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オートメーション オブジェクト リファレンス(草案)

contents

草案です。「こんなの欲しい」「これはヘン」というご意見・要望はすぐ採用される(かもしれません)。

図で表すとこんな感じです。いやーふくざつになってきましたねー。


App オブジェクト

萌ディタのオートメーションオブジェクトのルートです。他のオブジェクトは必ずこのオブジェクトを通して参照することになります。

プロパティ

Actions

Actions(Name : string) : Action

アクション(メニューの項目)を返します。

Buffer

Buffer : Buffer

カレントのバッファ(つまり、カレントのウィンドウのカレントのビューのカレントのバッファ)を返します。Buffers.Item(Windows.Current.Views.Current.LinkedBufferIndex) と同じです。

Buffers

Buffers : Buffers

実行中に存在するバッファのコレクションを返します。

Caret

Caret : Caret

カレントのキャレット(つまり、カレントのウィンドウのカレントのビューが表示しているバッファに対応するキャレット)を返します。テキストに対する操作はこのオブジェクトを通して行います。Windows.Current.Views.Current.Caret と同じです。

Commands

Commands(Name : string) : Command

コマンドを返します。

CompletionList

CompletionList : CompletionList

補完リストを返します。

Lexes

Lexes : Lexes

実行中に存在する字句解析オブジェクトのコレクションを返します。

Macros

Macros : Macros

カレントのバッファが属する拡張子クラスに定義されたマクロのコレクションを返します。

MemoryStatus

MemoryStatus : string

メモリの使用状況についての概要を返します。

MenuItems

MenuItems : MenuItems

メインメニューのルートを示すオブジェクトを返します。

Path

Path : string

萌ディタの実行ファイルが存在するパスを返します。末尾に '\' が付加されています。

PopupMenu

PopupMenu(Target : string, Location : string, MenuItem : string) : integer

ポップアップメニューを表示し、選択された項目のインデックスを返します。

Prop

Prop(ClassName : string, PropName : string) : any primitive type

拡張子クラス ClassName のプロパティ PropName に対して、読み込みおよび書き込みを行います。JScript のプリミティブな型(整数型、浮動小数点型、論理型、文字列型)のみ値の保持を保証し、オブジェクト型を設定することはできません。

null を書き込むと、そのプロパティは削除されます(先祖となる拡張子クラスに同名のプロパティが存在する場合は、それを参照するようになります)。

萌ディタに組込済みのプロパティについては、設定とともに自動的に副作用が発生することもあります。

Version

Version : string

萌ディタのバージョンを示す文字列を返します。

View

View : View

カレントのウィンドウのカレントのビューを返します。Windows.Current.Views.Current と同じです。

Window

Window : Window

カレントのウィンドウを返します。Windows.Current と同じです。

Windows

Windows : Windows

実行中に存在するウィンドウのコレクションを返します。

メソッド

Alert

Alert(Message : string)

メッセージボックスを表示します。

Balloon

Balloon(Message : string)

ナビゲータに吹き出しの形状をしたメッセージを表示します。吹き出しはナビゲータの画像の中心に位置するように調整されます。

AddClass

AddClass(Name : string, Extension : string, ParentName : string)

スクリプト側で定義した拡張子クラスを萌ディタに登録します。このメソッドはスクリプト側のコア コードで自動的に呼ばれるため、明示的に使用する必要はありません。

Confirm

Confirm(Caption : string) : boolean

「OK」「キャンセル」のボタン、および引数のキャプションを持ったメッセージボックスを表示します。ユーザが OK ボタンを押下した場合、true を返します。

Notice

Notice(Message : string)

カレントのウィンドウのステータスバーにメッセージを表示します。

Quit

Quit(Force : integer)

萌ディタを終了します。Force が 0 の場合、未保存のバッファについて保存ダイアログを表示します。Force が 0 以外の場合、未保存のバッファがあっても強制的に終了します。

