あ・そ・ぼ ≫ の 句 

常用漢字全??字
・・・詠み込み句会です・・・

季は問いません。いつでも・無しでも。 ご一緒に どうぞ。
(俳句・川柳・つぶやき・・なんでも)

ご参加ありがとうございます


     ☆その1   ☆その2   ☆その3   ★その4

下にあるのが最初の句です。下からご覧下さい。 ☆ 


≪ 幸・始 ≫


≪ 決・号 ≫

      天狼より号外地球決壊すと        百花
      決めて乗る二号車雪のふぶきけり     リズ
      F1最新号決勝点の冬落輝        百花
      決戦のごとき号砲初御空         秀彦
      うつくしき決り文句や新春号       百花
      決断の少年号泣の睦月          秀彦
      初星や決定(けつじょう)の信号機が鳴る  秀彦
      初春の号数決めて開きをり        リズ
      判決のごとき号鐘ただ冴ゆる       百花
      号泣のあとの決意や除夜詣        美代子
      号令の聞こえぬ決起雪荒野        秀彦
      身に余る俳号決まりおらが春       百花
      木枯し二号この黒き服と決め       リズ


≪ 具・送 ≫

      雑煮の具味噌とふるさと送り来る     百花
      年送る赤出しの具は蜆にて        美代子
      自画像に淡き絵の具の年送る       百花
      仏具店までの見送り冬夕焼        リズ
      具眼の士へ送る賀状は正座で書く     美代子
      クリスマス子等へ文具を送りけり     美代子
      果たしたる夢の具現や年送る       美代子
      敬具で〆め送る聖夜のラブ・レター    美代子
      具沢山に鍋の奉行の送別会        百花
      遊具あり葬送の夜の冬座敷        リズ
      雪の真夜具眼の人を送りけり       秀彦


≪ 問・秒 ≫

      はせをに問ふ枯野に何秒ゐたのやら    百花
      問い返す秒の地獄や地の吹雪       秀彦
      秒角を問ふたのしさや冬銀河       百花
      十秒の恋は存問小米雪          秀彦
      問ふまへの呼吸十秒良寛忌        百花
      問合一二秒ほどあり寒稽古        リズ
      問題は数秒で年改まること        美代子
      冬月の上がるに間ありあと数秒      リズ
      六十秒の春の黙祷言問橋         百花
      年うつる一秒問屋街ひそと        美代子
      秒間の長き存問祈る暮          美代子
      問屋場に雪降る秒間のひかり       秀彦
      一秒の揺れを問はれて地軸冱つ      百花
      問診が秒の単位のさむさかな       百花
      問答無用新年へ秒刻み          美代子
      砂となる秒の問禅古日記         秀彦
      存問に秒の料金クリスマス        百花
      問ひ返す秒速の雪かと思ひ        秀彦
      問いながら秒針合わす冬桜        リズ
      問わず語りや秒針無き冬の夜       Aki
      寸秒を争ふラガー借問せり        美代子
      存問や除夜の秒針高らかに        美代子
      問題はその秒針よ寒波来る        リズ


≪ 苦・有 ≫

      苦瓜の薄きにおかか山と有る       百花
      寒椿有徳(うとく)なるかな苦なるかな  秀彦
      クリスマスわが苦を負へる有名人     百花
      有難や苦楽を共に夫婦暮れ        美代子
      有耶無耶の咳をこぼさむ苦海かな     百花
      苦行有り難行もまた冬銀河        リズ
      有終へ苦虫そだつ冬あたたか       百花
      苦有りとせば遠き日暮れの雪ぼたる    リズ


≪ 命・待 ≫

      奪衣婆待たせ冬の命のマッサージ     百花
      咲くを待つ命くれなゐ冬の薔薇      美代子
      待ちながら運命を聞く十二月       リズ
      命毛を濡らして文字を待つ寒夜      秀彦
      大根煮て命愛しも待乳山         百花
      待伏せし命を狙う冬のテロ        Aki
      こそ命求婚を待つ冬座敷         美代子
      特命を待てばしばらく冬の雨       リズ
      息白し命令を待つ秋田犬         百花
      絶命の時を待つかに三島逝く       Aki
      それぞれの命噛み締む待降節       Aki
      新しき命を待てば夜の雪         百花
      命名の待子はげしき冬の雷        リズ


