REALbasic かってに連載します(第6回)


 REALbasicでは、WindowやDialogやModuleなどをProjectウィンドウからディスクトップにドラッグすると、子供?が作れます。これを新しいProjectウィンドウにドラッグすると、そのままペーストできます。Aboutメニューで開くdialogやサブルーチンを書き込んだModuleあるいは新しいクラスなどで利用すると便利です。ただし、ペーストされたdialogはdialog1にModuleはModule1に上書きされますので、上書きされてはまずいものはペーストする前に名前を変更しておきましょう。
   第6回 - PICTの張り付けとAboutメニュー -

 ここまでの総まとめとして、実用に耐えるプログラムを紹介します。
 前回の微分方程式は、単純な繰り返し計算を正直に行う、まさにコンピューターの得意技を使ったものでした。
 世の中のいろいろな現象を数式で表すと、たくさんの微分方程式ができあがります。これらの中のほんのわずかなものが、代数的に解くことが可能です。つまり高校で習った微分や積分の公式を利用して解が数式で求められます。意外に思うかもしれませんが、その他大部分の微分方程式は解くことできません。そのため、解けない微分方程式を解くための特別な技が発見された場合は、それをみつけた数学者の名前が付けられ今日に残っています。でも、これらの難解な、微分方程式でも、コンピューターを使うと、どのようなグラフになるのかは、簡単にわかります。第4、5回に説明した繰り返し計算する方法で解決できるのです。
 誤解しないで下さい。今までの数学者より、コンピューターの方が優れているというわけではありません。人間は、数式を見たとき、その関係式の本質的な内容を理解しようとし、他の関数と異なる特別な部分の特徴をつかもうとします。その結果として、エレガントな技をいつかは発見します。コンピューターにはまねのできない「創造」の世界です。すこし話が、それてしまいました、元に戻しましょう。
 さて、今回は、コイルとコンデンサーを含んだ電気回路での、電流変化をグラフにするプログラムです。電気回路での基本原理となる、キルヒホッフの法則を使って、関係式を作ると、いくつかの微分方程式が出来上がります。この微分方程式に、初期条件を与えて、1点1点計算をすすめていくものです。細かな説明は、ソースコードの中に注釈として加えました。プログラムの大きな流れを説明します。
     
  1.   - 仕様 -
     
    1.  メインウィンドウにおいて各種条件を設定します。

    2.  数式の表示は、PICTで張り付けます。

    3.  グラフは新しいウィンドウを開いて描きます。さらに条件を変更して別の新しいウィンドウにグラフを描くことで、比較表示できます。

    4.  window1とdialog1の間の変数の受け渡しは、Moduleを使わずに、window1からdialog1を開くときに、直接dialog1にあるstatictextに送り込みます。

    5.  マックのプログラムを作るのであれば、誰もが作りたいと思っている、About メニューを加えます。


  2.  - 注意事項 -

    1.  プログラム内で使用するPICTファイル(ファイル名「kyuudai2」)は、Projectのウィンドウに直接ドラッグします。また、使用するPICTファイルは、プロジェクトファイルのあるフォルダーに、置いておく必要があります。
       PICTファイルの1部分を表示したい場合は、表示したいPICTファイルの中で必要な部分の大きさを 左上の位置 ( SX , SY ) , と横幅 SW、高さ SH として、表示させる画面たとえば Canvas1 内の左上の位置 ( DX , DY ) , と横幅 DW、高さ DH の領域に表示させるには、Canvas1の「Paint」に
       Canvas1.graphics.drawpicture kyuudai2,DX,DY,DW,DH,SX,SY,SW,SH
       のようにします。
       張り付けるもとのサイズと表示する領域が異なっている場合は、拡大縮小されて表示されます。
       ProjectのウィンドウにあるPICTファイル名をダブルクリックして現れる、Properties のウィンドウでTransparentの欄を 1-White にすると背景が透明になります。

    2. Aboutメニューの作り方は、一般のメニューの作り方と全く同一です。前回を参考にして下さい。Aboutメニューの名前とこのとき開くdialogの名前を同一のものにしないようにして下さい。エラーとなります。

    3. 開いたdialogからAboutメニューや他のメニューを開きたい場合は、windowでの場合と同様の手順が必要です。
       今回の「電気回路」の ソースプログラムです
        
        プロジェクトファイルのみです。REALbasicの最新バージョンが必要です。50 kバイト  

        ソースコードについての質問やご意見がありましたら以下のアドレスまでご連絡下さい。
                koko-@mx2.tiki.ne.jp

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