更新日 2001.9.4 am →更新履歴


ダメなユーザインタフェイス講座

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最大化しても、コントロールの位置とサイズが全く変化しない。
ウィンドウのサイズを変えられるように設計してある場合、ウィンドウサイズを変更したらちゃんと中身のコントロールもサイズが変わるなり、位置が変わるなりしましょう。単にウィンドウの面積がでかくなるだけでは何の意味もありませんね。それならば、初めからサイズ変更禁止にした方がマシ。
 
 
 
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2〜3行しか表示されない設定にされているリストに数十アイテムを表示する。
これはエディタのフォント名選択などで良く見かけます。

■コンボボックスの比較

上の図は左から順に同時表示アイテム数を3行、8行、16行に設定したものです。全アイテム数に対する表示アイテム数の割合をどのくらいにするかで、使いやすさがかなり変化します。

一番左は、スクロールバーのありがたい機能を全くといっていいほど使えません。上下の矢印をクリックするか、カーソルキーを利用するしかありません。 最悪です。

真中は、おそらく標準的な設定です。普通はこれで十分なのですが、アイテム数が多くなるとやはり使いづらいですね。特に、あらかじめ、「10個のアイテムしかない」等と分かっている場合は、アイテムの同時表示数をちゃんと10にしましょう。表示されないたった2つのアイテムのためにスクロールするのは腹が立ちます。

一番右は、同時表示アイテム数を16に設定したものです。まあこのぐらいが一番分かりやすいのではないかと。あまり同時表示数を多くすると、画面に収まらなくなったり、逆にうるさく感じるようになります。 私は、ドロップダウンリストの高さはスクリーンの半分程度が限界だと思います。 これ以上大きいと邪魔で 何様だ!と思いますね。
 
 
 

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横スクロールを多用する。
どこかの本にも載っていましたが、横スクロールは縦スクロールに比べ何倍ものストレスを感じるそうです。エディタにある「右端で折り返す」機能なんかは、まさに横スクロールを無くすための機能ですね。やむを得ずユーザにスクロールさせなければならない場合は、極力横スクロールを避けられるように設計しましょう。
 
理由として、以下の点が上げられると思います。

 

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インストーラを付けて、アインストーラは付けず、情報も載せない。
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サポートサイトのURL、実在しないものだった。
まあ、これは仕方ない場合もありますが、なるべく…ね。
or.jp が ne.jp に変わったという事もありますし。
 
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意味も無く常駐する。
一見消えたように見えて、よく調べてみるとしっかり起動してたり。常駐しなくても良いのにわざわざタスクトレイに入ってくれたり、
終了しようと思って×をクリックしたらタスクトレイに収納されてたり。

 
 
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アンインストーラを使ったのにもかかわらず、関連付けをインストール前の状態に戻さない。
フォトレタッチソフトをインストールしたとして、BMPやらJPEGやらがこのソフトに 勝手に関連付けられる事はよくありますね。それはまだ良いのですが、アンインストーラを使ってアンインストールした後にBMPファイルを開こうとしたら

関連付けられたプログラムが見つかりません

なーんてダイアログが…
インストール時に関連付けを変更する場合はインストール前の関連付け情報を保存しておいて、アンインストール時にはちゃんと元の設定に戻すようにしましょう。
 
 

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アンインストーラを使ったのにもかかわらず、サブメニューの新規作成を見るとファイルが残ってる。
独自のファイルを利用するソフトの場合にありがちですね。エクスプローラ等での右クリックで新規作成できるように、C:\Windows\ShellNew に白紙状態のファイルが登録されています。これを消さないアンインストーラが意外と多いものです。
 
 
 
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上書き確認で、「OK」ボタンしかないダイアログボックスを出す。
■洒落にならないダイアログ

なにも言うことはありませんね。こういうのは冗談だけにしてもらいたいものです。プログラムミス(だよね?きっと…)とはいえ、この状態でソフトを配布するのは止めましょう…

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ボタンもテキストボックスも何もかもが香港並みの色使い。
センスが無いとしか思えない色使いをするぐらいなら、標準の色設定を使いましょう。せめて、ユーザが色設定を変えられるように作るべきです。 これは!というウィンドウのスクリーンショット募集中。
colorfull.png
colorfull2.png
colorfull3.jpeg
※スクリーンショットを撮る際には、なるべくシステムの色設定を標準に戻してください。


