Photoshop 快適化 Tips



高機能でグラフィックソフトの頂点の一つのPhotoshopですが、良いことばかりではありません。
特に聞かれるのが動作の重さです。
そこでちょっとでも快適に使える様にする方法とありがちなトラブル対処法をまとめてみました。

ただし、お使いの環境によっては効果のないものや、コストパフォーマンスの悪いもの、今更実行できないもの、
当たり前だと言うもの、手間が掛かるもの、ある程度のリスクのある物も含まれていますので、
ご自分のマシン環境をよく把握した後、時間と財布によく相談(笑)して、各種マニュアル類をよく確認してから
ご自分の責任に於いて行って下さい。Windows のシステム関連を変更する物は特に注意が必要です。

ここに書かれている事項は殆どが初心者〜中級者向けの内容で、殆どは私が所有する PC-AT 互換機で実際に実行してみた ( してきた ) ものです。
最低限の知識を持ち、正しい手順で実行、万が一の場合は設定を戻す事が出来れば取り返しの付かない事態に陥る事は殆どないはずですが、全ての機種、環境での動作を保証するものではありません。これらを実行した事に依って動作不安定、ファイル破損、再インストールの必要性や時間的、金銭的な損失があっても私はそれらについて損害賠償などの責任は一切負いません。



・・・新規の項目です。   ・・・UP DATE された項目です。


Photoshop は常に最新版に 難易度 ★★☆☆☆ 手間 ★☆☆☆☆ コスト ☆☆☆☆☆
最新版と言っても 5.0J を有償アップデートをして 5.5J にしろと言うわけではありません。
アプリケーションにはバグと呼ばれる不具合が隠れている事が殆どです。これはメーカー側もリリース前にチェックは
しているとは思いますが、その全てを見つけだすと言うことは困難です。
もし、メーカー自身が発見、またはユーザーが不具合を発見し報告をした場合、それを修正する事が多くあります。
このような不具合修正は殆どが無償で行われます。
Photoshop に限らず、アプリケーションやドライバなどはリリース後見つかった不具合対策や
更なるパフォーマンスの向上の為にこのような修正が行われる事は珍しいことではありません。

Photoshop では不具合修正だけでなく、Pentium から MMX-Pentium への世代交代などのように、
新しい技術を使った CPU が登場した際などにフィルタ類に細かいチューニングが施されて提供される事があります。
これは CPU の処理技術に合わせたチューニングをすることで処理速度の向上を図っているようです。

2000/10 の時点では、主な物だけでも以下のような不具合修正とチューニングの為のファイルが公開されています。

Photoshop 4.0
Photoshop 4.0.1J アップデータ 
MMXCore プラグイン
Photoshop 5.0
Photoshop 5.0.2J アップデータ 
ForceBlackAndWhite 拡張プラグイン
Pentium III 対応 プラグイン
Photoshop 5.5
EPS Parserプラグイン( Windows )

これらはどれも重要な差分ファイルですが、特に のファイルは必ずインストールしておきましょう。

Photoshop に限らず、アプリケーションの正式なバージョンを確認してから発売元のホームページを訪れ、このような修正ファイルが公開されていないかチェックしておきましょう。

Photoshop に限って言えば、不具合の多くはビデオカードのドライバが関わっている事が多いので、ビデオカードの発売元や、ビデオカードに搭載されているチップを作っているメーカーの HP で今お使いのビデオカードのドライバよりも新しいバージョンが出ていないかチェックしておきましょう。
特に発売されたばかりのビデオカードではドライバの完成度が高いとは言えない場合が多いです。
ハードウエアやソフトウエアの設定の間違いや壊れているなどの場合を除いて、これだけでかなりの確率で不具合に対処できると思います。

ただし、注意が必要なのは、新しいドライバにも不具合が隠れている場合もあると言うことです。
メーカーに依っては最新のドライバしか公開してない場合もあります。新しいドライバの方が不具合の度合いが大きかった時の為に古いドライバは保存しておきましょう。


