nVIDIA製チップのビデオ環境を検証 (1/4)
Last update 09/15/03

はじめに

 nVIDIA GeforceFX5600を使い始め,デフォルトでのビデオ映像に疑問を抱いたので検証してみました.
この書き物は 1.「結論と対策」 2.「検証」 3.「考察」 の順に並べてあります.初心者からAVマニアの方にも十分楽しんでいただけるようにしたいと思ってます.(一応,映像関係には長年関わっているので,それなりに理解しているつもりです)

ForceWare52.16に関してはこちら


1.結論と対策
少なくともDetonator v40以降を使用した,nVIDIA製チップのビデオ再生時において

 1.映像が暗い        ・・・・解決可能
 2.色が濃い          ・・・・解決可能
 3.映像全体がピンぼけに見える   ・・・・解決不可能 (GeForce4かFX以降??)

 これは,nVIDIAが独自に(勝手に)ビデオオーバーレイの扱いを変えたことが原因です.
追記 v45.24,v45.33でも同様です.新しいドライバを試すのも面倒になってきましたが.

対策
 ビデオのプロパティから,nVIDIAのオーバーレイコントロールを開いて明るさ(Brightness)117%,コントラスト・彩度(Saturation)100%,色相0に設定して下さい.これで画質劣化が最低限に抑えられます.(この状態で,画像情報の欠落はほぼ無いようです.色は他社製チップとほぼ同じになります)

 色調は各個人の好きずきですが,画質について評価する前に,まずはこの設定を試して基準となっている色を知って下さい.
 また,映像をキャプチャして,色調整の後エンコードしている方必ずこの設定にして欲しいです.nVIDIAチップで色を変えると,他のチップで見たときに色が違って見えます.後々,保存することを考えると良いことはありません.("千と千尋は真っ赤っか"が典型的な悪例です)
 (そもそもエンコード段階の不要な色調整はやらない方がいいんですが.(DVからの色差補間は重要))


 こんな感じに設定します.正確にあわせたい方は,次のページへどうぞ.

 そもそも,ドライバのデフォルト値
明るさ 100%
コントラスト 90%
色相 0
彩度 114%
となっている時点で"変"です.

 家電業界では画質を味付けするのが常套手段になっていますが,コンピュータ業界でここまで味付けしたベンダーは初めてだと思います.
 一般的な是非は別にして,私はこのことがnVIDIAの汚点に感じますが.

1.5 比較

 GeForceが出力するビデオオーバーレイサーフェスのキャプチャができなかったので,私が作った近似サンプルです.(滝汗
nVIDIAのビデオ画質の“雰囲気”がわかる,参考画像だと思って下さい.

オリジナル画像 (SONY WV-DR7→Canopus DV codec→AVIUtil(リサイズのみ))
nVIDIAデフォルト値参考画像 オリジナル画像に対し,色調補正を施した.
            全体的に色が暗く・濃く,ぼやけているのを再現したつもりです.

 ロールオーバー効果にしてあります.マウスを画像の上に移動させると,nVIDIA仕様に変わります.(笑
(JavaScriptを有効にして下さい)

 色が濃く,アンダースポイラー(?)が黒潰れしてしまい,文字はボケ気味・・・といった特徴です.


 ■文字サンプルパターンでの比較■
 こちらはディスプレイをデジタルカメラで撮影しています.ホワイトバランスは一定条件の下で固定して撮影しています.
実際の画面と色が違ったり大幅に汚くなっていたり,モアレが見えるのは避けられません


 左にある"bmp"という文字を見る限り,カメラはぶれていないのに,特に黒文字がボケているのがわかるでしょうか?

この画像はJPEGで再圧縮しています.編集PNG画像とカメラからのオリジナル画像を,次のページに置きました.

 画像屋さんには怒られそうな比較ですが・・・


2.検証 へ.


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