≪ 役・軽 ≫

      軽装で役得へ怨春遠し          百花
      津軽まで役者と一緒神の留守       リズ
      大根を役者は食わず津軽公演       Aki
      冬うらら伴走役の軽快車         百花
      ピエロ役軽い乗りです冬うらら      Aki
      妻役も母役も軽し帰り花         リズ
      懐炉抱く端役の軽き手当てかな      百花
      役人が軽くボーナス数百万        Aki
      役立たぬ軽さを椅子に暖房車       百花
      役牌を軽く捨てたり冬ざるる       リズ
      夫の役目終え軽々羽毛蒲団        Aki
      石蕗咲いて人生軽き役回り        百花
      役石に軽き雨音十二月          リズ
      軽やかに踊る役目や春の雪        美代子
      軽口のお役人ゐて寒気来る        百花
      役立たず軽佻浮薄の冬の蠅        Aki
      冬山路役の行者の軽々と         リズ
      寒空に役(えん)の優婆塞(うばそく)軽々と  秀彦
      鬼役へ津軽三味線ふぶきけり       百花
      役の名はお軽小春日の能舞台       リズ


≪ 銀・服 ≫

      銀髪の一服といふ汁粉かな        百花
      銀杏落葉に似合う服探しけり       Aki
      制服に銀の勲章原敬忌          百花
      ロック歌手銀のクロスや冬服に      Aki
      銀行に黒服の人冬牡丹          リズ
      猫に銀鈴犬に洋服息白し         百花
      仰がずにおれぬ服喪の冬銀河       美代子
      冬銀河犇めき合うに感服す        Aki
      小春かな一服包む銀の紙         リズ
      冬服の胸へ沈める銀鎖          百花
      銀の雪降りて服忌(ぶっき)の明けにけり    秀彦
      父の服買えば銀座は初しぐれ       リズ
      滑り感ある服を着て冬銀河        Aki
      銀ラメの服はタンスにクリスマス     百花
      冬に入る夜の銀座は支那服で       美代子


≪ 係・配 ≫

      係員配置に着いて運動会         Aki
      冬の旅配役表が係りから         リズ
      軍配ほほづき鳴らして暇な係の子     百花
      配偶者なし係累もなし新生姜       美代子
      係り結びに心を配るラブレター      美代子
      秋の婚かな係りに配る心付け       美代子
      配偶者反発係数小春かな         百花
        配偶者を寒の港に係留す         秀彦
      遺失物係配下の冬の虹          秀彦
      宅配の応対係秋の主夫          百花
      飼育係兎心配でありけり         Aki
      学校の配膳係り冬夕焼け         リズ


≪ 両・福 ≫

      福めく冬日両岸の奈良格子        リズ
      福は内千両役者が欄干に         百花
      福寿草咲いて両国国技館         Aki
      福音が両掌をこぼれ春一番        百花
      福福しい両手に福福しい熟柿       美代子
      両足の福助足袋に入りません       Aki
      晩秋や喧嘩両成敗に福          秀彦
      一両で売られた私幸福は何処に      美代子
      両国の花火貴方と見る至福        美代子
      両袖や福助冬の扇子置き         百花
      幸福の闇両の掌に冬が来る        秀彦
      小春かな福音書置く三両目        リズ
      福岡の男よ両手を上げて出てきなさい   美代子
      両岸にお多福豆や台風裡         百花
      両眼の冬サテリコンめくお多福      秀彦
      両国の福良雀へ太鼓かな         百花
      両の乳福々と張り落葉かな        リズ
      パチンコや両替の福暮の秋        Aki
      福岡に行きたし万両の実は重し      秀彦
      両子なり十日戎の福娘          百花
      お多福の両目に秋の風吹けり       リズ
      両の手に子供が縋り福袋         百花
      福を呼ぶかに両の掌の胡桃        リズ
      幸福が両手広げて待つ晩秋        美代子
      福引のティシューが両の掌に余る     百花
      福耳と呼べぬ両耳銀杏散る        秀彦


≪ 落・歯 ≫

      狼は歯槽膿漏落ちぶれし         Aki
      まつ黒な歯の落ちさうなゆきだるま    百花
      歯ブラシも荷物のひとつ落葉焚く     リズ
      落葉して虫歯地蔵はまろき石       百花
      歯には歯の法典のあり落穂あり      リズ
      歯舞の水晶島の秋落輝          百花
      最後の乳歯落ちて幼き秋の恋       美代子
      落し文隠し持つたるミイラの歯      百花
      黄落の道に青ざめたる歯科医       秀彦
      歯車の小さきに釣瓶落しかな       百花
      木の実落つ象の花子の歯をかすめ     リズ
      行く秋や奥歯にものの落し穴       百花
      涙落つ歯型が残るほど噛むなんて     美代子
      歯磨きのあとに噛み締む落花生      百花
      耳病んで羊歯の地獄に落ちゆかん     秀彦
      週末や虫歯に沁みる虎落笛        Aki
      白き歯に鉄漿の世あり黄落期       リズ


