
Wrote 2007.1.17
正直ソフトウェアRAIDというといまいち良い印象がない。実際システムの堅牢性などを考えるとハードウェアRAIDの方が正直安心できると思うが、まじめに導入を考えると結構高価な物になる。
最近はRAID0/1に限ればAccordance社のARAID99-1000LやARAID99-1500、外付けならSTARDOM SOHO RAID SR3610-2S-SB2等比較的安価なハードウェアRAIDも手に入るようになった(一応当方では全部実運用中の物)。
一頃MS-WindowsのソフトウェアRAIDの悪評が「ソフトウェアRAID」の評判を落としたような気もしないでもない(笑。いままでLinuxのソフトウェアRAIDは使ったことが無かったが、既存のマザーボードのIDEポートや古いUltra
ATAボードなどを利用してそれなりのRAIDシステムが構築できるならそれはそれで利用価値はあるかもしれない。
リサイクルパーツでRAIDマシンを作ろうというのが発端。
ソフト/ハードどどちらも一長一短あるので使用する立場によって一概にどちらが良いとも言い切れないが業務などで安全性重視でRAID1/5を使うならハードウェアRAIDで決まりだろう。普通ホットスワップも対応しているのでシステムを止めずに運用ができる。
ソフトウェアRAIDは安価に構築できる点が最大のメリット。画像などの大きなデータを扱うテンポラリ的な領域が欲しい場合はソフトウェアRAID0で低コストでそこそこの高速性が手に入るかもしれない。特にRAID5のハードウェアは未だに高価なのでかなり安価に構築できる。
多分ソフトウェアRAID1/5を用いた場合の最大の心配はHDDドライブが故障した場合にシステムがハングしないかどうかだと思う。つまりHDDドライブが故障しておかしな挙動を示した場合に予想外の挙動にドライバもおかしくなってしまいLinuxシステム自体が不安定になる可能性がありそうなこと。本来ならHDDひとつ故障してもそのまま連続稼動可能な(スペアドライブを積んでいるならなおさら)目論見が外れてガッカリする可能性かもしれない。
もし比較的重要なところにソフトウェアRAID1/5を使うなら、OSごとシステムがクラッシュしても良い準備をしておくべきだと思う。例えば代替えマシンに短時間に同環境を構築できるインストーラやインストール手順のマニュアル化やデータ類は定期的にバックアップしておくなど。
Promise Technology製 Fasttrak66導入メモでも書いているが安価なPCI RAIDボードは結局RAID部分はデバイスドライバ等で処理しているのでソフトウェアRAIDと言えるらしい。
最近の製品では一部の機能をハードウェアに持たせたRAIDアクセラレータと呼ばれる物もあるようだがこれは使った事がないのでなんともいえない。どちらにしても要はドライバでRAID機能を管理していると思う。
この辺を調べていくとハードウェアRAIDでない限り市販の安価なRAIDボードでもLinuxのRAIDシステムでもしくみの上では大差ないのでは?と思うようになった。
つまり極端な話IDEポートが複数あればLinuxならば市販の安価なソフトウェアRAID製品と同等なしくみで動作は可能ということ。ただし速度等は構成次第なのでどちらがどうとは言いようがない。
インストールには sarge安定版 (stable)リリースの公式な名刺サイズCDイメージ debian-31r4-i386-businesscard.iso を使用した。名刺サイズCD-Rに焼こうとしたが容量不足で焼けなかった。どうやら容量が40MBを超えているようで手持ちの名刺サイズCD-Rには入りきらなかったようだ。(最近の名刺サイズCD-Rは容量が増えてるのか?)
