色気の無い内容なので、ロゴと壁紙を可愛らしくしてみた。

2000年4月某日、某バイク掲示板で通算3回目のOFF会の話が持ち上がりました。
OFF会大好きなわたくしは1度目、2度目ともになにげなく参加していたのですが、
バイクの掲示板のOFFなのに、何故か1度もバイクで登場したことはありませんでした。
そこで、「せめて今回は、せっかくだからバイクで参加したい」と考え、その旨を一部の
参加者の方に伝えたところ、プロのバイク乗りの方々から、「無謀だ、やめたほうがいい」と
いう意見が殺到しました。・・・というのも、私のバイクは原付なのです。OFFの場所は箱根。
そんなトコロまで原付で行くのは、女性では体力的に厳しいだろう、というのです。

彼等はわたくしなどのことをものすごく本気で心配して下さっており、すさんだ世界で生きて
いる身としては、そういう気持ちが大変ありがたくてたまりませんでした。

・・・しかし、皆様が口を揃えて、「やめといたほうがいい!」とおっしゃるわけでして、中には
「死ぬかもしれないよ」と、命の心配までして下さる方もいました。うーん・・・性格のゆがんで
いるかもしれない私は、「それがどれだけ無理なコトなのか」知りたくてたまらなくなりました。

社会人としてまっとうな生活を送っている人であれば、このような考えが生まれてしまっても、
忙しい日常の中に埋もれてしまうものでしょう。・・・しかし私は幸か不幸か、「〆切前」という
時期でなければ時間はいくらでも自由になります。そして今がそのときでした。

そんな状況ですから、「よし早速試してみよう」と考えたのは自然の流れでしょう。
・・・しかし、「ものすごく大変なこと」「いっとくが本当に大変なこと」・・・ということは
バイク乗りの先輩方から教えていただきました。ですから細心の注意を払います。
・・・まず、これはいつも気をつけていることですが、無理な運転は絶対にしない。
私は幸いなことにスピードに憧れる性質を持ち合わせていないので、いつも法定
速度内で走っています。「速度落とせ」と書いてあるところでは言うとおりにします。
「ゆっくり走ろう神奈川県」は変な日本語だと思いますが、前半部分は同感です。
今回はいつも以上に注意して走ろうと思いました。・・・また、途中で少しでも苦しく
なればすぐに引き返す、そのときはいくら時間がかかっても休みながら、少しでも
道路を怖いと感じれば、バイクは置いて電車で帰る、と自分に義務付けました。


というわけで出発です!


オフィス・ウメ駐輪場より出発:AM 9:00(撮影:オフィスウメスタッフ)
後ろにもう1台の愛機、ジャイロXがあります。

走行中雑記

10:30
遠藤町交差点。2段階右折しなきゃいけないのを思い出し、左側を走って突き当たってとまる。
しかしそこは左折車がブンブン走ってくるところで、追い詰められてしまう。
やっとのことで国道1号線に出る。開放感溢れる広い直線の道路。周りの車が飛ばしまくりで怖い。
しかし左端の駐車車両があるレーンを走ることでしのぐ。

11:00
道端のガケに人垣発見。なにごとかと止ってみる。涌き水。
ビッグスクーターの人がボトル6本に詰めていた。何に使うのだろう。
他にも列ができていた。並んでいたら、飲むだけならと譲ってもらえた。
「生では飲まず、煮沸しましょう」と書いてあったが、ガブガブ飲む。
しかしやたらとガストが多い。

最初の緊張ポイント、横浜に着く。「左折」→「右折」をしなきゃいけないポイント。すんなり通過。

保土ヶ谷のあたりから、いやに寂れた道になる。本当に天下の東海道なのか不安になる。
横浜新道の終点と合流。車がキチガ○のようなスピードでふっとんでくる。
どっこいCRM50もキ○ガイのように速いバイクなので、なんなく合流。

なんつーか「ただの都会の道路」を走ってるのもいい加減飽きた。ツーリングっぽくない。
借りてきたGPSの画面を見ると、南側は海。なんも考えずに国道1号から左へそれてみた。
このまま国道1号を走っていると、新湘南バイパスにうっかり入っちゃうおそれもあったし。

すると非常に寂れた住宅地やスクールゾーンに入りこんでしまい焦ったが、しばらく走っていたら
また大きい道に出られた。134号線。海沿いなのかどうか、よくわからない。左側が森林。
しばらく走っていると林の切れ目から海がドカーンと見えた。潮の香りの中を走るのは気持ち良い。
ときどきサーフィンを自転車に積んだニイチャンが左から飛び出してくる。ここが噂の湘南か。
相模川を渡る。川といっても河口で、左側は海。素晴らしい景色。

大磯のあたりで、再び国道1号線に戻る。なぜならこのまま走っていると西湘バイパスに入りこんで
しまう恐れがあり、原付にとってそれは死を意味するから。

最後に川を渡ると、そこは小田原の街の中。

14:30
小田原着。


・・・というわけで到着しました。後ろは小田原城(撮影:セルフタイマー)

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