≪ 区・表 ≫

      表紙絵の紅葉に区報届きけり       百花
      区役所の表で一服秋日和         Aki
      表面張力の涙の区分秋思かな       美代子
      銀杏散り敷く日表のパリ3区       リズ
      鯖雲や街区に映る裏表          秀彦
      区指定樹の紅葉かつ散る表口       百花
      なにほどの区切りとなるや表替へ     秀彦
      表記帳区ごとに分けて昼ちちろ      リズ
      表札の区の字の濃くて実南天       百花
      吊るし柿区長の声の表まで        リズ
      千代田区に禁煙の表示赤い羽根      Aki
      区分図表くるくる巻いて鵙日和      リズ
      表敬訪問二十三区に降る銀杏       百花


≪ 君・放 ≫

      泰山府君ざくろ放りて百の目に      百花
      牛込や君主家光放鷹地          リズ
      君は放免してあげる秋麗故        Aki
      放埒の野に闇遥か君影草         秀彦
      君と僕同時に放屁虫となる        Aki
      豹柄のコートを放る君子かな       百花
      社会鍋君も寄付せよと連れに放言     Aki
      君の掌にもみづる桜影放ち        秀彦
      稲埃放言癖の君主死す          美代子
      父君は月を放さぬ一人酒         美代子
      放れ駒君の故郷は北の果         美代子
      ここは秋の解放区だよ諸君        Aki
      あをき君月を放して来たりけり      秀彦
      ドル安にかの背の君ら放屁虫       百花
      追放の君子ありけり菊月夜        リズ
      君側(くんそく)の紅葉の下の放下僧   秀彦
      君が代の放送時間夜食かな        Aki
      王昭君諳んじをれば月放る        リズ
      君子蘭死に際の「もう放つといて」    百花
      放鳥の庭に秋日の君臨す         秀彦
      菊放る君津の海に辿り着き        秀彦
      君子国の秋祭りかな放れ馬        美代子
      勤労感謝の日とて放埓三昧の君よ     美代子
      炬燵出す君の放屁の匂い立つ       Aki
      放鷹の昔を立憲君主制          百花
      カシオペア君ありし日の解放歌      秀彦
      T君の放言癖や秋の風          百花
      放課後に君と会う門秋燈         リズ
      君の放つ言葉や燈火親しむ        Aki
      放たれし吾かも十月君を恋ふ       リズ
      鳩放つ君に青山滴れる          百花
      放哉のひとり野分の君ひとり       秀彦
      四君子の蒔絵蘭の香を放ちけり      リズ


≪ 球・返 ≫

      眼球のくりくり月夜の良い返事      百花
      返す手の秋の扇に球ひとつ        リズ
      菊の香や返す蹴鞠の球と履        百花
      身を反らし打つ庭球に天高し       リズ
      父返せ地球はなべて秋の野に       百花
      返り花球児も今は二児の父        美代子
      十返舎一九秋の日の肉球         秀彦
      球根の冬芽出る頃返事書く        Aki
      気球にて月を目指さん返れずも      Aki
      異星人の球体の家返り花         美代子
      返球が逸れてそれきり天の川       百花
      返球にタッチアウトの九月尽       Aki
      返杯や百合の球根つまみつつ       百花
      庭球の返球すさまじきゃ〜素敵      Aki
      返さるる恋の直球草紅葉         百花
      秋天に速き白球打ち返す         Aki
      秋天に速き白球打ち返す         Aki
      水晶球映りし返事秋の戀         Aki
      球場へ秋天返す音がする         百花
      地球座に雷の柝の鳴る返し幕       秀彦
      球抜かれ返されし犬秋黴雨        Aki
      繰り返し縫う球模様秋黴雨        リズ
      返信用封筒から球状のたましひ      百花
      エラ星の家は球体返り花         美代子
      赤とんぼ代返の子に球投げて       リズ
      秋の夜の球状星団より返書        秀彦
      返球の逸れたるあたり野紺菊       秀彦
      球体を円と返す良夜かな         百花
      山彦の返るよ気球は秋天へ        リズ
      地球より返信のなき秋時雨        秀彦
      水球のてのひらひろびろと返る      百花
      電球替えて返事書くカンナかな      Aki
      地球儀をくり返し拭き秋なかば      リズ
      天球も眼球も秋繰り返す         百花
      翼に乗り地球へ返る月明り        美代子
      電球の下の返信秋めける         リズ
      初潮へ返すや恋の変化球         美代子
      子に返す最初の白球秋の暮        リズ


≪ 詩・流 ≫

      詩に遊び流れに遊び秋おしむ       リズ
      ガッツンガッツンを詩にする流石月    Aki
      春の日の流るる盃を詩人の辺       百花
      流れ藻のそのまま先へ野分晴れ       リズ
      流水へ詩吟の釣瓶落としかな       百花
      ある愛の詩流れたる月夜かな       Aki
      五七五詩型流るる菊の宴         美代子
      啄木忌耳底より詩流れくる        百花
      秋は低く雲を流して詩人の目       百花
      秋は低く雲を流して詩人の目       百花
      金風に座し流麗な漢詩読む        美代子
      本流へ支流の詩や秋出水         百花
      天道蟲詩をふところに流れ者       美代子
      流星や詩はまばたきのなかにあり     百花
      月光流る青き蝉丸詩篇かな        秀彦