Action オブジェクト

Delphi や VCL を知っている方向けに言い直せば、TAction の簡易的なラッパです。ただし、アクションに割り当てられた実行処理は Command オブジェクトに分離されています。

プロパティ

Caption

Caption : string

アクションに割り当てられたキャプションを返します。値の設定も可能です。キャプションはメニュー項目に反映されます。

Shortcut

Shortcut : string

アクションに割り当てられたショートカットキーを返します。値の設定も可能です。ショートカットは文字列で 'Ctrl+A' のように指定します。

Buffer オブジェクト

ファイルから読み込んだテキストを保持しているオブジェクトです。バッファへの操作は Buffer ではなく、Caret オブジェクトを通して行います。

プロパティ

Bindable

Bindable : boolean

バッファに対して行う操作が、直前の Undo 項目に結合することを許可するかどうかを返します。値の設定も可能です。

BufferName

BufferName : string

バッファ名を返します。

Count

Count : integer

段落の個数を返します。

Encoding

Encoding : string

エンコーディング文字列を返します。値の設定も可能です。不正なエンコーディング文字列を設定することはできません(無視されます)。

ExtClass

ExtClass : string

バッファに対応する拡張子クラス名を返します。値の設定も可能です。不正な拡張子クラス名を設定することはできません(無視されます)。

FileName

FileName : string

バッファに対応するファイル名を返します。

Index

Index : integer

バッファ コレクション中のインデックスを返します。

Modified

Modified : boolean

変更済みかどうかを返します。値の設定も可能です。キャレットオブジェクトを通してバッファを変更した場合は自動的に True になります。

Newline

Newline : string

改行文字として認識した文字列を返します(CR + LF ならばそのまま U+000D、U+000A の文字列が返ります)。

NewlineKind

NewlineKind : string

改行を示す文字列を返します(CR + LF ならば 'crlf' の文字列が返ります)。値の設定も可能です。

有効な文字列は、以下のいずれかです。不正な文字列を設定することはできません(無視されます)。

  • "cr" - U+000D。主に version 9 までの MacOS で使用される改行コード
  • "lf" - U+000A。主に UNIX/UNIX ライクな OS で使用される改行コード
  • "crlf" - U+000D、U+000A。主に DOS/Windows で使用される改行コード
Paragraph

Paragraph(Index : integer) : string

Index で示されるインデックスの段落を返します。

Readonly

Readonly : boolean

読み取り専用かどうかを返します。値の設定も可能です。

Timestamp

Timestamp : string

最終変更時刻を 'yyyy/mm/dd hh:mm:ss' 形式で返します。

メソッド

Refresh

Refresh()

バッファを再読み込みします。

Save

Save(FileName : string = '')

FileName の名前でファイルに保存します。引数を省略または空文字列を指定した場合は、現在の FileName プロパティの値がそのまま用いられます。このとき、バッファがファイルに割り当てられていない場合はファイル名を入力するダイアログが表示されます。

Buffers オブジェクト

プロパティ

Add

Add(FileName : string) : Buffer

新しくバッファを追加し、そのオブジェクトを返します。新規バッファとして生成する場合は、FileName は空文字列を指定します。

Count

Count : integer

実行中に存在するバッファの数を返します。

Item

Item(Index : integer) : Buffer

コレクション中の、引数のインデックスで示されるバッファを返します。Index は 0 オリジンです。このプロパティはデフォルトです。Buffers(0).ExtClass などのように記述できます。

メソッド

Remove

Remove(Index : integer)

引数のインデックスで示されるバッファを削除します。Index は 0 オリジンです。

Replace

Replace(Index : integer, FileName : string)

引数のインデックスで示されるバッファを閉じ、同じインデックス位置に新しくバッファを追加します。

Caret オブジェクト

ビューとバッファを結びつけるオブジェクトです。つまり、それぞれの View に管理され、同時に操作の対象となる Buffer を参照します。バッファへの操作は Caret を通して行います。

