エクセルの関数体験
初心でも出来る!
まずは、数式を認識しましょう。(体験しましょう。)
数式を入力する
*前に数式に使う式の表示の方法を下記に示します。
数式で使用できる算術演算子
数式の中で使える算術演算子には優先順位があり、それに従って計算されます。

算術演算子 算術内容 
% パーセンテージ
かけ算
/ 割り算
+ 加算
- 減算 
POINT!
算術演算子は、全角で入力しても自動的に半角に変換されます。 

セルに数式を入力すると、ワークシート上で計算をさせることができます。計算をさせるには、セルの中に数式を入力します。数式を作成するには、「=」で記述を始めることや、数値定数、セル参照および演算子を用いて記述を行うことなどのいくつかの決りがあります。



数式を入力する

 数式は「セル参照」「演算子」「数値定数」「ワークシート関数」から構成されています。
 ここでは「(本体価格+手数料)*1.05」という、簡単な計算式を通して説明します。
●数式の概念

1.「=」を入力する
 数式を作成するときは、必ず「=」から入力します。

●数式は「=」から入力する

2.数式を入力する
 ここでは下図のように、「=(A2+B2)*1.05」と数式を入力します。

●セル参照は直接入力するか、対象となるセルをクリックする

 

3.[Enter]キーを押して数式を確定する。
 セルに数式が入力されます。ただし、セル内に表示されるのは計算結果で、入力した数式は数式バーに表示されます。

●数式は数式バーに表示される

POINT! 
数式に入力したセルの値は、計算に使用しているセル参照の値によって自動的に変化します。実際にセルA2、B2の値を変更して確認すると、良く理解できます。 
 
 

 

相対参照
数式のコピーと参照方法<相対参照>

数式を他のデータと同じ方法で別のセルにコピーすることができます。しかし、「相対参照」と「絶対参照」の参照方法を違いをしっかり理解していないと、期待通りの数式がコピーされないので、数式のコピーには十分な注意が必要です。

数式をコピーする

 下図ではセルC2に「単価×数量」の数式が入力されています。
 このセルC2の数式をセルC3からC5にコピーすると、コピー先にも同じく「単価×数量」の数式が入力されます。

●セルC2の数式をセルC3からセルC6にコピーする 

参考! 
選択したセルのフィルハンドル(黒い■)にマウスポインタを合わせて、「+」の形に変わった位置からドラッグすると、元のセルの内容を簡単にコピーすることができます。この操作のことを「オートフィル」といいます。 
 

「=A2*B2」というセルC2の数式を、セルC3からセルC5の範囲にコピーした結果を下図に示します。各セルにコピーされた数式は、適切なセルを参照するように、セル参照が自動的に変化しています。
●数式をコピーするとセル参照が自動的に変化する

POINT! 
数式のコピーは、文字列のコピーとは異なり、元のデータがそのままコピーされるわけではなく、相対的な位置関係に対応するようにセル参照が自動的に変更され、コピーされます。このようなセルの参照方式を相対参照といいます。 



上記のケースは、相対参照で作成された数式をコピーすることによって、期待する結果が得られたケースです。しかし、相対参照で参照されている数式をコピーして使用すると、期待した計算結果が得られないときもあります。

相対参照
 ここでは売上比率を算出する例を取り上げます。各支店売上の合計を基準に、それぞれの売上比率を求めます。
 下図ではセルB3に「A支店の売上金額(セルB2)」を「合計の売上金額(セルE2)」で割り算する数式が入力されています。
●A支店の売上比率を求める数式

この数式をセルC3からD3にコピーすると、0で割り算したことを警告するエラー値「#DIV/0!」が表示されてしまいます。原因は、各支店に売上金額を、合計の算出されたセルではなく、コピー元のセル参照から相対的な位置関係にある間違ったセルを参照して割り算したことにあります。

●貼り付け先の数式は、参照先が空白セルの場合エラー表示になる

各支店とも、「A支店の売上比率(セルB3)」のように、「合計の売上金額(セルE2)」で割り算しなければならないのに、上の図を見ると、数式を右方向にコピーした結果、セル参照も1列ずつ右に自動的に変化して、意味のない空白のセルを参照して割り算しています。

このような相対参照によるセル参照の自動変更を回避するためには、絶対参照というセルの参照方式を用います。
で下記に説明します。

相対参照・・・上記の計算できない訳です。
 コピー先の数式のセル参照が自動的に変化するのは、コピー元の数式が「相対参照」で入力されているからです。「相対参照」とは、数式が入力されているセルを基点として別のセルの位置を指定する形式です。
 たとえば、今回のコピー元となったセルB3の数式ですが、「1上のセル」の値を「1上3右のセル」の値で割り算しています。

●相対参照で作成された数式 

この数式をそのまま右方向にコピーすると、コピー先の各々のセルにも、「1上のセル」の値を、「1上3右のセル」の値で割り算するという数式が作成されます。

絶対参照(本題の説明に入ります。)
前のLessonへのレッスンのケースでは、割る数は常にセルE2であって、「1上3右のセル」ではありません。このように、数式の中で位置の変化しない特定のセルを参照するときには、相対参照ではなく「絶対参照」を使わなければなりません。
 「絶対参照」とは、数式が入力されているセルの位置に関係なく、参照するセルの位置を固定する形式です。固定する行・列の前に 「$」 (ドル)マークを挿入します。
 

1.セルB3を選択して、数式バーをクリックする
 カーソルは文字列「E2」の上か横に合わせます。また、このときに、数式内の文字列やセルの枠線が色分けされます。

●数式バーのカーソル位置を合わせる

2.[F4]キーを押す
 セル参照に「$」が追加されます。これで、セルE2の参照が、コピーして相対的な位置が変化してもセル参照は変化しない絶対参照に変更されます。

●絶対参照のセルには「$」が付く

3.[Enter]キーでセルB3の数式を確定して、セルC3からD3にコピーする
 割る数が「合計の売上金額(セルE2)」で固定され、正しい数式がコピーされます。

●セルE2が固定されて変化しない



複合参照
 数式バーをクリックした後は、[F4]キーを押すたびにセルの参照方法は次のように変化します。

種類 表示 
「E2」 相対参照 
「$E$2」 絶対参照 
「E$2」 複合参照 
「$E2」 複合参照 
 複合参照では、行または列のどちらかのみに「$」マークが付きます。行(または列)だけを絶対的に固定し、もう一方の列(または行)は相対的に変化させたいときに利用します。