≪ 曲・洋 ≫

      曲折や洋てふ名の流星の         百花
      行く夏を踊るヒールや洋舞曲       美代子
      燕帰る太平洋の双曲線          秀彦
      弦月の洋洋たるや円舞曲         秀彦
      洋間から浪曲漏るる秋暑かな       百花
      クルリンパ洋凧右へ曲がる癖       美代子
      洋画館秋の小夜曲ふふみけり       秀彦
      洋々と曲水の宴果てにけり        美代子
      夕凪の耳茫洋と舞踏曲          秀彦
      前途あれば洋々極暑の曲がり角      百花
      洋装で決める曲がりなりにも盛夏     美代子
      曲尺の裏目涼しや洋墨壺         百花
      頁裂く洋書の匂ひ夏の曲         秀彦
      洋風な茄子のお菜を曲げわつぱ      百花
      作曲や洋酒ちびちび汗掻いて       Aki
      白レース洋酒売り場の曲線美       百花
      片蔭る洋館までの曲がり道        秀彦
      腰曲がる母の夏服和洋折衷        美代子
      洋装の曲線裁ちや母の夏         百花
      夏の昼角を曲れば洋菓子店        Aki
      夏の詩曲率小さき太平洋         百花
      曲者よ見よ茫洋たる夏の海        美代子
      ポケットの洋もく曲がりし梅雨最中    Aki
      腰曲り洋傘杖の梅雨の母         Aki


≪ 業・面 ≫

      豪快な面面なりし非業の句        百花
      面妖な家業の暖簾西日炎ゆ        秀彦
      その面も夏の産業廃棄物         百花
      実業も虚業も面倒雲の峰         秀彦
      多面なる業(カルマ)の車輪草矢射る 秀彦
      生業終え素面に戻る冷し酒        美代子
      鏡中の鬼面が泳ぎ主婦業や        百花
      怠業の仮面で食すかき氷         秀彦
      「業病」の島の能面桐の花        秀彦
      七変化のけふの面 或る非業の死     美代子
      満面の笑みを地震後のテント授業     百花
      黒南風や業の炎の般若面         美代子
      体内へ続く表面残業す          百花
      失業の仮面ライダー瓜齧る        Aki
      十一面観音笑ふ業界語          百花
      生業に励む面相夏兆す          美代子
      営業の面談青葉盛り上がる        百花
      見る人の業の涼しき水の面        百花
      業界人は面食いや女王花         Aki
      西の空一面の虹主の業か         Aki


≪ 宮・緑 ≫

      宮人の行き交う径の緑濃き        彰夫
      宮内庁の緑が多弁いにしえの       彰夫
      奥宮の小さき祠や緑さす         百花
      羽二重に緑滴る宮参り          美代子
      万緑の隣家は竜宮城の距離        百花
      迷宮入り事件緑の季節来る        美代子
      緑陰に東宮夫妻を待つ車         百花
      忘草宮崎緑てふ女優           AKI
      明るさや宮居の蛙緑いろ         百花
      緑の宮殿取り囲むメーデー        Aki
      守宮鳴く緑のスプレー掛けられて     Aki
      新緑や子宮摘出母元気          Aki


≪ 級・予 ≫


      二級酒や春暮れなづむ伊予の海      百花
      メガトン級の恋の予感や夏に入る     美代子
      級長のボタンを予約薔薇芽吹く      百花
      級ごとの予選本選木の芽山        百花
      予期せぬ春や級友が二人欠け       美代子
      猶予なきA級戦犯春嵐          美代子
      予熱して増やす級数蘆の角        百花
      階級の淋しき予感春の海         秀彦
      蓬摘む高級官僚また予備軍        百花
      予鈴鳴る無人学級花の雨         秀彦
      伐採の桜の予後と首級かな        百花
      花散る予感第一級指定樹木        Aki
      予め等級つけられ人生の         彰夫
      級長は予科練へ行き鳥雲に        百花
      進級の予備試験にもアウトです      彰夫


≪ 橋・遊 ≫

      しだれざくら橋また橋の遊歩道      百花
      橋杭にしばらく遊ぶ花筏         美代子
      夜遊びのかへりの桜橋わたる       百花
      一枚の霞に遊ぶ北の橋          秀彦
      野遊びの夢乗せて汽車橋渡る       美代子
      空空と吊橋架かる野に遊ぶ        美代子
      遊行も渡りたる橋ちよつとこい      美代子
      歩道橋子ら遊びをり夕桜         Aki
      橋下に赤子が泣いて遊蝶花        百花
      この橋を渡れば遊郭沈丁花        Aki
      朧橋遊行聖の杖の音           秀彦
      春風と遊び戯わむる橋の上        彰夫
      吊橋に遊子かなしみ山櫻         百花
      橋の下遊女がひとり星誘う        彰夫
      春光に遊ぶアキバの歩道橋        百花
      糸遊の鉄橋どこまでも死角        秀彦
      桟橋や虹へ近づく回遊券         百花
      高橋は遊んでばかり沈丁花        Aki
      女装とふ遊びを京の橋の上        百花
      不孝して橋下に芹摘む遊び        美代子


