戦車の歴史 特別編 多砲塔戦車の宴

集結!美しき多砲塔野郎たち!



松任屋曹長「やって来ましたよ、大尉。今日はここに世界の多砲塔戦車が集まってるそうですよ!」
特大痔大尉「うむ、しかし多砲塔と言えば前T−35ではえらい目にあったのう・・・」
松「まあまあ、昔のことは忘れて楽しみましょう!今日だけは休戦のようですし。」
特「そうじゃな。では行くとするか。」
松「お!最初は戦車発祥の地、イギリスのようですね!」
サー・ジョン・バーハカツラ大尉「フーリガンIRAビッグベン!ウ〜エ〜ル〜カ〜ム〜、一億〜総〜中流〜階級〜の皆〜さ〜ん!」
特「・・・なんか馬鹿にしとらんか?」
ジョン・バ「そ〜ん〜な〜こ〜と〜は〜ナ〜ッシ〜ン〜グ〜、ミ〜は〜農〜耕〜民〜族〜の〜皆〜さ〜ん〜に〜・・・は〜は〜は〜」
松「だ、大丈夫ですか?普通にしゃべったほうが・・・」
ジョン・バ「そのようで〜す、ではユージュアリィーにスピーキングで〜す。」
特「だったら最初からそうしろ!とにかく後がつかえとるのじゃ、早くしてくれ!」
ジョン・バ「まったく、ジャップはワーカホリックですね〜。ではレッツ、ルッキング!」

 ビッカース・インディペンデント重戦車

特「おお!T−35なみにでっかいのう。」
ジョン・バ「T−35?あんなのはこのビッカース・インディペンデント重戦車のモンキーマネで〜す!
      これこそが数ある多砲塔戦車のルーツなので〜す!さすがは我がグレートブリテン!はっはっは〜」
松「とにかく説明して下さいよ。」
ジョン・バ「いいでしょ〜!この戦車は1925年にビッカース社によって開発されました〜武装は主砲塔に3ポンド砲、
      周りの4つの銃塔には7.7mm機銃を装備していま〜す。つまり、360°死角無しで〜す。」
特「でも、13〜29mmと装甲は薄いらしいぞ。」
ジョン・バ「うるさいですね〜でも速度は32km/hと、この巨体を考えると高速で〜す。」
松「ほうほう、で、実戦では活躍したんですか?」
ジョン・バ「じ、実戦?あ〜う〜・・・」
特「わしが教えてやろう。こういう馬鹿でかい戦車はコストが鬼のようにかかるのじゃ!で、財政難からの軍縮、世界的な恐慌も起こるとなると、
  当然の如くまっ先にこういう金食い虫は切り捨てられるのじゃ!」
松「なるほど、戦時中でもないわけですしね。」
特「その通り!と、言う訳でこの戦車は試作で一両作られたのみであったのじゃ。」
松「栄光ある大英帝国も財政難には勝てなかったわけですね。」
ジョン・バ「シャ〜ラップ!我が大英帝国に対して何たる無礼な!お、そうこうしてる内にティータイムで〜す。
      野蛮人のあなた方はさっさと退場して下さ〜い!しっ、しっ。」
特「わかった、わかった。まったくこの傲慢紳士めが!」
松「あ、大尉殿、次は我が日本のようですよ!」
特「何!?帝国陸軍に多砲塔戦車なんかあったかのう?」
勝浦 罰覇大尉「実はあったのであります。」
特「ん?あんたは・・・誰だったかのう?」
松「大本営戦車向上委員会の勝浦 罰覇大尉ですよ〜忘れたんですか?」
特「おお〜そういえばおったの〜覚えとるぞ。わははははは・・・」
勝「やっぱり忘れられてたんですね・・・とにかく、我が帝国陸軍の多砲塔戦車をご覧あれ!」

 九五式重戦車

特「九五式重戦車か!そういえばあったのう。」
松「おお、ちゃんと多砲塔してるじゃないですか!武装はどうなってるんですか?」
勝「主砲塔には70mm砲と6.5mm機銃、前部砲塔には37mm、後部銃塔には6.5mm機銃が装備されとります。」
特「で、日本戦車のお約束だが装甲は12〜35mmと薄い。一応正式化され4両ほど作られたそうじゃが。」
松「じゃあ、実戦参加は?」
特「知らん!まあ、実戦に参加してもアメ公相手ならぼこぼこにされたことだけは確かじゃろう。」
勝「まあ、一応我が日本も世界各国の流行に乗り遅れずにこういう戦車を開発してた、ということで。」
特「では、次へ行くかの。次は・・・フランスか!?」
松「おお。またでっかい戦車ですねえ!!」

