Oh! my Den-Enchofu

 

ももこたろうが4月から小学校に入学するのと、私の勤務先の事務所が移転するのとで、

3月に思い切って実家の近くに引越しました。

わたしたちが今まで住んでいたのは、東京都下。

広さは約60平米ちょっとの新築マンションで、オートロック・宅配ボックス付。母子二人で住むにはとても快適でした。

が、今度の住まいは、前の住まいと同じ位の家賃なのに、田園調布という土地柄もあり、

40平米ちょっとという狭さで、築30年近く経っています。

落書きだらけのエレベーター、ペンキはげはげの玄関ドア、

家具を置くと沈み、歩くたびにキコキコきしむ床、台所にはイマドキ小型湯沸器がついています。

それでも仕方ないので住むことにしましたが、引越してみて知った高級住宅街と呼ばれる田園調布。

その脅威の世界を、庶民の私の目を通して綴ってみたいと思います。

 

 引越しの前に、掃除に行ったある日曜日のこと。

マンションの前に2時間くらいの間、車を停めておいたらレッカー移動されてしまいました。

保管先の田園調布警察署へ行ったら、

定年後の再雇用のようなオジサンが私を車の保管場所へ案内してくれ、その途中でこんなことを言いました。

「あのマンションの住人から、”日曜日だからって警察はサボッてるんじゃないだろうな!”

という通報があって、行ってみたらあなたの車がありました。

通報なのでレッカー移動しましたが、ホントにお気の毒に。。。

あの近辺、これからは気をつけたほうがいいですよ。」

ひえぇぇぇぇっ (O.O;)

この辺りの駐車場って3万円が相場らしいんだけれど

自分達が高いお金払って停めているのに、たかか2時間とはいえ路上駐車なんて、許せないんだろうか。。。

引っ越す前からガツーンと一発、田園調布にやられました。


私の住んでいるマンション。

エレベーターを降りてくねくね曲がった通路を通り、ウチにたどり着きます。

ウチの部屋の先にあと2つ部屋があります。

そのお部屋の方たちは、ウチのお風呂場に面した通路を通ることになります。

私はウチのお風呂場の窓辺に、お友達に送ってもらったバービーのシャンプーボトルを飾っていました。

飾ったと言っても、外からほわ〜っとバービーが見える程度。

しかし!引っ越して間もない日曜日の朝8時30分のこと。

ピンポンが鳴ったので、出てみると、お向かいのお部屋の奥さんが立っていました。

この方、紀子さまのような雰囲気をもつ40歳くらいの品の良い奥様なんですが

「お引越しは落ち着きましたか? これ陣中見舞いです」

と、ニコやかに差し出したのは、田園調布の駅にある高級店のチョコレート。

なんでくれるんだろう。。。と、不思議に思っていたら

「今日はお願いがあって参りました」

と、本題に入りました。

「今日は大切なお客さまが見えるのですが、お宅のお風呂場の窓に飾ってあるシャンプーボトルを

今日一日さげていただけないでしょうか?」

ひえぇぇぇぇぇっ (O.O;)

大切なお客さまって、どんな高貴な方なんでしょうか?

築30年近いボロボロマンションなんだから、

人のおうちのシャンプーボトルを片付けさせるより、玄関ドアを取り替えるとか

外壁を塗り替えるほうが、よっぽど高級感があふれると思うけど。

しかし、小心者の私は、速攻でお風呂場の窓にシートを貼り、外から完全に見えないようにしました。

1時間後。。。

ウチのお風呂場は、すかさず奥様チェックが入り

「早速キレイにしていただいて、ありがとうございます」

と、お礼の言葉をいただきました。

またしても、小心者の私は、すっかり動揺して

「あれでいいですかぁー?」

なんて、子供みたいな質問をしてしまいました。


  ももこたろうの小学校の入学式。

事前に学校からいただいたお知らせに

「教科書を配布しますので、当日は大き目の紙袋か風呂敷をお持ちください」

と、ありました。

そこで私は、小学校だからサンリオの紙袋がカワイイかな、と、田園調布にある「いちごのお家」の紙袋

(と、言っても普通のサンリオの紙袋)を持っていきました。

いざ、紙袋の出番が来て、私はビックリしました。

みなさん、おもむろに取り出した紙袋は

シャネルだったり、グッチだったり、シャルルジョルダンだったり・・・

そんな大きい紙袋を持ってるってコトは、そんな大きいモノを買ったったことだよねぇ?

だけど、入れる物は小学校一年生の教科書だよぉー?

まったく、まったく、絶句した小学校の入学式でありました。