≪ 急・列 ≫

      春泥の急坂下る葬の列          美代子
      緊急事態発生と見え鴨の列        百花
      蟻の列担ぐ荷もなく急ぎ探す       彰夫
      急ぐなよ鳥雲に入る列なして       美代子
      鳥帰る廃墟列柱急くもの無し       百花
      列車急げあのひとに会う春一夜      Aki
      野火猛る急所はづれし矢は列に      百花
      急行列車で逢ひに行く春の恋       美代子
      急坂を行く貨物列車や陽炎へり      美代子
      葬の列急襲したる春驟雨         美代子
      急がば回れ列島台風通過中        美代子
      並列の宇宙へ銀河超特急         百花
      葱坊主なにを急いで列はづす       百花
      急坂を修行一列観音堂          彰夫
      任務終え車の列に救急車         彰夫
      急ぐゆえ列の最後尾で風を観る      彰夫
      日本列島みなが急ぎて亀鳴けり      百花
      人生は急行列車夕陽影          彰夫
      急いでも人生の列は追い越せず      彰夫


≪ 期・練 ≫

      一期後の永遠の日永といふ試練      百花
      練兵の悲しき時期の軍靴かな       彰夫
      少女期や練香の名の初音ちふ       百花
      いつも思春期練馬の春大根        美代子
      丹念に練る蕗味噌や更年期        百花
      練乳を舐めをり春は一期なり       秀彦
      その期待月に戻して日々を練る      彰夫
      期は熟し日頃の練磨受験生        彰夫
      水練のあうらゆるみて新学期       百花
      のたうってこの期に未練のケッセラセラ  彰夫
      税申告還付を求め練り直す        彰夫
      練炭を買い求めて思春期         彰夫
      少女期の汗の甘くて練り歯磨き      百花
      朝錬の青年の頬に期の紅さ        彰夫
      居酒屋の一期一会の練り山葵       彰夫
      人生の納期練られて雲流れる       彰夫


≪ 寒・路 ≫

      寒くても線路へ吸はれてはならじ     百花
      路寂びし自販機押せば寒酒が       彰夫
      寒い夜啼く虫もある路に酔う       彰夫
      寒風が居酒屋に誘う路地の裏       彰夫
      寒い夜道路工事が心掘る         彰夫
      路の端に捨てた心が寒の星        彰夫
      窓の外寒さが叫ぶ迷う路         彰夫
      西へ行くバスを帰路とし寒夕焼      百花
      寒紅梅理路整然と咲き誇る        美代子
      寒星に猫の眼のある木曽路かな      百花
      寒がりの猫と路上で正座する       拓
      帰路に着く寒さも馴染む二月かな     拓
      寒そうだ中断された道路建設       彰夫
      街路樹が風の輪唱寒リズム        彰夫
      路地いくつ猫に蹤き来る寒の星      秀彦
      寒の月星の迷路に佇めり         美代子
      寒明けの大手を振つて通学路       百花
      寒スズメ夫婦だろうか睦む路       彰夫
      寒の日が路傍の草へ触れてゆく      百花
      寒ぬくし路地に豆腐の水こぼれ      百花
      落日の路肩とぼとぼ寒がらす       美代子
      隻眼の小路の猫に寒九かな        秀彦
      寒夜明け路肩へごみを置く老人      百花
      寒風の大路小路を掃きにけり       秀彦
      寒すばる美濃路 さらりと逝(さ)りし人 美代子


≪ 神・庭 ≫

      雪や神の庭とは劫初真白きか       百花
      六根清浄狭庭に御神酒降り歩く      美代子
      箱庭へ神人ひとつ置く七日        百花
      神さびる老庭師かな日脚伸ぶ       美代子
      石楠花や鬼神を祀る寺の庭        百花
      くさめかな八百万の神祀る庭       美代子
      神隠しかな庭球のあとの夫        美代子
      神妙に返り咲くかな寺の庭        美代子
      風邪癒えず庭の竜神に片手拝み      美代子
      跣参結界といふ神の庭          美代子
      神前結婚中庭に木の実降り        百花
      神様よ冬のお庭に降りて来て       Aki
      庭石のどれか神石三日かな        Aki
      雪の夜の庭に神話のおつうがゐる     美代子
      十坪の神の庭かな鋤始          美代子
      神妙な顔で庭訓筆始           美代子
      大神のやまとの初日庭に受く       百花
      才蔵の庭に神降る二日かな        秀彦


