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周辺機器の設定

■ 本体付属 メーカー ・ 型
Memory Stick Slot SONY MSC-U03
Touch Pad Alps
Jog Dial SONY
Modem   Conexant-Ambit SoftK56 Data,Fax ICH Modem
Wireless LAN   ORiNOCO Wireless LAN Mini PCI Card
■ その他 メーカー ・ 型
USB Mouse Sanwa Supply
USB floppy disk drive SONY PCGA-UFD5
CD-ROM drive SONY PCGA-CD51
CD-R/RW & DVD-ROM drive Panasonic KXL-CB10AN



Memory Stick Slot SONY MSC-U03
USB Floppy Disk Drive SONY PCGA-UFD5

メモリースティックスロットは マシン内部で USB 接続されているため、 USB フロッピーディスクドライブと同じように、SCSI emulation によって SCSI ディスクとして認識されます。

■ 準備(カーネルの再構築)

SRX3 のメモリースティックスロットは、 最新版のカーネル(USB ドライバ)でも、まだ対応していないようです。 正しく認識されていれば、/proc/scsi/scsi の中身が以下の ようになっているはずなので、 Vendor: や Model: の欄が空欄の場合、 こちらを参考にして正しく認識されるようにする必要があります。(カーネルの再構築が必要です)

Attached devices;
Host: scsi0 Channel; 00 Id: 00 Lun: 00
  Vendor: Sony     Model; MSC-U03   Rev: 1.00
  Type:   Direct-Access             ANSI SCSI revision: 02 
Host: scsi1 Channel: 00 Id: 00 Lun: 00
  Vendor: Y-E DATA Model: USB-FDU   Rev: 4.01
  Type:  Direct-Access              ANSI SCSI revision: 02

■ マウント

SCSI emulation によって SCSI ディスクとして認識されているので、 次のようにマウントします。

# mount /dev/sda1 /mnt/ms
# mount /dev/sdb /mnt/usbfd

Touch Pad Alps

インストール時の設定のままで使えます。 ただし、スクロール機能は使えないので、代わりに Jog Dial を使っています。

Jog Dial SONY

■ 準備(カーネルの再構築)

カーネル(sonypi ドライバ)のバージョンアップが必要です。 最新版のカーネルのバージョンが 2.4.18 なので、 2.4.18 にアップデートすればいいと思います。 アップデート(カーネルの再構築)についてはこちらを参考にして下さい。

■ 設定

デバイスファイル /dev/sonypi を作ります。

# mknod /dev/sonypi c 10 63

SRX の場合、一番最後にあるマイナー番号は 63 になります。 (何番が割り当てられているかは、ドライバのロード "modprobe sonypi" 後、/proc/misc で確認できます)

■ ジョグダイアルユーティリティ

S-Jog
RPMパッケージ sjog-0.5-1.i686.rpm をインストールします。
あとは、sonypi ドライバをロードし、 "sjog &" を実行するだけです。
今のところ、BACK ボタンには対応していないようです。

毎回 root になって sonypi ドライバをロードするのが面倒な場合、 /etc/rc.local"modprobe sonypi" と追加すれば、 起動時に自動的にロードされます。
また、KDE の場合、[新規作成]→[アプリケーションリンク...] で sjog 起動ファイルを作成し、 それを ~/.kde/Autostart においておけば、 ログイン時に自動的に実行されます。

Modem Conexant-Ambit SoftK56 Data,Fax ICH Modem

■ 準備(カーネルの再構築)

モデムのドライバのインストールには、 カーネル構築時に生成されるファイルが必要になります。 そのため、まだ一度もカーネルの再構築を行っていない場合、 まずカーネルの再構築を行って下さい。

■ ドライバのダウンロード

Modem Driver Assistance - Conexant から ドライバのダウンロードページに進み、 HSFp_Linux.tar.gz をダウンロードします。

■ 対応状況の確認

ドライバのダウンロードページにある listmodem_app_linux を実行し、 listmodem_guide_linux.pdf を見て、 ドライバが対応しているか調べます。
また、後で必要になるので、 SRX3 のモデムの Vender ID:Device ID が 80862446 であることを確認しておきます。 ("lspci -n""lspci" を見比べれば分かります)

