
故障といっても大したことがなく、スタイラスがゆるくてすぐ出てきてしまうのと、 CF スロットの片方の支柱がなくなっていてガタついてしまうという程度だったのですが、 日本 HP ではいわゆる「修理」ができず、 スタイラスに至っては補修部品としてすら在庫がなく、すべての修理は 「交換修理」となるとのことでした。 つまり不良な本体を HP がひきとって、良品の本体を代わりに返すという対応です。 また、 もうすでに「交換修理」用の本体も在庫が少なくなっているとのことでした。
残念ながら sigmarion III では jornada 720の代わりにならなかった ことや、今の生活では jornada 720 のようなキーボードマシンがまだまだ必要であることから修理に踏みきりました。
オークションで中古を入手するという手もあったとは思うのですが、通常の中 古品で 25,000円程度、超美品で 35,000円程度で取り引きされていましたので、 修理価格はある程度納得が行くものだったと思います。
しかし、今回は新品交換で対応できたから良いものの、 次に故障したときがとても不安です。 2001年1月に、 それまで使っていた Cassiopeia A-51 から乗り換えてほぼ 4 年。あと 4 年はもつとして、 2009年にはどのような環境を使っていることでしょう? 2001年に jornada 720 に乗り換えたときは、より速い CPU、 より薄く軽い筐体、 反射型の TFT 液晶へと進化していくと思っていましたが、 残念ながら期待は外れてしまいました。
発売から 4 年経った今でも、私にとっては Best Handheld PC は jornada 720 なのです。 大切に使っていきたいと思います。
もちろん Mio 以外にもテスト用に Pocket PC は多数所有しており、 それぞれ時として(たとえば雨がちの日は GFORT を持ち歩くなど) セカンダリ Pocket PC として使用したりしていたわけですが、 それらの Pocket PC はあくまで「テスト用」に手に入れたわけであり、 たまたまテスト用に買っていたものをサブマシンとして使用していたに過ぎません。
今回の購入はまさしくサブマシンとして使用するのが目的であり、 テスト用として買ったものをサブ使用しているわけではないところが大きく異なります。
それはもちろん GPS がついているからなわけですが、この GPS、 かなり役に立ちますね〜。気に入りました。
アメリカに行った折も、Microsoft の Pocket Streets ($24.95) を利用してなんとか迷子にならずに車を運転することができましたし、 日本では、同梱のカーマウンタでカーナビ代わりに使っています。 通の人は別の地図ソフトを利用したりするようですが、 同梱の PocketMappleDigital のベクタマップ(拡大縮小回転可能な地図)の美しさが抜きん出ているので、 自分は PocketMappleDigital を愛用しています。 PocketMappleDigital は音声ナビはしてくれませんが、 車を運転していて一番困るのは自分の位置がわからなくなることなので、 それが解消されるのは便利です。
また、通った道路を記録できるので、 一通り走った後、部屋に持ち帰り今日の行動を振り返ったりもできます。その際、 「あ〜、ここにはこんなものがあったんだっけ」 と思えば、その地点にメモを記録しておくこともでき、なかなか楽しいです。
欧米では、 日本型のカーナビを車につけちゃうと窓ガラスが叩き割られて盗まれたりするようで、 PDA に GPS がついたものがかなり人気のようです。最近愛読している Pocket PC Magazine の APR/MAY 2004 号でも、Bluetooth GPS の比較記事が載っていたり、 「便利なソフト」記事には GPS ナビソフトが出てくるなど、 Pocket PC + GPS 関連の記事の露出が結構多いです。
その Pocket PC Magazine の JUN/JUL 2004 号では、 Mio 168 の紹介記事が掲載されていて、 末尾の方に「もちろん GPS 受信機とソフトを普通の Pocket PC に追加して同様のことはできる。しかし、それをするには Pocket PC に加えて 追加で $300〜$450 かかる。 $499 ですべて入っている Mio 168 はまさにお買い得と言えよう」 というくだりがあるのですが、日本では $100 安い約 4 万円で、 ますますお買い得です。 まあこれは、 英語版等は音声ガイドもやってくれるナビソフトがついているのに対して、 日本語版ではついていないということから、 多分、メーカが日本価格をおさえたんだと思いますが...。
ところで、セカンダリ Pocket PC として Mio 168 をこの一ヶ月間使ってきて感じたことを参考までにあげておきます。
Mio 168 を買ったおかげで、プライマリ Pocket PC の h4150 でも GPS が使いたい気持ちがちょっとわき起こっておりまして、 Bluetooth GPS が欲しいな、と思ったりしております。 が、Bluetooth GPS は 3 万円ぐらいしますし、 根が貧乏性なので、そのうちその気持ちはおさまるものと思います。
いずれにせよ、Mio 168 は買って結構満足した製品でした。
240×240や480×480のような正方形スクリーンはキーボードつき Pocket PC を、従来の Pocket PC のサイズに収めるためのモノと思われます。おそらく右図のような Pocket PC が出てくるということなのでしょう。
で、なんで「わくわく」なのかというと、いろいろな形状の Pocket PC が出てくる予感がするからなのですよ。いろいろ出てきて、 市場がにぎわえば、 それは選択の幅が広がることにつながるではないですか!
