VirtualBox 仮想マシン上に Ubuntu 10.04 LTS をインストール

2011年4月9日

はじめに

仮想化ソフト VirtualBox 4.0.6 の仮想マシン上に Ubuntu 10.04 LTS をインストールする。VirtualBox は Ubuntu 10.04 LTS 版を使う。Ubuntu 上に Ubuntu 仮想環境をセットアップするわけである。特に意味はない。やってみたかっただけ。

仮想マシンの準備

  1. VirtualBox の Ubuntu 10.04 LTS 用 deb パッケージを ここ から入手。ファイル・ブラウザでパッケージをダブルクリックしてインストールする。
  2. デスクトップメニュー [アプリケーション] - [システムツール] の中の "Oracle VirtualBox" を起動する。
  3. "新規" を押す。
  4. "新規仮想マシンの作成ウィザード" が起動する。"次へ"。
  5. 名前を適当につける (ここでは "Ubuntu 10.04 LTS")。OS タイプを選択。"次へ"。
  6. メモリの割り当て量の設定。適当に。"次へ"。
  7. "仮想ハードディスク"。"新規ハードディスクの作成" を選んだまま "次へ"。
  8. "新規仮想ディスクウィザード" が起動。"次へ"。
  9. "可変サイズのストレージ" を選ぶ。
  10. "仮想ディスクの場所とサイズ"。適当に。"次へ"。
  11. "完了"。
  12. "完了"。

Ubuntu 10.04 LTS のインストール

  1. Ubuntu 10.04 LTS の ISO イメージを入手する (ここでは 64 bit 版)。
  2. VirtualBox で仮想マシンを選んで "起動" を押す。
  3. 情報が表示される。"OK"。以下でも情報や警告が出るが、同様に対応。
  4. "初回起動ウィザード" が起動。"次へ"。
  5. "インストールメディアを選択" でフォルダのアイコンをクリック。Ubuntu 10.04 LTS の ISO イメージを選択。"次へ"。
  6. "完了"。
  7. ここで "仮想化機能を有効化できない" というエラーが出た。そのまま続けても "64 bit CPU が見つからない" といったエラーが Ubuntu 側で出た。一度マシンを再起動して BIOS の設定画面を表示し、CPU の仮想化支援機能をオンにしたら大丈夫だった。
  8. Ubuntu をふつうにインストール。
  9. インストール終了後、ディスクを取り出せと言ってくるので、VirtualBox のメニュー [デバイス]-[CD/DVD デバイス]-[仮想ドライブからディスクを除去] を選ぶ。その後 Enter で再起動される。

共有フォルダ

ホスト OS とゲスト OS (仮想マシン) 間でデータのやり取りをするために、共有フォルダの設定を行う。

  1. ホスト OS 側でディレクトリを作成 (たとえば "vbshare")。
  2. VirtualBox の "設定" で "共有フォルダ" を選び、共有フォルダのパスを追加する。
  3. 仮想マシンを起動する。VirtualBox のメニュー [デバイス]-[Guest Additions のインストール] で CD イメージがマウントされる。その中の "VBoxLinuxAdditions.run" を端末で実行する。
    $ sudo ./VBoxLinuxAdditions.run
    
  4. 仮想マシンを再起動する。
  5. 仮想マシン側で共有ディレクトリを作る (たとえば "vbshare")。
  6. 共有ディレクトリをマウント。
    $ sudo mount -t vboxsf vbshare vbshare
    
    はじめの "vbshare" がホスト側のフォルダ名で、後者は仮想マシン側のディレクトリ。このままでは root でしか書き込みができないので、uid, gid を指定したりするとよいかもしれない。
    $ sudo mount -t vboxsf -o uid=<ユーザー> -o gid=<グループ> vbshare vbshare
    
  7. 共有ディレクトリのマウントは自動では行われない。自動で行うには、/etc/rc.local に mount コマンドを書いておく。

仮想アプライアンスの作成

VirtualBox のメニュー [ファイル]-[仮想アプライアンスのエクスポート] で仮想アプライアンスを作ることができる。これを使うと、別のマシンの VirtualBox で環境を再現できる。Linux 上で作ったものを Windows 上で動かすこともできる。

仮想アプライアンスを作る場合は、共有フォルダ設定は無効にしておいたほうがよい。共有フォルダのパスが有効でない場合に仮想アプライアンスをインポートできない。

仮想アプライアンスのインポートは VirtualBox のメニュー [ファイル]-[仮想アプライアンスのインポート] で行う。

メモ

Windows の VirtualBox 上に Ubuntu 10.04 LTS をインストールしたものをエクスポートして、Linux の VirtualBox でインポートすると、"/usr/lib/libgconf2-4/gconf-sanity-check-2 がステータスで 256 で終了" なるエラーが出てログインできなかった。

Host (右 Ctrl) + F1 で仮想ターミナルに切り替えてログインし、

$ sudo chmod 777 /tmp
とするとエラーは出なくなった。