また、自力で解決出来る自信のない方は、ユーザー登録は忘れずに行っておきましょう。ユーザー登録をしてあればユーザーサポートを受けられます。ありがちな問題は大抵解決するはずですし、特定の環境にのみ起こる不具合であっても対処方法を教えて貰える場合もあります。

ユーザーサポートを受ける場合はお使いのマシン環境を出来るだけ詳しく、その不具合の起きる状況や他にインストールしているソフトウエアの名前なども事前にメモしておいてから、メールや電話などでユーザーサポートを受けてみましょう。
ユーザーサポートの担当者の方はあなたのマシンがどのような構成になっているかは知りませんからメモを活用して出来るだけ詳しく伝えましょう。怒ったり怒鳴ったりなど感情的になったり、端から「製品が悪い」と決め付けてかかったり、知ったかぶり、反対にむやみにへりくだったりするのは解決まで時間が掛かってしまう原因です。

私の友人にも某メーカーのサポートの仕事をしている人がいますが、上記の様な人には随分困らされている様です(^^;


関連付けを修正する 難易度 ★★☆☆☆ 手間 ★★☆☆☆ コスト ☆☆☆☆☆
Windows でソフトウエアをインストールした後に気になるのが関連付け。最近は勝手に関連付けされるソフトは少なくなってきていますが、Photoshop 4.0 や Photoshop Tryout ( お試し ) 版では JPG , GIF などのファイルタイプは勝手に関連付けを変更されてしまいます。
表示させようとするだけで Photoshop や WWW ブラウザなどの重いソフトが立ち上がるのはかなり非効率的です。
おまけにソフトをアンインストールしても元々関連付けされていたソフトウエアに関連付けを戻さずにほったらかし。エクスプローラーでファイルをクリックしてもソフトウエアが何も立ち上がらなくなる・・・なんてソフトも結構あったりします。
個々のファイルタイプごとに修正しようとすると「すでに関連付けされています」と拒絶されたりして、初心者の方は「罠か?これは罠なのか〜っ!?( T_T)g」と叫んでしまったなんて言うのは良くある話なんですよね(^^;

関連付けに関するトラブルの対策方法は3つあります。

  1. レジストリエディタでレジストリを修正

    レジストリに関して正しい知識を十分にお持ちの方は直接編集してください。はっきり言って上級者向け対処法です(^^;
    正しい知識をお持ちでない方は絶対にこの方法では修正しようとしないで下さい。Windows が起動しなくなっても責任は持てません(笑)


  2. 閲覧専用のアプリケーションを後から導入する

    閲覧の為に、動作の軽快なCGビュアーと呼ばれる画像閲覧用のアプリケーションを導入して、CGビュアーの設定で関連付けを変更できるものが結構ありますので、それを使い、関連付けを奪い返す方法です。こういった設定がないアプリケーションもかなり多くありますが・・・(^^;;

    例えば私が閲覧用に使っているのは IrfanView と言うビュアーです。様々な静止画フォーマットだけでなく、音声ファイル、動画ファイルまで閲覧出来てしまう上に軽快な動作をしてくれるビュアーなので重宝してます。
    オリジナルは英語版ですが、英語が全くダメと言って良い私が使ってる位ですから設定は難しくありません。
    日本語化するツールを公開している方もいらっしゃいますので英語版ではイヤだと言う方でも使えると思います。
    IrfanView の場合、関連付けの修正は メニューの中の [Options] - [Properties] を開き、 [Extensions] タブを選択します。
    関連付けしたい画像形式にチェックを入れて [OK] を押せばこれだけで関連付けの変更は完了です。
    ただし、PSD 形式は関連付けを変更しないことをお勧めします。PSD 形式は JPG などと違い、多くのファイルを次々に閲覧すると言う場面は余りないでしょう。
    大抵は Photoshop で加工する前に目的のファイルかどうかの確認と言う方が多いでしょうから、PSD 形式は関連付けは Photoshop のままにして、閲覧にはこの次の項で解説している「送る」で CG ビュアーへデータを渡すか、右クリックからプロパティを呼び出して [Photoshop 画像] タブから閲覧する方が効率が良いでしょう。