 シャール2C重戦車

特「しかし誰もおらんのう・・・?」
フォン・バッハカツーラ大佐「アッハトーン!ヤパンの諸君!!」
松「た、大佐殿、何でここにおられるので?」
バ「忘れたのか?ジャン・リュック・ヴァッファカトゥラーヌSS大尉は名誉の戦死を遂げたのだ!
  したがって私が彼の意思をついでここにいるわけだ。と、言う訳でさっさと紹介するぞ。
  本戦車の名前はシャール2Cである!。WWTの末期に仏で開発された。」
松「しかし見るからに重くて動きが鈍そうですねえ。」
バ「重量は70t。そして動力源はポルシェ・ティーガーと同じくガソリンエンジン・モーター駆動である。
  そしてエンジンに関して実はドイツが貢献しとるのだよ。」
特「何?どういうことじゃ?」
バ「自前のエンジンでは出力不足でろくに動けなかったのである。そこでWWTの戦時賠償としてドイツより入手した
  メルセデス製180馬力ガソリンエンジンを2機搭載した。が、これでも足りなかったらしく、
  後にマイバッハ製250馬力ガソリンエンジンに換装されたのだがな。」
松「お〜ドイツの技術はやっぱり優れていたんですね〜!」
バ「今更何を言う!当然であろう。ま、これでも最高速度は12kmしか出なかったのだが・・・」
松「ところで武装のほうは?」
バ「主砲塔に75mm砲、後部銃塔と車体各部に8mm機銃が計4門である。ま、平均的であるな。」
特「で、例によって少数しか生産されんかったんじゃろ。」
バ「WWTの末期に300両が発注されたが完成したのは10両だけであった。そしてシャール2Cは無謀にも
  WWUに参戦しようとしたのである!はっきり言ってすでに骨董品状態であったが。」
松「しようとしていた?戦ったんじゃないんですか?」
バ「6両が貨車で輸送中、ルフトヴァッフェの爆撃を受け輸送が不可能になり乗員の手で爆破されてしまった。」
特「あわれな最後じゃのう・・・」
バ「なお言うまでもないがドイツ戦車と戦ったとしても、取り囲まれ蜂の巣にされたであろうな。
  さ、フランスはこのくらいにして、我がドイツの多砲塔戦車を紹介するぞ!二人とも、シェネラーシェネラー!」
松「あ〜待ってくださいよ〜」
特「しかしドイツにも多砲塔戦車ってあったのか?わしゃ全然知らんかったぞ。」
バ「ドムコップフ!それは貴様が勉強不足なだけである!さあ見ろ!
  ドイツの作る多砲塔戦車というのはこういうものである!」

 NbFz クルップ社製

 NbFz ラインメタル社製

松「あ〜!ほんとだ!バルカンクロイツが入ってますね。」
バ「本車の名前はNbFz(ノイバウファールツォイク:新型車両)という。1934年に開発され、
  クルップ社製が3両、ラインメタル社製が2両作られた。砲を上下に搭載したラインメタル社製は訓練にしか使用されなかったようだが。」
松「これも多砲塔戦車としては平均的なスタイルですね。」
バ「そうだな。主砲塔に75mm砲と37mm砲と7.92mm機銃、前後の銃塔に7.92mm機銃が各一丁ずつ装備されている。」
特「さすがのドイツ戦車でもこれは速度は遅い、装甲薄い、だったんじゃなかったのか?」
バ「う〜む・・・最高速度は30km/m、装甲は13〜20mmである!」
特「なんじゃ、大した事ないのう。」
バ「ドムコップフ!多砲塔戦車である以上、こうなってしまうのだ!
  中戦車でも装甲が超うすうす朝まで安心のヤパンに言われたくない!」
松「まあまあ大佐殿・・・ところで実戦には参加したんですか?」
バ「クルップ社製の3両が1940年のノルウェー侵攻作戦に参加した。このときトミーとの戦闘で1両が撃破されておる。
  で、残った2両はバルバロッサ作戦に参加したが、そこで2両ともイワンに撃破されてしまったのである。」
松「やっぱり弱かったんですね。」
バ「いくら同時に多数の目標を攻撃できるとはいえ、図体の大きさからその他の性能は低くせざるをえなかった。
  各国ともこれに気がつき、多砲塔戦車の設計思想は誤りとして開発をやめたのである。ある一国を除いては。」
特「ある一国?もしかして・・・」
イワン・コーマンスキー少佐「あ〜はっはっはっは!多砲塔戦車が失敗だと!それは貴様らゲルマンスキーの場合だけであろう!
                 我が大いなるロシアを一緒にしてもらっては困るな!」
バ「出たな!イワンのゲス政治将校めが!」
松「大佐殿、押さえて押さえて、今日だけは休戦ですよ。」
バ「うむ、そうであった。ではとりあえずボルシェビストの主張を聞くとするか。」
コ「ほう、やけに素直じゃのう。よかろう。とくと我がロシアの優秀なる多砲塔戦車を見せてやろう!まずはこれからじゃ!」