なので今回は普通の12cm CD-Rに焼いてインストールに使用した。
マザーボードのブートデバイスをCD-ROMブートにして先のCD-Rにてブート。
ENTER で進む。
Press F1 for HELP, or ENTER to boot:
続いて以下の設定をシステムに合わせて選択して進む。
言語の選択/Choose language : 日本語
キーボード配置の選択 : 日本 - 106キー
ネットワーク設定 : 適時
アーカイブミラー:
日本、ring.asahi-net.or.jp 等の国内サーバが速くて無難。
プロキシは普通設定不要。(設定するならipアドレズでも必ず先頭にhttpが必要。例 http://192.168.1.1:80 等)
その後ハードウェア検出に進む。ここでマザーボード上の(使用しているならPCIボード上の)IDEチップが認識されて、次のパーティショニングで「IDE3
マスタ (hdc)」等と接続先のHDDが見えるはず。
HDDが見えない場合はインストーラにドライバが含まれていない可能性がある。その際は別途がんばるしかない(泣、がんばり方は認識できないチップ次第なので一概に言えない。
一応ALT+F2を押し&ENTERで仮想コンソールに切り替わるので、lsmod や ls /lib/modules/カーネルVer番号/kernel/driver/ide/pci とかその辺を眺めて使っているドライバがあるか確認はできるが、普通PCIバスにチップは接続されているはずなので余程なにか理由が無い限りは自動認識するはず。つまり見えなかったら別途ドライバを探すしかない。
ドライバが存在するのにたまたまインストーラに含まれていない場合は別途ドライバを持ってきて組み込むなど面倒な話になるのであんまりお勧めではないかもしれない。
次にパーティションに進む。
使用ハードによって前述のハードウェアの認識とドライバの組み込みが正常に終わるかが第一関門になるが、次の肝はパーティション設定になる。
今回は15GB HDD(IBM製 DPTA-351500)2台を IDEのプライマリコネクタとセカンダリコネクタに各1台づつ接続。HDDのジャンパ設定はマスターにしているがジャンパは接続するIDE側、HDDの仕様などで変わる場合があるので機材に合わせて設定する。
パーティションのつくり方にいくつか考慮する点がある。
あとは目的に沿ったRAIDタイプでボリュームを作るだけで良い。他は従来と同じインストール手順で進んでいく。
ここでは例としてパーティションを swap、/boot、 / の3つをRAID1で確保する設定を行なってみる。
設定状態を以下のようにすれば良いだけ。
ポイントはRAID化する為にはまず個々のHDDの領域の確保で「RAIDの物理ボリューム」として確保しておく。その後ソフトウェアRAIDの設定で各「RAIDの物理ボリューム」を組み合わせてRAIDデバイスxを作成する。以下であれば3つmd0〜3のように仮想的なRAIDデバイスができるのでそこに領域確保してファイルタイプ、マウント先などを設定する。
物理デバイス設定
| デバイス名 | デバイス | 基/論 | 領域容量 | 利用方法 | 起動フラグ |
| hdc(IDE3) | DPTA-351500 | 1.基本 | 128MB | RAIDの物理ボリューム | オフ |
| 2.基本 | 128MB | RAIDの物理ボリューム | オン | ||
| 3.基本 | 14.8GB | RAIDの物理ボリューム | オフ | ||
| hde(IDE5) | DPTA-351500 | 1.基本 | 128MB | RAIDの物理ボリューム | オフ |
| 2.基本 | 128MB | RAIDの物理ボリューム | オン | ||
| 3.基本 | 14.8GB | RAIDの物理ボリューム | オフ |
ソフトウェアRAIDの設定 (MDデバイスの作成>マルチディスクデバイスのタイプ から設定)
※起動フラグの設定欄が出ないときがあるがその際は無視。
| デバイス名 | デバイス | 基/論 | 領域容量 | 利用方法 | マウントポイント |
| md0 | RAID1 デバイス1 | 1.基本 | 128MB | swap | なし |
| md1 | RAID1 デバイス2 | 2.基本 | 128MB | ext3 | /boot |
| md2 | RAID1 デバイス3 | 3.基本 | 14.8GB | ext3 | / |
以下はパーティショニングの手順。
「手動でパーティションテーブルを編集」を選択。
| [!!] ディスクのパーティショニング |