プロパティ

Char

Char : string

キャレット位置の 1 文字を返します。

Col

Col : integer

段落単位の文字インデックスを返します。値の設定も可能です。値は 0 オリジンです。

LeadingSpaces

LeadingSpaces : string

キャレット位置の段落先頭の空白文字列を返します。

LexState

LexState : LexState

キャレット位置の字句解析の状態を表すオブジェクトを返します。

Marks

Marks : Marks

マークのコレクションを返します。

Paragraph

Paragraph : string

キャレット位置の段落全体を返します。

Row

Row : integer

段落単位の行インデックスを返します。値の設定も可能です。値は 0 オリジンです。設定したインデックスの段落が複数の折り返し行からなるとき、設定前のインデックスから前方に移動した場合は最初の折り返し行、後方に移動した場合は最後の折り返し行に移動します。

Selection

Selection : Selection

選択範囲を表すオブジェクトを返します。

メソッド

BeginOperateGroup

BeginOperateGroup(Caption : string)

Undo グループを開始します。このメソッドの呼び出し後から EndOperateGroup() の呼び出しまでが、Undo/Redo 時の 1 つの操作単位として扱われます。Caption は編集の履歴ウィンドウや Undo/Redo 時のステータスバーの表示に用いられます。

BeginUpdate

BeginUpdate() : tagCaretContext

再描画を抑制します。呼び出した後、バッファへの操作は再描画されなくなります。返されたコンテキストは、EndUpdate() を呼ぶときに渡さなければなりません。

BeginUpdate() と EndUpdate() は、必ずペアになっている必要があります。また、BeginUpdate() で返されたコンテキストは、それを呼び出した Caret の EndUpdate に渡す必要があります。以下のコードを参照してください。

    var ctx = App.Caret.BeginUpdate();
    try {
        //Caret を通して編集
        //この間でバッファを切り替えてはだめです。
    }
    finally {
        App.Caret.EndUpdate(ctx);
    }

Copy

Copy()

選択範囲が存在するとき、クリップボードへコピーします。実行後、SelectMode に変化は及ぼしません。

Cut

Cut()

選択範囲が存在するとき、クリップボードへコピーし、選択範囲を削除します。実行後、SelectMode は 0 になります。

Delete

Delete(Count : integer)

SelectMode が 0 のとき、キャレット位置から左または右に Count 文字分削除します(Count が正の場合に右方向)。SelectMode が 0 以外のとき、選択範囲を削除します。

Duplicate

Duplicate()

キャレットが位置する段落を、直前の段落との間にコピーします。

EndOperateGroup

EndOperateGroup()

Undo グループを終了します。

EndUpdate

EndUpdate(Context : tagCaretContext)

再描画を行います。BeginUpdate() で返されたコンテキストを引数に渡します。

Find

Find(Target : string, Option : string) : boolean

パターンを検索し、見つかった場合 true を返し、キャレットを移動します。

Replace

Replace(Target : string, Replacement : string, Option : string) : boolean

パターンを検索し、見つかった場合ユーザに問い合わせます。1 個でも置換した場合、true を返します。

MoveFirstOfParagraph

MoveFirstOfParagraph()

段落の先頭にキャレットを移動します。

MoveFirstOfRow

MoveFirstOfRow()

行の先頭にキャレットを移動します。

MoveFirstOfText

MoveFirstOfText()

テキストの先頭にキャレットを移動します。

MoveLastOfParagraph

MoveLastOfParagraph()

段落の末尾にキャレットを移動します。

MoveLastOfRow

MoveLastOfRow()

行の末尾にキャレットを移動します。

MoveLastOfText

MoveLastOfText()

テキストの末尾にキャレットを移動します。

MoveLeft

MoveLeft(Count : integer)

Count 文字キャレットを左に移動します。Count に負の値を指定した場合、逆向きに移動します。

MoveLeftWordBound

MoveLeftWordBound(IncludeSpace : boolean)

キャレット位置の直前の単語境界に移動します。IncludeSpace が True の場合、空白文字も単語の一部とみなします。

MoveNext

MoveNext(Count : integer)