ハードの選択が増えるのとは別に、 Windows Mobile 2003 SE Pocket PC 自身で追加される機能で楽しみにしているものがあります。 それは PIE のワンコラム表示機能の追加です。 テーブルなどで複数のコラムになってる部分は縦にずら〜っと伸ばして表示してしまう機能です。
自分は、読み応えのあるページを Pocket PC に自動的に同期されるフォルダに保存して、 電車の中などで読んだりしているのですが、 PIE でははみ出てしまうページが結構あるのですよ(特にケータイ Watch ははみ出るページ多いです。 「ケータイ」モノにはやさしくないページですよね〜)。 で、そんなときは、全テキストをコピーして、 自作のテキストビューア (自分が良ければいいって感じの最低限の機能しかなく恥ずかしいので未公開) にペーストして読んでいたのです。 そのコピペの手間が省けると思うと期待が膨らみます。
で、Windows Mobile 2003 SE Pocket PC ですが、 iPAQ Abilities のレビュー記事 によると、 iPAQ の h2200 シリーズより上位の機種は米国方面では ROM アップグレードがあるみたいじゃないですか。 ということは、 私の iPAQ h4150 もアップグレードできる可能性がありますね!楽しみです〜。
でも、昨年9月にも書いた ように、hp さん、各国では ROM アップグレードを提供しておいて、 平気で日本だけやらないって前科があるからな〜。 すみませんが、今度は ROM アップグレードの提供、よろしくお願いしますね〜 > hp さん。
しかし、Windows Mobile 2003 SE がこの時期に出たのは、 東芝の e800 や iPAQ h4350、はたまた Motrola MPx がマイクロソフトに挑戦状をたたきつけたのが効いたんじゃないかと思います。 「ほらほら、 こんなハードを作っちゃったよもう。OS がサポートしないでどうすんの?」 みたいな。ちなみに h4350 は SE じゃなくてもちゃんとサポートされていますが、 「こんなに縦長になっちゃったらカッコ悪いでしょ」 と暗黙に主張していたわけですね。いや、本当は暗黙じゃなくて、hp の人が 「いや〜、マイクロソフトさん、これ、 もっと売るためにはなんとか縦を短くしたいんですが、 画面の縦のサイズを縮められませんか?」と声に出して言ったんだとは思いますが...。
しかし、東芝がこれらのメーカーの中に入っていたのはうれしいですね。 以前カシオが日本初の Windows CE マシンである A-51 を出すときに、 「どうしてもカードスロットは PC カードと CF の 2 つ必要だ」 と主張して、当初 1 スロットしかサポートしない予定だった Windows CE 1.0 が 2 スロットをサポートしたという逸話がありますが、 そのときのカシオの気概に似たものを東芝に感じました。
それからですね〜、実は Pocket PC だけじゃなくて、 Smartphone も変わっているんですよ。というのは従来の Smartphone は画面の解像度が 176×220 とかだったんですね。日本のケータイはすでに QVGA (240×320)だったりするので「とてもいまさらどこも MS の Smartphone なんか 採用してくれないでしょ」とあきらめかけていたのですが、 Windows Mobile 2003 SE により QVGA がサポートされちゃったじゃないですか。 これ、実は日本サイドからの要求で、そろそろどこかのキャリアが Windows Mobile Smartphone を出すんじゃないかとひそかにわくわくしています。 出れば必ず買いますので、出してくださいね〜 > キャリアさま。
ところで、Tillanosoft のソフトですが、Windows Mobile 2003 SE 側に結構大きな変更があって、 SmallMenu や ProgramMenu は v3.12 以前のものは Windows Mobile 2003 SE 上ではうまく動かないんですよ〜。 これは、次のバージョンアップで修正予定です。 そのほかのソフトも順次動作確認したいと思います。
10月に買ったのは、 ラスベガスで開催された Pocket PC Summit に持っていって珍しがってもらおうと思っていたからなのですが、 会場では残念ながらまったくもって珍しがってもらえませんでした。 が、サミットとは全く関係無く立ち寄った スタバ で、 お店で働いていた 60 歳ぐらいの男性から、 「ずいぶん小さいけど、それって PC?」とか、「アメリカで売ってるの?」 とか、「日本から取り寄せられるの?」 とか、非常に興味を持ってもらえたのでよしとしましょう。
ところで、今井は雑誌記事執筆の関係で、 発売前の昨年のゴールデンウィークに sig3 を一週間ほどお借りしていたのですが、 残念ながら前期待とは裏腹にあまりしっくりきていなかったのです。 sig3 の暫定対応のページ で「ケンカしたり」と書いたのは、 実はしっくりきていなかったことを指していたわけです。 そういうわけで購入するのが 10 月まで延びてしまったのですが、 買ってみたら買ってみたで、やはりしっくりこないでしまいました。
