
常用漢字全??字
・・・三字詠み込み句会です・・・
毎週三字を提示。 季は問いません。いつでも・無しでも。 ご一緒に どうぞ。
(俳句・川柳・つぶやき・・なんでも)
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下にあるのが最初の句です。下からご覧下さい。☆
今文や手本の春の線を引く 百花
本文に倍する引用秋暑し 痾窮
文月や客引きのゐる本屋さん 痾窮
夜長引く豆単本文ねむたげな 百花
引率の本分忘れ大文字 痾窮
美文調の本引っぱって盆休み 麻子
古文書や本の綴ぢ糸引いてみる 百花
本藍染め幸田文など引用す 園生
熱中症文士を鴨に手本引き なむ
引率のせんせの文句本気なり 振り子
本能を引き出す炎暑の文学論 振り子
天文台が五本の紐を引いてゐる 振り子
文月の文に引用絶版文庫 痾窮
市中引廻し本分悖る似非文士 痾窮
本物の証文引き出し村芝居 百花
文学の本引く波や大西日 媚庵
福引や絵本に一行づつの文 百花
台本と首っ引きにて文月かな 紫野
索引のない文章読本秋暑し 紫野
文月や引きし本より葉の栞 百花
本伏せて引き出す文や星の橋 百花
引鴨や本の写真と説明文 百花
万引をして三伏の文庫本 なむ
引用を本文として夏の果 なむ
林より切り出す木の香入浴剤 百花
林立の俳に入りて木下闇 麻子
薮入りや竹の林に木の林 百花
茂林寺に木偶売るをとこ季夏に入る なむ
檀林に木鐸鳴りて入道雲 なむ
さんずいに林さんずいに木と書き入れて夏安居 なむ
林野庁木下課長昼寝入り なむ
学林に入れば木星がやがやす 振り子
木犀を抜けて入りたる書肆書林 振り子
入母屋に林立したる木偶の坊 振り子
入口が林のやうに木賃宿 振り子
夕立の林にエバの木霊せり 振り子
林彪や木々へかぶさる入道雲 振り子
行く夏の入日林に一木に 百花
林間の木に入る日差しの柔らかき 娘1
木の葉舟、水面の林に分け入りて 娘1
入……林たてるは木のせいか 娘1
日向水林家木久蔵入れて出汁 なむ
林火忌の足入れてゐる木の湯槽 百花
林より枯木切り出す入水かな 百花
入道や森に林に木樵虫 百花
木に西日林田紀音夫入寂す 媚庵
長梅雨の湯屋に入れば木木樹林 麻子
林海峰の指に木目や梅雨に入る 園生
木曽路てふ林道入り違ふ人面獣 園生
林真理子入つては出る木下闇 園生
鈴五色木箱へ入るる青林檎 百花
すりおろす林檎に芯や入木道 百花
花かんば林へ入れば肌湿る 百花
梅林や入りては皆の触れゆく木 百花
青い眼の六代目ゐる田植ゑかな 百花
正座して目刺六匹田舎翁 百花
せせらぎや田へ入る目高五六匹 百花
満目の六辺香の田へ出でぬ 百花
六丁目の田中さんちの花さぼてん なむ
ダリヤちと咲く贅六の目が田んぼ なむ
目には茄子ぼくら真田の六文銭 なむ
目のできぬ六子を捨てて田の大麻 なむ
六地蔵暮れて旱田ねーこの目 なむ
双六の賽の目振って田が出た 娘1
六本木目に焼き付け我田舎者 娘1
六月の花嫁田んぼの四角い目 百花
六月の田螺が笑ふ目黒不動 園生
ニュートン力学しなりはうだい今年竹 百花
竹林に千年後の生命力 園生
去年今年力いっぱい竹刀振る 百花
中年に大志の力竹の花 麻子
竹枕抱へ力説中年増 百花
