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Standard Tcl Library (以後俗称として広く知られる「Tcllib」と呼ぶことにします)は、 汎用に使える便利なルーチンをTcl言語だけで実装した拡張パッケージの集合体です。 Tcl/Tk本体に近いオープンソースの開発陣により、 バージョンアップの度に新しいパッケージがどんどん追加されています。 ここではそれらのうち、便利で使いやすそうな次のパッケージについて、 ちょっくらつついてみた結果を紹介しています。
TcllibはTcl言語だけで書かれているため、 それらが提供するところの元の機能をOSがサポートしている限り、 WindowsPC、Macintosh、UNIXを問わず同じように使うことができます。 現在のバージョンは1.12で、このバージョンはTcl/Tk 8.4以降が必要です。 このページでは、次の環境で試してみた結果を紹介しています。
Tcllibは先述の通り新しい機能がどんどん増えているので、 できるだけ新しい版を入手されるとよいでしょう。
Tcllibの総本山はTcl Developer Exchangeの このページです。 またオープンソースの開発サイトである、 こちらからも入手できます。 インストール手順ですが、 圧縮アーカイブを展開すると、tcllib-1.*というディレクトリができるので、UNIXの場合は % sh configure --prefix=/opt2/local % make % make installと打つだけでインストールされます。 --prefixのデフォルトはもちろん/usr/localです。 makeでHTML文書を作ろうとしますが、このときプログラム「tclsh」 を呼び出そうとする場合があるので、 tclsh8.5などにtclshという名前でリンクしておくとよいです。 Windowsの場合も簡単です。展開したディレクトリにある「installer.tcl」 をエクスプローラでダブルクリックすることで、 (Tkをインストールしている場合は)GUIのインストーラが起動され、 拡張子.tclに「関連付け」されているTcl/Tk処理系の中にファイルがコピーされて、 全自動でインストールが完了します。 CMD> tclsh85 > package require base64 2.3などと、Tcllibに含まれるパッケージ(PACKAGESというテキストファイルに一覧があります) のどれかを打って、バージョン番号(2.3)が出てくればセットアップは完了です。 「tcllib」「Tcllib」という名前のパッケージは機能的に存在しないので、注意してくださいね。 なお、Windowsの場合はActiveTclのbin\teacup.exe コマンドを使って、 Teapot Serverからネットワーク経由で最新版をインストールすることも可能です。 tcllibはActiveTclに最初から同梱というわけではなく、 teacup.exeを使う必要があるのに注意が必要ですね。 なお、このサイトでご紹介している拡張ライブラリの内、 ActiveTclに最初から含まれておらず、 teacup.exeでネットワーク・インストールが可能なものは、 tkdnd、Tix、xml/dom/xslt(TclXMLとその一族)、Tktable、そしてOratclです。
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