標準的なCDの複製(CDRWIN版)


このページを参考にするに当たって

本説明では、CDRWINの使用法、及びCDRWINを用いた一般的なCDの複製方法を紹介しますが、著作権のあるCD-ROMの複製は法律により禁じられております。この紹介及びホームページを参考にして行われたことによるあらゆる損害及び賠償に関しては筆者及びホームページの公開者はいっさいの責任を負いかねます。


 1.まず、CDRWINを起動します。(図1)

図1.[起動画面]
ここで、初めて使用される方はまず、環境設定を行います。


 2.CDイメージをファイル化します。

 CDを複製する際、コピー元のCDのイメージをいったん1つのファイルにまとめ、その後にCDRに一気に焼くという方法が安全です。したがって、本説明では、イメージをファイル化した後に焼くという2段階に分けた方式を取ることにします。
 
メインメニューから[Copy Disc](カメラの絵のボタン)を押します。押すと次のようなウィンドウが開きます。(図2)
 
図2.[Copy Disc選択後画面 1]
 一番上の、CDROM Readerの項目は、環境設定で行った、CDROM Readerの設定と同じものです。ここに最初に表示されるのは、環境設定で設定したCDROMデバイスになりますが、またここで変更することも可能です。ただし、ここで変更をしても、次回起動時にはまた元に戻ります。一時的にデバイスを変更したいときに使用します。
 
 CDROM Readerの項目の下に、[COPY DISC]/[COPY TRACK]/[COPY SECTOR]という項目があります。各チェックボックスの意味は以下の通りです。
[COPY DISC] ディスク単位でのコピー、つまり丸ごとコピーのことです。
[COPY TRACK] トラック単位でのコピー。特定のトラックだけコピーしたい場合、コピーするトラックをTrack Selectionの項目で選択し記録します。
[COPY SECTOR] セクター単位でのコピーです。Sector Settingの項目でコピーするセクターを選択します。
 後者になるほどコピーの単位が小さくなります。今回の説明では、データ/音楽トラックの数に関係なくディスク1枚丸ごと一旦ファイルに落としますので、[COPY DISC]にチェックを付けておきます。
 
Track Selection項目に表示されているのは、読み込むCDがどういうトラック構成になっているかを表すものです。丸の中の番号がトラック番号、色がトラックの種類を表します。図2では、トラック1がMode2(CD-XA)のデータトラック、トラック2〜17が音楽トラックのミックスモードのCDということがわかります。
 
Audio Track Settingの項目の中の、Transferの項目は、焼くオーディオトラックがCD-DAの時は[CDDA(2352)]、CD+Gの時は[CD+G(2448)]に設定します。普通、CD+GのCDはほぼ存在しないので、ここは[CDDA(2352)]にしておきます。Jitter Correction[Auto]でいいでしょう。Audio Track Setting項目の下のSubcode Option[Auto][Copy MCN/ISRC]チェックボックスクリアしておきます。
 
Reading Speedは読み込み速度です。デフォルトでは読み込める最大のスピードになっていると思います。DATAは最大速度でもほぼ大丈夫ですが、Audioでスピードを速くすると、データを取りこぼしたりしてプチノイズが入ることがあります。正確にデータを読み込ませたい場合は、スピードを遅めに設定するのが良いでしょう。
次に、Data Track Settingですが、これは、機種によって違います。CD-Rドライブのハードウェアマニュアルにだいたいmode1(????bytes)/mode2(????bytes)と書いてあると思います。これに合わせますが、普通はMode1[DATA(2048bytes)]/Mode2[Raw(2352bytes)]という設定が多いようです。
 
ウィンドウ右のボタン[Refresh TOC]は、CDの入れ替えなどを行った際、トラック情報を読み直すときに押します。

さあ、ここまで設定が終わったら、[Save Setting]で今設定した項目を保存しておき、[Next]で次に進みましょう。

図3.[Copy Disc選択後画面 2]

ウィンドウ上のチェックボックスの意味は次の通りです。
[Copy to Image File] 元ディスクのデータをファイルに書き出す。
[Copy to Image File and Record] 元ディスクのデータをファイルに書き出した後、すぐにCD-Rに記録を始める。
[Copy to CD Recorder] 元ディスクのデータをCD-Rへ直接書く。(オンザフライ)
 
今回は、一旦イメージを作ったらすぐに記録に入らずに止めておき、記録は次のステップで別に行います。
 
Image Fileには、イメージファイル名をフルパスで入力します。
Image File Formatは、[Intel Binary]を指定します。
Other Option中の、Overwrite Existing Filesは、イメージファイル名で同名のファイルがあるときに上書きさせるならチェックします。
Delete File at Completionは、処理が終了したら、イメージファイルを自動的に消したい場合にチェックします。

