X22にWindows2000をインストールする。

更新日 2001年11月8日

うちの9JJ(Win98SEプリインストールモデル)を9DJ(Win2kプリインストールモデル)化しようと思います、といってもWin2k入れるだけですが。WinMe化よりもドライバの互換性が低そうなので難度が高いかも。

まず前準備ですがWin2kを入れた後で動かないと困るのであらかじめWin2k用のドライバを用意する必要があります<=過去の教訓。X22用のWin2kドライバはたくさんあるのですが、とりあえずモデムとディスプレイドライバだけ落としておけば何とかなるのでIBMのサイトからこれだけ落としてきます。

パート1(まずは共存インストール)

さて、インストールの方法ですが今回はWin98からの共存アップグレードインストールをしました。本当はパーティションを切りなおして別ドライブに入れたほうが良いのですが今回は同ドライブに入れました。X22はDisk to Diskリカバリーなので万一HDDのリカバリーエリアにアクセスできなくなると困るからです。早いことPC DOCKでリカバリーCD買わなきゃ。もちろん事前にリカバリー修復ディスケットは作っておきます。

ウルトラベースX2のCD-RWドライブにWin2kのCD-ROMを挿入するとインストールプログラムが立ち上がります。今回は共存インストールなので新規インストールを選択、ライセンス契約に同意してプロダクトキーを入力して言語等各項目を確認しOKするとキャラクタベースのセットアッププログラムが始まります。この際インストールパーティション選択画面でCドライブの下に「Inactive (OS/2 Boot Manager) 1196MB」というパーティションがあります。これがおそらくリカバリー領域なんでしょうね。

ここは当然Cドライブを選択、ファイルシステムも変更なしを選択(NTFSを選ぶとWin98はどうなるんでしょう、立ち上がらなくなるかな)するとファイルのコピーが始まります。

しばらくすると各種設定画面になるので適宜入力、さらにしばらく待つとインストールは終了します。だいたい1時間程度ですかね。

で、再起動後デバイスマネージャをみると予想どおり!マークの嵐。もちろんディスプレイはVGA、とりあえず落としてきたビデオドライバをインストール、これでXGAに戻ります。続いてモデムドライバのインストール、これでWebにつながるようになります。

残りのドライバをダウンロードしようとIBMのサイトで9JJとWin2kで検索したところ24件出てきました。ここで気がついたのですがドライバリストを見るとWin2kとWin98SEで共通のドライバが結構多いのです、というよりはWin2k単独のドライバはモデム、ビデオくらいかな。ならばと思い残していたWin98のIBMTOOLSフォルダからドライバをインストール、ただサウンドドライバはわかるのですが後はわからないのでソフトウェア導入支援をダウンロードしてインストール、すると導入されていないドライバの一覧が出て自動的にインストールしてくれました(もちろんWin2k用)。なんて便利なんだ―。

再起動後、デバイスマネージャを空けるとまだありますねー、!マーク。?マークとともにPCI Device(PCIバス0)と不明なデバイス(Microsoft ACPI-Compliant Embedded Controller)が!マークになっています。不明なデバイスのほうはACPIとでているのでこれをダウンロード、IBM PM Deviceとして認識されます(これで正しいかは疑問)。残るひとつは何なんだろう、ということで再度ソフトウェア導入支援から確認するとThinkPad AL Modem for Windows 2000とThinkPad SP Modem for Windows 2000という項目が残っているようなのでこれをインストールするとSPのほうがインストールされなかったのでこれを手動でインストール、が、これもだめ。しかたないのでまたまたIBMのサイトにアクセスしWin2k単独(もしくはXP共用)のドライバを探すとWindows修正ファイルというのがあるのでこれを落としIntel Chipset Software Instllation Utilitiyというのをインストール(infinst_enu.exeというファイルを実行)、するとやっと消えました!

長い道のりでしたがやっとデバイスがすべて認識されました(余計なドライバも入れちゃったけど)。

一応整理しておくとプリインストール状態からIBMTOOLSのフォルダとソフトウェア導入支援、モデムとビデオ、ACPIのWin2kドライバ、Windows修正ファイルがあればドライバのインストールは出来ますね。CD-Rに焼いておけば便利かも。あとはWin2kのSPでもあてればよいか。

と、ここで早速ですがHDBENCHを。今回はVer3.30と2.61の両方で計測しました。

 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 3.30  (C)EP82改/かず ★ ★ ★ 
M/B Name    ThinkPad X22 2662-9JJ  
Processor   Pentium III 796.89MHz[GenuineIntel family 6 model B step 1]  
Cache       L1_Data:[16K]  L1_Instruction:[16K]  L2:[512K]
VideoCard   ATI Mobility Radeon   
Resolution  1024x768 (16Bit color)  
Memory      130,032 KByte  
OS          Windows 2000 5.0 (Build: 2195)   
Date        2001/11/06  19:58  