夾竹桃余力たっぷり更年期 りゅう
七夕竹年長さんの力瘤 百花
眼力も竹輪の穴も年の功 天気
年重ね竹のしなるが力なり 娘1
花咲かす力残して竹百年 百花
少年の竹刀が力む海水着 なむ
中年の念力のこる竹生島 振り子
白服を先ず入れ立てる白い泡 百花
先生の白旗目立つ夏野かな 振り子
白文字で先立つ不孝と抜く浴衣 なむ
白鷺がつま先立ちて天の川 娘1
立て膝の先手必勝白なすび 百花
指先につかむ白息立志伝 百花
淡白に先人ありぬ立葵 百花
白白と明けゆく空に腹が立ち 娘1
白雲に先導されて夏が立つ 娘1
連れ立ちてひとあし先の白日傘 百花
白菊や先頭に立つ位牌の字 百花
白蓮のすっくと立ちて先覚者 百花
思い出に先立つて来る白芙蓉 麻子
白昼顔先立つもののことばかり 園生
先駆けて白雨に娼婦立つてをり 園生
先賢の白髭垂れて立葵 園生
先生の白シャツが立つ朝礼台 百花
天井の百足の百の土踏まず なむ
百度石土に埋もれぬ彼岸の天 百花
土に竹三百立てて天の川 麻子
百合の花天に任せて土いじり 麻子
土管のやうな天然の百足虫かな 振り子
天井川の土に埋れて百日忌 振り子
天変や土星に百の兎群れ 振り子
幾百の天女生るるや土耳古石 振り子
奉天や粘土でつくる百の花 振り子
天竺や土蜘蛛のあし百あれど 振り子
穴の幾百天網に土用波 振り子
天気雨百の土偶の眇美し 園生
百日紅天照大神の土踏まず 園生
幾百の焦土の上に摩天楼 園生
浄土かな百手観音天くだる 紫野
土曜日の天辺にある百合の花 紫野
天気晴朗五百羅漢の土用かな 百花
土ぼこり天国までは百マイル 天気
百花への天声人語春の土 百花
天土の間 百足の足七本 痾窮
百物語水金地火木土天の外 なむ
土踏まず百叩いてな天下る 等
土用干し後小松天皇百代記 りゅう
土匂ふ天使百人の足跡 百花
天上へ百のきざはし土饅頭 等
八方に散る船虫の大わらわ 園生
でで虫や小泉八雲の掌の大き 園生
ぼくたちの大治虫居士八重葎 園生
大百足虫八面六臂も四面楚歌 振り子
尺八を大きく上る尺取虫 振り子
八方を拡大解釈して虫けら 振り子
大地から八十山出でて虫の声 振り子
虫のいい八咫の烏の大芝居 振り子
舟虫に四苦八苦したる大男 きっこ
宙虫さ〜ん八岐大蛇を退治して 百花
大倭八紘一宇虫の息 等
でで虫の這ふや大きさ八糎 りゅう
八匹の虫を下して大鼾 等
大花野手に八倍の虫眼鏡 百花
大八の轍に虫の死んだふり 紫野
虫干しやぼくら大学八年生 なむ
日傘並む名人泳ぐ川の土手 百花
川幅は日永の憂きの名残かな 等
名もなきが日ごと溺るる欲の川 娘1
君の名を川に流して日は昇る 娘1
名作を読もうと今日は芥川 娘1
川底に日輪殺め名はサロメ 等
思川桜とふ名に夕日落つ 園生
ずるずると川に入り日の名古屋かな 天気
名月や川に拾ひて日開帳 百花
道頓堀川最低五名飛び込む日 なむ
昔日の名花弔うドナウ川 紫野
蛍川名もなき一日となりにけり なむ
川の日の名残プカプカ塵(ゴミ)死体 痾窮
君の名は川と橋とに日々があり 園生
新聞が戦ぐひと日の名栗川 振り子
川の名はチグリス日々の泡の夏 媚庵
水番に日はうつろふや川名大 媚庵
形代に吾が名夕日の川を過ぐ りゅう
名張川観世親子の立泳ぎ 振り子