Count 行キャレットを下に移動します。Count に負の値を指定した場合、逆向きに移動します。

MoveNextPage

MoveNextPage(Count : integer)

Count 行キャレットと表示領域を下に移動します。負の値を指定すると、現在の表示領域の行数 - 1 とみなします。

MovePrev

MovePrev(Count : integer)

Count 行キャレットを上に移動します。Count に負の値を指定した場合、逆向きに移動します。

MovePrevPage

MovePrevPage(Count : integer)

Count 行キャレットと表示領域を上に移動します。負の値を指定すると、現在の表示領域の行数 - 1 とみなします。

MoveRight

MoveRight(Count : integer)

Count 文字キャレットを右に移動します。Count に負の値を指定した場合、逆向きに移動します。

MoveRightWordBound

MoveRightWordBound(IncludeSpace : boolean)

キャレット位置の直後の単語境界に移動します。IncludeSpace が True の場合、空白文字も単語の一部とみなします。

MoveTo

MoveTo(Row : integer, Column : integer)

キャレットを Row 行、Column 列に移動します。Row、Column は折り返し行単位で、0 オリジンです。

Paste

Paste()

クリップボードから取り出した文字列を Send() します。

Reconvert

Reconvert()

キャレット付近の単語、または選択範囲を IME の機能を用いて再変換します。

Redo

Redo()

最後に取り消した操作を再実行します。

Send

Send(Value : string)

キャレットの位置に文字列を送出します。挿入するか、上書きするかはプロパティ 'insertmode' に影響されます。範囲選択中の場合は、選択範囲を置き換えます。

※上書きはまだ実装されていません。

Undo

Undo()

最後にバッファに対して行った操作を取り消します。

Command オブジェクト

Delphi や VCL を知っている方向けに言い直せば、TAction のラッパです。ただし、実行処理のみを受け持ちます。

メソッド

Execute

Execute()

コマンドを実行します。

CompletionList オブジェクト

プロパティ

Active

Active : boolean

補完リストが表示中であるとき、true を返します。

Count

Count : integer

補完リストに登録された候補の個数を返します。

メソッド

Add

Add(Kind : string, Candidates : string)

補完リストに候補を登録します。Kind は候補に対応するアイコンの識別に用いられます。Candidates は候補を '\n' で区切った文字列を指定します。

Kind に有効な文字列は、空文字列か以下のいずれかです。

  • class
  • method
  • property
  • identifier
  • tag
  • attribute
  • char-ref
  • keyword
  • future-keyword
  • std-object
Clear

Clear()

登録された補完候補をすべて削除します。

Popup

Popup()

登録された補完候補をもとに、補完を開始します。

Lex オブジェクト

プロパティ

Count

Count : string

字句解析器に登録されたルールの個数を返します。

Name

Name : string

字句解析器の名称を返します。

DefaultStyle

DefaultStyle(Index : VARIANT) : string

デフォルトのスタイルを返します。値の設定も可能です。Index は 1 から 30 の数値、または '1..3, 11..23' のような範囲を明示した文字列を指定します。スタイルの形式は Add() の 3 番目の引数に準じます。色分けリファレンス:字句解析器へのデフォルトスタイルの追加も参照してください。

Item

Item(Index : VARIANT) : Rule

引数のインデックスで示されるルールオブジェクトを返します。インデックスは 0 オリジンの数値、またはルール名を指定します。同じルール名を複数使用している場合は、追加した順から最初のルールが返されます。このプロパティはデフォルトです。Lex(0).Style などのように記述できます。

メソッド

Add

Add(Name, Pattern, Style : string)

字句解析のルールを追加します。色分けリファレンス:字句解析器へのルールの追加も参照してください。

AddKeywords

AddKeywords(Name, Pattern, Style : string)

字句解析のルールを追加します。Name、Style は Add() と同様です。Pattern は色分けの対象となるキーワードをスペース(U+0020)で繋いだ文字列です。キーワードは U+007f までの文字を使用します。