  T−28中戦車 1934年型

コ「大体貴様らはさっきからなんじゃ!生産台数は1両だの3両だの。田舎の電車か!情けない!」
特「うるさいやつじゃな、しかたないじゃろう。あんなデカブツ、大量生産できるか!」
コ「同志特大痔、甘いぞ!このT−28中戦車は各型合わせて500両生産されたのである!」
松「ひえ〜さすが大国ロシア・・・」
コ「ほほほ、そうじゃろう。では解説してやろう。T−28は1933年に開発、正式化された。もちろん我が国のオリジナルである!」
バ「うそつけ!トミーのビッカースA6中戦車をコピーしたくせに。」

 ビッカースA6中戦車

松「ほんとだ。似てますね。」
コ「向こうが真似したのだ!で、武装は主砲塔に76.2mm砲と7.62mm機銃2丁。
  そして前部の銃塔2機には7.62mm機銃が各1丁ずつ搭載されておる!」
特「どことも似たり寄ったりじゃんう・・・」
コ「ここは違うぞ。重量は28.5tで最高速度は37km/hである。どうだ!速いだろう!」
特「多砲塔戦車にしては、じゃな。で、装甲は?」
コ「10〜30mmじゃ・・・」
松「やっぱり薄いじゃないですか!」
コ「え〜い、細かいことを気にするな!続いてパワーアップしたT−28 1938年型を見ろ!」

 T−28中戦車 1938年型

松「おや、砲身が長くなったみたいですね。」
コ「76.2mm砲が長砲身に変更された。そしてこの後には増加装甲を装着したタイプも生産されたのじゃ!」
特「で、ほんとに活躍したのか?」
コ「当たり前じゃろう!ファシストどもに地獄を見せてやったわ!さあ、前菜はこれくらいにするぞ!
  次はT−35重戦車じゃ!!」
特「うっ、嫌な思い出が・・・」
松「私もです・・・」
コ「どうしてだ?変なやつらじゃ。では説明してやろうこのT−35重戦車は・・・」
松「あ〜少佐殿、以前こちらで紹介してるので・・・」
コ「そうなのか?では各型の説明をしてやろう。まずはT−35試作車である!」

 T−35重戦車 試作型

松「なんかドーム型の砲塔が時代を感じますね。」
コ「これは試作だからな。次のT−35A(1933年型)が本命である。」

 T−35A(1933年型)

コ「これが最も多く作られた型である。生産数は55両じゃ。これの主砲塔はT−28と共通、副砲塔はBT−5の砲塔と共通なのである。」
松「いくら軽戦車の物とはいえ副砲塔として2つも積むとは・・・改めて凄さを感じますね。」
コ「そうだろ、そうだろ。さてこれが最後の型だ。T−35円錐砲塔型(1939年型)である。」

 T−35円錐砲塔型(1939年型)

コ「見よ!砲塔に大胆にもT−34の傾斜装甲を取り入れたのじゃ!ついでに各部の装甲も増加してこれで正に無敵である!」
松「お、それじゃ大量生産されたのですか?」
コ「手元の資料には生産台数が6両になってるのだが・・・こんなはずはない!ゼロを2つばかり忘れてるようじゃな。」
特「そうか?6両くらいが妥当な数字だと思うがの。で、そろそろ終わりか?」
コ「血迷ったか同志よ!まだまだ我が祖国は新型多砲塔戦車を開発するのである!
  次の2両はともにT−35の後継車両として1938年に開発された。見るがいい!」

 T−100重戦車

 SMK重戦車

松「あの〜何かえらく似てるような気が・・・」
コ「そうか?ちなみに武装は両車とも主砲塔に76.2mm砲、副砲塔に45mm砲、あとは7.62mm機銃が2〜3丁である。」
特「同じじゃないか!なんでそんな無駄なことするんじゃ!」
コ「2つの設計チームに競作させたら偶然こうなってしまったのだ!それだけ我ら同志は
  一丸となってファシストと戦っていたのである!」
松「そういうもんかな・・・で、活躍したのですか?」
コ「さあ、これで今日の講義は終了である。同志諸君、ご苦労であった。」
特「ん?何で教えてくれないんじゃ?もしかして試作で終わったんか?」
コ「何だ?土産が欲しいのか?では天才政治将校の私無敵重戦車T−100のブロマイドを与えよう!」

