はじめに
ホームLAN(ネットワークコンピュータ)の基礎
個別のトラブルの現象と対策
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Windows98ネットワークコンピュータに何も表示されないというFAQ

Windows98にはマン−マシンインターフェイスのバグがあり、ネットワークコンピュータに何も表示されないという現象がFAQとして存在しています。この場合、一度、ログオフ(スタート→xxのログオフ)して、再度ログオンしてみて下さい。それでネットワークコンピュータに他のPCが現れたら、このHPを読む前に以下を試みて、ログオンするようにして下さい。

1.パスワードの設定(パスワードが空白(ブランク)の場合)
 ・コントロールパネルのパスワードをダブルクリックします。
 ・Windowsパスワードから古いパスワードにスペースを入れ、新しいパスワードに何か文字
  (aでもbでも何でも良い)を入れパスワードを設定します。
   そもそもWindowsパスワードなどという欄が無い場合、下記2.のレジストリから
   AutoLogOn削除を行います。
   古いパスワードに空白を入れても、受け付けられない場合、パスワードは設定されています。
   覚えていますか?覚えていない場合、ファイル検索で、Windowsフォルダーの中を*.pwl
   探し、ユーザ名.pwlを削除してしまいましょう。

このパスワードは、インターネットへ行く時に使うものではなく、単にWindows98へログオンするだけのものですので、Windowsでは(他のOSでは極めて重要ですが)神経質になる必要はなく、何でも良いのです。

以上で再起動してください。ログオンのためのウィンドウが出てきたらokです。出てこない場合、下記2.を行います。

2.レジストリーからAutoLogon キーの削除
これから行うレジストリの編集は、操作を間違えた場合、PCが起動しなくなる、極めて危険な操作です。人間でいえば、大脳手術をしているようなものですので慎重に。Regeditには、元に戻す機能はありません。

 ・スタートファイル名を指定して実行をクリック
 ・REGEDITと入力し、OKクリック
 ・左の欄の印を次々にクリックして、下記のキーを探します。
  HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Network\Real Mode Net
 ・最後のReal Mode Netは、このフォルダをクリックします。右側の欄に
   AutoLogon
  がある場合、これを削除します。
 ・レジストリエディタを終了します。

再起動してください。ネットワークコンピュータに他のPCが見えれば、他に問題はありません。

ログオンは面倒なので、人間がログオンする行為を真面目に代理してくれるソフトがあります。これで自動ログオンさせれば、WindowsのAutoLogonと違い、ネットワークが機能します。

 ・PowerToys を入手。(インターネットで検索します。MicrosoftのHPにあるはずです)
 ・c:¥powerを作り、そこに解凍
 ・tweakui.infを右クリック→インストール(他の機能は今更いらないでしょう)
 ・コントロールパネル→Tweak UI→Networkタブに UserNameとPasswordをいれる

ログオン;「コンピュータを使うという宣言」というだけの意味です。具体的には、コンピュータにはOS(ここではWindows)という管理者がいますので、OSに自分の名前と、本当にその名前で登録している本人であることを証明する為のパスワードを入れる行為をさします。

個人で所有するパーソナルコンピュータ(PC)以外の世界では、一般にコンピュータは共用で時間レンタルで使うものです。その場合、
 ・ハードディスクの内容が全て見えては、他人の重要な書類が見えてしまう
 ・計算機使用料を使用時間で割り当てる
などのために、
 ・使用者は自分のフォルダーというものをOSに割り当てられ、そこしか見えない。
 ・使用料請求の為、誰が何時間使ったかの記録と、確かにその本人かの確認が必要
などの目的の為にログイン(Windowsでは、なぜか、ログオン)という操作が必要なのです。

ですから、このパスワードは、Windows以外では極めて重要で、絶対に人にしられてはならないものなのです。aとか、誕生日、名前などでは偶然知られてしまう確率が高く、月末に計算機センターなどから何百万円もの請求がくることになります。Windowsでは、パスワードに重要な意味はありません。誰でもハードディスク全体が見えますね。

昔、船の速度を計るのに丸太(log)を船から落として流れ去る距離で計ったとのこと。その結果を航海日誌に書いたところから、計算機使用時間を計る為のこの行為を、記録(log)を始める(in)と命名したのです。