結論を言いますと、キーボード付き CE マシンのメイン機は、 元の jornada 720 に戻ってしまっております。
sigmarion III 購入にあたっての事前研究 でも「はたして自分は sig3 に乗り換えるのだろうか?」 と不安を述べているわけですが、乗り換えを断念した理由は、 今思い出してみて重要な順番に並べると以下のようになります。
特に右シフトがなく、 そのあたりを押すと上矢印キーに触ってしまったりすることや、 特殊記号の位置などがどうしてもなじめませんでした。 キーボードには「慣れ」という側面もあるのですが、 それは大きさや感触の話であって、 配列はそうもいかないというのが今井の持論です。 というのは、いろいろな作業をする中には PC も触るわけで、 つまり sig3 のキーボードだけに触っているわけにはいかないわけで、 そんな状況で sig3 のキーボードに慣れ切ることは無理なんじゃないかと思うんですね。
個々のキーピッチを確保するために変則配列になっていると思うのですが、 キーピッチが狭いのはそれほど問題とならないことが Libretto 20, Cassiopeia A-51, jornada 720 などで(自分としては)実証されております。 でも、 配列が変則的なものについてはどうしても慣れることができないというのが結論です (そういえば NEC はモバイルギアの CE 1.0 機でも右シフトを省略してたな〜)。
しかも、sig3 のキーピッチ、せっかく変則配列にしてある割には jornada 720 とほとんど変わりませんしね。 キーボードの金型を作り直すのにお金がかかるという事情があるらしいのですが、 それなら、キーボードの部品を hp から買ってきてはどうでしょうか?と思います。
sig3 は筐体の大きさに比べて画面が小さく、額縁部分がとても広いんです。 ドコモのポケットボードではありがちなので、 その一環なんだとは思うのですが、 高い解像度とあいまって文字が小さくなってしまいます。 また、文字を大きくして見やすくしようと思っても、 大きくすると字形が崩れたりしてどうもしっくりこないのですよ。
ちなみに sig3 の画面のドットピッチ(1画素当たりの幅)は 0.14mm しかありません。 jornada 720 や sigmarion II のドットピッチが 0.23mm で、 Windows が基準としている 96dpi はドットピッチ 0.26mm なのですが、 これほどドットピッチが異なってくると、アイコンやフォントなどの GUI 部品を設計しなおさないとつらいものがあるんじゃないかと思います。
画面が小さすぎる以外にも、「画面の表面がツルピカで電車の中で映り込みが激しい」 ことと「液晶の貼り付け方が通常と異なり、 左右方向に視野角が狭い貼り方となっている」のが気になりました。 特に液晶の貼り方はかなり気になりましたね〜。 左右方向に視野角が狭いために、 右目と左目の視差により、 右目に飛び込む色と左目に飛び込む色に違いが生じてしまうのです。 で、白や黒であれば気にならないのですが、 中間色のアイコンなどがビカビカして見えてしまうのです (右目と左目で違うものを見ているのに同じものを見てると認識しようと無理をしているような感じです。脳が疲れる気がします)。
実はカシオの l'agenda なんかも左右に視野角が狭い液晶の貼り方なんですよね (ポケットポストペットと同じ液晶を流用したとのことです)。 その他にも初代のカラー Palm なんかもそうだった記憶があります。 この貼り方って私以外の方って気にしないんですかね〜? 個人的にはとても気になるんですけどね。
と、思いました。パスワードつきの pxl ファイルをいくつか持っているのが原因です。 一緒に持ち歩いている Pocket PC で開いたり、自宅に置いておいた jornada 720 で開くようにしていたのですが、 持ち歩いているキーボードマシンで開けないのはやはり不便でした。
ふたを閉じたときの形状や、jornada 720 よりも軽いことはとても良かったんですけどね〜。 結局今井のところでは sig3 はテスト機あつかいとなりました。
昨年の 6/29 にご報告した ように HP は jornada 720 シリーズを非継続にしていますし、 H/PC の将来は暗いですね〜。
どなたか、SD カードスロットのみ搭載で良いので、 jornada 720 のタテヨコサイズで、 厚さ 2cm 以内で、 反射型か半透過型 TFT のハーフ VGA 液晶搭載で、 jornada 720 と同じ品質のキーボードを備えて、 Bluetooth と無線 LAN 内蔵で 300g ぐらいの H/PC を出してくれませんかね〜。 10万円ぐらいなら間違いなく買うのですが。 iPAQ h4350 ベースで作れませんか? → hp さん。 Windows CE.NET の画面回転機構を組み込んで、 縦長にすると Pocket PC ソフトが動くようにすれば結構ヒットするのでは?
