
突然のカシオペアの電源オフ。そして電源スイッチを押すと「メモリーが壊れています。」となって幻滅する時があります。ウチの場合はタップすればカシオペアはそのまま立ち上がってくれるのですが、リセットした後は必ずこのメッセージが出るようになります。結局、フルリセットしてバックアップの復元をするのがセオリーかつ最善策です。そのためにバックアップはこまめにしておきましょう。こまめにしておくと、バックアップの時間はとても短い時間で終了します。
なにをいまさら、と感じる方もいるでしょう。私もすっかり忘れていたんです。なにせ、「メモリーが壊れています」現象は八月に入ってから一度もないからです。基本的にポケットインターネットエクスプローラーなどでリセットがかかったりした場合にメモリー内部が破壊されているのでしょうね。私のところではアプリケーションによるリセットという現象が起きないものですから、きっとそのせいで動作が安定しているのだと思います。
このリセット現象はWindows95でいうところの「一般保護違反」というのに近いのだと思うのですが、Windows95とWindowsCEとの決定的な違いはメモリ管理システムが違うというのが挙げられます。たとえでいいますと、Windows95は一人につきひとつのテーブルで食事をし、WindowsCEはひとつのテーブルでみんな揃って食事をしているようなものです。Windows95では一人の人(アプリケーション)がひとつのテーブル(メモリー空間)で食事をするので、となりの人のソーセージをつまみ食いをしたくてもできません。そのかわりカップをひっくり返してもコーンポタージュにまみれるのは一人だけです。WindowsCEはそうはいきません。大勢の人(アプリケーション)がひとつのテーブル(メモリー空間)で食事をするので、となりの人の目玉焼きをくすねる人が出てきます。だれかがオレンジジュースをこぼすとみんなのお皿にかかってしまいます。なかにはテーブルの料理を一人占めしようとする人もいるでしょう。そこでみんなが怒って店を出て行ってしまう(リセット)のです。途中で怒って帰ったあとですから、次に来店(電
源オン)した時にもまだ汚いテーブルがそのまま残されています。ですから「こんな所で食えるか!」(メモリーが壊れています)となるわけです。
この一見、不便極まりないメモリ管理システムも長所があります。ひとつのテーブル(メモリー空間)だけでいいので、お店の中が広くなくても食事ができることです。WindowsCEという狭い店舗に見合った方式ということなんですね。
アプリケーションによるリセット現象がちょくちょく起きる方は、早めにCFカードへ移行するなり、いらないアプリケーションをアンインストールしたりと対策をしたほうがいいですよ。それとこまめにバックアップ。でも、なぜCFカードへ移行するとリセットしにくくなるんでしょ。