はじめに

ネットワークのトラブル解決は、初心者には本当に難しいものです。要因が様々であるにもかかわらず、ネットワークがどのような構造になっているか分からないため、一たび、トラブルに遭遇するとどうしていいかわからず途方にくれることになります。

ここでは、

基本的にWindows9xのネットワークコンピュータ


を対象としてトラブル解決を試みます。


以下では、ネットワークの問題を3段階に切り分けて症状別にトラブルの原因を探ることとします。

ネットワーク理解の為に最低限、次の3要素だけは覚えておきましょう;

基本は分かっているので対策だけ知りたい場合ここへ



ホームLANの基礎(ネットワークコンピュータ)

LANを張るといろいろな事ができますが、ここでは代表的な例としてネットワークコンピュータというファイル共有の仕組みと、トラブルを考えてみます。

Microsoftのネットワークは次の3層の要素で構成されています。

ネットワークの構成要素
第3層 appli.jpgアプリケーション Microsoftネットワーク共有サービス
Microsoftネットワーククライアント
Personal Web Server
など
第2層 protocol.jpgプロトコル TCP/IP
NetBEUI
など
第1層 adapter.jpgアダプタ イーサネットアダプタ
ダイアルアップアダプタ
など
各層の要素は複数あっても良い
アイコンに注目して置いて下さい



ネットワークコンピュータ(ファイル共有)の最小構成 1
netcmp0.JPG
プロトコルにTCP/IPを用いた場合


ネットワークコンピュータ(ファイル共有)の最小構成 2
netcmp1.JPG
プロトコルにNetBEUIを用いた場合


複数の要素のある例
netcmp2.jpg

但し、不要な要素を入れておくと、トラブルの元になりますから、削除したほうが良いでしょう。特に、95ではIPX/SPXのような家庭では絶対に使わないプロトコルがデフォールト(工場出荷状態で)入っていますから削除しましょう。
また、以下の物は、家庭でダイアルアップサーバを立てる場合以外、まず必要ありません;
・NetBEUI→ダイアルアップアダプタ(NetBEUI→イーサアダプタは有っても良い)
・文字列「VPN」、「仮想プライベートネットワーク」が入っている要素



ネットワークは、ちょうど、家に、基礎があり、壁があり、屋根があるような構造になっていて、上の要素は下の要素の機能を利用しているのです。

アダプタ ネットワークにつなぐハードウェアとそのハードウェアを動かすソフトの
一組です。LANの場合、イーサカードとそのドライバーです。
プロトコル 2台のPCが通信する時につかう言葉と、話す手順です。
「もしもし」、「はいはい」、「山田さんのお宅ですか」、「はい、そうです」、
「こちら鈴木です」、「はい、ご用は?」、「お宅のC:¥My Documentsの
readme.txtを貸してください」、「どうぞ」。。。ファイル共有では、Microsoft
ネットワーク共有サービスと、Microsoftネットワーククライアントの間では、
こんなやり取りがされています。

このように何をどのように話すかを決めた手順をプロトコルといいます。
式次第のようなものと言っても良いでしょう。卒業式は、何をどの順に行うか、
きちんと取り決められています。だからこそ大勢の人間が混乱なく行動でき
るのです。
アプリケーション Microsoftネットワーク共有サービス、Microsoftネットワーククライアント
のように、プロトコルと、アダプタを使って、人間の為に何かするソフトの
ことです。


netcmp0.jpg
この図は、ネットワークコンピュータ→プロパティで表示されるもので、上記の3層の要素が表示されています。「NE2000Compatible」はイーサネットアダプタの名前です。その左側には、緑色のカードのアイコンがあります。これがアダプタを示すアイコンです。

次に、TCP/IPという項目があります。これはプロトコルですが、ソケットのアイコンで示されています。

つぎが、アプリケーションで、モニター(ディスプレイ)のアイコンで示されています。更に、サービスを示すものは、手の平が付いています。

この図に含まれている要素はネットワークコンピュータでファイルを共有する為には最低限必須のものです。

まとめますと;
Microsoftネットワーククライアント 他のPCのファイルを使うアプリ
Microsoftネットワーク共有サービス 他のPCに自分のPCのファイルを使わせるアプリ
TCP/IP NetBEUIでも構いません
両方インストールしてあっても構いません
NE2000Compatible メーカによって名前が異なります;
Realtek RTL8139 PCI Fast Etherent