 T−100と私、イワン・コーマンスキー少佐

特「いらんわ、そんなもん!だからT−100とSMKは活躍したんか?
コ「うるさいな。だから活躍しまくり、ファシストを蹂躙しまくりじゃ!わっはっはっは・・・」
松「なんかウソっぽいですよね〜」
コ「し、失敬な!実際私が経験したんじゃ!ゲルマンスキーどもは逃げまどうのみじゃった!」
バ「イワンめ!ウソはいいかげんにしろ!見苦しいぞ!」
コ「な、何を言うんじゃ!この無礼者めが!」
バ「ふむ、後は私が説明しよう。疲れただろう、貴様はしばらく寝ていよ。
  カツーラファウスト!!ぼくん!!
コ「うげ〜せ、占領者に死を!!」ばたん!
バ「さあ、イワンの卑劣漢は始末した。さて、SMKとT−100であったな。結論から言うと、両方とも正式採用はされなかった。
  試作で一両作られたのみである。」
松「やっぱりそうでしたか。さすがのロシアも限界に気づいたんですね。」
バ「うむ。しかし実戦は経験しておる。1939年のソ・フィン戦争に戦場試験のために投入されたのである。
  その結果両車とも大きすぎて、機動性を欠くという結論に達し量産は見送られることになったのだ。
  そして次期主力重戦車として、KV−1が採用されることになったのである。」
特「う〜む、ここに多砲塔戦車の系譜は途絶えることになったわけじゃな。」
松「最後の砦、ロシアがあきらめちゃったんですね。」
バ「うむ。ちなみに君達SMKとは何の略か知っておるかね?」
特「もしかしてKVとかJSみたいにまた人名からきとるのか?」
バ「その通りである。イワンの政治家「セルゲイ・ミロノヴィッチ・キーロフ(Serguis Mironovitch Kirov)」
  の名がつけられたのだ。」
松「お、またもやスターリン大元帥へのごますりですか?」
バ「それが違うのである。実はS・キーロフ氏はスターリンに嫌われていたそうである。そしてSMKを命名したのは、
  KV−1と同じコーチン技師なのである。で、スターリンが次期主力重戦車にKV−1を選ぶことを見越して
  KV−1にはお気に入りの人物の名を、SMKには嫌っている人物の名をつけたらしい。」
松「嫌っているって、どういう風にですか?」
バ「このS・キーロフ氏は謎の暗殺者によって非業の死をとげておる。これはスターリンの陰謀説が有力である。
  これで大体わかるだろう。」
特「コーチンは全部知っておったのじゃな!なんて汚いやつじゃ!」
バ「その通りである!ヤツはボルシェビストらしい卑怯者である!まあ、当時のイワンどもは疑心暗鬼の塊である
  スターリンのご機嫌取りに大変だったようだがな。」
松「それはそうでしょうね。一度嫌われたら即粛清!ですからね。」
バ「で、この命名からして不幸なSMKだが、フィンランドにおける戦場試験ではフィンランド軍の攻撃で擱座してしまった。
  フィンランド軍がこのような大型の車両を回収する手段を持っていなかったので、1940年の再侵攻時に赤軍に回収されたのだが。」
松「全長8.75m、重量55tですか。大きいことが幸いしたわけですね。」
コ「う、う〜ん・・・」
バ「お、イワンめ、やっとお目覚めか。安心しろ。T−100とSMKの講義は無事終わったぞ。」
松「少佐、どっちも試作で一両作られただけじゃないですか!ウソはいけませんよ」
特「そうじゃ!この分じゃT−28やT−35でドイツ軍を蹴散らしたという話もウソじゃろ。」
コ「な、何をいうか、同志よ!ファシストに洗脳されたのか!」
バ「まだ言うのか。しかたない、私が証拠写真を見せてやろう。」



我が部隊の見事な戦術によりあわれにも溝にはまって擱座したT−28中戦車

コ「ウソじゃ、ウソじゃ!これはゲルマンスキーの謀略に違いない!わしは信じんぞ!」
バ「T−28は中戦車なので、まだ使えた戦車だが私にかかればこの通りである。まだあるぞ。」