関連意見

独自の配色と洗練されたインターフェース、卓越した操作性!!
http://isweb6.infoseek.co.jp/computer/numaoka/


■微妙な色使いといったら、これをはずすわけには行かないでしょ。
http://www.d9.dion.ne.jp/~redroses/Chapter1.lzh
でもって、もう一つ。某メルローのINGってゲームだけど、[ファイル]→[終了] で出てくるダイアログと、ウィンドウ右上[X]ボタンを押して出てくるダイアログで[はい][いいえ]の左右の配置が違うってのどうよ?
片方は[はい]が左で、もう片方は[はい]が右‥‥。

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一瞬、何をして良いのか分からない=画面がごちゃごちゃしている。
プログラムしている本人は既にその機能を理解しているので、「わかりにくい」と苦情がくるまでなかなか気が付かないものです。友人や協力者を見つけ、積極的に批評をしてもらう事が大切です。

■IEの設定画面

これはインターネットエクスプローラの設定画面ですが、私はいまだに目的の項目を探し出すのに苦労します。原因は、各タブに詰め込む項目の多さにあると思うのですが、特に [全般] タブにある設定項目は多いです。これなら、新たに [表示] [キャッシュ] [履歴] というタブを追加し、そこへ割り振るべきだと思います。

さらに良く見ると、下のほうに色、フォント、言語、ユーザ補助 といったボタンが並んでいますね。これも「表示」又は「外観」というタブを追加してそこへ割り振ってやれば、より分かりやすくなります。

■IEの設定画面改良後

どうでしょうか。すっきりしすぎという感じもしますが、だいぶ探しやすくなったと思います。実際には簡単なフォントの設定や言語の選択を、わざわざボタンを押して専用のダイアログを出さなくても良いように、この画面に埋め込むでしょう。
 
 
 

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無意味にウィンドウがでかい。
■とあるモデム監視ソフト

これはモデムの情報表示ソフトのものです。実物大。インパクトはありますが、それが負のインパクトになるぐらい邪魔なウィンドウです。特に右半分は全く意味ないです。ロゴを見せたければ、バージョン情報ウィンドウで見せれば良いのです。右下付近に並んでいる8つのボタン(のようなもの)も、単なる絵であり、機能は持っていません。

■モデム監視ソフト改良後

このサイズで必要にして十分だと思いませんか。限りあるスクリーン面積を有効に利用するためにも、土地の無駄遣いはやめましょう。
 
 
 

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ウィンドウに独自の描画を施している。しかも見にくく、重い。
家庭向けのソフトにありがちですが、とにかく画像を利用したコントロールを多用しており(スキンとも言うけど)、 無意味にでかい。ウィンドウの形を長方形以外のものにしたものもありますが、これは 重い 。デスクトップアクセサリや子供向けソフトなどでは問題ないのですが、単なるフォトレタッチソフトや、画像一覧表示モノ、家計簿やワープロなど、実用面を押し出すべきソフトでこういうのは困ります。

そういったものでも見た目が綺麗だったり、使いやすければむしろ気持ちが良い (Winampも、スキンによって使いやすさがぜんぜん違う) のですが 目にやさしくない配色に、無意味に大きな余白とコントロールだったりすると目も当てられません。 そのスキンすら変更できないとなれば、起動するたびに「ああ…なんだってこんなスキンにするかなあ」とため息が…。

 
 

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アイコンや起動ロゴ、スキンの絵がアレなのが嫌だ。
ソフトのアイコンや、起動時に出るロゴ、スキン画像が「絵がアレすぎて腹が立つ」というのがたま〜にあります。結構そういう人多いみたいですね。

「あのソフト使ってみたんだけどさ、起動するときにでるロゴの絵に腹が立ったんだけど。あんまり使いたくない…」

「使いやすいソフトなんだけど、アイコンの絵がアレだから嫌。」

この点ははかなり好みに左右されてしまうのですが、ロゴを書いたりアイコンを描いたりするならば、 あまり当りさわりの無い絵にするのが無難です。漫画、アニメちっくなキャラクタ(特に美少女系)の絵は要注意

大声ではいえませんけど、 CD2W○V とか Sus○e とか Raru○y とか…

関連意見

「アイコンや起動ロゴ、スキンの絵がアレなのが嫌だ。」の例として
RarUtyやSusieが上がってますが(CD2WAVは使ったこと無し)
絵の表示が小さくて余り目立たないせいもあって、あまりそんな感じはしません。

