「2009年4月 記す」

1000円ジャンクPC DELL Optiplex GX270 の 再生

秋葉原のジャンク屋さんの店先に、リース落ち、買換え時期に当たるのか、Pentium4 2.4GHz〜3GHz の デスクトップPCが破格の値段で積んであります、その中で、DELL製の GX270、GX260、GX60、等の 1000円ジャンクが 目を惹きます。

GX270、GX260、GX60、等 は、M/B、とスペックが少し違うだけで、構造が相似で部品には互換性があるようです。
今までに、これ等( GX270、GX260 )の 中古完動品PCを購入して使っていましたので、中味の構造に関しては知識がありますから、チャレンジをしました。


2008年11月末頃に、秋葉原、DOS/V通りのパレットタウンのお店の土間に ¥1000 と 値段が貼られて置いてありました。


この時は、これ一台だけだったので、まあまあのスペックのPCなので、即座に購入しました。

DELL Optiplex GX270 の スモールファームファクター タイプで、中味の欠品は、HDD、HDD取付 金具、CPU、メモリー、でした。

内部の配線コード類は全て揃っていたのが、嬉しい限りです



下記の写真はケース内部です。


スペックは
Optiplex GX270 は Pentium4 3.2GHzぐらいまで、Northwood が無難で Prescott は無理かも知れない...
Lanは1000MHzまで、HDDは EIDE、S-ATA もOKで、
USBもHispeed でかなり使えそうです。

GX270 は、製造から5年以上も経ってるんだって...
古いPCばかり使っているので、この位のPCで大満足しちゃう、僕って?

早速、家に帰ってから、ACコードを付けて、キーボードを繋いで、セレロン2.4GHzの CPUを付けて、256MBのDDR3200メモリーを付けて、 最後に、ACコンセントに突っ込んで、 GX270 の電源ボタンを押すと....

予期はしていました、電源が入らない、何も動かないし、暖まりもしない....

実は、この種の故障はネットで、M/Bの電解コンデンサーが不良ロットの為に、起きている 故障として有名ですから、

目視で電解コンデンサーを点検したのですが、液漏れ、膨らみ、などの 症状が露見できませんでした。

1000円でね〜 甘くはないよね〜


もしかして? 電源部? と思って、電源ユニットを単体でテストしました。


電源部は配線の色分けから推測して、実際に電圧を測ると、汎用ATX仕様のコネクター接続でした。

無負荷の測定結果で少し誤差が大きいのが 
+12V ==> 11.21V  -12V ==> -7.96V  でした。

-12V端子の測定電圧はひどいな、何に使うのかな?
RS-232Cかな? 

電源部の不良もあるかな?...



そんな、こんなで、あきらめも入って 4ヶ月が過ぎて...



右の写真は
DELL Optiplex GX270 の スモールファームファクター 用 マザーボードです。

4ヶ月前に、目視で液漏れ電解コンデンサーの調査をした時には、マザーボードをケースから 外しませんでした。

つい最近になって、 もう一度詳しく、マザーボードを調べてみようと思い立って、 今度は、マザーボードを外しました。

すると、右写真のピンクのコネクターと放熱金具に挟まれた、見えにくい場所にあった、3個の電解コンデンサーが液漏れと膨らみを起こしていました。

故障原因を見つけたので、すぐに買ってこなくては

16V 1800μF 105℃ コンデンサー3個 他の予防的に 6.3V 1800μF 105℃ 11個 を秋葉原に買い出しです。


秋月電子通商で 10mm X 20mm の 16V 1500μF 105℃ 単価70円 6個 と 
千石電商で、 6.3V 1500μF 105℃ 単価40円 12個を買ってきました。( 容量が本来は1800μFですが使えると思って )

電源部も気になるので、前から目をつけていたので、秋葉原ラジオデパートB1 のアキバエレクトリックパーツで同等品と思われる
DELL用電源部を¥500で買ってきました。 型番は PS-5161-7D です。

ニチコンのコンデンサーが....  日本製も安心出来ないです!


ニチコン製の HN(M)型のようです   10mm X 25mm の 16V 1800μF 105℃ 3個共、絶縁不良でした。


電解コン換装は成功! PC起動、BIOS見れました

交換した 
ルビコン製 10mm X 20mm の 16V 1500μF 105℃ です

その他の 6.3V 1800μF 105℃ 11個 は購入はしたのですが、起動したので、様子見で 交換は保留にしました。
( M/Bの目視ではOKですし、メーカーも違うので大丈夫だと思って )

前述した、アキバエレクトリックパーツで購入した500円のDELL用電源部を単体で電圧測定したら しっかりと、規定通りでしたので、電源ユニットも交換しました。
配線コードの長さ、その他も総て同一でした。
後日、調べたらジャンク箱にあるこの電源ユニットと同じでした。
持っていたのに、買わないで済んだのに.....


最初に付いていた”不良かなの電源ユニット”も後日交換実験で使えました。


アキバエレクトリックパーツで購入した800円のDVD-ROM

TEAC DV-28E ( CD-ROMは付いていたのですが、グレードアップです )
DELL用の取付金具付きでした。

右の写真は PC-NET で購入のHDD取付具( 専用ビス付き )




インバースで1000円で買ってきた 3.5インチ 80GB HDD を取り付けて、メモリーも追加で DDR3200 256MB 500円 を QCPASS で購入し、
OS、Windows XP をインストールしました。
目下快調に僕の机の一角で、Sub PCとして動いています。

BIOSのバージョンもDELLサイトからダウンロードして、A03からA07に乗せ換えました。 BIOSのバージョンアップは前は、DOSで行ったのですが、今はWindows XP上から出来るの ですね。簡単で良いです。

最後に
ジャンクPCを修理出来た達成感は嬉しいですが
最近、秋葉原では Windows 2000 とか Windows Xp の OSインストール済みの GX260 GX60 等のPCが、4000円〜5000円で売っています。
これを考えると、実質の損得は後者の方が勝っているでしょう。
しかし、それらを買ってきて使用中に故障が起きた場合には、このページが少しでもお役に 立てればいいな、と思っています。