花の日の教会見えて名無し川 なむ
名人の日なが入りたる鮎の川 きっこ
七草や正装の列中殿へ 百花
正論の草臥れてくる夏真中 振り子
藺草慶子正木ゆう子や中田剛 媚庵
正一位中禅寺湖の草紅葉 百花
草むしり正副委員中にして 百花
中庸を正しく生きて含羞草 紫野
正午発中央特快草いきれ 紫野
僧正に命中したる草矢かな 紫野
正午とは真ん中にして草いきれ 麻子
草矢高く陸援隊の中岡道正 振り子
四六時中正気で狂ひ浦島草 振り子
正直へ草矢が的中してしまふ 振り子
正の字の五つ並んで梅鉢草 振り子
中道を正道と思ふ草清水 百花
正論で挑む背中の草虱 なむ
水中り草葉の蔭の正ちやん帽 なむ
職務中草干してゐる警視正 なむ
風薫る井草中学正門に 百花
正直は越中褌夏の草 園生
含羞草正義の味方へ変身中 園生
中年や草刈正雄も弟も 園生
夏草のぼうぼう正ちゃん帽の中 天気
民草の正しきアイス最中かな なむ
正座する中核もゐて草いきれ 振り子
正日も大中も金草苺 なむ
初景色正直爺さん草の中 百花
草莽に正規軍あり西日中 なむ
草刈機二台の正座中尊寺 なむ
夏草や大正ロマン中毒症 なむ
草笛の正しきポツダム中尉かな なむ
正覚坊本草綱目中になし なむ
正字出ぬ中古パソコン草田男忌 百花
草茂る中城ふみ子の正義かな 振り子
中腰の草野心平蟇正座 りゅう
中陰の正妻なりき草いきれ 等
草いきれうしろの正面中曽根だ 媚庵
正調の木曾節夏草茂る中 りゅう
生ビール夕べの足の向くところ 百花
夕べには尻に足生ゆ竹婦人 天気
一夕を生くががんぼは足垂れて 天気
先生のペダルこぐ足大夕焼 天気
生ヤサイタベルコドモノ裸足カナ きっこ
夕煙素足で生きるもの吠ゆる 園生
たとふれば上村一夫水中花 園生
生活費足らぬ存ぜぬ夕紅葉 百花
満ち足りて誕生石を買う夕べ 紫野
夕方は遠く百足の生まれくる 紫野
夕焼けに釈迦の足跡生まれけり 紫野
生きて愛して足をのばして夕涼み 紫野
夕立に足寄(あしょろ)生まれの宗男かな きっこ
殺生戒片桐夕子の足裏かな 園生
夕焼けて仏足石の生々し 園生
生蛸の足くねくねと夕時雨 園生
夕化粧生きるに足らぬ身を置きて 園生
蜘蛛に足生者必滅夕明り 園生
大夕焼足へ落として生卵 百花
夕焼けの生田長江ちどり足 振り子
夕顔へ稲垣足穂の生殖器 なむ
七夕竹生きて歩ける足のあり 百花
夕映えて学生寮の足場解く りゅう
足しげく夕暮れ族の生簀舟 りゅう
夕虹の生まるる足摺岬かな りゅう
さっき生だった蛸の足が夕餉 百花
夕凪や先生足が臭いです なむ
夕焼に生足出して女子高生 きっこ
千の森万の男波の立夏かな 百花
千年の孤独森にて待つ男 紫野
千日紅森へ消えたる男の子 きっこ
千人の森の小人の皆男 百花
青森へ千キロ駆ける男かな 麻子
千里きてなお森深む男郎花 紫野
男滝かな森本レオの千人切り 紫野
男寝ぬ森より千の苔の花 天気
千一夜安居の森の男たち 百花
千尋の谷へ男滝は森閑と 振り子
千人の森の石松男郎花 振り子
男色の千草が痛い森の生活 振り子
千人の男女が磨く森羅万象 振り子
男装の水森亜土の千夜かな 振り子
薔薇千切りきて森茉莉の男性論 なむ
男渡御千夜エロスの森となる なむ
森林浴けふの千人目の男 百花
森深き千と千尋や男郎花 きっこ