Clear

Clear()

ルールをすべて削除します。

Insert

Insert(Index : VARIANT, Name, Pattern, Style : string)

引数のインデックスにルールを挿入します。インデックスは 0 オリジンの数値、またはルール名を指定します。同じルール名を複数使用している場合は、追加した順から最初のルールの位置へ挿入されます。

InsertKeywords

InsertKeywords(Index : VARIANT, Name, Pattern, Style : string)

引数のインデックスにルールを挿入します。インデックスは 0 オリジンの数値、またはルール名を指定します。同じルール名を複数使用している場合は、追加した順から最初のルールの位置へ挿入されます。

Remove

Remove(Index)

引数のインデックスで示されるルールを削除します。インデックスは 0 オリジンの数値、またはルール名を指定します。同じルール名を複数使用している場合は、追加した順から最初のルールが削除されます。

Lexes オブジェクト

プロパティ

Add

Add(Name : string) : Lex

新しい字句解析器を追加します。

Item

Item(Index : VARIANT) : Lex

引数で示される字句解析器を返します。インデックスは 0 オリジンの数値、またはルール名を指定します。このプロパティはデフォルトです。Lexes(0).Name などのように記述できます。

Count

Count : integer

実行中に存在する字句解析器の個数を返します。

LexState オブジェクト

プロパティ

Name

Name : string

字句解析器の名称を返します。

State

State : integer

字句解析器内の状態を示す数値を返します。

Macro オブジェクト

プロパティ

Caption

Caption : string

マクロをメニューに表示する際のキャプションを返します。キャプションはマクロファイル中の最初の '%menu\s*' の直後から改行までの文字列が抽出され、保持されます。

Code

Code

マクロで実行される javascript のコードを返します。

Description

Description : string

マクロの概要を返します。概要はマクロファイル中の最初の '%desc\s*' の直後から改行までの文字列が抽出され、保持されます。

FileName

FileName : string

マクロの実体となるファイル名を返します。ファイルのフルパスが '[萌ディタをインストールしたディレクトリ]\macro\foo.javascript.txt' だった場合、FileName は 'foo.javascript.txt' を返します。

IsSeparator

IsSeparator : boolean

メニューの区切り線を表すダミーのマクロであるかどうかを返します。True のときダミーマクロです。

メソッド

Execute

Execute()

マクロを実行します。最後にマクロを実行/オブジェクトのプロパティを参照した時刻からマクロファイルが更新されていた場合は、読み込みなおします。

Macros オブジェクト

プロパティ

Add

Add(FileName : string) : Macro

引数のファイル名で示されるマクロを追加します。バッファを切り替えたときアクティブなマクロのリストはプロパティ 'macro-list' の値で自動的に更新されるので、あまり意味のないプロパティです。

Count

Count : integer

マクロの個数を返します。

Item

Item(Index : VARIANT) : Macro

引数のインデックスで示されるマクロオブジェクトを返します。インデックスは 0 オリジンの数値、またはファイル名を指定します。ただし、ファイル名を指定したとしても、ListText に含まれないマクロはエラーになります。このプロパティはデフォルトです。Macros(0).Code などのように記述できます。

ListText

ListText : string

すべてのマクロのファイル名を '|' で繋げた文字列を返します。値の設定も可能です。バッファを切り替えた場合は、拡張子クラスのプロパティ 'macro-list' が自動的に設定されます。

MenuText

MenuText : string

すべてのマクロのキャプションを改行で繋げた文字列を返します。

メソッド

Remove

Remove(Index : VARIANT)

引数のインデックスで示されるマクロオブジェクトを削除します。インデックスは 0 オリジンの数値、またはファイル名を指定します。バッファを切り替えたときアクティブなマクロのリストはプロパティ 'macro-list' の値で自動的に更新されるので、あまり意味のないプロパティです。