≪ 究・味 ≫

      おめでたうさんどす雑煮の究み味噌仕立て 百花
      究極の美味北海雲丹で朝ごはん      美代子
      蛇穴に究竟の味ゆめみつつ        百花
      味見してお節は鋭意研究中        美代子
      人のなんたる究めもどるや桃の味     百花
      学究肌の男の師走無味無臭        美代子
      ボジョレヌーボー味わふ研究室の隅    百花
      究明せよ手前味噌てふ塩加減       美代子
      究極の鍋や薬味は葱と愛         美代子
      味読する学究肌の句集かな        美代子
      究極の珍味を添へて温め酒        美代子
      論究す苦味走つたいい男         美代子
      ガード下究極の味の焼き鳥屋       Aki


≪ 漢・礼 ≫

      礼帳へ漢をとこと続きけり        百花
      礼(いや)なせり冬銀漢の尾に解けて   秀彦
      漢の倭の五常はじめに礼のあり      百花
      クリスマス礼拝漢字にはルビが      Aki
      拝礼す秋の漢詩の師の朱筆        美代子
      敬礼の漢の目線聖五月          百花


≪ 血・打 ≫

      血縁や師の語の秋思われを打ち      百花
      諸肌や血を打つやうに太鼓打つ      美代子
      蚊を打ちて血肉の情薄きこと       百花
      半島に忘れし冬日打令(タリョン)の血  秀彦
      きみが血や世に打つて出るはたた神    百花
      打ち割れば血のやうな汁初西瓜      美代子
      マメが血を吹いて代打やスポーツ祭    美代子
      血判を押して打ち上げおでん鍋      美代子
      血色のよき打者揃ふ草野球        美代子
      山茶花や血脈の運命打消しぬ       Aki
      打ち直す青春の血や暮の秋        百花


≪ 和・指 ≫

      指組んで和讃聞き入る昼餉あと      百花
      深秋や和装の指の赤珊瑚         美代子
      紅葉山指で指揮する和声かな       美代子
      吉野太夫忌や指先の和三盆        百花
      和やかに指組み五百羅漢の秋       百花
      和解せん指が言葉を捜しをり       美代子
      蒟蒻掘る和音の指を使いけり       Aki
      和の心三つ指ついて嚔する        Aki


≪ 皮・去 ≫  

      鶺鴒の去るとき餌の皮とばす       百花
      牛乳の皮膜取り去る夜寒かな       美代子
      そぞろ寒去就決する皮ぜんダニ      美代子
      辞去告げる黒皮の靴夜寒かな       美代子
      喫茶去や皮ことさらに厚くなり      百花
      栗の皮むきつつ去りし虫のこと      百花
      虎の皮人の思想や去来今         百花
      一枚の皮に包まれ去年今年        百花
      皮膾過去世は幾松ちふ芸妓        美代子
      去秋より繋がる首の皮一枚        美代子
      皮付きの栗を転がす去勢猫        美代子
      皮のまま林檎齧って辞去の客       Aki
      過去形の餃子の皮や外は雪        Aki
      帰去来の蜜柑の皮の湯に浸かる      Aki


≪ 起・羊 ≫

      腹の毛を刈られ羊のひよんと起つ     百花
      亡羊や桶のうすらひ起ちたまへ      美代子
      羊毛で編むマフラー恋の起爆剤      美代子
      子羊を起こして終はる春の夢       百花
      起きてすぐお目覚の水羊羹かな      Aki


≪ 感・葉 ≫

      感涙やいてふ落葉の渦のなか       百花
      葉隠れ飛蝗の快感の大跳躍        美代子
      視覚触覚感傷的に落葉踏む        美代子
      感受性豊かな落葉拾ひけり        美代子
      第六感前頭葉を飛び出せり        美代子
      感情の秋の葉走る旧街道         美代子
      ゆく雲に葛の葉裏の感応す        百花
      つづら折り第六感の紅葉かな       秀彦
      落葉焚くことも無く感傷も無く       Aki
      感熱の葉の無き花へ秋の風        百花
      感嘆符付いてひらりと柿落葉       美代子
      落葉舞はせて銹いろの感嘆符       百花


≪ 局・昔 ≫

      局留めの昔国営蛇穴に          百花
      局長は昔の美男濁り酒          百花
      昔日の秋日医局員の鼾          秀彦
      薬局に昔の亀の鳴きにけり        Aki
      昔をとこ今蟷螂の局かな         百花
      夜学にて昔話の局外者          Aki
      ラジオ局昔から時にうそ寒し       Aki
      その昔美人局でした秋夕焼        美代子
      昔むかしの郵便局の林檎の木       美代子
      結局は昔も今も柿の家          美代子
      美人局の昔おりたり曼珠沙華       Aki