あがた森男千万回の暮春かな 園生
千年の森に男は垂れ下がり 園生
千本分葱青森駅に泣き男 園生
火男の眠る千尋の桜森 園生
森に粘菌千人力の男たち 百花
大森貝塚二千年後を優男 由紀
夏立つや森高千里の男癖 きっこ
千昌夫森進一と男滝かな きっこ
走梅雨草田男千空森澄雄 きっこ
森番の男千人ジギタリス 園生
千年の木々ある森や男草 百花
男独り森彷徨えば千日紅 りゅう
青空へ字を良寛の小春かな 百花
小湊の道に字を描く青葉かな 振り子
大と小字画は同じ青葉風 振り子
小さいと文字が読めない青二才 振り子
青眼の小筆端午といふ二文字 なむ
名は余花で字は青山小学校 なむ
小宅は大字青田字青田 なむ
字余りは小さきことなり青葉風 きっこ
字足らずを小さきこととし青嵐 きっこ
文字焼きや小学校の土手青む 紫野
薫風のわたる小窓に青の文字 紫野
清和かな青き背表紙小字典 百花
阿の字書く小坊主なりき青山河 等
青葉闇心字の池の小さき橋 百花
青柳釣禁止てふ小さな字 百花
青龍の天駆け小皿十文字 園生
十字星小羊は青草に伏し 園生
小童の字を問はば青嵐 園生
青蜥蜴モスクに小さき波斯文字 りゅう
山国や小字のどこも青芒 百花
字が差せば青き小高き山は春 振り子
青石塔婆に刻む英字や小粉団の花 振り子
ローマ字の小犬えつえつ青き踏む 振り子
春光や漢字に青き小市民 振り子
文字通り小心者で青き踏む 振り子
小生に青き春あり楔文字 振り子
不立文字やや小柄なる青い鳥 振り子
青髭の髭の字小土筆大土筆 なむ
クローバや譜面に青で書く小文字 なむ
青墨の小字検定桃の花 百花
小論文字詰めのことを青葉風 園生
印字機の音は青色小薔薇咲く 園生
小麦熟れ青空に大文字のエム 園生
五六戸の浜の小字や青葉潮 りゅう
水中に一村山葵は上機嫌 なむ
韮餃子の身の上村の下水道 なむ
村雨や水争ひの田の上下 百花
水上に村ひとつある朧月 園生
村中の糸瓜の水と上医たち 百花
町村合併上流は水草生ふ 振り子
風光る水面のむかひ上野村 振り子
水上スキー教室の朝村起し 百花
水の月砕けて上る龍神村 園生
花林檎咲く村の月水の上 麻子
水神へ村の上物荒神輿 百花
川上に鱒焼く村の水の音 百花
村に引く上水道や泉湧く 百花
浮鯛の群れ村上水軍の浦 りゅう
石蓴干す島の二十戸月当番 百花
石段に足音二つ春の月 紫野
無二の友石庭にあり月おぼろ 紫野
石橋を叩いて二言なき四月 紫野
二ン月の賽の河原に石を積む 園生
石垣に影二つある月見草 園生
春深む石墨で描く二月堂 園生
二枚貝石竹色の月に歌 園生
月餅を二羽でつつけり春石庭 なむ
春月や二つ返事の石蓴採り りゅう
二日月石仏の目の開くかたち 百花
月曜の石和は火照り二輪草 振り子
月光や石に刻まれ足二つ 百花
月光仮面の二の腕白し石鹸玉 振り子
石腸や二の糸を張る月氏の裔 振り子
月をまたぐ石婦の二伸かざぐるま 振り子
石ころに二度躓きて月に立つ 振り子
巣箱から『愛石界』の二月号 なむ
二浪して石鹸で拭く月球儀 なむ
五月へと遮二無二立石銀座走る なむ
蛤の二二んが四月碁石打つ なむ
月蝕や石狩鍋を二人前 なむ
花茣蓙や月謝小石のふたりつこ 振り子
二つ飛ぶ水切りの石夕月夜 百花