どうせ例としてあげるならPowerWitch the Royalでしょう。
http://www.nx.sakura.ne.jp/~elysium/software/pwtr/

■昨日同僚と話してたんだけどさ、スプラッシュやアイコン、ソフトの名前って、言ってみればプログラマの特権みたいなモンじゃん? ちょっとアレでも、便利なら使う。
例えば「LoveLoveマルチのこんぱいら〜?」って名前で酷く恥ずかしいアイコンとオタク臭いスプラッシュがでるツールがあったとして、GUIで操作できるC++でMFCもVCLも使えて、しかも使い勝手が良くてフリーなら、俺は使う。
そんなワケで、良く出来たソフトを作ったら自分の趣味を盛り込んでユーザを洗脳してしまおう。
これからはそれだ!
とか言って、日本酒一升瓶空けた。

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勝手に TXT, BMP, HTML, JPEG ファイルのアイコンを変更する。
自分が気に入ったものをファイルのアイコンとして使用している…このようなユーザにとっては腹が立つ以外の何者でもないソフトです。インストール時にはなんの確認も無し。実行時にも確認はなし。インストールしてしばらくすると異変に気が付きますね。「 あれ?アイコンが変わってる

ええ、確かに便利な機能ですよ。ユーザはなんの動作もしなくて良く、気が付くとアイコンが変わってるんですからね。いや、まったく。
 
 
 

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チェックボックスが並んでいる項目で、肯定と否定形を混ぜまくっている。
設定ウィンドウ内にチェックボックスが大量に並んでいるタイプのものによく見られます。否定形でかかれていると、一瞬判断がつけられないんです。

例として、インターネットエクスプローラの「ファイルタイプの設定」項目を挙げましょう。

■IEのチェックリスト

6項目のうち、上の5項目は「〜する」という形で終わっており、チェックをつければ「〜する」、つけなければ「〜しない」という、そのままの形になっています。

ところが、一番下の項目だけ「〜しない」という否定形になっていますね。この項目にチェックをつけない場合に、結局 表示するのか、しないのか、一瞬分からなくなります。他の5つとは違いってこの項目だけ、チェックをつけた場合は「表示しない」、チェックをつけない場合は「表示する」設定になるのです。

もっとも、チェックをつけた状態=デフォルトの設定という意味(又はその逆)でこのように書いてある場合もあるので一概には言えませんが、チェックボックスのキャプションは全て肯定形で書くのが望ましいと言えるでしょう。

”空き缶以外は捨てないでください” と書くよりも、”空き缶だけを捨ててください” と書いてあるごみ箱のほうが理解しやすいですね(実際にそう書いてあるごみ箱はあまり見た事ないけど)。
  

関連意見

”空き缶以外は捨てないでください” と書くよりも、”空き缶だけを捨ててください”と書いてあるごみ箱のほうが理解しやすいですね
これは違うと思うなぁ。否定形だと強調されるから…何かうまく言えないけれど、「空き缶以外は捨てないでください」の利点はあると思う。なんかこう前者には言葉の勢いを感じるのだが。
■二重否定だと意味が強調されるからね。特に強調したい部分だけ二重否定にすればよいのでわ。
でも、”あまり頭で考えずにぱっと見て直ぐ理解できる”という意味では、二重否定は使わないほうが良いと思われ。
結局、重要な場所だけ二重否定を使って、安易に使わなければ良いのだと思う。
■これ、英語を翻訳した都合って可能性は?
hideを 隠す と訳すると分かりにくいから、っていう(余計な?)配慮とか。
I18n(Internationalization)も結構難しいのかな、ここまで踏み込むと。


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メインメニューをクリックした時にサブメニューが出ず、いきなり実行される
メインメニューをクリックすると、ほとんどの場合サブメニューが出てきます。 つまり、普段は メインメニューをクリックする = サブメニューを表示させる であり、「こういうものだ」という先入観がユーザに植え付けられています。例えば、メインメニューの [ファイル] なんかをクリックすると、[新規作成] [開く] [保存] [終了] 等とかかれたサブメニューが出てきますよね。

ところが、メインメニューにサブメニューがくっついてない場合があります。つまり、メインメニューにいきなり [終了] とか [ヘルプ] とかかかれていて、クリックしたら即終了、即ヘルプ表示なんて場合です。 ユーザは、当然サブメニューが表示されるものとしてメインメニューをクリックしているわけですから、ここで 裏切られたと感じるわけです。