| このインストーラは Debian で利用するディスクをパーティショニングする のをガイドし、望むなら手動でもできます。ガイドに従ったパーティショニ ングツールを使うことを選んでも、あとでその結果を見る機会があり、それ をカスタマイズしたり、好ましくなければパーティショニングを元に戻した りすることもできます。 パーティショニングの方法: ディスク全体を消去する:IDE3 マスタ (hdc) - 15.0 GB IBM-DPTA-3515 ディスク全体を消去する:IDE5 マスタ (hde) - 15.0 GB IBM-DPTA-3515 手動でパーティションテーブルを編集 <戻る> |
hdc を選択して従来と同様な手順で領域を確保する。
ただしファイルシステムの指定では「RAIDの物理ボリューム」に設定する。
以下の手順を繰り返してhdcに スワップ用、/boot用、/用に「RAIDの物理ボリューム」を確保する。
同様に対になるhdeにも スワップ用、/boot用、/用に「RAIDの物理ボリューム」を確保する。
| [!!] ディスクのパーティショニング |
| これはあなたの現在の設定済みパーティションとマウントポイントの概要で す。その設定(ファイルシステム、マウントポイントなど)を変更したいパ ーティション、新しいパーティションを追加するための空き領域、あるいは パーティションテーブルを初期化したいデバイスのいずれかを選択してくだ さい。 ソフトウェア RAID の設定 論理ボリュームマネージャの設定 ガイドによるパーティショニング パーティショニングについてのヘルプ IDE3 マスタ (hdc) - 15.0 GB IBM-DPTA-351500 基/論 15.0 GB 空き領域 IDE5 マスタ (hde) - 15.0 GB IBM-DPTA-351500 基/論 15.0 GB 空き領域 パーティションへの変更を元に戻す パーティショニングの終了とディスクへの変更の書き込み <戻る> |
| [!!] ディスクのパーティショニング |
| 空き領域の利用方法: 新しいパーティションの作成 ガイドによるパーティショニング シリンダ/ヘッダ/セクタの情報を表示 <戻る> |
| [!!] ディスクのパーティショニング |
| 利用可能な最大サイズは 15.0GB です。 ヒント:このパーティションで利用可能な空き領域を 20%(または 30% など )以上にするには、"20%"(または "30%" など)と指定します。最大許可サ イズのショートカットとして "max" を指定できます。 新しいパーティションのサイズ: 128M_________________________________________________________________ <戻る> |
| [!!] ディスクのパーティショニン |
| 新しいパーティションのタイプ 基本パーティション 論理パーティション <戻る> |
| [!!] ディスクのパーティショニング |
| 新しいパーティションを空き領域の先頭または末尾のいずれかに作成したいか 選択してください。 新しいパーティションの場所 先頭 末尾 <戻る> |
| [!!] ディスクのパーティショニング |
| IDE3 マスタ(hdc)のパーティション 1 を編集しています。このパーティシ ョンに既存のファイルシステムが見つかりませんでした。 パーティション設定: 利用方法: ext3 ジャーナリングファイルシステム マウントポイント: / マウントオプション: default ラベル: / 予約ブロック: 5% 典型的な利用方法: 標準 起動フラグ: オフ サイズ: 131.6 MB パーティションのセットアップを終了 ほかのパーティションからデータをコピー パーティションの削除 <戻る> |
ここで「RAID の物理ボリューム」を選択するのがポイント
| [!!] ディスクのパーティショニング |
| このパーティションの利用方法: ext3 ジャーナリングファイルシステム ext2 ジャーナリングファイルシステム ReiserFS ジャーナリングファイルシステム JFS ジャーナリングファイルシステム XFS ジャーナリングファイルシステム FAT16 ファイルシステム FAT32 ファイルシステム スワップ領域 LVM の物理ボリューム RAID の物理ボリューム パーティションを使わない <戻る> |
hdc、hdeともに設定が終わると以下のようになる。
ここから「ソフトウェア RAID の設定」を選択してRAIDボリュームの作成入る
| [!!] ディスクのパーティショニング |
