阪急中津駅は、どうよ?


中津には停まらせて貰えません。
<注意!>ここの情報は、2002年4月9日現在のものです。


阪急の大ターミナルである梅田駅と十三駅の間に、中津という駅があります。
この駅は宝塚線の通勤準急以外、普通列車しか停まらないので目立ちません。
しかし、この駅は存続しています。なぜ、この駅はあるのか?
そして、意外にこの駅のことを書いたページがありません。
さらに、ここに私は刺激されました。
それもアレなので、せっかくだから、この駅について書いてみたいと思います。

まず、ホーム・駅構内から見てみましょう。
ここは、率直にホームを見てもらったほうがいいですね。
では・・・。

神戸線ホーム  宝塚線ホーム

狭いホーム近影 ・・・わかりましたか?とにかく狭いでしょ?
左が神戸線ホームで、右が宝塚線ホームとなります。
まぁ、さすがに全てのホーム幅では日本一狭いと言われている
阪神の春日野道に比べれば、まだマシといえますが
(その春日野道も改良されるので、いずれは阪急中津駅ホームが日本で一二を争うほど狭くなる)。

柱の横を人一人歩くと、もう狭くて歩けません。
その様子が、左の写真ですね。推定、2、3メートルぐらいか?

京都線の雄姿 上で見せたのはそれぞれ神戸線、宝塚線ホームなのですが、
京都線ホームがないですよね。
なぜ、ないのか?
それは、左の画像を見てもらえればわかりますが、なんとホームがないのです。
そう、京都線列車は普通であっても阪急中津駅を通過していきます。
これは、一種異様な光景でもあります。


こうなったのも、もともと京都線は京阪が親の新京阪鉄道として設立され、
阪急とは違い、天神橋(現:天神橋筋六丁目)を起点にしていました。
十三-淡路間は支線扱いで、梅田への線路もまだなかったのです。
戦後になって、新京阪は京阪神急行(現:阪急)に合併され、十三-淡路間は京都本線となりました。
それでも京都線の線路が出来るまでは、梅田-十三間を宝塚線に間借りしていました。

昭和32年に線増扱いで京都線にも線路が作られたのですが、
元々駅があった神戸・宝塚線とは違い、当時あった
阪神北大阪線(今は既にないが、バスは走っている)と
土地がない為に駅が作られませんでした。
これが、中津駅に京都線ホームがない理由であるのです。

では、これ以外の面で見ていきましょう。
この駅のも一つの名物と言えば、「さかなっつ、ハイ!」の広告です。
本社は神戸なのですが、ここと阪神の甲子園でしかないので有名です。
しかも、やたらと目立つので印象に残ります。
それが、左の奴です。なにか、心に残る物があるかと思います?
この広告は12枚あるのですが、こんな感じです。

この他に、茶屋町移転時から伝統の毎日放送の広告もあります。
こちらも余りないタイプなのですが、ありきたりなので省略します。
<2005/8/7追記:伝統の中津の広告群でしたが、久々に降りると全てなくなってしまいました・・・。>

つかまる柵? ホームには、ちゃんとしたベンチと言う物がありません。
それはホームが狭いからなのでありますが、
代わりにつかまる柵みたいなものがあります。
あと、簡単なベンチみたいな物もあります。
ま、要は狭いホームだし、あまり長居は不要と言うわけです。

出口は、端の一つしかありません。
元から狭い所だし、出口を作る所がなかったのでしょう。
改札口も狭いと思いきや、そうでもなく
自動改札機がなんと7機もあります。
狭い駅なのにこれは驚きです。
ただし、通路はやはり狭いです。


次に、外から見てみましょう。
この駅は高架駅です。しかし、入り口らしき入り口が見当たりません。
途方に暮れて歩いていると、ありました。ようやく発見です。

え?これが、駅入り口ですか。
どこから入るのですか?(笑。
まさか、正面シャッターから?それはないですね。
と思い、左側にある道路に入ると、これが何もない所か
駅らしきものがないです。

遠く、スカイビルが見える。 ガード下を抜けていくと、何時の間にやら、
反対側に出てしまってました。
おやおや?どこに駅があるの?
まさか、高架に繋がっている階段を上がるのか・・・?

しかし、階段を上がってみても、国道176号(通称イナロク)が
走っているだけで何もありません。
せっかく、ホームは見えてるのに、肝心の入り口はどこだ!?

大阪空港交通の看板 仕方ない、まずこの近辺を見て廻ることにしました。
階段を上がって、側に走っているのが、先ほどいったイナロクです。
片側2車線で都心に近いこともあり、かなり交通量は多めです。
中津駅といえば看板なのですが、構内の「さかなっつハイ!」とは違い、
外は、左のような大阪空港交通や 阪急ホテルグループの広告となります。
これは、いたって普通の広告ですねぇ・・・。

天満倉庫ビル 中津交差点の側には、このような古臭い天満倉庫と言うビルがあります。
相当古そうですが、何時出来た物なのでしょうか?
恐らく、40年ぐらい前とは思われます。
しかし、テナントはしっかりと入っており、まだまだ使えるようです。

さて、こちら側の入り口を探しましょう。
中津交差点周辺を見てみると、ぱっと見何もありません。
どこにあるのやらと見てみると、階段がありました。
ん?なんだこれ?と、見てみると・・・

これが、入り口!? なんと、そこが阪急中津駅の入り口でした。
中津交差点の所にあるとは、凄い所にあるもんですね。
しかも、一見ではわかりにくい・・・。
ここら辺が、阪急中津駅らしさと言えますね。
さすが、といえます。
この階段を下りると、通路を隔てて、先ほどの改札口に到達します。

これも、入り口。 では、先ほどの通り抜けてしまった方の入り口はどうなっているのか?
右側に行くと、ようやく入り口らしきな所が見つかりました。
高架下の店が連なる中で、改札口への階段があります。
その麓には、「いこい」という居酒屋が。
ちょこっと見てみると、異様な雰囲気の居酒屋でした。
駅の階段の側にこんな店があるとは・・・。
にしても、改札口はわかりくい所にありますねぇ。

と、阪急中津駅は、阪急梅田駅というターミナルが隣にあるにも関わらず、
小さく、かつ凄い駅ということがおわかり頂けたでしょうか?
まさしく、「都会の中の小さな駅」といえるでしょう。
一度、梅田の次のこの駅に訪れてみてください。
大阪キタの中心街の梅田からも近いですから、簡単に寄ることが出来ます。
梅田から、徒歩10分です(笑。

○おまけ 阪急中津駅の自動放送

神戸線
「(ピンポンパ〜ン♪)
ただ今、神戸線の電車が参ります。危険ですから、白線の内側にお下がりください。
ただ今、神戸線の電車が参ります。危険ですから、白線の内側にお下がりください。」

宝塚線
「(ピンポンパ〜ン♪)
ただ今、宝塚線の電車が参ります。危険ですから、白線の内側にお下がりください。
ただ今、宝塚線の電車が参ります。危険ですから、白線の内側にお下がりください。」

ちなみにこれらは数十年前から変わらぬ、阪急では貴重な放送です
(2004/6/25追記:久しぶりに行くと上のはなくなり、更新された放送になってました)。

接近警告機(Gentle Sound)



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