■ ドライバのインストール

HSFp_Linux.tar.gz を展開("tar -xpzvf")し、 その中にあるバイナリ形式の RPM パッケージ hsflinmodem-4.06.06.02-1.i586.rpm をインストールします。 (他のパッケージを使ってインストールする場合は、 展開した中にある install を参考にして下さい)

"hsfconfig" を実行し、HSF ドライバの再コンパイルとモデムの設定を行います。

director of C header files   デフォルトのディレクトリでOK
automatically configure?yes/no どちらでも
Is the modem installed?yes
Vendor ID 8086
Device ID 2446
INF file 4 (linux_intel_smartmc.inf)
countryJAPAN

以上の設定が終了すると、 モデムにアクセスするためのデバイスファイル /dev/ttyHSF0 とそのシンボリックリンク /dev/modem が自動的に作成されます。 あとは、適当なツールを使って接続設定をするだけです。

● 参考

Linux drivers for Conexant HSF modems - MBSI (ドライバ作成元)

Wireless LAN ORiNOCO Wireless LAN Mini PCI Card

■ 準備(カーネルの再構築)

kernel-2.4.18acpi-patch (acpi-20020404-2.4.18.diff.gz) を当ててカーネルの再構築をします。

# cd /usr/src/linux-2.4.18/
# zcat acpi-20020404-2.4.18.diff.gz | patch -p1

カーネルの設定では、

[Network device support]
   [Wireless LAN (non-hamradio)]
      [y] Wireless LAN (non-hamradio)
      [m] Hermes chipset 802.11b support (Orinoco/Prism2/Symbol)
      [m] Hermes PCMCIA card support

を選んでおきます。 また、[General Setup] で APM を オフにして ACPI 関係をオンにしておきます。 カーネルの再構築についてはこちらを参考にして下さい。

■ PCMCIA の設定

kernel-2.4.18 では wvlan_cs ではなく orinoco_cs を使うため、 /etc/pcmcia/config を次のように変更します。

card "Lucent Technologies WaveLAN/IEEE Adapter" 
  version "Lucent Technologies", "WaveLAN/IEEE"
#  bind "wvlan_cs" 
  bind "orinoco_cs"

あるいは、ここにある hermes.conf/etc/pcmcia/ におくという方法もあります。

次に /etc/pcmcia/wireless.opts を編集します。 WEPを有効にしている場合、 KEY の設定が必要です。それ以外の ESSID, MODE, RATE などは自動的に設定されるのでコメントアウトします。

# Lucent WavelanIEEE (+ Orinoco, ..... 
# Melco/Buffalo Networks WLI-PCM-L11
# Note : wvlan_cs driver only, and ..... 
*,*,*,00:60:1D:*|*,*,*,00:02:2D:*)
     KEY="s:XXXXXXXXXXXXX"
     ;;

自動で設定されないようであれば、必要な設定を追加して下さい。

■ ネットワークインターフェースの設定

/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 ( eth0 が 有線 LAN に割り当てられている場合は ifcfg-eth1) を編集(作成)してネットワークの設定を行います。 例えば DHCP を使う場合は、

DEVICE=eth0
ONBOOT=no
BOOTPROTO=dhcp 
TYPE=Ethernet
USERCTL=no
PEERDNS=yes

のようになります。Red Hat Linux の場合、 「ネットワーク設定」("neat") を使えば簡単に作成・編集できます。

デバイスタイプとして [Wireless] を選ぶこともできますが、その必要はないと思います。 WEP キーは wireless.opts で指定する必要があり、 そこで指定すれば十分です。 その他の項目は自動で設定されます。

あとは cardmgr を再起動 ("/etc/init.d/pcmcia restart") するだけです。

■ バグ?(ドライバの更新)

ログ (/var/log/messages) を見ると "eth0: NULL event in orinoco_interrupt" が大量に発生しています。 このままでも問題ないようですが、 ドライバを更新すれば発生しなくなります。 (ソースを見ると、ログをはき出す部分がコメントアウトされています)

ここから orinoco-0.11.tar.gz をダウンロードし、 次のようにしてインストールします。

# tar zxvf orinoco-0.11.tar.gz
# cd orinoco-0.11
# make
# make install

カーネルの設定で [Loadable module support] の "Set version information on all module symbols" を [y] にしている場合は、 README.orinoco に書いてあるように、 Makefile を編集する必要があります。