 同じく我が部隊の攻撃により路外に醜態をさらすT−35重戦車

バ「いいか、何度も言うが多砲塔戦車は、武装は多いが威力不足、大きく重いので機動力最低、
  装甲が薄い
三重苦を背負っているのだ!その上初期のイワンの拙劣な戦車運用も加わって、
  群れをなして襲いかかる訓練されたドイツ戦車の前には敵ではなかったのである!」
松「なるほど。当時のV号戦車やW号戦車の主砲でも簡単に撃破が可能だったんですね。T−34やKV−1と違って。」
バ「うむ。私もT−34やKV−1は厄介に感じたが、多砲塔戦車ははっきり言ってお客さんであったな。
  所詮はWWTの遺物である。」
コ「貴様ら〜!!言いたい放題言いおって〜こうなったら私が直々に多砲塔戦車の威力を見せてやる!!
特「お〜い。どこ行くんじゃ〜あ、T−35に乗りこんだぞ。」
松「も、もしかして・・・コーマンスキー少佐〜今日だけは休戦ですよ〜!!」
コ「やかましい!おい、同志よ。あのゲルマンスキーの不細工な多砲塔戦車に一発くれてやるのじゃ〜!」
バ「お、おい!待て。あのNbFzは私がヒューラーから借りてきたのだ!もうこの世に一台しか無いんだぞ!」
コ「ほ〜それはいいことを聞いたのう。狙え、うて〜い!!
ずどぉぉん!!ぼっか〜ん!ばらばらばら〜!
松「ああ〜こ、木っ端微塵になっちゃいました〜」
バ「おのれ、イワン!!貴様の悪行許すまじ!!」
コ「あ〜はっはっはっはっは。ん、どう許さんのじゃ?見たところ貴様の乗る戦車はもう無いようだが?
  土下座してわびるなら見逃してやってもいいぞ。お〜ほっほっほっほ。」
松「な、何てことを!大佐殿!戦車が無いのなら是非我が帝国陸軍の九五式重戦車を使ってください!」
バ「いらん、そんなもん!大体多砲塔戦車なんていうグロテスクな物に騎士たる私が乗れるか!
  こんな事もあろうかとちゃんと用意があるのだ。備えあれば憂い無し!である。」
松「ここで突然ですが。」

戦車インプレッション特別編 ライヒスフライヘア・フォン・バッハカツーラ大佐の逆襲(鋭意製作中)

特「今回はミニバージョンじゃ。」
バ「うむ、では最後に私からおまけである。」

改造された多砲塔戦車たち

 シャール2Cbis重戦車(シャール2C改造)

バ「まずはこれからである。ジャール2Cの主砲を155mm砲に変更したものである。一台のみ改造された。」
松「なんかデフォルメ無しでコンバットチョロQになりそうですね。」

 T−29中戦車(T−28改造)

特「?どこが変わったんじゃ?」
バ「転輪をよく見てみろ!」
松「なんかタイヤっぽく見えますが・・・もしかして!?」
バ「その通り!この戦車はBTシリーズでお馴染みのキャタピラ外し走行ができるのである。このように。」

 T−29中戦車(キャタピラ無し)

特「なんかキャタピラ外し走行は露助の執念じゃのう・・・」
コ「これはいいな!よし、次の自家用車はBTに変えてこれにするとするか!」

 SU−14Br2自走砲(T−35車体使用)

バ「と、いうT−35の車体に152mm榴弾砲を搭載した自走砲があったらしい。」
松「画像は無いんですか・・・」
バ「一両だけ作られ、ソ・フィン戦争、モスクワ防衛戦などに参加したそうだ。」

 SU−100U自走砲(T−100改造)

特「うわっ何じゃ。この戦車は!?」
松「確かこんな自走砲がドイツにもありましたね。」

 128mm VK3001(H) 対戦車自走砲

バ「これのことか?確かに似てるな。SU−100Uは使い道の無くなったT−100に海軍の130mmカノン砲
  搭載したのである。で、これもモスクワ防衛戦に参加している。まあ、あるものは何でもいいから使った、が正しい表現だが。」
松「これも当然一両しか作られなかったんでしょう?」
バ「うむ。ちなみにこのSU−100Uはまだ現存しているのである。モスクワのクビンカ博物館にな。」
特「なんて息の長い・・・よし!今度モスクワに行ったときに写真を撮ってこよう!」
コ「あ〜同志よクビンカ博物館は写真撮影一枚一万円だぞ。」
特「な、なんちゅうボッタクリ!!
松「た、高い!やっぱり露助は人でなしだ〜!!




    完