組織の仕組み色々

現在、パソ通・インターネットを利用した仕事は沢山あります。
例えば、

  1. 名簿の打ち込み作業。
  2. テープ起こし(録音テープをテキスト化する)
  3. コンピュータ用プログラムの設計作業等々、色々な仕事がネットを介して行われています。

珍しい物には、

  • デザインのような複雑な物もあります。

これらの仕事の端末は、すべて自営業の方々ばかりでなく、パートの方も居れば、時間的に余裕のあった時に参加する方々もおります。これらの例は、大企業もあれば、ベンチャー企業もあります。

今、科学的に組織というものを、未来の目的に向かって生物的な動きをするもの、つまり、システム工学的に、

  1. 空間活用の問題
  2. 時間活用の問題
  3. 情報活用の問題

などの効率を考えると、

  1. 距離
  2. 空間

に、制約のないネット(ワークの活用)が非常に有利となるということです。

これには本体である入力(ニーズ)を受ける組織と、それを出力(サプライ)する機能があって初めて成立します。
ですから、この場合、その組織というものにどのような性格や性質を与えるかということが大事なことになると思います。

ここでいう気質(テンパラメント)とは、遺伝とか受け継いだ物や躾習慣を意味します。また、性格(キャラクタ)は、気質が刻み込まれることを意味します。

簡単に要約すると、組織というものは、入力があったら、正しい出力がでるように組織内部に技能の訓練が大切であるということになります。

ある大きい組織とか、業界のような中で、お互いに協力して目的を達成しようという小人数の集団があるとすれば、この目的達成のシステムはTOG(Task Oriented Groups)と呼ばれて、取り巻く様々な環境から入る入力をトップに対する出力にするとか、末端に対する具体的出力となって、目的を達成へと導きます。この場合、目的が特定化している場合は、プロジェクトと呼ばれる場合もあります。つまり活動体系が柔軟であることでしょう。前掲のネット利用のベンチャーなどはこの体系だと思います。

入力を組織の運営によって出力するには、その機能がなければなりません。

  1. トップの、決定に対してはメンバーはスタッフ構造になりますから、トップには、ゼネラリストを要求しません。むしろ、特殊な高度の専門知識を持つスペシャリストになります。
  2. 目標設定やグループ活動は、全員一致が原則になります。そのため、デルファイ法などにより、全員の意見をどのように取り入れて、集約、収れんさせるか、全員一致の手練が期待されます。
  3. スタッフは、それぞれの専門エキスパートで構成されます。全員平等の決定権を持ちます。
  4. 報酬は、仕事の内容により、合理的に査定しますから、能力能率併用給になるでしょう。
  5. 人間が集まる組織は、単一機能の機械と比較し非常に複雑です。そのため運営には、内外共に人間関係が大事になります。専門技術や組織の統合には、行動科学がその基本になっています。不平等、差別の無い環境と、もたれ合い、無責任の無い自覚が要求されることになります。

以上は、基本概要ですが、次に最も大切なのは、目標達成の企画計画を誰が作るかという問題です。

  1. 目標を達成するまでの過程を分析して、基本要素を取り出します。
  2. 要素別に機能設計を行います。
  3. 要素を組み立てて目的が達成するようにエンジニアリングします。

プランナーとかシステム・エンジニアーの仕事です。スタッフしてぜひ必要です。この過程で、スタッフに分担して貰う作業が、初めて詳細化されます。このとき、企画についての説明や質疑が充分に行われ、それぞれ専門の意見が取り入れられ、最終案へと修正作業が進みます。この作業の時に、自己主張が強く行なわれますと、感情が入り、目的から大きくずれることになりますので、その質疑は、コンピュータをツールとした、実験技術、評価技術、予測技術が重要視されます。

企画計画が出来上がると、始めて行動計画、行動と日程管理と進むわけですが、組織の性格とか、組織運営は、ここの点で、スタッフとして参加のバーチャルオフィスと、実行組織端末としてのバーチャルオフィスに分かれるものだと思います。

組織には営業専門とか、企画専門とか加工専門というように気質・性格がありますから、組織経験豊富なスタッフ参加なのか、経験未熟なスキル能力の提供参加なのかが、討議されると思います。

前掲のネット・ビジネスは従来の考えていえば、下請けでしょうし、業態で考慮すれば、スキル提供によるプロジェクト参加ということになると思います。この問題は組織の設立の時に方向性は既に定まるものです。

しかし、この利用技術については、ダウンサイジング効果が進む一方で、まだ学習期間を脱していません。ここに創業利益の大きいビジネスチャンスが生まれる可能性があると思います。

パソコン通信やインターネットは、ここで未来のスタッフ参加のため、小集団活動として技能レベルの、学習訓練に企画計画することに有効なことではないでしょうか。

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