| これはあなたの現在の設定済みパーティションとマウントポイントの概要で す。その設定(ファイルシステム、マウントポイントなど)を変更したいパ ーティション、新しいパーティションを追加するための空き領域、あるいは パーティションテーブルを初期化したいデバイスのいずれかを選択してくだ さい。 ソフトウェア RAID の設定 論理ボリュームマネージャの設定 ガイドによるパーティショニング パーティショニングについてのヘルプ IDE3 マスタ (hdc) - 15.0 GB IBM-DPTA-351500 1. 基本 131.6 MB ● raid 2. 基本 131.6 MB ↓● raid 3. 基本 14.8 GB ● raid IDE5 マスタ (hde) - 15.0 GB IBM-DPTA-351500 1. 基本 131.6 MB ● raid 2. 基本 131.6 MB ↓● raid 3. 基本 14.8 GB ● raid パーティションへの変更を元に戻す パーティショニングの終了とディスクへの変更の書き込み <戻る> |
| [!!] ディスクのパーティショニング |
| RAID を設定する前に、変更を記憶デバイスに書き込む必要があります。これ らの変更は元に戻せません。 RAID が設定されると、物理ボリュームを含むディスクのパーティションへの 追加の変更はできません。続ける前に、これらのディスクの現在のパーティ ショニング機構が満足のいくものかどうか確認してください。 以下のデバイスのパーティションテーブルが変更されます: IDE3 マスタ(hdc) IDE5 マスタ(hde) 記憶デバイスへの変更を書き込み、RAIDを設定しますか? <戻る> <はい> <いいえ> |
| [!!] ディスクのパーティショニング |
| これはマルチディスク(MD)とソフトウェア RAID の設定メニューです。 マルチディスクデバイスを設定する以下のアクションから 1 つを選択してく ださい。 マルチディスク設定アクション: MD デバイスの作成 MD デバイスの削除 完了 <戻る> |
| [!!] ディスクのパーティショニング |
| 作成したいマルチディスクデバイスのタイプを選択してください。 マルチディスクデバイスのタイプ: RAID0 RAID1 RAID5 キャンセル <戻る> |
| [!!] ディスクのパーティショニング |
| RAID1 アレイは、アクティブとスペアのパーティションの両方から成ります 。アクティブパーティションが通常利用され、スペアデバイスは 1 つ以上の アクティブデバイスに障害があったときのみ利用されます。 注意:この設定は後で変更することはできません。 RAID1 アレイのアクティブデバイスの数: 2____________________________________________________________________ <戻る> |
| [!!] ディスクのパーティショニ |
| RAID1 アレイはのスペアデバイスの数 RAID1 アレイのアクティブデバイスの数: 0____________________________________ <戻る> |
| [!!] ディスクのパーティショニング |
| 2 個のアクティブデバイスで RAID1 アレイを作成することを選びました。 アクティブデバイスとしてどのパーティションを利用するか選択してくださ い。きっかり 2 個のパーティションを選択する必要があります。 RAID1 マルチディスクデバイスのアクティブデバイス [*] /dev/ide/host1/bus0/target/lun0/part1 [ ] /dev/ide/host1/bus0/target/lun0/part2 [ ] /dev/ide/host1/bus0/target/lun0/part3 [*] /dev/ide/host2/bus0/target/lun0/part1 [ ] /dev/ide/host2/bus0/target/lun0/part2 [ ] /dev/ide/host2/bus0/target/lun0/part3 <戻る> <続ける> |
この段階でRAIDアレイの確保までは完了。(RAID1 デバイス 0〜3)。
次はファイルタイプやマウント先を決める為に、未設定のRAID1デバイス0〜3を準備選択して設定してゆく。
※注意:ここで、「RAID1 デバイス 0. - 131.5 MB ソフトウェア RAID デバイス」等の行を選択すると当該デバイスの領域を空らにする選択肢がでる。これで空らにした場合、その後の領域確保画面がちょっと様相が変わり「起動フラグ」のオン/オフが選択可能な画面が出る場合がある。そこで領域を確保した場合、なぜか次に領域の初期化に進んだ際に失敗する。以下のように「1.