iPAQ h4150 購入 2/16個人的には、 メインマシンとして利用する電器製品はファーストロットを避けるのが常なのですが、 iPAQ に関してはどうしても発売後すぐに買ってしまいます。 h1900 シリーズはキャンペーン価格が設定されていましたし、 アメリカですでに販売しているという安心感があるせいかもしれませんね (とは言え、実は iPAQ h3630 では、急いで買ってしまったおかげで、 アメリカでかなり騒ぎになった、 液晶に細かいガラスのくずが入ったものを買わされてしまったわけです... ガラスのくず、バックライトをつけるとキラキラしてキレイでしたけどね)。
それにしても 今井がお願いしていた とおり、$1=100円換算で出ましたね。 hpに拍手〜〜。パチパチパチ。
で、買って1週間の感想ですが、良いです。ベリーナイスです。
キーボードレスの CE マシンは、Cassiopeia E-55 (1999年7月購入) → iPAQ h3630 (2001年4月購入) → PocketGear (2003年2月購入) → iPAQ h1920 (2003年6月購入) → iPAQ h1937 (2003年9月購入) と変遷してきましたが、 とうとう究極のモノにたどり着いた気がします。 ここ1年、メイン Pocket PC がコロコロ変わっていたのですが、 根が貧乏症なこともありこの先はしばらく h4150 で過ごすことになると思います。 PocketGear 以来、Pocket PC はポータブルオーディオ代わりになってますので大容量メモリが使える CF スロットには多少の未練はあるんですけどね。 CF スロットへの未練以外は、(h4150 には Bluetooth も無線 LAN も組み込まれているので)、 特にもう望むこともないって感じです。Bluetooth や無線 LAN のハンドリングも良好です。 Bluetooth を備えたパルディオ 633S も、また活躍するようになってきました。
念のため、素晴らしい点を挙げておくと:
かなり満足していますので、次に Pocket PC を買いなおすのは Pocket PC 2003 の次 (開発コード Magneto)が出た頃になるでしょう。
ところで、h1900 シリーズでオプションのクレードルを買ってしまった方、 h4150 で使えるかが気になっていることと思います。 で、h1900 シリーズのクレードルですが、残念ながら h4150 には利用できません。 ちなみに h1900 シリーズに同梱される同期ケーブルは使えます。
というのは、h4150 のコネクタは h1900 のコネクタと向きが 180°違うのです。いや、 どちらかというと h1900 シリーズの方がひねってあると言った方が良いらしいです。
「なんで h1900 シリーズはコネクタの向きが逆なのか?」 は昨年 10 月にラスベガスで開催された Pocket PC Summit に参加した 際に、実は hp の係の人に確認済みなのですよ。そのときすでに h1900 シリーズ用のクレードルを購入済みでしたし。
で、その理由は、「h1900 シリーズはシリアルインタフェースを備えていないから」 だそうです。 そうなんですね。h1900 シリーズはコストを下げるためにシリアルインタフェースがついていないんですね。 そういうことで、コネクタの形状は同じでもシリアル接続を利用した機器がつなげられないのです。
コネクタの形自体は同じなので、向きも同じ向きでつけちゃうと、 シリアルインタフェースを利用するキーボードなどのオプションが物理的には接続できてしまうのに動かないってことになるわけで、 「つながるけど使えないけどなんでなんだよ?」 という質問が hp に大量に寄せられてしまうのは想像に難くありません。
そういうわけで、残念ながら h1900 シリーズのクレードルは使えないのですよ。 同期ケーブルはクルっとひねればつけられるんですけどね。
あ〜、でも h1900 シリーズのクレードルの方がかわいくて好きなんですけどね〜。 h4150 のクレードルはちょっとゴツいです。
ところで、今井はオフライン Web アクセスをよくするのですが、h1937 の PIE はよくフリーズしていたのに対して、h4150 では今のところフリーズしていません。 Pocket PC 2002 までの PIE もそれほどフリーズしていなかったので 「Pocket PC 2003 の PIE は品質が落ちたな〜」と思っていたのですが、 その問題はこっそり修正されているのかもしれませんね。Pocket PC のバージョンも、 同じ Pocket PC 2003 と言いながら、h1937 では 4.20.1081 (Build 13100) だったのが、 h4150 では 4.20.0 (Build 13252) になっていますし。