ParaView のコンパイル

2011年8月9日

はじめに

OpenFOAM 用 ParaView をコンパイルするメモ。

使用バージョン

OpenFOAM 1.7.1 (ParaView 3.8.0), ParaView 3.10.0-RC1/OpenFOAM 2.0.1 (ParaView 3.10.1)

基本

OpenFOAM のコンパイルが済んだら、ThirdParty ディレクトリ内で makeParaView を実行する。

$ cd ~/OpenFOAM/ThirdParty-1.7.1
$ ./makeParaView

できるだけ新しい Qt 開発環境が必要 (ParaView 3.8.0 の場合は Qt 4.5 以上/ParaView 3.10.1 の場合は Qt 4.6 以上が必要)。

ParaView コンパイル後、OpenFOAM プラグインをコンパイルする。

OpenFOAM 1.7.1

$ cd $FOAM_APP/utilities/postProcessing/graphics/PV3FoamReader/
$ ./Allwmake

OpenFOAM 2.0.1

$ cd $FOAM_APP/utilities/postProcessing/graphics/PV3Reader/
$ ./Allwmake

Python 対応

デフォルトでは Python は使えないようになっている。Python を使うには以下のようにコンパイル時にオプションを指定する。

$ ./makeParaView -python -python-lib /usr/lib64/libpython2.6.so.1.0

Python が有効になっているかどうかは、Tools メニューで Python Shell が使えるかどうか、あるいは Help メニューの About で "Embedded Python" が "On" になっているかどうかで確認できる。

MPI 対応

デフォルトでは MPI 対応は無効になっている。MPI に対応させるには以下のようにコンパイル時にオプションを指定する。

$ ./makeParaView -mpi

MPI ライブラリが $MPI_ARCH_PATH/lib ではなく $MPI_ARCH_PATH/lib64 に入っている場合は、$WM_THIRD_PARTY_DIR/etc/tools/ParaViewFunctions の "addMpiSupport()" にある MPI ライブラリのパスの "lib" を "lib64" に書き換える。

ParaView の更新

OpenFOAM 付属の ParaView を新しいバージョンに更新する場合は、以下のようにする。

ParaView のソースコードを ThirdParty ディレクトリに配置。

$ tar xvzf ParaView-3.10.0-RC1.tar.gz
$ mv ParaView-3.10.0-RC1 ~/OpenFOAM/ThirdParty-1.7.1/paraview-3.10.0-RC1

$WM_PROJECT_DIR/etc/apps/paraview3/bashrc の ParaView_VERSION を修正する。

# set VERSION and MAJOR (version) variables
#ParaView_VERSION=3.8.0
ParaView_VERSION=3.10.0-RC1
ParaView_MAJOR=unknown

~/.bashrc を読み込む。

$ . ~/.bashrc

コンパイル。

$ cd ~/OpenFOAM/ThirdParty-1.7.1
$ ./makeParaView -python -python-lib /usr/lib64/libpython2.6.so.1.0 -mpi

OpenFOAM プラグインのコンパイル。

$ cd $FOAM_APP/utilities/postProcessing/graphics/PV3FoamReader/
$ ./Allwclean
$ ./Allwmake