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DosMemory  EPSON機はメモリが何かと厄介

16MB以上メモリ搭載した場合のシステム空間機種別早見表
DeskTopNoteBIOSシステム空間を
作るドライバー
Pシリーズ
GR/GFシリーズ
  BIOSの拡張スイッチ
スイッチ2-2をON
必要
(BIOSで制御できない)
GR Superシリーズ
GR+シリーズ
Sシリーズ
Hシリーズ
AS 16MB以上のメモリを
「使用する」
それ以前に発売された機種  
Fシリーズ
Mシリーズ
AU 16MBのシステム空間を
「使用する」
不要
(BIOSで制御できる)
それ以降に発売された機種

上記のようにEPSON機は16MB以上のメモリを搭載し、使用した場合、自分(BIOS)でシステム空間を作れない機種が存在します。 ディスクトップだとFシリーズ以前、ノートだとAU以前に発売された機種に境界線があるようです。 16MB以上のメモリを搭載しなければ、さほど問題はないが、Windows時代であるからして多くのメモリを必要とします。 それではタイプ別にご紹介します。

システム空間制御 可
BIOSに16MBのシステム空間を作り出せる機種(BIOSに16MBのシステム空間を「使用する」・「切り離す」の項目がある機種)は、BIOSでのシステム空間の確保が可能です。 要するにシステム空間制御可です。 この機種の方は、BIOSで16MBのシステム空間を「使用する」にして下さい。 もし切り離しているようであれば、15〜16MBのシステム空間を使用するCバスのG/Aは正常に動作しません。 また外部のDMAを使用するFDDの読み書き、Scsiボードも正常に動作しなくなります。
要するにシステム空間がないと酷い目にあいます。

対象機種としてはDeskTopだとFシリーズ、NoteだとAU以降に発売された機種が当てはまります。(一部の機種で対応出来ないものあり)

システム空間制御 不可
BIOSでシステム空間を作り出せない機種(BOISで16MB以上のメモリを「使用する」・「使用しない」の項目がある機種。 または最大メモリ搭載量が14.6MBまで(13.6MBのものもある)の機種でハイパーメモリーCPU、またはERFなどの増設ボードで最大搭載メモリの容量(14.6MB)を超えるメモリを搭載できる機種)

システム空間を制御出来ない機種(16MB以上搭載した場合)
486Pシリーズ486Gシリーズ486Hシリーズ486Sシリーズ486NoteAS
それ以前に発売された機種

要するにディスクトップだとFシリーズ、ノートだとAU以前に発売された機種が当てはまります。(一部、以降に発売された機種で、制御出来ないものあり)

このような機種における、16MB以上のメモリを搭載した状態でのWindowsセットアップ・起動・使用時において、以下のようなトラブルが発生します。

Scsi BootでWindowsセットアップの為のコピーは終わったが、再起動後、エラー(IOS・EMS関連)が出て止まる。(起動が出来ない)

Windows保護エラーで止まる。

ファイルが消える。(Windowsディレクトリごっそりであったり、一部のFileのみであったり)

Scsi HDDのダブル認識。(ドライブの重複)

フロッピーの読み書きができない。

フロッピーが破壊される。(Formatしてもダメ)