 さあ!これで、イメージファイルを作る準備ができました。[Finish]を押すとイメージを作り始めます。

図4.[イメージファイル作成中画面]


 3.イメージファイルをCD-Rへ記録する。

 メインメニューから[Record Disc](CDが燃えているボタン)を押します。
 
図5.[Record Disc選択後画面]
 
 CDROM Recorderの項目は、環境設定で行った、CDROM Recorderの選択と同じです。これも、2で説明したように、一時的にCD-Rドライブを変更したい時などに、変更できるようになっています。
 
 Recording Informationは、記録するイメージに関する情報が表示されます。図5ではキューシートというイメージファイルに関する情報がかかれているファイル(拡張子 .cue)を開く前なので、なにも表示されていません。cueファイルは、イメージを作成する際に同時に作成されます。
 
 Cue Sheetのところに、[Please click on "Load Cue Sheet.."]と出ています。指示通り、まずはcueファイルをオープンします。ウィンドウ右上の[Load Cue Sheet]を押します。すると、ファイルオープンのダイアログが出るので、2でイメージファイルを作ったパスに移動し、cueファイルを選択します。
 すると、図6のように、Recording Informationのところに、書き込むイメージの情報が表示されます。
 
図6.[cueシート読み込み後の画面]
 
 Recording Informationの項目の意味は次の通りです。
Number of Files 書き込むファイルの数です。今回の場合は1枚のCDのイメージが丸ごと1つのファイルになっているので1となっています。
Numberof Tracks 書き込むトラックの数です。データトラックとオーディオトラックの数を足した数になります。
Number of Cuepoints cueファイルの中身をメモ帳などで見たらわかるのですが、cueファイルには、各トラックの始まりや終わりのポイントが記されています。その、ポイントの数を表しています。
Total Disc Time 書き込むデータの総時間です。データ領域の部分も時間に換算されて出ます。
Approx. Recording Time 書き込みにかかる時間です。初期化も含めただいたいの時間が表示されます。図6では、2倍速で書き込むので大体CDの総時間/2+αの時間が出ています。

[Recording Information]の下の項目群Recording Optionsの中のチェックボックスの意味は次の通りです。
[Eject Disc at Completion] 書き込みが終わったらディスクをイジェクトするかどうかのチェックボックスです。
[Test Mode] 実際に書き込みは行われない、テストモードで実行します。転送速度が足りるかどうかわからないときは一度テストモードでやってみると失敗したときにディスクが無駄にならずにすむ場合があります。
[Beep at Completion] 書き込みが終わったときにビープ音を鳴らして知らせるかどうかのチェックボックスです。
[Use Disc Transporter to make] 使ったことがないのでよくわかりませんが、記録する枚数のような気がします。(曖昧)

 以上の設定が終わったら、[Start Recording]を実行し記録を開始します。しばらくすると、図7のような書き込みのウィンドウが出て、上下のグラフの下の方が100%になって、ウィンドウが消えたら。無事記録終了です。
 
図7.[CD書き込み画面]


 以上で、CDRWINを使用した一般的なCDのコピー方法の説明は終わりです。短時間に作ったものなので、CDRWINの持つ機能の一部しか紹介していませんが、使い方が全くわからない人のためになれば幸いです。また、時間と要望があれば他の機能の説明も追加するかもしれませんが今回はここで終わらせていただきます。
 
GUN(Email:gunm@geocities.co.jp)



本編での書き込み環境(参考部分のみ)

パソコン本体 自組IBM PC/AT互換機
搭載メモリ 96MB(32MB EDO*2+16MB FP*2)
SCSI Card Tekram DC-390F Ver1.57/DC-390 Ver1.57 2枚差
SCSI HDD IBM DORS-32160UW (2.1G)/Quantum FB1080S (1.08G)/Quantum FB-ST(3.2G)
CD-R Drive RICOH RO-1420C (Rev:1.60)
SCSI CD-ROM PLEXTOR 12Plex
OS Windows95 Ver4.00.950B
CD-R Software Adaptec Easy CD Pro95/NT Ver.2.1J | Gear Multi Media 4.01 for Windows95/NT | CDRWIN Ver3.2d 32-bit Ver. | Disc Juggler Ver1.00.042 Full

商標
CDRWINはGoldenHawk社の登録商標です。

Windows,Windows95,WindowsNTはMicrosoft Corporationの商標です。 他の全ての商標は、各権利所有者によるものです。

最終更新:97/10/06


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