Mark オブジェクト

プロパティ

Valid

Valid : boolean

マークが設定されているとき、true を返します。

メソッド

Move

Move()

キャレットをマークに移動します。

Reset

Reset()

マークをはずします。

Set

Set()

現在のキャレットの位置をマークに登録します。キャレット位置にすでに他のマークがある場合は、古いマークを削除後、マークを登録します。キャレット位置に同じマークがあった場合は、マークを削除します。

Marks オブジェクト

プロパティ

Item

Item(Index : integer) : Mark

Index のマークを返します。Index は 1 から 9 の値をとります。このプロパティはデフォルトです。Marks(1).Valid などのように記述できます。

メソッド

MoveToNext

MoveToNext()

キャレット位置から前方に、最も近いマークへ移動します。マークが存在しない場合は、テキストの最初のマークに移動します。

MoveToPrev

MoveToPrev()

キャレット位置から後方に、最も近いマークへ移動します。マークが存在しない場合は、テキストの最後のマークに移動します。

ResetAll

ResetAll()

すべてのマークをはずします。

MenuItems オブジェクト

プロパティ

Action

Action : string

割り当てられたアクション名を返します。値の設定も可能です。

Category1

Category1 : string

割り当てられたカテゴリを返します。値の設定も可能です。

Category2

Category2 : string

割り当てられたカテゴリを返します。値の設定も可能です。

Code

Code : string

割り当てられたスクリプトを返します。値の設定も可能です。

Count

Count : integer

階層化されたメニューアイテムの個数を返します。

Index

Index : integer

親のメニューアイテムの何番目の子かのインデックスを返します。

Item

Item(Index : integer) : MenuItems

Index のメニューアイテムを返します。このプロパティはデフォルトです。App.MenuItems(0) などのように記述できます。

Kind

Kind : integer

メニューアイテムの種別を返します。値の設定も可能です。

  • 0 - プレーンメニューアイテム
  • 1 - アクションメニューアイテム
  • 2 - 仮想メニューアイテム
Parent

Parent : MenuItems

親となるメニューアイテムを返します。

Shortcut

Shortcut : string

割り当てられたショートカットを返します。値の設定も可能です。

メソッド

Add

Add(Caption : string, Shortcut : string = '', Code : string = '') : MenuItems

プレーンメニューアイテムを追加します。

AddAction

AddAction(Action : string) : MenuItems

アクションメニューアイテムを追加します。アクションメニューアイテムは、App.MenuItems の直接の子(メニューバーに表示されるレベル)とすることはできません。

AddInterruptPoint

AddInterruptPoint(Category1 : string, Category2 : string) : MenuItems

仮想メニューアイテムを追加します。仮想メニューアイテムは、App.MenuItems の直接の子(メニューバーに表示されるレベル)とすることはできません。

AddSeparator

AddSeparator() : MenuItems

区切り線を示すメニューアイテムを追加します。Add('-', '', '') と同じです。区切り線は、App.MenuItems の直接の子(メニューバーに表示されるレベル)とすることはできません。

BeginUpdate

BeginUpdate()

メニューアイテムの追加・削除がアプリケーションに通知されるのを抑制します。

Clear

Clear()

すべてのメニューアイテムを削除します。

EndUpdate

EndUpdate()

メニューアイテムの追加・削除がアプリケーションに通知されるのを許可します。

Remove

Remove(Index : integer)