従って、ネットワークが動かない時、上記の3層を順に調べることになります。




個別のトラブルの現象と対策


全現象に共通の基本的予備チェック

0.イーサカードは稼動していますか?
これはデバイスマネージャで調べます。
マイコンピュータを右クリック→プロパティ→デバイス マネージャ→ネットワークアダプタ
ネットワークアダプタのアイコンに黄色のマークや、赤のマークが付いていないですね。

どれかのマークが付いていたら、稼動していません。コントロールパネル→ハードウェアでネットワークアダプタ(イーサカードともいいます。色々な表現がありますから
用語についてを参考にして下さい)のインストールからやり直しましょう。

ネットワークのチェック
以下は、ネットワークコンピュータを右クリック→プロパティから入ります。
ウィンドウの左上に「ネットワーク」と表示されています。以下の図もこの位置に気を配っていて下さい。今、どこを見ているかが一目で分かります。

1.最低限のネットワーク構成がインストールされていますか?

2.ワークグループが全てのPCで同じ名前になっていますか
ユーザ情報のタブを開きます。
下図ではワークグループはmyhomeになっています。
特に、半角の「myhome」と、全角の「myhome」に注意して下さい。
その外、「0」と「O」など類似文字に注意。

group.jpg


3.アクセス権の管理は共有レベルになっていますか?
次は、アクセス権の管理タブを開きます。
いわゆるピア・ツー・ピアネットワークでは、ここは共有レベルのアクセス管理になっていなければなりません。Windows9xのネットワークではかならずこうなります。
./pic/accsess.jpg


4.使っているプロトコルがTCP/IPの場合、IPアドレスが設定されていますか。しかも、LAN内の全PCが異なるIPアドレスになっていますか。
なお、IPアドレスは、192.168.0.〜192.168.0.254を使いましょう。また、サブネットマスクは必ず、255.255.255.0にしておきましょう。

ネットワークの設定のタブを開き、
TCP/IPあるいは、TCP/IP→イーサカード名
をダブルクリックします。
ipadr.jpg

5.アダプタ、プロトコルのバインドタブにチェックは入っていますか?
  下図の上半分が、プロトコル(TCP/IP)のタブです。
  同様にアダプタのタブをチェックしてください。ネットワークコンピュータ→右クリック→アダプタをダブルクリック(あるいは、もうお分かりかと思いますが、TCP/IPのタブをキャンセルすれば、ネットワークのタブに戻ります)
bind.jpg

なお、TCP/IPの他のタブは、以下のようにします;
WINSの解決をしない。DNSを使わない。ゲートウェイ、NetBIOS、詳細タブには何も書き込まない。
他のタブは、ネットワークが動いているPCを参考にすればいいでしょう。
tcp.jpg


6.LAN上のPCの全てに同じプロトコルが含まれていますか
TCP/IP、NetBEUIの両方がインストールしてあれば問題ありませんが、1台にはTCP/IPだけ、他にはNetBEUIだけでは会話ができないのでプロトコル的につながりません。
ネットワークコンピュータに表示されてもファイル/プリンタ共有ができません。

7.ネットワークコンピュータに表示されない他のコンピュータがある場合、
  スタート→検索→ほかのコンピュータ
  で見つかるかどうか調べて下さい。


ネットワークコンピュータによるファイル共有は、次の2つのアプリケーションからなっています。
 ・コンピュータブラウザ
 ・Microsoftネットワーククライアント/Microsoftネットワーク共有サービス

ネットワークコンピュータをダブルクリックした時に、LANにつながっているPCを表示するのはコンピュータブラウザの役割です。他のPCのファイルを用いたり、逆に提供したりするのは Microsoftネットワーククライアント/Microsoftネットワーク共有サービスの役割です。この2つの間には直接の依存関係はありません。ですから、ネットワークコンピュータで見つからなくても、検索すれば目的のPCが見つかって、ファイルを共有できる場合もあるのです。

もし、検索でPCが見つかれば、ネットワークは基本的には、つまりアダプタとプロトコルは、動いています。コンピュータブラウザという一つのアプリケーションが動いていないだけのことです。このことを念頭において以下の解決法を見てください。