ちゃんと [ファイル] → [終了] や、 [ヘルプ] → [ヘルプ] というように、メインメニューには必ずサブメニューをつけましょう。

■サンプルウィンドウ1

↑ 終了メニューをクリックすると、サブメニューを出さずいきなり終了してしまう ↓
(この場合は「サブメニューが出ない」と容易に想像できるけど)

■サンプルウィンドウ2
 
 
 
 

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馬鹿にしているとしか思えないプログレスバー
時間がかかる処理をしている場合、全体の何パーセントまでを完了したかを表示してくれる場合があります。これはたいへん参考になり、便利なのですが。0%から90%までは数秒でおわるのに、90%から100%になるまで数分かかる場合があります。

「何パーセント」と表示する場合、ソフト作者は 全工程の何パーセントという意味で表示しがちですが、ほとんどのユーザは所要時間の何パーセント という風に解釈します。

でも、それよりもさらに腹立たしいのは、進行率が80%ぐらいまで進んで、もう直ぐ終わりだ!と思っていたらいきなり進行率が0%に戻る場合です。これなら、「処理中…しばらくお待ちください」とだけ表示させて、 進行率は表示しないほうがましでしょう。
 
 
 

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設定項目ごとに独立したダイアログが表示される。
フォントを設定するときは [設定] → [フォント] でフォント設定ダイアログを表示させる。
配色を設定するときは [設定] → [配色] で配色設定ダイアログを表示させる。

など、いちいちメニューを追いかけてダイアログを出さなければ設定できないのは面倒です。一つの画面に収めて欲しいものですね… でも、それはそれで注意が必要。

設定ウィンドウがでかすぎる
設定ウィンドウのタブが3段ぐらいある

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設定ウィンドウのタブが3段ぐらいある
■Wordの設定タブ

例えば上の図のようなやつです。ここで、一番下の行(表示、全般、編集と…、印刷)のタブを選択するぶんには、まあ問題ないです。問題なのは、一番上と真中の行のタブを選択した場合ですね。そうすると、 選択した行が一番下に移動し、いままで一番下にあった行が一番上に、一番上だったものが真中に移動します(全体に下にシフトする)。 つまり、 タブを選択するごとに、行単位でタブの位置が変わってしまうのです。 これでは、毎回毎回目的のタブを探しなおさなければなりません。


これを解決するためには、タブを1行のみにして横スクロールさせるという手があります。

こうすると、どれを選択しても位置が変わる事がありませんが、そのかわり一部のタブしか表示されません。 ユーザーが右端にあるスクロールボタンに気づかなければ、一巻の終わりですね。それに、横スクロール自体にもストレスが伴います( →横スクロールを多用する )。

このような問題を解決するものとして、ツリービューを使う方法があります。これは、ネットスケープナビゲータや Winamp 等の設定ウィンドウで使われてます。左側にあるツリービューから設定項目を選択すると、右側にその設定ページが現れるといったタイプのものです。私はこのタイプが一番好きです。

NN設定画面


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設定ウィンドウがでかすぎる
設定項目が多すぎてタブが何行にもなるのは確かに困りものなのですが、それ以上に困るのがウィンドウがスクリーン内に収まらない場合です。おそらく、膨大な量の設定項目を詰め込んだ結果こうなったのでしょうが、それならばまだ大量のタブがあった方が良いですし、 ツリービューをうまく使う といった工夫をすればよいでしょう。

ミニノートを使っている人や古い型のノートを使っている人、色数の問題等で低解像度のスクリーン設定にしている人の事を全く考慮していないですね。 最低でも、 640 X 480 未満のサイズに収めるべきです。タスクバーの領域などを考慮すると、さらに一回り小さくしておく(600 X 440 程度)事が望ましいでしょう。

ウィンドウがスクリーンに入りきらない事に比べれば、表示しきれないコントロールを扱うためにスクロールバーを使ったり、タブが5〜6行あったりなんて事は全く気になりません(多分)。


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確認ダイアログで、OKとキャンセルの位置が入れ替わっている。
人間には、同じ動作を繰り返すとその作業に慣れてしまい、あまり深く考えずにこなす事ができるという性質があります。ところが、この性質が裏目に出るときがあります。 「 普段と同じだと思い、なれた手つきで操作をしていたが、実は普段と違う場面であり、いつも行っている操作はまったく意図したものと違っていた 」と。