春や月光石の仮面で二度叩く 振り子
小石川の二階に春の月影る 振り子
二階堂石工の椅子の月世界 振り子
月の石とられ二年の春だつた 振り子
石鯛のそよぎ疲れし二月かな 振り子
石ぼたん二月の夢を見てしまふ 振り子
仏足石二月の雨にうたれたる 百花
石蹴りの輪二つ残し春の月 なむ
石仏に二つの乳房月おぼろ なむ
火星には月二つある石牡丹 なむ
月の石二死満塁の丁子の香 なむ
石窟に二列干されて月の蝌蚪 なむ
月の石一人二人と消へてゆき 園生
石二つ月の輪熊の穴を出る りゅう
糸遊や車輪七つ目外に揺るる 百花
七色のことに赤糸車百合 百花
車夫の背に七堂伽藍糸さくら りゅう
糸切り歯にくる七輌電車の花見 振り子
糸扱くや七重八重なる花車 百花
車座の十七人や花の糸 園生
車窓より七里の雨の糸柳 麻子
風車七針分の抜糸の日 なむ
糸子へと自転車駆ける七色声 振り子
七いろに霞む外車ゆ糸魚川静岡構造線 振り子
電車から降る糸遊へと七八人 振り子
七いろの布や春蚕の糸車 りゅう
糸遊や七条上る牛車 りゅう
糸絡む風船七つ三輪車 百花
七人の兄は白鳥糸車 百花
仔猫いま車庫に七つの糸電話 なむ
早乙女の耳のきらきら手毬花 百花
花開く里の女の土耳古石 麻子
花葵風に女の耳現るる 百花
耳掻きが女の膝に花の夜 百花
眠りつつ少女の耳に花の雨 麻子
夕花野女耳から老ゆといふ 百花
耳すます女の朝や冷瓜 百花
大原女の耳朶ふくよかに花の雨 園生
耳たぶは女の砦ねむり花 紫野
内耳には女々しき迷路花菜漬 なむ
花の雨女の耳に穴増えて 百花
耳鼻科より女出てくる養花天 きっこ
四脚の椅子朽ちてをる春の山 紫野
山賊に黒子四つの遅日なり 紫野
子宮から山系望む四月かな 紫野
四人とも山賊の子で知恵詣 なむ
身の山火本四橋にて子機捨てる なむ
四人目が男の子幟を山の中 百花
四肢揃ふ赤子泣きをり山笑ふ 百花
四足の靴の案山子や山笑う 麻子
水子地蔵四月の山の裾に笑み 百花
世界地図の四隅に立てて種案山子 百花
わらべ子と消へて四月の愛子(あやし)駅 振り子
編集子四方の山を越えて春 振り子
四匹の子猫は三毛で山口家 振り子
山笑ふ菓子箱に菓子四つ五つ 振り子
読書子の四極もつとも山さくら 振り子
戸山から四谷へ流る風信子 なむ
山系に消えて子の刻花四月 なむ
四匹の子猫の山の裾に寝る なむ
山笑ふ鉢の四隅に伏す玉子 なむ
校の梅左手に注ぐ赤ワイン 麻子
校門の左右の赤い花水木 百花
校歌斉唱赤いはんかち左手に 百花
赤と黒高校生の左団扇 百花
校閲うららこの赤ちやんは左きき なむ
校友の赤い噴火や佐久の春 麻子
検校が春めく赤き左褄 天気
校長は元赤軍か山笑う 南山
校正のプロの左手赤椿 南山
校正のプロの見落とし赤椿 南山
卒業の校歌左に恋敵 南山
左岸には女子校ふたつ赤彦忌 なむ
空青し五体の口の蘆の角 百花
五指春の身口意ぼくが空転す なむ
英五忌の空へむかひて口ずさむ 振り子
穿たれし口は五体の空寂ぞ 振り子
「五番のコース山崎君」すなはち空へ銃口す 振り子
秋の空五声奏でる口ひとつ 百花
子燕の五つの空の口揃ふ 百花
五と口で吾と悟るや春の空 きっこ
空の理や春刹口伝五輪の書 なむ
五口寄付空の頭で入学す なむ