      


≪ 客・持 ≫

      聖五月みめ良き客は羽を持ち       百花
      冷まじや過客の持てる電子辞書      百花
      修司来て客車に月を持ちこみぬ      秀彦
      客にレシート・日報見せず持ち帰り早四年 Aki
      祖父母てふ客の持参の柏餅        百花
      バス客にも成る金持たず十六夜      Aki
      ヘルパーに欺罔されけり曼珠沙華     Aki
      持久走とちゅうや後の月の客       百花
      顔持たぬ客ばかり来る無月かな      秀彦
      風俗の客チップ所持秋黴雨        Aki
      ボジョレヌーボー持ちて真昼の女客    百花
      お客さん持つていきなと姫冬瓜      美代子


≪ 岸・館 ≫

      湾岸の子等のてぶくろ資料館       百花
      対岸のふたりの入る夏館         百花
      向かう岸の館明るし月の道        美代子
      安部館も岸の雀も蛤に          百花
      切り岸の洋館海より蝶生れて       百花
      三岸節子の<雷がやってくる>館     美代子
      秋霖雨三岸好太郎美術館         秀彦
      函館の東岸を見る夜涼かな        百花
      無言館岸辺でも無言昼ちちろ       Aki


≪ 取・酒 ≫

      下戸の取る酒宴のことに馬糞海胆     百花
      返杯や新酒の肴取り落とし        百花
      美酒に酔ふ二人まんびき取り皿に     美代子
      取手付き酒器の出てくる月の宴      百花
      秋の美酒飲め飲め貯金は取り崩せ     美代子
      一介の夏の終りや力瘤          美代子
      とりあへず取つて浮かせて菊の酒     百花
      取澄ます男と秋の美酒を酌む       美代子
      菊人形酒乱の首を取り替える       百花
      新走り遺失物取得の酒盗         秀彦


≪ 向・湖 ≫

      湖の向かう真白き富士の峰        美代子
      残照の向学心や秋の湖          百花
      雛を背の鳰の下向や昼の湖        百花
      行人や西湖の橋の日向ぼこ        百花
      湖面にも趣向を凝らす秋祭        美代子
      指向性なき秋日なりけり湖へ       秀彦
      湖の向かうの宿の秋灯          百花
      向寒の湖畔の宿や詩徒四人        美代子
      湖へ秋の尻向け撮られけり        百花
      向田邦子のいそうな秋湖畔        Aki


≪ 祭・皿 ≫

      をんなばかりの祭太鼓や皿に烏賊     百花
      大事な皿割つてしまひし祭の夜      美代子
      酒の肴紙皿に盛り祭かな         Aki
      燔祭のあとの大皿小皿かな        百花
      祭壇の皿のお菓子も秋めきて       美代子
      紙皿の裏に恋文祭笛            秀彦
      血祭や皿投げつけて仕舞え秋       Aki
      ダーティーな北町病院曼珠沙華      Aki
      一枚の皿持ち歩く祭かな          百花


≪ 悲・美 ≫

      日月は死者を美化して悲しまず      百花
      悲願達成美しき夕日や水巴の忌      美代子
      月光や悲母観音の美しき髪        百花
      悲恋の美女いつも泪目 金木犀      Aki
      美男かづら悲恋の主の弥生顔       百花
      夕焼の美山見上ぐる悲喜古りぬ      美代子
      聞いてくれますか夏の美代子の悲話を   美代子
      秋薔薇の美意識天を悲します       百花


≪ 開・階 ≫

      踊櫓階下はすでにお開きに        美代子
      階段を下りる開祖のハイヒール      美代子
      階上の御開帳夏逝きにけり        秀彦
      非常階段ドアを開けば残暑あり      百花
      開場の白き音階挽歌かな         美代子
      オルセーの夏の諧調開館す        秀彦
      一階が二階の北窓開きけり        百花
      巴里祭や二階の窓を開けておく      美代子
      開襟シャツ階下の少女に笑われる     Aki
      お願いだ痩せておくれよプールだよ    Aki


≪ 荷・界 ≫

      溽暑かな結界へ荷をおき忘れ       百花
      人間界温しと肩の荷を下ろす       美代子
      他界への荷の宛名こそ夜の秋       百花
      腹筋を割つて世界の重荷負ふ       百花
      荷の底より蛍両界血曼荼羅        秀彦
      負荷へ振る極暑の界面活性剤       百花
      世界の片隅に薄荷水売らる        Aki
      へその緒や物質界へ茗荷の子       百花
      荷動き活発銀座界隈赤とんぼ       美代子
      しがらみといふ荷を捨てて霊界へ     美代子