例えば、以下のように「はい」「いいえ」を問うダイアログの場合、大多数は「はい」が左側にあり、「いいえ」が右側にあります。さらにいえば、デフォルトで「はい」が選択されている状態であり、キーボードユーザの場合はこのままスペースキーを押すだけで「はい」が選択されます。

マウスを使っているユーザは、このような画面が現れて「はい」を選びたい場合は、左側のボタンをクリックするでしょう。 「はい」をクリックするのではありません。「左側のボタン」をクリックするのです。この違いは重要です。

また、「いいえ」を選ぶときは、ユーザーは右側のボタンをクリックするでしょう。ほとんどのダイアログボックスがこのような構造になっているため、この動作が染み付いてしまっているわけです。

ところが、なにか重要な選択肢を与えた場合に、いつもの癖でうっかり「はい」を選択しないとも限りません。そこで製作者は、ユーザが反射的にクリックするであろう左側を「いいえ」にして、それがデフォルトで選択されているような状態にします。これは一見有効に見えますが、必ずしもそうとは限りません。

「このファイルを削除しても良いですか」と表示されて「いいえ」を選びたい場合、 ユーザはいつもの癖で右側をクリックしようとするでしょう。結果として、悲劇が生まれるわけです。また、キーボード操作を主体にしているユーザは、「いいえ」を選ぶとき、 タブキーを押してフォーカスを右側のボタンに移動させ、スペースキーでクリックするという動作を行います。ところが、このようにボタンが入れ替わったダイアログの場合、同じ操作をすると「はい」が選択されてしまいます。

かといって、「はい」と「いいえ」のボタン位置はそのままにしておいて、デフォルトを「いいえ」に設定するというのも恐いです。この方法はマウスユーザには有効なのですが、キーボードユーザ相手には役に立ちません。右側にある「いいえ」ボタンがデフォルトに設定された状態で、タブキー、スペースという操作をすると、結局左側にある「はい」が選択されてしまうからです。

この辺はユーザによって異なるので、すこし難しい問題ですね。

一番良いのは、上書きしたり削除したりする場合、はいといいえどちらを選択したかにかかわらずバックアップファイルを作っておく事です。過去3回分ぐらいのバックアップファイルを常に保存して置くようにすれば完璧ですね。


関連意見

■OKとキャンセルが逆なのも困る。VSのSPじゃ(゜Д゜)ゴルァ!

■こういう場合キーボードユーザーはy/nを押すだろうから「いいえ」をデフォルトでいいと思われ

■Y/N使うとしたら、そもそも「いいえ」をデフォルトにする意味が無いのでは…

■そういやPhotoShop5.5の「はい」「いいえ」ダイアログでY/Nが効かないのには閉口したよ。
標準のメッセージボックス使えゴラァ!!

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ファイル名等、半角文字での項目を入力させるときは、固定ピッチフォントを使おう。
よく、ファイル名やURLなどを入力するときには文字列1行を編集できるエディットボックスを使いますね。ところが、これが固定ピッチフォントになっているものはかなり少ないです。

ファイル名やURL、その他設定用の文字列などを半角英数字で入力させる際には区切り文字としてピリオド、カンマ、コロン、セミコンを含める場合が多いと思います。ところが、これらの区切り文字は幅が1ピクセルか2ピクセルしかなく、さらに可変ピッチフォントだと左右の文字とくっついて見えてしまい、見分けがつかなくなるのです。

ファイルパス

上の図の左側は可変ピッチフォント(MS P ゴシック)、右側が固定ピッチフォント(MS ゴシック)です。

左側は、Cとセミコロン、W と i 等がくっつきすぎていて見にくいですが、右側は全体的に離れているので見やすいですね。とくに正規表現の入力など、半角の記号を多用する場面では、圧倒的に固定ピッチフォントのほうが見やすくなります。

正規表現

この正規表現の例を見ると、左(可変ピッチフォント)はピリオドがほとんど消えてしまっていますし、 ^ も両側とつながっていて区別がつきにくくなっています。

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起動時にスプラッシュ表示しておいて、OK を押さないと先に進まない。
スプラッシュ画面とは、ソフトの起動時に表示されるロゴのようなものです。起動に時間がかかるソフトなんかでは、起動時間の長さによるストレスを和らげるためによく用いられます。単に表示したいからするという場合もあります。