空つぽの栄螺五人は口封じ なむ
空惚け五弁の椿を口述す なむ
春宵の口の空爆五番街 なむ
空海の五つの口へ椿落つ 振り子
つちふれる空に出口や五能線 振り子
口空きて愉楽の果ての五加皮酒 振り子
春の河口の空き瓶いつも五つ 振り子
空砲を五発も撃てば口すかんぽ なむ
告げ口や空に五列の鳥帰る なむ
菜種空夕方五時の口うつし なむ
空き部屋に五人囃のおちよぼ口 なむ
花の空五臓六腑の上に口 なむ
口づけの真空五秒つばくらめ なむ
五線譜の空白にある蝌蚪の口 紫野
悪口が五つ浮いてる春の空 紫野
鳥雲に入る空港の五番口 紫野
五月蝿いな空理さえずる鳩の口 紫野
猪口に盛る五色の豆や花の空 紫野
空き缶が五個で口から蠅生る なむ
三春を犬のまなこを見て過ごす 天気
三春の南総里見八犬伝 なむ
見てよ三月生れの犬すかんぽ なむ
杉菜殿柴犬三匹見参す なむ
三匹の仔犬のワルツ見るうらら なむ
妙見社三代目にて犬ふぐり なむ
雛見れば三人官女犬の顔 なむ
見台と三線の春犬眠る 秀彦
三鬼忌や犬と鉄橋見てゐたる 振り子
三階の四方田犬彦東風を見る 振り子
見田宗介の仔犬を連れて三振す 振り子
三州屋に犬養毅見かけたるおぼろ 振り子
三匹の犬に見識訊くや春 振り子
三人の見沼たんぼの犬殺し 振り子
総見に三役が来て犬ふぐり 振り子
三回も犬の交尾を見てしまふ きっこ
三寒の四温の里見八犬伝 痾窮
桜見る犬山城の三ノ丸 痾窮
三匹の犬見扱ふ日永かな 痾窮
見隠れに朧三日月犬の聲 痾窮
三姉妹見る其々の桜かな 痾窮
三方に雲見えてをり犬桜 百花
三匹の犬見て育つ子猫かな 紫野
犬死にを美学とも見ゆ春三日月 紫野
いかのぼり三顧の犬を見ておりぬ 紫野
犬連れて万歳三唱見る春宵 紫野
再三の嘘を見破る犬ふぐり 紫野
三猿を見てけんか売る春の犬 紫野
犬さかる三軒茶屋のご意見番 なむ
咬ませ犬三ラウンドに見る朧 なむ
梅見かな犬歯が三本ある男 なむ
三階にお犬様見る春寒し 痾窮
三階の犬に見らるる余寒かな 痾窮
犬山の大手門まで三月尽 痾窮
見たむなき犬の交尾や三月尽 痾窮
春愁や見立て三通り犬の医者 痾窮
三つの朝見初むは犬かその主 痾窮
三度見る合格番号犬ふぐり 百花
三界の見晴台に犬交る なむ
三社から犬のおしつこ見る春昼 なむ
露見せり犬養毅三つ葉芹 なむ
犬も見ぬ三行合併特集号 なむ
三葉虫に犬歯の種の見えて春 振り子
見晴らしや犬ニ三匹撫で殺し 振り子
百聞や三軒長屋の犬のおまわりさん 振り子
後方三回転ジャンプ見事な犬に余寒なほ 振り子
見分す三種混合犬のワクチン なむ
手相見が三人犬と春火鉢 なむ
月明や三方原に犬を見て 百花
花見茣蓙犬は三べん回つてわん きっこ
花見舟一二の三で犬と跳ぶ なむ
犬と来て千葉市花見川区三丁目の東風 振り子
三河屋の犬富士見坂春望図 なむ
残る鴨見れば三匹犬侍 なむ
奥只見朧や犬の三番叟 なむ
梅見ごろ三鬼百句を犬と読む なむ
花はこべ犬に三振見られたる 百花
独学は休んでばかり金盞花 天気
如月や金言学び帰休する 紫野
有給休暇学級閉鎖の金曜日 百花
金太郎休学の日の犬ふぐり なむ
春休み学者の金歯辞書の上 なむ
サラ金の休日を春見学す なむ
学ならず一休禅師金鳳花 なむ
金盞花休憩学を究めけり なむ
