Freenetのシステムとは?

Freenetは完全な匿名で情報を共有しようとするシステムです。
P2P技術をつかっていますがNapsterやWinMXなどとはまったくちがったシステムです。
今までのNetの仕組みは「上位PC」のサーバーに情報が集まっていました。
下の図のように既存のP2Pソフトは個々のPCに共有ファイルがあり、
ファイルの検索情報、クライアントの管理情報などについては
決まったPC(サーバー)に情報が集まり、そして下位のクライアント同士でファイルのやりとりをしていました。



普通のhttpやftpなどもこのような中央集権的システムを使っています。
しかし、Freenetでは特定のPCに情報が偏るようなシステムではありません。
Freenetでは大きな意味でのサーバー、クライアントという上下の関係はなくなり、
各FrenetがインストールされたPCはノードとよばれるようになります。
すべてのノードは対等な関係です。


Freenetのファイルのやり取りの仕方

Freenetのインストール時、ノードはStoreファイルという大きいファイルがつくられます。
そのファイルの中にFreenet上の情報が蓄えられています。
ですが、Freenet上の情報はすべて暗号化されており、そのStoreファイル自体も暗号化されているので
使う側にはなんのファイルがそのStoreファイルにはいっているのかわかりません。
そのうえさらにで下の図のように連鎖的に情報を探していき情報を得ることになります。



Freenet上にファイルを入れるには下の図のように近くのノード(自分のStoreファイルにも)に
ファイルを送ります。するとファイルを受けたノードは他のノードへも送り出します。



こうした情報自体に暗号化し、流動的にファイルをやり取りすることによって高い匿名性で情報のやり取りができます。
また、Freenetでは基本的にファイルは消せません。
ですが実際、各ノードのStoreファイルの大きさは決まっているので需要の無いファイルは消されていきます。
また、既存P2Pソフトよりも非効率なシステムな上Freenet自体も発展途上中になので
現段階ではファイルのやり取りは失敗する確率は多いです。
ですがノード数が増えて、開発が進めば確実に使いやすくなります。