  3. Photoshop が変更した関連付けを一つ一つ修正する

    上記の2つの方法よりもやや手間はかかりますが、特定のアプリケーションも不要で一番汎用的な方法です。ここでは Photoshop が自動で関連付けした場合を例にします。

    1. まず、新しい関連付け先にしたいアプリケーションをインストールしておきます。


    2. エクスプローラーから [表示] - [フォルダオプション] を選択し [ファイルタイプ] のタブをクリックします。


    3. 普通の関連付けは拡張子1つ1つに対して関連付けられるアプリケーションが指定されますが、Photoshop ではいくつかの拡張子をまとめて [ Adobe Photoshop Image ] と言うグループで関連付けされてしまいます。これを削除しておかないと拡張子ごとに関連付けを変更することが出来ません。


    4. これで自動的に Photoshop に関連付けられた物はクリアされましたが、この状態では関連付けを解消しただけですので、このままでは JPG ファイルなどをWクリックしてもなにもアプリケーションは起動してくれません。
      今度は関連付けを一つ一つ指示してやらねばなりません。とは言ってもとりあえずは JPG , GIF , BMP , PNG , PSD などの数種類だけで済むとは思いますが・・・。では、JPG を関連付けてみましょう。
      1. JPG ファイルを右クリックします。すると [アプリケーションから開く(E)] と言うメニューが出てきます。出てこない場合は関連付けがまだクリアされてない可能性があります。

      2. ちゃんと出てきている場合は、この [アプリケーションから開く] を選択します。

      3. 選択すると [ファイルを開くアプリケーションの選択] と言うダイアログが出てきますので、JPG ファイルを開くのに使いたいアプリケーションを探し出して選択します。[このファイルを開くときは、いつもこのアプリケーションを使う] にはチェックを入れたままにします。

      4. [OK] を押せば JPG の関連付けの変更は終了です。関連付けたいファイル形式全てにこれを繰り返します。

        この時、JPG を変更したいのに JPG ファイルがない場合もあるでしょう。
        この様な場合はファイルをなにも選択せず、右クリックしてメニューを呼び出します。

      5. [新規作成] - [テキスト文書] を選択します。すると [新規テキスト文書.TXT] と言うアイコンが出来上がります。

      6. このアイコンを右クリックして [名前の変更] 選択、拡張子だけを JPG に変更して、あとは関連付けの変更作業をすれば OK です。
      7. ファイル名を一反確定してしまった後から拡張子を変更すると
        「拡張子を変更すると、ファイルが使えなく可能性があります。」と脅されます(笑)が、
        ここではこの脅しは無視して力強く断固として [ はい ] を押し、変更してください。
        JPG の変更が終わったら今度は拡張子を GIF に変更すれば GIF 形式の関連付けを変更することも出来ます。
        ただし、このファイルの実体は 0 バイトのテキストファイルなので、関連付けの作業が終わったら間違って開いてしまうことの無いように、このファイルは速やかに削除してください。Wクリックすると指定したアプリケーションは一応立ち上がりますが、画像ファイルではないのでエラーが起きます。

        Photoshop が扱える画像形式は PSD , PDD , IFF , BMP , RLE , GIF , EPS , AI , FLM , JPG , PCD , PCX , PDF , PCT , PIC , PXR , PNG , SCT , TGA , VDA , ICB , VST , TIF , RAW などがありますが、全て関連付ける必要はないでしょう。
        とりあえずよく使う形式だけ関連付けておき、後は必要な時に行えば十分です。
        さらに [送る] のメニューに Photoshop を設定するとさらに便利です(次項目で解説)