個別の問題  このページのトップ

1.ネットワークコンピュータをダブルクリックして開いても、PCが何も見えない。
2.ネットワークコンピュータをダブルクリックして開いても、自分自身の1台しか見えない。
3.ネットワークコンピュータをダブルクリックして開くと、他のPCは見えているのに、自分自身が見えない。
4.ネットワークコンピュータで、自分からは他のPCが見えないのに、他のPCからは自分が見える。
5.ネットワークコンピュータで見えるのに、アクセスできない。あるいは、ファイル/プリンタの共有ができない



1.ネットワークコンピュータをダブルクリックして開いても、PCが一台も見えない。
0pc.jpg


原因
 ・あらゆる場合があり特定できません
   コンピュータブラウザ
   Microsoftネットワーク共有サービス
 に原因があります。

ネットワークコンピュータで、ネットワークにつながっているPCを見せるサービス機能を、コンピュータブラウザといいます。1台もPCが見えないということは、コンピュタブラウザという上記第3層(ISOのOSI参照モデルでは第7層)のアプリケーションが動いていないと考えられます。

 また、イーサカードが壊れていたりして稼動していない時には、Microsoftネットワーク共有サービスがインストールされていても、この状態になります。但し、ここでは、基本的予備チェックで調べてあるはずなので、このような事はないとします。

対策

 ネットワークコンピュータを右クリック→プロパティ→現在のネットワークの構成

の中にMicrosoftネットワーク共有サービス、Microsoftネットワーククライアントがあるかどうか調べます。

無ければ、インストールします。
netcmp0.jpg


問題は、これらがインストールされていてもこの状態になることがあることです。推測される原因は、ネットワークコンピュータのライブラリが壊れていることです。この場合、現在のネットワーク構成からMicrosoftネットワーク共有サービス/クライアントを削除して、再インストールしても解決しません。Windows¥systemフォルダの中のライブラリそのものが壊れているからです。このもっとも簡単な解決法は、WIndowsの上書き再インストールです。しかし、ネットワークのトラブルの原因は多様で他にもいろいろ考えられますから上書き再インストールは最後の手段でしょう。LAN上の他のPCも同様にしてしらべましょう。ネットワークはお互い様のところがありますから。

なお、以下の事を確認しておくと原因の特定が多少できるでしょう。

 ・TCP/IPを使っている場合、他のPCから問題のPCにpingを打つ。
  pingが通れば、TCP/IPは機能している;問題は上記第3層。
  pingが通らなければ、TCP/IPが機能していない;まず上記1、2層を解決。(第3層については
   1、2層が動き出さないと判断できません。
 ・他のPCから、問題のPCを探してみる;
  エクスプローラのメニュー→ツール→検索→他のコンピュータ
  ここへ問題のコンピュータ名を入れて検索します。
  見つからない場合、何らかの理由でコンピュータ名が有効でありません。
  ネットワークコンピュータモジュールが壊れている場合、こうなります。
  この検索機能は、Microsoft独自のネットワーク機能ですから、TCP/IPが正常でも
  見つからない事態は起こり得ます。
  他のコンピュータを検索しますと、コンピュータ名をブロードキャストして探しますが、問題の
  コンピュータが自分の名前を認識しておらず応答しないのが原因の一つです。
  コンピュータブラウザサービスでは、各PCは自分のコンピュータ名をブロードキャストで
  通知しますが、問題のPCは自分の名前を認識していないので通知することができないのでしょう。
  この場合、Windowsの上書きインストールしか方法はないでしょう。


コンピュータブラウザ

ブラウズリストのネットワークコンピュータへの表示
3pcs.jpg
コンピュータブラウザとは、ネットワークコンピュータに表示するコンピュータのリストを作り、配信するサービスです。このサービスは、ネットワーククライアントに対するもので、表面に出てきませんから(例えば、コントロールパネル、ネットワークコンピュータのプロパティなどに出て来ない)ユーザは通常このようなサービスがあることは気が付かず、ネットワークコンピュータとしてしか意識されません。従って、コンピュータブラウザというサービスの異常には気が付かないのが普通です。しかし、場合によっては、このブラウズサービスを行うブラウズマスターからLAN上でのブロードキャスト(一斉同報通信)で配信されるブラウズリストネットワークコンピュータの画面に表示するコンピュータのリストの配信に事故が起きている場合もあります。