≪ 温・化 ≫

      温野菜へ化学塩振る夜の秋        百花
      温かい鮎の串焼き化粧塩         Aki
      女化窯の温度を見る眼春の果       百花
      台風に化ける温暖前線か         美代子
      夕凪の化学反応温度計          Aki
      離婚分析その空の温暖化         百花
      温もり知らぬ化物に熱燗         Aki
      温もりを知らぬ化物に熱燗        Aki
      温まつて行きなよ外は雪化粧       美代子
      温泉の化学分析表おぼろ         百花


≪ 横・屋 ≫

      縦横に空切る屋根や地震雲        百花
      横座りして玉屋の花火美しき       美代子
      横顔の行き来を屋内プールかな      百花
      屋上の西日円環蝶横死          秀彦
      屋上に横座りして見る花火        百花
      横着なコメ屋の猫や朝曇         美代子
      屋根炎ゆる日や横付けの三輪車     美代子
      夏芝居屋根を横切る役ひとり       百花
      金魚屋の金魚の声が横断す        秀彦
      古本屋にカミュの横顔紙魚走る      秀彦
      横田基地前で繁盛す鮨屋かな       Aki
      若葉風児を欲る歳の過ぎにけり      Aki
      横並ぶピザ屋へ恋の泉より        百花
      金魚屋が酔ふ人妻に横恋慕        美代子


≪ 駅・央 ≫

      中央口出て駅前の山滴る         百花
      白夜充つ中央駅の大鉄傘         秀彦
      水中花駅中央のエレベーター       百花
      夏の駅中央公論読みにけり        Aki
      中央線駅に待つ間の大夕焼        百花
      夕顔咲く最果ての駅震央は        美代子


≪ 運・泳 ≫

      雷光や左右へ泳ぐ運指法         百花
      ばれてきし素麺に目が泳ぐ        美代子
      藻の花や子の運針の目の泳ぎ       百花
      武運いま地雷の隙は泳ぐごと       百花
      運命を変えた背泳金メダル        美代子
      立身や泳いで渡る運命線         百花
      開運は水泳と占い番組          Aki
      運勢頼り世間をば泳ぎ切る (無季)   Aki
      運悪く泳げずに妻濁流に         Aki
      運悪く水泳の授業中止かな        Aki
      運河泳いで少年の消えちゃった      Aki
      運命の遠泳足攣って溺死         Aki
      運神鈍く泳ぎは犬掻きのみ        Aki


≪ 院・飲 ≫

      院殿の先祖を祀る長夜の飲        美代子
      感化院出所祝いに飲むビール       Aki
      産院の母子を見てのちミルク飲む     百花
      生きてをり!退院して飲む生ビール    美代子
      退院や薬代はりに飲むビール       百花
      うぐひすのほうと音を飲む女院かな    百花
      後白河院の飲食夏の歌          秀彦
      ビール飲む廃兵院の夏燕         秀彦
      飲食の百味涼しき平等院         百花
      院展のあとの飲茶や女の昼        百花
      院殿も居士も信士も痛飲す        美代子
      泡盛過飲アル中で入院す         Aki


≪ 意・員 ≫

      店員の善意が濃くてレモン水       百花
      虹かかる意中の人は鉄道員        美代子
      意を強くすべての劇団員の汗       百花
      意を決し員数外の百日紅         秀彦
      雷見上ぐ全員無意に口あけて       美代子
      懸案の議員定数より秋意         百花
      意外にも社員皆見る十三夜        Aki
      満員や親の意見と籠の茄子        百花
      教員の翻意の夏や古背広         秀彦
      意味不明なれどヨット部員厳選      Aki
      部員等のハンカチに意思あるごとし    百花
      同意して員に備わる水見舞        美代子
      全員の意見が違ひ蝉時雨         百花
      風紀委員意気投合し梅酒呑む       Aki


超番外≪ 百・花 ≫

      花菖蒲ゆたかな髪の処女百人       百花
      青春の百の墓碑銘花薔薇         秀彦
      花びらの百をレイとし白寿かな      百花
      茅花の小道ひつそりと百度石       美代子
      浮き草の花の百涌く風の道        百花
      百年の孤独運河に濃紫陽花        秀彦
      百回忌までの墓守り桐の花        百花
      百ヶ日終はる仏花は夏白菊        美代子
      花木槿きみ百歳へあとなんぼ       百花
      百薬の長や花梨酒飴色に         美代子
      某ナースに百年の恋桐の花        Aki
      百年は小さな区切り杉の花        百花
      人死にし夜の百合の花蝋のやう      美代子
      百の花咲かせ十薬も咲いてをり      美代子


番外≪ 委・委・育 ≫

      徳育や明日へ委ねて茄子の花       百花
      委員長の子委ねる保育園         Aki
      秋天や体育委員へ委嘱状         百花
      育てても委ねても子は遠き雷       秀彦
      委委として育育として牡丹かな      秀彦
      天花粉委ね委ねて子は育ち        Aki
      子育て委任平成教育委員会        美代子