Netgen インストールメモ

2011年1月3日

はじめに

自動メッシャー Netgen のインストールメモ。

使用バージョン

Netgen 4.9.13。

インストール対象

openSUSE 11.3 x86_64。

必要なもの

  • Tcl/Tk (tcl-devel, tk-devel)
  • Tix (tix)
  • Togl (Togl)
  • GLUT (freeglut-devel)
  • OpenCASCADE (OpenCASCADE-devel)
  • libjpeg (libjpeg-devel)

YaST によるインストール

openSUSE の science レポジトリに Netgen があるので、レポジトリのリストに science のパス (http://download.opensuse.org/repositories/science/openSUSE_11.3/) を追加すれば "ソフトウエアのインストール/削除" から Netgen のインストールが可能。OpenCASCADE などの必要なライブラリも一緒にインストールしてくれる。

ただし、バージョンは 4.9.11。インストールしてみたら動作がおかしかったので、自分でコンパイルしてみることにした。コンパイルは Netgen パッケージが依存する各種パッケージがインストールされた環境 (Netgen とその依存パッケージをインストールしたあと Netgen だけをアンインストールした状態) で行われている。

コンパイル

まず tcl-devel, tk-devel, tix, freeglut-devel, OpenCASCADE-devel パッケージをインストールしておく。

ここ からソースコードを入手。展開して configure を実行。

$ cd netgen-4.9.13
$ ./configure \
    --with-tcl=/usr/lib64 \
    --with-tk=/usr/lib64 \
    --enable-occ --with-occ=/opt/OpenCASCADE \
    --enable-nglib \
    --enable-jpeglib \
    --prefix=/usr/local \
    --libdir=/usr/local/lib64

"--with-tcl" では tclConfig.sh があるパスを指定している。"--with-tk" では tkConfig.sh がある場所を指定している。"--enable-occ" では OpenCASCADE の使用を有効にし、"--with-occ" で OpenCASCADE のインストールディレクトリを指定している (OpenCASCADE を使用する場合)。"--prefix" では Netgen のインストール先を指定している。--libdir では "lib" ディレクトリではなく "lib64" ディレクトリを使用するように指定している (32 bit では必要ない)。

コンパイル。

$ make

問題なければインストール。

$ make install

セットアップ

使用の前に環境変数を設定する必要がある。~/.bashrc で環境変数 NETGENDIR に Netgen のバイナリがあるディレクトリを指定する。

~/.bashrc

export NETGENDIR=/usr/local/bin

起動。

$ netgen

SPEC ファイル

実際のインストールでは、RPM パッケージを作ってインストールした。下記がその SPEC ファイルである。openSUSE の Netgen パッケージの SPEC ファイルを修正して作成した。