Intel(R) 82801CAM Ultra ATA Storage Controller - 248A 
プライマリ IDE チャネル
  IC25N020ATDA04-0

Intel(R) 82801CAM Ultra ATA Storage Controller - 248A 
セカンダリ IDE チャネル
  SONY CD-RW  CRX700E

   ALL  Integer   Float  MemoryR MemoryW MemoryRW  DirectDraw
 15550    37053   36526    13563   14027    22320          29

Rectangle   Text Ellipse  BitBlt    Read   Write    Copy  Drive
    25132  27180    6158     309   17715   16075    1796  C:\100MB
 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 2.610  ★ ★ ★ 
使用機種   ThinkPad X22 2662-9JJ
Processor  Pentium II 796.9MHz [GenuineIntel family 6 model B step 1] 
解像度     1024x768 65536色(16Bit)  
Display    1002-4C59-02
Memory     130,032Kbyte
OS         Windows NT 5.0 (Build: 2195)  
Date       2001/11/ 6  20: 4

プライマリ IDE チャネル
  IC25N020ATDA04-0

プライマリ IDE チャネル
  SONY CD-RW  CRX700E

プライマリ IDE チャネル
  IBM 260MB PCMCIA HDD

  ALL   浮    整    矩    円   Text Scroll DD  Read Write Memory Drive
28091 72977 59282 28428 12398 23264   324  29 17624 10437 77253  C:10MB

Win2k、結構いいかも。手持ちのソフトさえ移行できれば言うことないなあ。しかしプリインストールのWin98SEが一番不安定なのはどう言うことだろう?OS載せ替えろってことかな?ちなみにモデム以外の周辺機器は試していません。!マーク出ていないから大丈夫だと思うんですけど。

パート2(やっぱり上書きインストール)

その後やはり同ドライブでの共存はいろいろ不具合が多いのでやり直し。必要になりそうなドライバはCD-Rに事前に焼いておいて再度リカバリーをかけてから上書きインストールを実行、基本的には上のインストール方法と同じですがアップグレードでは以下の点が異なりました。

上書きインストールなのでパーティションの選択画面はありません。

途中一部のプログラムにアップグレードパックが必要といわれますがとりあえず次へを選ぶとレポートが作成されるのであとで確認します。NTFSにはしません。またDirectX 8.0のWin2k用アップデートを後で入れろといわれました。

さらに進むとプラグアンドプレイの更新されたファイル(Win2k用のドライバ)をいれろと言われます。ファイルが必要といわれたのは以下の機器です。

ATI Mobility Radeon
Crystal WDM Audio Codec
IBM High Rate Wireless LAN MiniPCI Combo Card
Intel(R) 82801CA/CAM SMBus Contoroller - 2483
Intel(R) PRO/100 VE Network Connection
Lucent Technologies Soft Modem AMR
ThinkPad UltraBase Hot-Attach Driver

ここではとりあえず飛ばします。その後アップグレードレポートが表示されるので保存します。続行を押すとファイルのコピーが始まります。

さて、インストール終了後のデバイスマネージャでは次の項目が!マークになっています。

その他デバイスの

PCI Device
PCI Device
イーサネット コントローラ
ネットワーク コントローラ
ビデオ コントローラ(VGA互換)
マルチメディア オーディオ コントローラ
不明なデバイス

そこでVGA画面でスタートメニューから「ThinkPadソフトウェア導入支援」をクリック(アップグレードだから残っています)、ここからドライバをインストールします。このとき導入済みになっているのは

オンスクリ−ン表示
ThinkPad機能設定
SpeedStep Technology Applet
ThinkPad AMR Modem for Windows2000
IBM トラックポイントユーザー補助

です。

ここでドライバのインストールを終了すると例のAL、SPモデムを手動で入れろと言われますがパス、再起動すると!マークは

PCI Device
ビデオコントローラ(VGA互換)
不明なデバイス

の3つに減ります。モデムは認識されたようですね。

そこで先に焼いたCD‐RからビデオとACPIのドライバ、さらにWindows修正ファイルを解凍し再度ソフトウェア導入支援を開くとビデオとACPIの2つは導入リストに載りますがWin修正ファイルは載らず(手動でやれって事かな)、とりあえず2つインストールします。ちなみに導入支援はで追加したドライバのディレクトリを追加する必要があります(もしくは追加ドライバの解凍ディレクトリをIBMTOOLSの下にする)。

