。

2000年2月 挿し木苗

Snow Shower
Ground Cover
Immensee×Roller Coaster
Warriner & Zary 1993 (United States)

京成バラ園芸で昨年あたりからプチシャンテという
名前?で挿し木苗が出回っている白の方です。
ポンポン咲きの花が房咲きになり、にぎやかで
す。香りはありません。Happy Trailsの色違い
という感じもしますが、実は弟です。姉よりも
少し花は小さめで房咲き性がやや弱いです。
葉の大きさも小さいのですが、枝は良く分岐します
ので花数は多いです。
雨に濡れると茶色くなるのがやや汚いです。
早めの花がら摘みがきれいに見せるポイントです。

1999年6月 挿し木苗


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