決定的解決法はありませんが、Microsoftネットワーク共有サービスのブラウズマスターを自動から有効にして試してみます(下記)。
 しかし、自動で機能しないということはどこかがおかしいのです。根本的には、これも、他に原因がなければ、Windowsの上書きで壊れたモジュールを再インストールする以外、方法がありません。

 ネットワークコンピュータを右クリック→プロパティ→
   Microsoftネットワーク共有サービスをダブルクリック


ブラウズマスターの設定
browser.jpg


LANにつながっている全てのPC同士はブロードキャストで交信して誰がブラウズマスターになるかを決めます。WindowsNT/2000系>Windows9x系の優先順でなります。同じ系では、バージョンが新しいものがなります。それも同じ時は、ネットワークに先に参加していた(先に電源が入り稼動状態になるという意味です)方がなります。ですから、2台のLANでWindows98SE同士なら、先に電源が入り、イーサカードが稼動した方がブラウズマスターになります。

全PCは、自分自身の名前をブラウズマスターにブロードキャストで登録します。ブラウズマスターはこれを元にしてブラウズリストを作り、、これをブロードキャストでLAN上の全PCに配信します。各PCは、このリストをネットワークコンピュータに表示するわけです。

ネットワークコンピュータにPCが表示されない原因は、
 ・ブラウズマスターへの自己申告に失敗した
 ・ブラウズリストが作れなかった
 ・ブラウズリストが配信されなかった
 ・ブラウズリストの受信に失敗した

などが考えられますが、原因の特定は困難でしょう。




2.ネットワークコンピュータをダブルクリックして開いても、自分自身の1台しか見えない。

1pc.jpg

コンピュータブラウザは機能しています。しかし、他のPCとLANでつながっていなくても、自分のMicrosoftネットワーク共有サービスがコンピュータブラウザとなる(あるいは、起動する)ので、自分が、ネットワークコンピュータの中に現れることは可能です。自分が、ブラウズマスターとしての自分に自己申告し、その結果できたブラウズリストを自分に配信するのです。全て、自分一台の中でできてしまいます。従って、LANが生きているという証拠にはなりません。

ここまでで分かることは、
 ・コンピュータブラウザは機能している
 ・Microsoftネットワーク共有サービスは機能している
 ・イーサカードは機能している


コンピュータブラウザは全てブロードキャストで作業しますので、基礎のところで記したプロトコルは使っていません。ですから、プロトコルが動いているかどうかは不明です(ブラウズするためのプロトコルはありますが、我々には関係ありません)。

次にプロトコルが機能しているかどうかを調べます。
プロトコルがTCP/IPの場合; DOSプロンプトを開き、自分に対してpingを打つ。
プロトコルがNetBEUIの場合はこちら

C:¥Windows>ping 192.168.0.1  (IPアドレスは自分自身のもの)

Pinging 192.168.0.1 with 32 bytes of data:

Request timed out.
Request timed out.
Request timed out.
Request timed out.

となった場合、TCP/IPが機能していません。

こうならなかった場合、ここへ

対策; TCP/IPをネットワークコンピュータの現在のネットワーク構成から削除して、インストールしなおします。しかし、モジュールが壊れている場合、Windowsの上書きインストールか、MSdun3.1を導入してTCPを入れ直すかが必要です。


   http://www.microsoft.com/japan/windows/dun1_3/



netcmp0.JPG


もっとも簡単な方法は、Windowsの上書き再インストールです。

インターネットやLAN関連のアプリケーションをダウンロードしてインストールした場合、TCP/IPモジュールを壊す可能性はあります。


Pinging 192.168.0.1 with 32 bytes of data:

Reply from 192.168.0.1: bytes=32 time<10ms TTL=32 
Reply from 192.168.0.1: bytes=32 time<10ms TTL=32 
Reply from 192.168.0.1: bytes=32 time=1ms TTL=32
Reply from 192.168.0.1: bytes=32 time=1ms TTL=32

このようになった場合、応答があったということで、TCP/IPは動いています。

ここまでで、アプリケーション層のネットワーク共有サービスの一部機能と、プロトコル層、イーサネットアダプタは動いていることが確認できました。

ということは、原因は、自分のPCから外、コネクタ、ケーブル、ハブ、他のPCにあるということです。

次に他のPCに向かってpingを打ってみましょう。

c:¥Windows>ping 192.168.0.3 (他のPC) Pinging 192.168.0.3 with 32 bytes of data:

