Topic No.001

データフローダイアグラム図




DFDとは

 DFD(Data Flow Diagram)は業務上のシステムをモデル化する手法の一つで、流れるデータをキーとして、データと処理の流れを視覚的に図式化したものです。しかし、ここでいうシステムというのはコンピュータによるデータ処理に限らず、銀行窓口の業務、切符の販売機からマックのハンバーガーの焼き方という手作業まで、あらゆる体系化されたものすべてです。そして、これらのシステムを視覚的に表現することにより、他の作業担当者への伝達が円滑に行えるのです。一人一人に文章だけで説明するのは大変ですものね。その上、モデルというのは、しっかりとした規則が定められた図示化によって表現しますので、人によって表現が異なったり、解釈の相違というものも少なく、コミュニケーション上の問題を解決することができるわけです。なんか、凄いことだと思いませんか?
データフローダイアグラム図
 


構造化分析設計技法の効果

  • 品質の高いシステムが構築できる
  • 理想的な機能ができ、使いやすく改造し易いシステムになる
  • 開発作業の手順が統一でき、無駄な作業がない
  • 副次的に生産性の向上が期待できる


データフロー図の構成要素

 
データフロー 1)データフロー:名前付きの矢印で表す
 『データフロー』はDFDの各要素間のデータの流れを示します。そして、プロセス間のみでなく、システム内外のファイル(外部(ターミネータ))や、データ源泉(データストア)及びデータ吸収との間にも行き交います。データフローの流れの方向は矢印で表現し、データフローに『名前』を付けてデータを識別します。

プロセス 2)プロセス:バブル(円)で表す
 『プロセス』はデータの処理・変換を示します。プロセスへ入ってくるデータフローに処理を施し、そこから出ていくデータフローに変換されたデータを流します。例をあげれば、冷凍ハンバーグ(データフロー)が加熱(処理)されてハンバーグ(データフロー)になるようなことです...。

データストア 3)データストア・ファイル:2本の直線で表す
 『データストア』は一時的なデータの格納場所を示します。書類や台帳あるいはファイルなど蓄える必要のあるデータのことです。ビデオ屋さんの顧客表や予約表、貸出表、銀行のATMでカードを取り扱う際の暗証番号や口座番号なんてのがそれにあたります。

外部 4)データ源泉とデータ吸収:四角形で表す
 「DFDではデータフロー、プロセス、ファイルのみでも記述可能であるが、より分かりやすくするために、システムへの入力の源泉が何処であるか、また、システムからの出力先が何処であるかを示すことが効果的な場合もある」...的な解説をしている問題集がありますが、システムを分析するにおいて、データの源泉・吸収先は明確にすべきです。

<以上:achu>
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