バーチャルオフィスについての見解。

【バーチャルオフィスとは何か?】
一つは、バーチャルオフィスを、期間的な観点からは、仮設オフィスとして捉える考えです。この場合、プロジェクトメンバーの就業基地を意味します。メンバーは、基地本拠に設備する端末装置を介して、プロジェクトの連絡打ち合わせ、あるいは、決定会議に参加します。つまり、プロジェクトとのインターフェース機能をパーチャルオフィスが持つことになります。

二つ目は事業システムの中のある部門別末端組織システムが、本社機能に対して、サテライトステーション、つまり遠隔地に於いて、衛星局を介し、事業計画や、実行結果について、事業参画する場合。というように、二つに考えられます。

簡単にしますと、プロジェクトは、目的実行の実践部隊です。目的達成のために専門技能別のエキスパートでメンバーを構成します。目的に対する成果重視になりますから、メンバーは、臨時編成になります。特定エキスパートを選出して、プロジェクトを編成し、目的達成にこぎ着ければ、使命を完了解散の性質を持ちます。

後者の場合は、事業システムという目的達成と、組織存続の繁栄という理念を持った経営システムになります。そのため組織は、固定化しています。社員あるいは、契約社員とか特殊技術による遠隔地勤務が必要になった場合に、企業システムに対するインターフェースとして機能させるためのサテライトステーションの類です。

どちらの場合も、ハード的な構成は同じ様ですが、運用管理するソフト面が、従来の組織重点主義から、人間尊重に移行するには、技術革新による知識集約化技術を取り入れなければならない。というように考えます。

応用面では、バーチャルの場合、個人自営業などエキスパートがネットを介して、新事業の展開が広い範囲に拡大するものと推されます。
一方サテライト化される遠隔勤務が可能になれば、雇用の拡大や、プロジェクトによる新技術・新製品の開発がエキスパートの参加による、チャンスが増大するだけでなく、就業場の分散は、資本拡大主義に大きい歯止めがかかりますから、事業システムの安定に連なる利点が考えられます。欠点的には、もちろんハードの問題ですが、現在技術では、既に実用段階にあり、事務ツール化しているパソコンに少しのソフト技術を追加するだけで実現するものだと思います。

エレクトロ・コーティジ(電子小屋)の発想は、既に三十年以上前に発表されており、上記の思想の原点となっています。これは、遠隔勤務について考慮されたものです。その時代から、組織重点主義は、人間尊重は管理者の人間性にのみ期待しておりました。現実の消費生活の成熟時代に於いては、人間尊重を主体とした、プロジェクトチームにその活性が見いだされますように、この流れは、更に勢いをまし、ネット利用は既に普及期に達しておるのじゃないかなと思われます。ネット構築が盛んになっていることがそれを裏付けています。

結論としては、時間空間の差を縮める方向に益々スピードアップします。

ユーテリティーや、ソフトの共用あるいは、大容量のデータ伝送、などは、革新技術であれば、容易に解決できる性質のものです。

ただし、教育というような次元でのシステムを考えれば、その場合いは、専業のエキスパートや、AIなどを含むエキスパートシステムとして、バーチャルオフィスとは、ソフトの面で少しの違いがあるのではないでしょうか。
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