| NEC Lavie LC50H34DA1
(症状) フォーマットまでしか復旧できない |
1.まずは、通常のリカバリー処理を行ってみてどこで問題が起きているのかを推測します。
外観的には、POWERボタンが、中で遊んでいて、「num LOCK」キーが外れている。(実は、このnum
lock」キーが外れていることがキーボード不良を直すのに役立ったのだが・・・)
とりあえず電源は入るので、起動フロッピーディスク(以下FD)で立ち上げてみると、早速問題が・・・・
「ピー」という音が鳴り続き、何かキーを押さないとけたたましいおとが鳴り続けます。
この時点で、キーボードの不良が起こっていると考えられます。デスクトップであればキーボード交換すればいいんですがノートなので気軽に交換っていうのもちと難しいし・・・。デスクトップならまだしもノートはばらしたことないし・・・・
と、一通りバックアップの流れに身を委ねます。
すると、「フォーマット」の次の「ファイルの復元」に進めません。
前回の救助経験から、ハードディスク検査を行います。付属の起動ディスク(Win98SE)にはscandiskコマンドがないのとWin2KのCHKDSKのほうが信頼性高いので、Windows2000Proの起動ディスクからコンソールを選択して、CHKDSK /Rを実行します。
すると、HDDは至って健康体。ありゃ・・・。CD-ROMかな?(起動時には認識していたので疑っていませんでしたが・・・)
再度起動ディスクからシステムを起動。起動したらF3キーで復元メニューを終了。するとCD-ROMドライバが組み込まれた状態でのDOS状態になります。
この状態で、CD-ROMに割当てられたドライブレターはQなので、Qドライブをカレントの状態にして。dirを実行してQドライブの内容を表示させてみる→失敗する・・・・。
CD-ROMが壊れているか、IDEインターフェースが壊れている可能性。ただし、キーボードの不良も気になるのでマザーボードの破損の線やCMOSがいかれた可能性もある。
お金がかからない順に実行してみることにします。
1.CMOSをクリアしてみる・・・。
デスクトップでは、具合が悪くなったときに最初に行う作業。ジャンパーピンの設定を替えてCMOSの内容をクリアしますが、メーカーPCの場合その方法すらマニュアルに出ていないケースが多い。前回のデスクトップパソコンのレスキューの時は、マザーボード上のリチウムバックアップ電池をはずすことによってCMOSのバックアップ内容を消して対処しましたが、ノートの場合そこに行き着くまで結構な努力が・・・・
リチウム電池はどこにあるのだろう・・・・。
2.キーボード不良
キーがずっと押されつづける状態なので、接点がショートしているのだろう。原因は分解してみないとわからない。手の届く範囲で掃除しても改善しない(当然のことか・・・)
どちらにしてもノートパソコンを分解してみないと作業着手すらできない・・・。ノートパソコンの場合、やり方を間違えると不用意にプラスチックのツメを折ったりしして、二次災害を招く恐れがあるのちと怖いが、まずは、裏側にあるネジをすべてはずしてみる。
う〜ん。ぷかぷかするものの分解には至らず・・・。
ここで情報収集を、GoogleでNEC Lavieの分解を手がけているHPを探すと、結構良質な情報があるではありませんか・・・。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~oh_lavie/index.htm
ふむふむ。キーボード側からはずすのね〜。
まずは電源ボタンの脇とその反対側のネジをはずし、キーボード上部のパネルをはずします。
液晶の下左右のヒンジ下のネジをはずし、スイッチパネルをはずした様子。 左側に置いたスイッチパネルの一番上のPOWERボタンが外れているのがわかる。
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キーボードは、ネジ止めなどされていない。液晶側からフィルムケーブルが延びているので、画像のように持ち上げることしかできない。 (電源ケーブル右に見えるのは、お化けではなく、すでに就寝中の愚息の足みたいだ テーブルの下で寝るのがお気に入りなので・・・)
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| 黒いフィルムを取ると、熱伝導判が出てくる。このアルミ板でCPUの発熱を抑える仕組みだ。
これは4つのネジをはずすと取りはずせる。 |
