Visor の部屋

Since 2002/05/06 - Last Modified 2002/05/06


なぜかこの時期、既に日本から撤退の動きの感じられる Visor の Visor Edge という PDA を衝動買いしてしまいました。 なぜこの時期に、という理由が思いあたりませんが、強いて言うならば以下の点が挙げられます。

  1. Visor を含め、Palm OS を登載したソフトははかなり値下がりした。
  2. 予定表、アドレス帳など PIM としての性能は既に十分である。
  3. 突然、妻からこづかいをもらった。

この中で、やはり3番がもっとも大きな要因であったりします。とほほ

これまでも、PDA と呼ばれる装置はいろいろと購入してきました。 ただし、現在はどれも使っていないところみると、どれ一つとして定着しなかったようです。

これまで、使ったPDAは、順に カシオペア A-51、カシオペア A-60、モバイルギア MC-R700、ザウルス MI-P10 など、人並みにというか、人よりも多く購入してきたのではないかと思っています。
なかなか自分に合う PDA はなかっとと言うと格好が良すぎまして、 どんな装置も使いこなせなかった、とか、いつまでも、学習しない奴>自分 という見方も当然あります。汗)

ここで、私の PDA に対する約束事を記載しておきます。

  1. PDA は表示端末であり、入力端末ではない。
  2. 普段使っている Linux と連係が取れなければダメだ。
  3. 目的の予定表やアドレス帳がすばやく起動し、かつ表示できなければダメだ。
  4. バッテリーは長持ちしなければダメだ。
  5. 小さく軽くなければダメだ。
  6. 普段使っているFIVAには、シリアルがついていないので、できたらUSBの方が楽だ。

非常に強い口調で勇ましく書いているのは、訳があります。 こうでもしておかないと、また、ついふらふらと PDA を買ってしまいそうだからです。

私見ですが、Visor Edge は、以下のような特徴があります。

実際に、手に持って使ってみた第一印象は以下の様なものでした。

本日(2002/05/06)に到着したばかりの Visor Edge を Vine 2.1.5 の kernel 2.2.19 で使えるようにしたので、その備忘録を書き残すことにします。
USB のことですから、まず大丈夫だとは思いますが、新しい Vine 2.5 の kernel-2.4.18 でも利用できるか、近いうちに確認します。

以下の zdnet のページを参考にさせて頂きました。

Vine 2.1.5 では、大丈夫でしたが、念のために /dev/ttyUSB1 の確認を行います。

 $ ls -l /dev/ttyUSB*
 crw-r--r--    1 root     root     188,   0 Mar  1  2001 /dev/ttyUSB0
 crw-r--r--    1 root     root     188,   1 May  1  2001 /dev/ttyUSB1
 crw-r--r--    1 root     root     188,   2 Mar  1  2001 /dev/ttyUSB2
  (以下 省略)
もし、ないようでしたら、以下のようにして作成します。
 $ su
 (パスワードの入力)
 # mknod /dev/ttyUSB0 c 188 0
 # mknod /dev/ttyUSB1 c 188 1

続いて、一般ユーザからも利用できるように、パーミッションの変更を行います。

 $ su
 (パスワードの入力)
 # chmod 666 /dev/ttyUSB0
 # chmod 666 /dev/ttyUSB1

続いて、これから、インストールするソフトのために、シンボリックリンクを貼り、 modprobe で visor のモジュールをインストールして、エラーがないことを確認します。

 # ln -s /dev/ttyUSB1 /dev/pilot
 # modprobe visor
 # lsmod
   Module                  Size  Used by
  visor                   7792   0 
  usbserial              17024   0  [visor]
  usb-ohci               12560   0  (unused)
  (一部省略)

エラーがないことを確認したら、/etc/rc.d/rc.local ファイルの最後に、以下のコマンドを追加します。

-----------------------------
 /sbin/modprobe visor 
-----------------------------

以上の作業が終了したら、pilot-link と jpilot のソフトをインストールします。

 # apt-get install pilot-link
 # apt-get install jpilot

上記のコマンドで、 Vine2.1.5 では、Vineplus にある pilot-link-0.9.3-1.i386.rm と jpilot-0.98.1-0vl1.i386.prm がインストールされまし。
以上で、準備は完了です。 これからは、実際に Hotsync と呼ばれるパソコンとの連係を確認しますが、ここでは、分りやすいように、jpilot を起動して確認します。
まず、マニュアル通りに、Visor をクレドールにセットして、USB を連係するパソコンにつなぎます。
次に、クレドールのHotsyncボタンを押し、すぐにパソコンの jpilot の「sync」ボタンを押します。
順番を間違えるとエラーが出ます。その場合には、本体とVisor側のエラーをクリアした後、再度、上記の方法で接続して下さい。
「ピロリ〜」という音が、visorから聞こえれば、接続とデータの連係は終了しています。
便利ですね。

上記の方法で、接続が確立すると思われますが、念のために、/var/log/message に残っているログを以下に示します。

May  6 17:19:21 localhost kernel: hub.c: USB new device connect on bus1/1, assigned device number 21
May  6 17:19:21 localhost kernel: usb.c: USB new device connect, assigned device number 21 
May  6 17:19:21 localhost kernel: usbserial.c: Handspring Visor converter detected 
May  6 17:19:21 localhost kernel: visor.c: Handspring Visor: Number of ports: 2 
May  6 17:19:21 localhost kernel: visor.c: Handspring Visor: port 1, is for Generic use and is bound to ttyUSB0 
May  6 17:19:21 localhost kernel: visor.c: Handspring Visor: port 2, is for HotSync use and is bound to ttyUSB1 
May  6 17:19:21 localhost kernel: usbserial.c: Handspring Visor converter now attached to ttyUSB0 (or usb/tts/0 for devfs) 
May  6 17:19:21 localhost kernel: usbserial.c: Handspring Visor converter now attached to ttyUSB1 (or usb/tts/1 for devfs) 
May  6 17:19:21 localhost usbmgr[416]: vendor:0x82d product:0x100
May  6 17:19:21 localhost usbmgr[416]: class:0xf subclass:0x0 protocol:0x0
May  6 17:19:22 localhost usbmgr[416]: USB device is matched the configuration
May  6 17:19:22 localhost modprobe: modprobe: Can't locate module usb-serial
May  6 17:19:22 localhost usbmgr[416]: "usb-serial" was loaded
May  6 17:19:25 localhost kernel: usb.c: USB disconnect on device 21 
May  6 17:19:25 localhost kernel: usbserial.c: Handspring Visor converter now disconnected from ttyUSB0 
May  6 17:19:25 localhost kernel: usbserial.c: Handspring Visor converter now disconnected from ttyUSB1 
May  6 17:19:26 localhost usbmgr[416]: "usb-serial" was unloaded

今のところ、接続(hotsync)を確認したのみで、jpilot や pilot-link の使い方は、全然分っておりません。 また、活用方法について分りましたら、この場で報告致します。

USB を用いて、PDA を操作するなんて、一昔前の Linux では、考えられなかったことですが、本当に夢の様な世界になりましたね。


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