[送る] のメニューに Photoshop を設定する 難易度 ★☆☆☆☆ 手間 ★☆☆☆☆ コスト ☆☆☆☆☆
普段は閲覧するのがメインの画像形式でも、Photoshop で加工する必要がある場合もあるでしょう。
そんなときはまず Photoshop を立ち上げ、エクスプローラーに戻り、目的のファイルを掴んで Photoshop にドロップ・・・
・・ですが、これだと結構手順が必要になりますね。
もっと手間を掛けずにエクスプローラーからダイレクトに Photoshop に送り込む方法があります。
まず、Photoshop のショートカットが必要になります。デスクトップに Photoshop の目玉のアイコンがあれば、
選択してから右クリックして、メニューの中の [コピー] を実行します。次に Windows のフォルダに移ります。
Windows のフォルダの中に [Send To] と言うフォルダがありますので、それを開いてください。
[Send To] を開いたら、何も選択せずに右クリックし、[張り付け(P)] を選択します。
そうするとここにも Photoshop のアイコンが出来るはずです。設定はこれだけです。
適当な画像ファイルを選択し、右クリックしてみてください。メニューの [送る(T)] にカーソルを移動すると、
その中に Photoshpと言う項目が出来ているはずです。これを選択してみてください。
どうですか? Photoshop が立ち上がりましたね?
ショートカットをこの Send To フォルダに入れておくと、関連付けに関係なくファイルを目的のアプリケーションに
ダイレクトに送り出すことが出来るようになります。

もし、ショートカットがない場合は Photoshop の実行ファイル [Photoshp.exe] を右クリック、[ショートカットの作成] で作り、
名前を [Photoshop.lnk] と名前を変更し、Send To のフォルダに移動してやれば OK です。

ホームページを作るときにテキストエディタをお使いの方は、同じようにテキストエディタのショートカットを Send To に
入れておくと、HTML ファイルを Wクリックするとブラウザ、編集の時は Send To からテキストエディタに送ると
同様に閲覧と編集でアプリケーションの使い分けが簡単に出来ますので、オススメの方法です。お試しあれ。


CPUを変更する 難易度 ★★★☆☆ 手間 ★★★★☆ コスト ★★★★★
CPU を高クロックな物や新しい技術を使った物に変更するのは一番単純な方法です。
これは「起動が遅い」とか「小さいファイルしか扱ってないのにフィルタが適用されるまで時間が掛かる」など、
全体的な処理速度が遅い場合に有効です。
逆にメモリが足りなくてスワップを起こしているなど、明らかに処理速度のボトルネックとなっている部分が
他にある場合にはそちらを先に解消してからの方が効果的でしょう。

CPU の換装は自作マシンやショップブランド系マシンですと意外と簡単に出来てしまいますが、
NEC や富士通などのメーカー系マシンの場合はメーカーからの保証が受けられなくなる事が多く、
使われているマザーボードのタイプに依っては最新の CPU と換装できないなどの制限もかなりありますので
注意が必要です。ハードウエアの知識の無い方の為にサードパーティ製の CPU アクセラレーターなどもありますが
性能は多少上がってもかなり高価なのと、パソコンメーカーの保証が受けられない場合があるのは同じです。

自作マシンの方は無理矢理動作速度を上げてしまう「オーバークロック」と言う殆どお金の掛からない裏技もありますが、
むやみにクロックを上げるとアプリケーションやマシン自体の動作が不安定になったりしますし、
CPU の寿命が短くなったり、最悪の場合は壊してしまう恐れもありますので、どうしてもクロックアップするならば
ご自分の責任で、覚悟して(笑)行ってください。
CPU を変更したり、オーバークロックをする場合には特に発熱対策(ファン、グリスなど)には十分に注意して下さい。
CPU の温度が 10 度上がると寿命は半分になると言うデータもあります。
詳しい知識のない方はオーバークロックはやらない方が無難です。もし失敗しても私は責任は取りません(^^;