131.5MB」等のところをハイライトして領域確保しなおせば回避できる。
| [!!] ディスクのパーティショニング |
| これはあなたの現在の設定済みパーティションとマウントポイントの概要で す。その設定(ファイルシステム、マウントポイントなど)を変更したいパ ーティション、新しいパーティションを追加するための空き領域、あるいは パーティションテーブルを初期化したいデバイスのいずれかを選択してくだ さい。 ソフトウェア RAID の設定 論理ボリュームマネージャの設定 ガイドによるパーティショニング パーティショニングについてのヘルプ IDE3 マスタ (hdc) - 15.0 GB IBM-DPTA-351500 1. 基本 131.6 MB ● raid 2. 基本 131.6 MB ↓● raid 3. 基本 14.8 GB ● raid IDE5 マスタ (hde) - 15.0 GB IBM-DPTA-351500 1. 基本 131.6 MB ● raid 2. 基本 131.6 MB ↓● raid 3. 基本 14.8 GB ● raid RAID1 デバイス 0. - 131.5 MB ソフトウェア RAID デバイス 1. 131.5MB RAID1 デバイス 1. - 131.5 MB ソフトウェア RAID デバイス 1. 131.5MB RAID1 デバイス 2. - 14.8 GB ソフトウェア RAID デバイス 1. 14.6GB パーティションへの変更を元に戻す パーティショニングの終了とディスクへの変更の書き込み <戻る> |
| [!!] ディスクのパーティショニング |
| RAID1 デバイス 0. のパーティション 1 を編集しています。このパーティシ ョンに既存のファイルシステムがみつかりませんでした。 パーティション設定: 利用方法: 利用しない サイズ: 131.5MB パーティションのセットアップを終了 ほかのパーティションからデータをコピー パーティションの削除 <戻る> |
| [!!] ディスクのパーティショニング |
| このパーティションの利用方法: ext3 ジャーナリングファイルシステム ext2 ジャーナリングファイルシステム ReiserFS ジャーナリングファイルシステム JFS ジャーナリングファイルシステム XFS ジャーナリングファイルシステム FAT16 ファイルシステム FAT32 ファイルシステム スワップ領域 LVM の物理ボリューム RAID の物理ボリューム パーティションを使わない <戻る> |
| [!!] ディスクのパーティショニング |
| これはあなたの現在の設定済みパーティションとマウントポイントの概要で す。その設定(ファイルシステム、マウントポイントなど)を変更したいパ ーティション、新しいパーティションを追加するための空き領域、あるいは パーティションテーブルを初期化したいデバイスのいずれかを選択してくだ さい。 2. 基本 131.6 MB ↓● raid 3. 基本 14.8 GB ● raid IDE5 マスタ (hde) - 15.0 GB IBM-DPTA-351500 1. 基本 131.6 MB ● raid 2. 基本 131.6 MB ↓● raid 3. 基本 14.8 GB ● raid RAID1 デバイス 0. - 131.5 MB ソフトウェア RAID デバイス 1. 131.5MB ○ スワップ スワップ RAID1 デバイス 1. - 131.5 MB ソフトウェア RAID デバイス 1. 131.5MB ○ ext3 /boot RAID1 デバイス 2. - 14.8 GB ソフトウェア RAID デバイス 1. 14.6GB ○ ext3 / パーティションへの変更を元に戻す パーティショニングの終了とディスクへの変更の書き込み <戻る> |
| [!!] ディスクのパーティショニング |
| 続けると、パーティションテーブルのすべての変更はディスクに書き込まれ ます。 *警告*:これは、パーティションを初期化するのと同様に、削除するとした パーティションのすべてのデータを破壊します。 以下のパーティションは初期化されます: RAID1 デバイス 0. のパーティション 1 をスワップに RAID1 デバイス 1. のパーティション 1 を ext3 に RAID1 デバイス 2. のパーティション 1 を ext3 に ディスクに変更を書き込みますか? <戻る> <はい> <いいえ> |
参考までに他のRAID設定のパーティションのきり方の例を以下に記述。
「パーティション設定について」で書いた通り今のところカーネルイメージの格納先(debianなら/boot)をRAID0で領域確保するとうまくいかない。
なので /boot だけはRAID1でRAIDアレイを確保、他をRAID0で確保する形にすれば一応可能。
※もしくは/boot はRAIDアレイにせず普通にext3で確保しても良い。
物理デバイス設定
| デバイス名 | デバイス | 基/論 | 領域容量 | 利用方法 | 起動フラグ |
| hdc(IDE3) | DPTA-351500 | 1.基本 | 128MB | RAIDの物理ボリューム | オフ |
| 2.基本 | 128MB | RAIDの物理ボリューム | オン | ||
| 3.基本 | 14.8GB | RAIDの物理ボリューム | オフ | ||
| hde(IDE5) | DPTA-351500 | 1.基本 | 128MB | RAIDの物理ボリューム | オフ |
| 2.基本 | 128MB | RAIDの物理ボリューム | オン | ||
| 3.基本 | 14.8GB | RAIDの物理ボリューム | オフ |
RAIDアレイ設定
| デバイス名 | デバイス | 基/論 | 領域容量 | 利用方法 | マウントポイント |
| md0 | RAID0 デバイス1 | 1.基本 | 128MB | swap | なし |
| md1 | RAID1 デバイス2 | 2.基本 | 128MB | ext3 | /boot |
| md2 | RAID0 デバイス3 | 3.基本 | 14.8GB | ext3 | / |
