FrontFlow/red の実行

2010年7月7日

はじめに

FrontFlow/red の実行手順を示す。バージョンは 3.1.004。環境は Linux (Fedora 9)。メッシュは FLUENT 用のメッシュ (GAMBIT で作成) を使い、可視化には ParaView を使う。

用意するもの

  • サンプルデータ
  • FLUENT 用メッシュ
  • ParaView

サンプルの実行

FrontFlow/red Ver. 3.1.004 に付属のサンプル NACA65410 を実行してみよう。サンプルディレクトリ (example-NACA65410) 内にある fflow.ctl が計算の設定ファイルで、naca65410_hex.grd がメッシュファイルである。

  1. ディレクトリを作り、そこにサンプルのファイルをコピーする。
    $ mkdir NACA65410
    $ cp OPEN_FFR_rev/example-NACA65410/* NACA65410
    
  2. 用意したディレクトリに入り、prefflow を実行する。
    $ cd NACA65410
    $ prefflow
    
    いろいろ質問されるが、適当に答える。
  3. fflowS を実行する。計算が開始される。
    $ fflowS
    
    実行直後に何か質問されるが、"n" と答えればよい。
  4. 計算が終わったら可視化の準備をする。可視化用の処理は ffr2viz で行うが、めんどくさいので、以下のようなスクリプト ffr2vtk を作る。
    #!/bin/sh
    
    if [ $# -lt 1 ] ; then
    	echo "usage: ffr2vtk <result>"
    	exit
    fi
    
    ffr2viz -r $1 -g geom.frontflow -gf FF -rf VTK -o $1
    
    ParaView で見るためのデータ (VTK ファイル) を作るには、つぎのようにする。
    $ ffr2vtk result.frontflow_5
    
    result.frontflow_5.vtk ができる。
  5. ParaView で VTK ファイルを開き、結果をチェックする。

FLUENT 用メッシュを使う

さて、FLUENT 用メッシュを使って、オリジナルの計算の設定を行ってみよう。

  1. ディレクトリを作り、メッシュと、サンプルの fflow.ctl を入れる。
    $ mkdir mycase
    $ mv mycase.msh mycase
    $ cp OPEN_FFR_rev/example-NACA65410/fflow.ctl
    
  2. fflow.ctl のメッシュの指定部分を修正する。該当部分は以下の通り。
    &files
        gdformat = 'GB'
        fluent_grd = 'mycase.msh'
        gdScale  = 1.
        result   = 'result'
        restart  = 'restart'
        initial  = 'restart_5000'
        force    = 'presforce'
        anim     = 'anim'
    
    gdformat の 'GB' はたぶん GAMBIT の略。fluent_grd でメッシュファイルを指定。gdScale はスケーリングファクタ (ミリ単位で作ったメッシュであれば 0.001 を指定せよ)。
  3. その他の設定は、サンプルを参考にしてなんとかする。どういう境界条件があるのか、どういった乱流モデルが指定できるのかといったことを知りたいときは、メインプログラムのソースの module_total.f (src_main/src/module_total.f) を探索する。
  4. 実行はサンプルの実行手順と同じ。