Reply from 192.168.0.3: bytes=32 time<10ms TTL=32 
Reply from 192.168.0.3: bytes=32 time<10ms TTL=32 
Reply from 192.168.0.3: bytes=32 time=5ms TTL=32
Reply from 192.168.0.3: bytes=32 time=5ms TTL=32


となったら、プロトコル層までは自分も相手も、ネットワーク(ハブ、ケーブル、コネクタ)も完全に動いています。動いていないのはアプリケーションだけです。

こうならなかった場合は
ここへ

こうなった場合、アプリケーション、すなわち、コンピュータブラウズ機能が異常なのです。自分が表示されているのですから、他のPCとブラウズマスターの交渉が機能していないと考えられます。この原因の特定法はありません。

スタート→検索→ほかのコンピュータ
あるいは、エクスプローラから、以下のようにします;
searchpc.jpg



他のPCの名前を入れて検索します。名前は、ネットワークコンピュータに出てくる名前で、コンピュータ名(NetBIOS名とも呼ばれます)と呼ばれるものです。

例えば、Aptiva。
group.jpg


これで、検索できたら、ブロードキャストは生きています。ただ、コンピュータブラウズ機能が死んでいるだけです。

しかし、検索できなかった場合、ブロードキャスト機能も怪しいのでしょう。
検索できた、できないにかかわらず、対策は、Windowsの上書き再インストールしかないでしょう。ただ、その前に、他のPCも同様に調べて下さい。



C:¥Windows>ping 192.168.0.3

Pinging 192.168.0.1 with 32 bytes of data:

Request timed out.
Request timed out.
Request timed out.
Request timed out.


この場合、他のPCのネットワーク機能が動いていません。そちらを先にチェックしましょう。

その前に以下をチェックしてこのPCとハブまでの間が正常か確認します。

もし、3台のPCをハブでつないでいて、他の2台が正常であれば、ハブは正常であるという保証がえられるので、PCとハブの間=ケーブルとコネクタがおかしいことになります。

2台の場合、以下をチェック;

 ・ケーブルのコネクタがイーサカードにきちんとはまっているか?
  コネクタを入れ直してみましょう。
 ・ハブにコネクタがはまっているか、コネクタがはまっているポートのLEDは光っているか?
 ・ハブが壊れていないか?ポートを変えてみたりしましょう。
 ・ハブのアップリンク用のポートにつないでいないか?
  ハブのマニュアルを確認しましょう。
 ・2台のPCだけを直結している場合、ケーブルはクロスケーブルか?
  ストレートケーブルを使っていないか?





プロトコルがNetBEUIの場合
TCP/IPと異なり、pingなどで調べる設定がありません(簡単なのです)。

従って、やはり、原因は、
 ・他のPCが異常
 ・自分のPCから外にあるコネクター、ケーブル、ハブのチェック。


これらに異常がなかったら、NetBEUIが怪しいということです。
NetBEUIの生死は確認のしようがないので、Windowsの上書きインストールし直ししかないでしょう。





3.ネットワークコンピュータをダブルクリックして開くと、他のPCは見えているのに、自分自身が見えない。

これは、
1.の一例です

ブラウズリストの配信はされているので、コンピュータブラウザは生きています。しかし、自分をリストに登録することが出来なかった、あるいはしなかったわけです。

原因; ネットワーク共有サービスが動いていない。

 対策; インストールしましょう。




4.ネットワークコンピュータで、自分からは他のPCが見えないのに、他のPCからは自分が見える。


原因;他のPCがMicrosoft共有サービスをインストールしていない(ブラウズサービスと共有は別アプリですのでこのような場合が有り得ます)。
ピア−ツー−ピア(共有レベルのアクセス管理)のネットワークコンピュータによる共有機能は対象的です。尚、ユーザレベルのアクセス管理とは、NTサーバを立てて、そこへ共有サービスを利用できるユーザを登録するものです。ユーザは、NTにログオンして認証を行わないと共有サービスが使えません。企業内で使うのが普通です。

accsess.jpg




5.ネットワークコンピュータで見えるのに、アクセスできない。あるいは、ファイル/プリンタの共有ができない

次の原因が考えられます;

 ・Microsoftネットワーククライアントがインストールされていない
 ・プロトコルが異なっています;全てのPCでプロトコルを統一しましょう




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