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キーボードのコネクタをはずしたところ。 これでキーボードの本格掃除が可能です。 ネットで検索してみると、キーボードの水洗いまでしているケースもあるようだが接点を掃除しても駄目ならそこまでしてみようかと思います。 |
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| Bios起動画面で確認してみると、どうやらEscキーが押されつづけているようで、「保存しないで終了しますか」のメッセージが出たり消えたりしている・・。
Escキーがいかれると、初期状態で大変困るのねん・・・。 |
キーボードをはずしたところ。 Num Lockが外れていて最初は困惑しましたが、あとでそれが役立つことになった。 Num Lockキーを元に戻そうと何気なく引っ掛けて軽く押したら元に戻った・。 結構簡単に戻るのね。でもはずすの方法を間違えたら、プラスチック部品だけに折れたらもう終わりで使えなくなる。 自分のものでないだけに、ちと緊張・・・。 |
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キーボードのアップ。 キーボード裏面からキートップごとにあいている3つの穴のうち、下側2つから、精密ドライバーのマイナスでキートップの抑えを押してやるとキートップが外れました。 かなりほこりがあるが、このほこりは大して問題でなく、この裏側の接点に何か問題が起きているはず・・・。 |
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「Esc」キーの当たりのフィルム基盤あたりでジュース類をこぼしたとおぼしきあとを発見。 キーは接点+薄いフィルム+接点でキーが押されたときに信号が流れる仕組みだが、ジュース類で接点同士が接着されてしまったのだろう。 早速、接点付近を綿棒でクリーニング。 しかし、部分的クリーニングでは、こんどは、Escが押されにくくなってしまいました。 しばらく押しつづけて初めてEscが押される状態。どうやら接点がいかれたようだ・・・。 うーん困った。
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なので、キーボードのフィルム基盤の水洗いを決意。 キートップを丁寧にはずしていく。 戻すときに考えずに戻せるように、順番に並べて置いて置く。
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| この フィルム基盤を水洗いして乾燥させます。
フィルム基盤は、3層構造です。フィルム基盤は、3個所熱圧着してある個所があるためバラバラになりません。
水洗いして密着してある部分があるため、毛細管現象で水分がその部分から広がり、乾きにくいです。 なので、指で出来る限り開きながら、ドライヤーのCOLDで送風して乾かします。そのまま置いておいたら、2〜3日は乾燥に時間がかかりそうです。 さて乾いたので、元通りにして直してみます。 結果は・・・・ 現象は相変わらずです(T_T) 念のため、デスクトップPCのキーボードを接続してみると、正常に稼動するので、あくまで接点がの減耗が原因です。 そこで・・・「接点復活材」なるものを試して見ますが・・・ 変わらず・・・ さらに、鉛筆の芯(=カーボン)をパターン修復に使うことがあるとのネットでの情報をつかみ試すも やはり変わらず・・・・ ふと思いついて、アルミホイルを接点のところに置いてみることにしました・・。
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| すると、どうでしょう。
最初のキータッチでは、やや強めか、長めにキーを押さないといけませんが、その後は1タッチ(?)でescキーが押されるようになりました。 長い稼働時間の内にはどうなるかわかりませんが、押されつづける状態にもならないようだし、当面はよしとしなければならないようです。 もし、再度どうしても現象がでるようなら、外付けキーボード繋げれば正常動作します。同じ機種のフィルム基盤が入手できれば特に問題ないのですが、日本の大手メーカーはよほど外側の部品しか個人向けには販売しないので難しいかもしれません。 オークション等で同機種の壊れたパソコン(ジャンク品)を安く入手して移植すれば以外に安く修理できるかもしれません。 |
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