学び舎に休戚ありし金鳳花 振り子
学僧の休みなく金瓶梅読破 振り子
休学の友ひとりあり金蘭簿 振り子
たんぽぽや休んで学ぶ金竜山浅草寺 振り子
学食は臨休春の金魚鉢 なむ
晩学に休止符はなし金曜日 なむ
前金制代返屋なので大学を休むわけにいかず なむ
金時計組必ずしも碩学ならず休神す なむ
徳利の金利学ぶや休肝日 振り子
文学の天金に来よ休暇村 振り子
気学易学休みがたしよ金芝河よ 振り子
学生の金運小吉夏期休暇 百花
霾や金氏遊学して休学 百花
学問に休の文字あり金日成 振り子
民俗学者の休暇のどかや金盥 振り子
休暇闘争学閥もなし金隠し 振り子
うららかや休学したる金曜日 紫野
金盞花咲く学食の定休日 紫野
休みなく金星に向け学を積む 紫野
学究の不眠不休の金魚かな 紫野
博学の金看板や春休み 紫野
休めない金精さまで三学期 なむ
二休一投の哲学金田正一春キャンプ なむ
金田一家に中休みなき学の春 なむ
雑学は休むに似たり金田一耕助 紫野
学級へ金魚を戻す休暇明け 百花
学び好き金田一輝の春休み 百花
学参もの軒並み休刊金鳳花 なむ
春季学会のための休診金曜日 なむ
学び舎の春意です休むな二宮金次郎 なむ
資金ゼロ二月休眠全学連 なむ
全休の金沢大学春の雪 なむ
産休の地学教師への金蘭 なむ
朝寝ずる休み金一封の政治学 なむ
休日の春服に消ゆ奨学金 なむ
火気厳禁九官鳥の玉の汗 痾窮
春気をば九尾の狐火の玉に 天気
九龍のお玉負けん気春ショール なむ
九筋に玉詰む気配春障子 なむ
玉の輿九段一気に春となる なむ
玉響や九々のできない暢気凧 なむ
玉三郎気分だと十中八九雪崩 なむ
九歳で半玉利かん気の雌蝶 なむ
春気かな九紫八白玉の輿 百花
九春や気炎を集め玉となす 紫野
九龍城気付で届く玉椿 紫野
九索を気迫でつもり玉子酒 紫野
九州の春気は南京玉すだれ 紫野
九族や春気にほへる目玉焼き 振り子
精気ある春九泉の玉子焼 振り子
立春や雰囲気十九(つづ)の玉なりし 振り子
玉石の混じりて九野春もよひ 振り子
飴玉の九腸しむる春気かな 振り子
玉川に根気あるらし九死を得 振り子
酒気おびてここは玉川九丁目 振り子
九哲やお玉で掬う願氏の気合 振り子
九哲やお玉で掬ふ顔回の鼻息 振り子
玉折や九官鳥の気の短か 振り子
蝌蚪ん気や九回裏の火の玉投手 なむ
九竜(カオルン)の春へ玉代張る気風 振り子
闌曲の気を玉となし九十九髪 百花
九竅に玉生る気配猫の恋 秀彦
九天の玉座へ至る寒気かな 百花
九州つ子のお玉杓子に気骨あり なむ
九番の玉突く如月の殺気 なむ
九分九厘川合玉堂の気がする絵だよ羽織脱ぐ なむ
善玉の気圧九尾の猫柳 なむ
雪の果て目ん玉九個の気働き なむ
九九の子の一気呵成の玉の汗 百花
玉虫厨子の気至る九地かな 百花
貝打てば火の用心の音すなり 百花
遠火事の音して貝の焼けにけり 天気
火事跡の貝の家族や音虚し なむ
貝焼の火に円座して潮の音 りゅう
貝の船飾りて炉火の音はじく りゅう
火を焚いて貝の後生や音も香も 秀彦
しじみ貝無音の小火を見てゐたり 振り子
音無しの銀河の火焔ますほ貝 百花
音源は貝殻火曜冴返る なむ
春の音ふたつ熾火に貝を焼く なむ
発火いま音楽室の桜貝 なむ
