BX-MASTERでダイ温度を測定する

初出 2000.08.28

MS-6163に続きMSI社のBX-MASTERの改造です。
つい最近、fukapiさんという方からのメールで、BX-MASTERでダイ温度対応改造に成功したという連絡をいただきました。

BX-MASTERについては、MS-6163の改造のページで「近所のショップでBX-MASTERをつくづくと眺めることができました。BX-MASTERのハードウェアモニタ部分の回路は見たところMS-6163 Proと同じです。下の改造方法はBX-MASTERでも使えると思います。(確実ではありませんが)」と書いておきました。
現実には、MS-6163よりも簡単に改造ができるようです。

まずは、BX-MASTERの温度測定に関係する部分の回路図です。
この回路図は、fukapiさんからいただいたもので、このページへの転載をご承諾いただきました。

BX-MASTERの温度測定回路図

上の回路図で分かるように、BX-MASTERではCPUのB14、B15への配線があるそうです。W83782Dの39番ピンが例のマザーに突っ立っているサーミスタJSOR1につながっていると同時に、それと並列にR76という空きパターンからB14、B15に接続されているそうです。

このため、改造はMS-6163に比べて非常に簡単で、

1 R21(10kΩ)を30kΩに交換
2 サーミスタJSOR1を取り外し
3 R76をショート

で完了することになります。
こんな回路を作っておくのなら、最初からthermal diodeで温度が測れるようにしておけばいいのに。その方が基盤上のサーミスタもいらなくなってコストが下がるだろうに。

ただ、fukapiさんのお話では、起動時にエラー音が鳴るそうです。以下は、fukapiさんからのメールの引用です。
この改造をすると、起動時にピーっというエラー音が鳴るようになりました。おそらく温度の異常を告げているのだと思いますが、残念ながらBIOSにて、センサーをDISABLEにはできません。しかしこの音が気になる以外には影響はないようです。

最後にfukapiさん大変貴重な情報をありがとうございました。

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