G/Aが動作したが、変な色を表示や画面が表示されず固まる。(動かなくなる) またはエラーが出て止まる。

上記のような症状がでる場合、0F00000〜 0FFFFFFのメモリ領域(システム空間)が、正常に認識しない(正確にはない)状態です。 詳しく言うと、0F00000〜 0FFFFFFではなく0FA0000〜 0FFFFFFの領域で、ここには98x1シリーズの仕様上、最初の1MBの00A0000〜 00FFFFFの領域(コンベンショナルメモリ以外)のメモリのコピーがなければなりません。 EPSON機は、98x1シリーズよりも16MB以上のメモリ搭載できる機種の発売が早かった為、この部分の仕様が違っています。 この領域はBIOSで16MB以上のメモリを「使用しない」にした場合(HシリーズやSシリーズなど)は、システム空間として確保しますが、16MB以上のメモリを「使用する」にした場合(HシリーズやSシリーズなど)はシステム空間を確保しません。 またP・Gシリーズなどは、BIOSの拡張スイッチ2-2をONにしてハイパーメモリーCPU、またはERFなどの増設ボードで最大搭載メモリの容量(14.6MB)を超えるメモリを搭載できる状態も同じく、システム空間を確保しません。 これは機種の仕様上確保しないように設計(BIOSで記憶)されています。 その為、0F00000〜 0FFFFFFのメモリ領域を、ただのメモリとして認識してしまうので、00A0000〜 00FFFFFのメモリアドレスを要求する外部のDMA(FDD・Scsiなど)と、Cバスの拡張ボード(G/Aなど)がそのアドレスを要求した場合、あるべき所にシステム空間がないので、正常に動作しなくなります。 詳しくはよくわかりませんが、古い98x1シリーズの互換性を保つ為に、Windows時代で大量のメモリを使用するようになっても、システム空間を作るのではないかと思われます。 このシステム空間を作ることで、1MBのメモリが使用できなくなります。 EPSONは、これからの大容量メモリ時代に向けて、このような機種の仕様にしたのではないかと思われます。(推論)
このような機種(H・Sシリーズ)で、システム空間を作るにはBIOSで、16MB以上のメモリを「使用しない」にするしかありません。 しかし、この「使用しない」にすると14.6MBしかメモリが使用できず、Windows時代ではこれでは辛い。(メモリが少ない) そこで0F00000〜 0FFFFFFの領域をシステム空間として確保してやることで、16MB以上のメモリを搭載しても正常に動作(システム空間が認識)します。
メモリアドレス0F00000〜 0FFFFFFの領域をシステム空間にするドライバーとして、以下の物があります。

システム空間ドライバー
Recmem.sys は、EPSON純正
所在は、EPSON版 Windows95 ドライバーキット内
または、NiftyServe EPSONフォーラムのPCLKB2の更新ドライバーに付属
Szonehx.sys は、Hシリーズ専用
所在は、NiftyServe FEPSONX-LIB(09) Szhx006B.lzh フリーソフト
16over.sys は、G・S・Pシリーズ用
所在は、NiftyServe FEPSONX-LIB(09) 16_sys.lzh フリーソフト(β版)
ep16enb.sys は、486シリーズ用らしい(Readme.docにより確認)
所在は、GA-DRVx/98 サポートソフトに付属
※ 16MB以上のメモリを搭載した機種で、BIOSでシステム空間を作れない機種は、上記のドライバーが必需です。 各自機種に合うものを使用しましょう。

注意
上記のドライバーを使用した場合、15〜 16MBのメモリ領域(0F00000〜 0FFFFFF)がシステム空間になる為、搭載メモリより1MBの使用可能メモリが減ります。 使用する前に、自分の機種に合うドライバーとHimem.sysをロード(Deviceで登録)して、MS-DOSのコマンドMem(メモリ内をのぞけるツールなど)を実行して下さい。 そこで搭載メモリより1MBの容量が減っていれば、そのドライバーは正常に動作しているはずです。 しかし、搭載メモリと同容量でしたら、そのドライバーが自分の機種に適合していないか、使用出来ません。 ご注意を!

システム空間ドライバー 使用例
Device = Recmem.sys必ずメモリマネージャより前に登録する
Device = \Windows\himem.sys
Device = Recmem.sysここではダメ
あとに登録した場合は、正常にシステム空間を確保できません

「ScsiもFDDも使わないし、G/Aもメモリアドレスが違うからシステム空間は要らないや」と思ってシステム空間を作らないと、Windows自体は搭載しているメモリを認識していますが、EMSが14.6MBまでしか認識しないので、いくら多くのメモリを搭載していても意味はありません。(EMSはDOSアプリケーションを使用する時に必要ですが、Windows自体はEMSがなくても起動は可能です。 しかし、EMSが14.6MBまでしか認識出来ないのは衛生上良くありません)

システム空間は確保するように心がけましょう
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a EPSON PC's Generation Ago.