Index で示されるメニューアイテムを削除します。

Rule オブジェクト

プロパティ

Kind

Kind : integer

ルールの種別を返します。

  • 0 - パターンが正規表現である
  • 1 - パターンがキーワードである
Pattern

Pattern : string

登録時に渡したパターンの文字列そのものを返します。値の設定も可能です。

Style

Style : string

登録時に渡したスタイルの文字列そのものを返します。値の設定も可能です。

Selection オブジェクト

プロパティ

DefaultMode

DefaultMode : integer

規定の選択モードを返します。値の設定も可能です。

End

End : SelectionPoint

選択範囲の端点のうち、下、または右の方を表す SelectionPoint オブジェクトを返します。

Mode

Mode : integer

範囲選択の状態を返します。値の設定も可能です。

  • 0 - 選択中ではない
  • 1 - 文字単位
  • 2 - 行単位
  • 3 - 矩形単位
Start

Start : SelectionPoint

選択範囲の端点のうち、上、または左の方を表す SelectionPoint オブジェクトを返します。

Text

Text : string

選択中の文字列を返します。文字列が改行を含んでいる場合、ファイル上の改行コードにかかわらず、U+000D、U+000A のペアが改行コードとして使用されます。このプロパティはデフォルトです。Caret.Selection で選択中の文字列を参照できます。

メソッド

Indent

Indent()

選択範囲に含まれる各段落の先頭にタブを挿入します。ただし、文字を含まない段落は影響を受けません。

SelectAll

SelectAll()

テキストを文字単位で全選択します。

SelectWord

SelectWord()

キャレット位置の単語を文字単位で選択します。

SelectParagraph

SelectParagraph()

キャレット位置の段落を文字単位で選択します。

UnIndent

UnIndent()

選択範囲に含まれる各段落の先頭からタブを削除します。ただし、文字を含まない段落は影響を受けません。

SelectionPoint オブジェクト

プロパティ

Col

Col : integer

選択範囲の端点の段落単位の文字インデックスを返します。インデックスは 0 オリジンです。

Row

Row : integer

選択範囲の端点の段落単位の行インデックスを返します。インデックスは 0 オリジンです。

View オブジェクト

バッファの内容を表示するオブジェクトで、それぞれのウィンドウに管理されます。

プロパティ

Caret

Caret : Caret

表示しているバッファに対するキャレットを返します。

Index

Index : integer

ビュー コレクション中のインデックスを返します。

LinkedBufferIndex

LinkedBufferIndex : integer

表示しているバッファのインデックスを返します。値の設定も可能です。

Views オブジェクト

プロパティ

Count

Count : integer

実行中に存在するビューの数を返します。

Current

Current : View

カレントのビューを返します。

CurrentIndex

CurrentIndex : integer

カレントビューのインデックスを返します。値の設定も可能です。

Item

Item(Index : integer) : View

コレクション中の、引数のインデックスで示されるビューを返します。Index は 0 オリジンです。このプロパティはデフォルトです。Views(0).Caret などのように記述できます。

メソッド

Merge

Merge()

カレントのビューを削除します。

MergeAll

MergeAll()

カレント以外のビューをすべて削除します。

SplitNS

SplitNS()

カレントのビューを上下に分割します。

SplitWE

SplitWE()

カレントのビューを左右に分割します。

Window オブジェクト

個々のウィンドウを表すオブジェクトです。

プロパティ

Index

Index : integer

ウィンドウ コレクション中のインデックスを返します。

InputStyle

InputStyle : integer

ウィンドウの 1 行入力パネルのアクティブなモードを返します。値の設定も可能です。

  • 0 - 検索
  • 1 - 置換
  • 2 - スクリプト評価
Views

Views : Views

ウィンドウが持つビューのコレクションを返します。

Windows オブジェクト

プロパティ

Add

Add : Window

新しくウィンドウを追加し、そのオブジェクトを返します。

Current

Current : Window

カレントのウィンドウを返します。

CurrentIndex

CurrentIndex : integer

カレントウィンドウのインデックスを返します。値の設定も可能です。

Count

Count : integer

実行中に存在するウィンドウの数を返します。

Item

Item(Index : integer) : Window

コレクション中の、引数のインデックスで示されるウィンドウを返します。Index は 0 オリジンです。このプロパティはデフォルトです。Windows(0).Views などのように記述できます。

メソッド

Remove

Remove(Index : integer)

引数のインデックスで示されるウィンドウを削除します。ウィンドウが 1 つのみ存在するときは、App.Quit() と同義です。Index は 0 オリジンです。


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