インストール時点でのRAID5化は今のところうまくいかず諦めた。
/boot はRAID1に設定しているにもかかわらずカーネルイメージのパッケージインストールの82%付近で長時間待たされた後に必ず失敗する。
HDDドライブ全てのパーティションがRAID1設定ならうまくいくのに、RAID1、RAID5混在等にすると失敗する感じ。
インストール後に別なHDDドライブをRAID5化するのはできるのかもしれないが・・・。
この設定はダメ元で一応試してみたもの。/boot がRAID5なので多分うまくいかない。
フォーマットは通る。「ベースシステムのインストール」でカーネルパッケージ「kernel-image-2.4-686」の82%付近でエラーで中断する。この時エラーになるまでかなり長時間処理している。
物理デバイス設定
| デバイス名 | デバイス | 基/論 | 領域容量 | 利用方法 | 起動フラグ | 備考 | |
| hdc(IDE3) | DPTA-351500 | 1.基本 | 128MB | RAIDの物理ボリューム | オフ | swap | ABIT-BP6 on board HPT366 Primary |
| 2.基本 | 128MB | RAIDの物理ボリューム | オン | /boot | |||
| 3.基本 | 14.8GB | RAIDの物理ボリューム | オフ | / | |||
| hde(IDE5) | DJNA-351500 | 1.基本 | 128MB | RAIDの物理ボリューム | オフ | swap | ABIT-BP6 on board HPT366 Secondary |
| 2.基本 | 128MB | RAIDの物理ボリューム | オン | /boot | |||
| 3.基本 | 15.1GB | RAIDの物理ボリューム | オフ | / | |||
| hdg(IDE6) | DPTA-351500 | 1.基本 | 128MB | RAIDの物理ボリューム | オフ | swap | Fasttar66 SPAN 1+0 PDC20262 Primary |
| 2.基本 | 128MB | RAIDの物理ボリューム | オン | /boot | |||
| 3.基本 | 14.8GB | RAIDの物理ボリューム | オフ | / | |||
| hdi(IDE9) | DPTA-351500 | 1.基本 | 128MB | RAIDの物理ボリューム | オフ | swap | Fasttar66 SPAN 1+0 PDC20262 Secondary |
| 2.基本 | 128MB | RAIDの物理ボリューム | オン | /boot | |||
| 3.基本 | 14.8GB | RAIDの物理ボリューム | オフ | / |
RAIDアレイ設定
| デバイス名 | デバイス | 基/論 | 領域容量 | 利用方法 | マウントポイント |
| md0 | RAID5 デバイス1 | 1.基本 | 394.4MB | swap | なし |
| md1 | RAID5 デバイス2 | 2.基本 | 394.6MB | ext3 | /boot |
| md2 | RAID5 デバイス3 | 3.基本 | 44.3GB | ext3 | / |
/boot のみRAID1に設定。フォーマットは通る。「ベースシステムのインストール」でカーネルパッケージ「kernel-image-2.4-686」の82%付近でエラーで中断する。この時エラーになるまでかなり長時間処理している。
物理デバイス設定
| デバイス名 | デバイス | 基/論 | 領域容量 | 利用方法 | 起動フラグ | アレイ先 | 備考 |
| hdc(IDE3) | DPTA-351500 | 1.基本 | 128MB | RAIDの物理ボリューム | オン | /boot | ABIT-BP6 on board HPT366 Primary |
| 2.基本 | 128MB | RAIDの物理ボリューム | オフ | swap | |||
| 3.基本 | 14.8GB | RAIDの物理ボリューム | オフ | / | |||
| hde(IDE5) | DJNA-351500 | 1.基本 | 128MB | RAIDの物理ボリューム | オン | /boot | ABIT-BP6 on board HPT366 Secondary |
| 2.基本 | 128MB | RAIDの物理ボリューム | オフ | swap | |||
| 3.基本 | 15.1GB | RAIDの物理ボリューム | オフ | / | |||
| hdg(IDE6) | DPTA-351500 | 1.基本 | 128MB | RAIDの物理ボリューム | オフ | swap | Fasttar66 SPAN 1+0 PDC20262 Primary |
| 2.基本 | 128MB | RAIDの物理ボリューム | オフ | / | |||
| hdi(IDE9) | DPTA-351500 | 1.基本 | 128MB | RAIDの物理ボリューム | オフ | swap | Fasttar66 SPAN 1+0 PDC20262 Secondary |
| 2.基本 | 128MB | RAIDの物理ボリューム | オフ | / |
RAIDアレイ設定
| デバイス名 | デバイス | 基/論 | 領域容量 | 利用方法 | マウントポイント |
| md0 | RAID1 デバイス1 | 1.基本 | 128MB | ext3 | /boot |
| md1 | RAID5 デバイス2 | 2.基本 | 394.6MB | swap | swap |
| md2 | RAID5 デバイス3 | 3.基本 | 44.3GB | ext3 | / |
追記2007.1.28:
RAID1でインストール後デバイスファイルを見てみるとデフォルトではデバイスファイルが/dev/hdhまでしか作られていなかった。
RAID5インストール時点では/dev/hdi も使用していたので何か関係があるかもしれない?