ともかく、スプラッシュ画面は起動に必要な処理が終わると同時に消えるか、2〜3秒経つと自動的に消えます。しかし、なかには表示したままで何かキーを押さないと消えない場合、OK ボタンを押さないと消えない場合があります。ストレスがたまりますね。

ユーザは、このスプラッシュを見たくて見ているわけではありません。おそらく、「起動に時間がかかる場合にはこれが無いよりもましだろう」という程度の認識しかないでしょう。1度見れば十分なのです。毎回起動するたびに、 スプラッシュ画面を消すためにわざわざユーザが何らかの操作をしなければいけないというのは、かなりストレスのたまる事です。
  

関連意見

■スプラッシュを最前面に固定してんのもうざい>ポストペット
起動時間長いからその間ブラウザでも眺めてようと思っても、じゃまで見れやしない。
 

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コントロールのタブ順序がばらばら。
たまに、ひどい設定の(というか、タブ順序を設定していない)ソフトを見かけます。
フォーカスを別のコントロールに移したいとき、タブキーを押すと、一般的に右側、もしくは下のコントロールにフォーカスが移りますが、この順番の指定が全くばらばらになっているものがあります。一番上にフォーカスがある状態でタブキーを押したら、隣どころか一番下のコントロールに移ったとか、直ぐ上のコントロールに移ったりとか。

これはキーボード主体のユーザにとって地獄です。こういった、マウスをメインにして利用する人にとっては全く気づかないような点も、ソフトの取捨選択の場面では重要なポイントになります。


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その他の意見

某BBS に寄せられた意見 〜

設定を全部1つのダイアログに詰めてあるやつも萎えるね。
すげえ巨大なダイアログが表示されるの。
しかも関連項目をグループ化してなかったり、説明が冗長だったり・・・。

ファイル名指定するのにダイアログが利用できないやつがある。
手動でフルパス入力するのかゴルァ
そういうのに限って、ドラッグドロップ非対応(;´Д`)

ファイルを開こうとすると何故かIMEが・・・。
日本語ファイル名を推奨しているのか?
(注:コントロールにフォーカスを移したとき、自動でIMEを日本語入力モードにする機能がある)

ダイアログにヘルプボタン付けてるくせに半端な説明しか表示されたいのもイタげ。
半端な説明なら付けんなヴォケ。

ファイル名にスペースが入ってるのがナイス。
まあ今時8文字超えたぐらいで文句言うやつも少ないか。
誤終了して困るようなソフトでもないのにいちいち「本当に終了しますか?」って訊くな。
インストールしたら、スタートメニューの右クリックメニューに勝手に入る。
しかもアンインストールしてもスタートメニューの右クリックメニューから消えない。

キャンセルした時に、どこまでキャンセルできるのか分からない。
Win9x系のコントロールパネルの「システム」→「デバイスマネージャ」なんか「更新」ボタンと「OK」ボタンと「キャンセル」ボタンがある。この「更新」ボタンと「OK」ボタンの違いがまず分からない。更に「プロパティ」ボタンがあり、これを押すとサブ画面が出てそのサブ画面に「OK」「キャンセル」ボタンがある。これは本当に反則。サブ画面で「OK」を押して、その後メイン画面に戻って「OK」押したらどうなるかなんて、まず分からない。

後、Excelなんかだとアンドゥが、保存した所までしかできないけどこういうのも一言説明が欲しいよね。バックアップ保存した後、アンドゥしようと思ったらできないからね。
エラーメッセージに専門用語が出てきて、使っている人には全く意味が分からない。フレッシュアイ掲示板の書き込みエラーのメッセージは醜い。

[DB混雑]サーブレットエラー

って出るんだから。(w 素人に分かるわけないだろ。

どう見ても単なるテキスト文書なのに、わざわざ doc や rtf 形式で書いてあるドキュメント。 わざわざ WORD が起動する事に腹が立つ。だから、そういう場合はテキスト形式で保存し、元のドキュメントは消してしまう。


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更新履歴
2001.8.12
その他の意見  を追加

2001.8.12
コントロールのタブ順序がばらばら  起動時にスプラッシュ表示しておいて、OK を押さないと先に進まない  設定ウィンドウがでかすぎる  を追加

2001.9.4
それぞれの関連意見を掲載


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「こんなソフトは腹が立つ」 「こんなソフトはいやだ」 という意見があったらとりあえず ここ