CPPFLAGS = -D__KERNEL__ -DPCMCIA_DEBUG=1 \
        -DMODULE -DEXPORT_SYMTAB \
        -I$(KERNEL_SRC)/include \
        -DMODVERSIONS -include \
        $(KERNEL_SRC)/include/linux/modversions.h 

● 参考

Wireless LAN resources for Linux
MPL/GPL drivers for the Wavlelan IEEE/Orinoco and others

[linux-users:90625] VAIO SRX で無線LANができない
[linux-users:90704] VAIO SRX で無線LAN
VAIO PCG-SRX7 で Linux を使う
Kondara MNU/Linux 2.0 on Sony VAIO SRX7

USB Mouse Sanwa Supply

USB マウスは、自動的に /dev/input/mice に割り当てられるので、 X の設定を変更するだけです。タッチパッドを使わないのであれば、 起動画面で kudzu が USB マウスを検出して X の設定を変更するか 聞いてくるので、そこで簡単に変更できます。 逆に、両方使えるようにするには、起動画面では変更せず、 手で設定ファイル /etc/X11/XFree86-4 を書き換えます。 (赤字の部分を追加します)

# FIle generated by anaconda.

Section "ServerLayout"
        Identifier     "Anaconda Configured"
        Screen      0  "Screen0" 0 0
        InputDevice    "Mouse0" "CorePointer"
        InputDevice    "Mouse1" "AlwaysCore"
        InputDevice    "Keyboard0" "CoreKeyboard" 
EndSection

   ----- (省略) -----

Section "InputDevice"
        Identifier  "Mouse0"
   ----- (省略) -----
EndSection

Section "InputDevice"
        Identifier  "Mouse1"
        Driver      "mouse"
        Option      "Device" "/dev/input/mice" 
        Option      "Protocol" "IMPS/2"
        Option      "Emulate3Buttons" "off"
        Option      "ZAxisMapping" "4 5"
EndSection

   ----- (省略) -----

X の起動後 USB マウスをつないでも、X は認識してくれないので、 あらかじめ接続しておくか、 X を再起動する必要があります。 その後は Plug & Play できます。

● 参考

Second Mouse in X mini-HOWTO

CD-ROM Drive SONY PCGA-CD51

インストール時の設定のままで問題なく使えます。

CD-R/RW & DVD-ROM Drive Panasonic KXL-CB10AN

16bit モードにすることで使えるようになります。(CardBus モードでは無理?)

■ PCMCIA の設定

16bit モードに切替えて接続すると、/var/log/messages

cardmgr[***]: initializing socket 0
cardmgr[***]: unsupported card in socket 0
cardmgr[***]:   product info: "KME", "KXLC006", "00"
cardmgr[***]:   manfid: 0x0032, 0x2704  function: 8 (SCSI)

というログが記録されていると思います。このカードは "unsupported" なので、 設定情報を /etc/pcmcia/config/etc/pcmcia/*.conf に追加する必要があります。例えば /etc/pcmcia/KXL-CB10AN.conf というファイルを新しく作り、そこに

card "Panasonic Portable DVD-ROM & CD-R/RW KXL-CB10AN" 
  version "KME", "KXLC006", "00"
  bind "ide-cs"

と記入します。 cardmgr を再起動 ("/etc/init.d/pcmcia restart") すると、 /var/lib/pcmcia/stab の中身が次のようになり、 正しく認識されていることが分かります。

Socket 0: Panasonic Portable DVD-ROM & CD-R/RW KXL-CB10AN
0       ide     ide-cs  0       hdc     22      0

■ CD-ROM & DVD-ROM

CD-ROM や DVD-ROM を読むだけであれば、 "mount /mnt/cdrom" とするだけです。

■ CD-R/RW

cdrecord を使って CD-R/RW を焼く場合は、 ide-scsi モジュールを使って、 SCSI ドライブとして認識させる必要があります。 ただし、このドライブに一度でもアクセスした場合、 ide-cs モジュールが ide-cd に使用された状態になっているので、 マウントを解除し、ide-cd をアンロードします。

(# umount /mnt/cdrom/)
(# rmmod ide-cd)
 # modprobe ide-scsi

"cdrecord -scanbus" を実行すれば、 このドライブがどこに接続されているか確認できます。 CDを焼く方法の詳細は CD-Writing HOWTO を参考にして下さい。

● 参考

SubNote LiNUX MobileOffice


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