追記2007.1.29:
RAID5 の構成物理ボリュームを /dev/hdh まででのデバイスで構成すればインストールは成功した。やはり何かデバイスファイルがらみでdebianインストーラが〜/dev/hdh までしか想定していない可能性はありそうだ。
RAID5でのインストールはRAID1よりも時間がかかるので不安ならALT+F3で状況確認や、ALT+F2で ログやプロセスを確認してみれば良い。
debianインストーラ debian-31r4-i386-businesscard.iso を用いた場合ディスクアレイのデバイス名がhda〜hdh の範囲外だとRAID構築がうまくいかない結果が何度も見られた。
hda〜hdh の範囲内であればRAID5でもインストーラから構築に成功した。(制約上カーネルイメージ格納先の /boot だけは非RAIDかRAID1にする必要はある)
普通アクセス効率を考えるとRAIDアレイは各IDEコネクタに1台装着することになる為ハード構成によってはどうしてもhdh以降にデバイス名が振られてしまう可能性がある。
やや強引な回避策としてはとりあえず hdh より後ろにアサインされてしまうHDDドライブを hdh以前のどこか空いているスレーブに装着してインストールしてしまう。
例えば4台のHDDでRAID5としてインストールしたい場合、
hdc,hde,hdg,hdi という状況があるとしたら、
hdc,hde,hdg,hgh としてとりあえずインストールしてしまう。
後から hgh を hgi のコネクタに付け替えてリビルドしてしまうという手。
どうもRAIDアレイの構成台数だけは後から変更できないようなのでとにかく4台でいったんインストールしてしてしまう。
Linuxシステムのインストールが完了した後に一度電源を切り、hghのHDDをhgiのコネクタに付け替えて起動する。
するとRAID5なので1台欠損でも3台で起動はできる。
(この時もしも/dev/hdi デバイスファイル名がなければ手動で作成すること。参考:デバイスファイルの作成の仕方)
/dev/hdi1 をRAID5のmdデバイスにhotaddする。
(/dev/hdi1には予めRAID5のアレイにできる容量で ファイルタイプautodetect(0xfd)のボリュームがあること)
RAID5のmdボリュームが/dev/md1 の場合に /dev/hdi1 をRAIDアレイとして追加する例
# mdadm --manage /dev/md1 --add /dev/hdi1
これで自動でリビルドが始まるので、以下で確認する。
# cat /proc/mdstat
上記でリビルド状況が見れる。およそのリビルド残時間なども表示される。
リビルドが完了すれば、当初の目的通りの、
hdc,hde,hdg,hdi という状況でも稼動になる。
面倒だがこれなら理論上 hdc〜hdh の6台までのRAID5をインストール時点で構築可能になる。その後別なコネクタに移したいのなら1台ずつ移動&リビルドを繰り返すことになる・・・。
インストール後にRAID5を構築するならこんな面倒はいらないのだが・・・。
ともかくこれでインストールから / 等のLinuxシステム格納先のディレクトリ群もRAID5化できることがわかった。再度付け加えておくがRAID1よりもRAID5でのインストールはやや時間がかかるので気長にやった方が良い。