
俗書類従本コーナーでは、歴史家から「俗書」扱いされている、あるいは現在のところ現代語訳が手に入らない諸史料を現代語訳し、読者に提供する。すなわち、
などである(『南山巡狩録』など、長編は取り扱わない)。 現代語訳といっても、必ずしも忠実な訳ではない。各章ごとの題名は、小生が勝手につけたものである。本文についても、抄訳にとどめたり、順序を入れ換えたり、他の史料から引用を付け加えたりすることもある。 とりあげる史料のほとんどが南朝史関連のものである。『底倉之記』の主人公は新田義隆・貞方であるし、『十津河之記』は南朝皇胤による幕府への抵抗を描いたものである。 唯一の例外は北朝寄りの立場をとる『後太平記』であるが、「新田義宗の最期」「征西将軍宮の率兵上洛」など、見るべき事件が多く掲載されている。 現代語訳の間違い指摘、子孫の方あるいは異本を所有する方からのメールは歓迎する。 目次参考文献は『史籍集覧』『群書類従』『古典文庫』等である。が、これらに収録されていないものもある。『後太平記』『桜雲記(古態本)』がそれである。 お気づきのとおり、本コーナーのタイトル「俗書類従」は『群書類従』のもじりである。 |