貝塚に火と音眠り星月夜 百花
貝温み火宅の人を音読す なむ
着火音たとへばをんなは忘れ貝 なむ
赤貝の音符順なる導火線 なむ
骨灰と貝と焚火と涛音と 秀彦
貝になりたい火ともし頃の音楽室 紫野
福音は貝に響きて野火となる 紫野
月日貝テキサス上空火と音と 痾窮
火と音の秘貝を攻る春の闇 痾窮
火星より貝寄風それは大音響 痾窮
海中火山音波へ尖る貝の舌 百花
火の鳥の振り向く音や桜貝 百花
貝おほひ春や火宅の声音聞き 秀彦
火の鳥の初音聞きませ子安貝 百花
蔵王滑降す円陣の下端より 百花
追放の王寒鳶の円の下 秀彦
王凍てし月下に円形脱毛症 天気
下萌えや山王塚の円墳に 天気
円窓の下で春待つ王仁の末裔 天気
その王手待たれい袖の下五円 天気
円相場下落夜逃げの天王寺 天気
円墳の下陣で毬杖倭の五王 なむ
リア王麾下影凍つる円型劇場 なむ
円月殺法の下仁田葱異教徒の王を屠る なむ
円墳の下冬ざるる王統記 秀彦
冬の地下王様の目は円いよと 麻子
王宮の円柱遺跡下萌ゆる りゅう
百円の葛湯や王子途中下車 りゅう
円らかや春のかひなの下の王 振り子
王羲之の円といふ字や下萌ゆる 振り子
仁王彫り円空下山雪しまく りゅう
下界凍て円周はるか冥王座 りゅう
受験子や高円寺下り八王子 りゅう
円かなる陛下のお歌王の梅 百花
下赤塚の冥王円熟したる竈猫 なむ
楕円球ラックの下敷きなる幽王 なむ
王党派また円卓下の闇汁 なむ
下座なき円卓王の座の余寒 紫野
おぼろなり月下の王の楕円顔 紫野
ガード下王将めぐる春の円陣 紫野
ルイ王の絹の靴下円舞曲 百花
王女とふ夜鷹の下宿円山町 なむ
指懐炉祇王が下肢に円描く なむ
円地文子足下ハクション大魔王 なむ
輪円具足下方の明王消えかけて 百花
王様と私の円閨襖の下張り なむ
明王の円機活法下交の春 百花
寒月下王家の墓の円扉なす 百花
春円光王たるキリスト下肢重ね 百花
円座して蒲団の下に王一枚 痾窮
春雨や右近の馬場の一の才 百花
寒雨ぴちゃぴちゃ一っとう先右翼 振り子
時雨るるや右に一丁ゆけば恋 天気
一人だけ右向けひだり寒の雨 紫野
地に凍みる右京一条雨の音 りゅう
一の蔵二の蔵右手の雨の萩 百花
一糸まとはぬ雨氷まづ右舷から なむ
寒明けや雨の一山右にみて 振り子
ああそうか一さん右は雨滴声 振り子
一谷右は左の雨月かな 百花
シェルブールの雨傘を左右田一平と観た冬 なむ
右顧左眄夜着一枚の雨曝し なむ
冬の雨セーヌ右岸を一目散 なむ
雨戸繰る右手一望寒の湖 りゅう
むささびの一歩右手は雨もよい 紫野
右頬に雨一粒の寒さかな 紫野
一月や雨の銀座の歌右衛門 紫野
竹の子の左右の一歩雨のあと 百花
右袖に摂氏一度の雨宝院 天気
芳一の右の耳まで雨氷きて 天気
一の字が右肩上がり寒九雨 天気
一切は右側通行玩具の雨傘 振り子
冬雨の右脚一見客に似て 振り子
雨靴の右一つだけ爬虫類 天気
漏る雨の同右同左の一つ屋根 天気
雨鷽や右へ右への地図一枚 百花
右顧左眄して一月の雨の中 痾窮
雨しとど右往左往の一の酉 痾窮
一本道ハンドル右に時雨けり 痾窮
右脳の一心不乱蝉時雨 痾窮
一塁へ右翼手返す旱梅雨 痾窮
雨蛙一途に跳ねて右にそれ 痾窮
又右衛門恋一筋に花の雨 痾窮
台風一過雨樋の右折先 百花