残る!マークは例のPCI DeviceだけになるのでWindows修正ファイルを導入(infinst_enu.exeというファイルを実行)し、X22を再起動すると消えます。なおビデオドライバを入れた後で修正ファイルを導入すると画面が640*480に戻ってしまうので直しましょう。

これでOKですね。アップグレードレポートはWindowsディレクトリのupgrade.txtに書かれています(最初探すのに苦労しました)。以下に載せます。

アップグレード レポート
-----------------------
信頼性と品質は、Windows 2000 の主要な設計ゴールです。十分な情報がユー
ザーに提供されていない場合、デバイスとプログラムに関する互換性の問
題によりこれらのゴールが満たされない可能性があることを理解しました。
Windows 2000 での特定のデバイスとプログラムのテスト中に、Windows 2000
にアップグレードした後に発生する可能性がある互換性の問題を検出しま
した。このレポートには、これらの問題が記述されています。多くの場合、
ハードウェアまたはソフトウェア ベンダからの新しいソフトウェアの更
新によって、これらの問題を解決できます。このレポートの結果について心
配な場合は、これらの問題が修正されるまで Windows 2000 にアップグレー
ドしないでください。

Windows 2000 との製品の互換性についていの詳細な情報は、ハードウェ
アまたはソフトウェア製造元に問い合わせてください。また、追加情報を 
http://www.microsoft.com/japan/windows2000/appscatalog/ で参照できま
す。

内容:
        ハードウェア
        Windows 2000 と互換性のないソフトウェア
        一般情報

ハードウェア
------------
レポートのこのセクションにはハードウェアの互換性の問題が記述され
ています。

互換性のないハードウェア

次のハードウェアは、追加ファイルがないと Windows 2000 ではサポートさ
れない可能性があります。互換性のあるハードウェアの一覧については 
Microsoft Windows 2000 ハードウェア互換性リストのサイト 
http://www.asia.microsoft.com/japan/hcl/ を参照してください。(次のエ
ントリのいくつかは、ハードウェアとして登録されているソフトウェアの可
能性があります。)

    IBM ThinkPad UltraBase
      ThinkPad UltraBase Hot-Attach Driver

    サウンド、ビデオ、およびゲームのコントローラ
      Crystal WDM Audio Codec

    システム デバイス
      Intel(R) 82801CA/CAM SMBus Controller - 2483

    ディスプレイ アダプタ
      ATI Mobility Radeon

    ネットワーク アダプタ
      IBM High Rate Wireless LAN MiniPCI Combo Card
      Intel(R) PRO/100 VE Network Connection

    モデム
      Lucent Technologies Soft Modem AMR

アップグレードを続行できますが、追加ファイルが提供されるまでハードウ
ェアは動作しない可能性があります。

Windows 2000 と互換性のないソフトウェア
---------------------------------------
このセクションは、Windows 2000 と互換性のないプログラムの情報を表示
します。アップグレードする前に、これらのプログラムの問題の重要性に
ついて評価してください。

Windows 2000 をサポートしないソフトウェア

コンピュータ上で Windows 2000 をサポートしないプログラムを検出しま
した。ソフトウェアのベンダに問い合わせて、更新情報または Windows 2000
互換のバージョンを取得してください。アップグレード前に、これらのプロ
グラムを更新しない場合、プログラムは動作しません。

    PRISM 設定 (コントロール パネル)
    ThinkPad ウルトラベースX2 (コントロール パネル)
    ThinkPad 機能設定 (コントロール パネル)
    トラックポイント ユーザー補助 (コントロール パネル)

Windows 2000 にアップグレードする前に、互換性のないプログラムをすべて
削除してください。アップグレード後、アンインストールが動作しないこ
とがあります。コントロール パネルの [アプリケーションの追加と削除] を
使用すると、ほとんどのプログラムを削除できます。[スタート] をクリック
して、[設定] にポイントします。次に、コントロール パネルをクリックし
て、[アプリケーションの追加と削除] をクリックしてください。

一般情報
--------
このセクションでは、アップグレードする前に知っておく必要がある重要な
情報を提供します。

検出されたバックアップ ファイル

    コンピュータ上に Windows 98 の一部のバックアップ ファイルと思われ
    るファイルが見つかりました。Windows 2000 へのアップグレード中にコ
    ンピュータから、ハード ディスクにあるすべてのバックアップと一緒に
    Windows 98 を削除します。詳細は Windows フォルダ内の Setupact.log
    ファイルにあります。バックアップ ファイルが含まれている可能性があ
    る 9 個のフォルダを一覧表示します。
    
    これらのファイルをフロッピー ディスク、ネットワーク サーバー、圧
    縮アーカイブ ファイルまたは別のバックアップ機構へコピーして、保護
    してください。

だそうです。これで9DJになれたかな?

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