( 物理的に ) メモリを追加する 難易度 ★★★☆☆ 手間 ★★★★ コスト ★★★★
グラフィックは非常にメモリを消費します。
さて、Photoshop を使う際に、どのくらいのメモリが必要になるかと言うと、これは扱う画像の大きさに大きく影響されます。
メモリはまずは OS ( Windows ) が必要とします。次にアプリケーションである Photoshop が必要とし、
最後に Photoshop で開く画像がメモリを必要とします。
アプリケーションの説明に「必要メモリ xxMB 」とあるのはこのうちのアプリケーションが使う物だけを指す場合が殆どです。
コンピューターに搭載されている物理メモリがアプリケーションの説明の「必要メモリ xxMB 」だけではOS やデータが
使う分は考慮されていませんので、実際にコンピューター上で動作させるにはこれだけではメモリは足りません。

しかし、足らないからと言ってそれで動かないと言うのでは使い物にはなりませんから、
Windows では、メモリが足らなくなった場合には HD 上に「スワップファイル」と言うファイルを作り、
メモリの内容を一時的に書き出して待避させることでメモリに空きを作り対処します。
しかし、メモリと HD では、データのやりとりの速度には非常に大きな差があります( 当然メモリの方が断然速い )。

ですから、スワップファイルが発生すると、どんな高速な CPU を使って居ても
HD への読み書きが処理のボトルネックとなり、パフォーマンスは著しく低下してしまいます。
作業中にメモリが足らなくなるのを防ぐには物理的にメモリを増やすしか方法はありません。

メモリ倍増ソフトなんて物もありましたが、結局はメモリの内容の一部を圧縮して保存するために、
その圧縮動作の為に CPU に負荷が掛かって動作が遅くなりますし、これが原因でコンピューター自体の動作が
不安定になったりと言うことがよくあったので、これらのソフトを使った小手先だけのメモリ増量はお勧めできません。

では、具体的にどの程度のメモリが必要なのか大体の目安を調べていきましょう。調べるのに必要な物は
Windows 付属のアプリケーションのシステムモニタです。

まずはシステムモニタを立ち上げて、[ 現在使用されていない物理メモリのサイズ ] が項目にあるかを調べます。
もし入っていなければ [ 編集 ] - [ 項目の追加 ] で、分類の [ メモリマネージャ ] をクリックすると
項目の中にあるはずです。
これを選択して OK を押して追加します。さらに [ 表示 ] から [ 数値表 ] を選択して置くと
はっきりと数字で空きメモリ量を知る事が出来ますので変更しておきましょう。

では、ここでマシンを再起動します。Windows が起動したらまずはシステムモニタだけを起動して
現在の空きメモリが表示させます。
(厳密に言えばシステムモニタもメモリを消費しているので本来の数値よりは若干低く表示されますが)

次に Photoshop を起動します。さて、空きメモリはいくつになりましたか?
ここで表示されている空きメモリの数値をメモに取っておいてください。
さて、普段扱う最大サイズはどのくらいでしょうか?その数値を5倍して下さい。
10MB なら 50MB 、50MB なら 250MB ですね。メモした空きメモリからその5倍した数値を引き算します。

引き算した結果が 10MB 以上であれば Photoshop を使っている時にスワップは殆ど出ていない方で、
すでに十分なメモリを積んでいると言えるでしょう。
マイナスの方はその数値が「足らないメモリ量の目安」と言えるでしょう。

逆にメモした空きメモリ量を 1/5 したファイルサイズまではスワップが起きずに使えるでしょう。
ちなみに 128MB しか積んでいない私のパソコンでは 大体 9MB 前後が快適に扱える上限の様です(^^;

ここで、目安と言いましたが、これは計算自体がかなりアバウトなのと、実際にコンピューターを使う場合は
Photoshop だけしか立ち上げない場合は少ないでしょうし、画像ファイルは保存時のサイズと展開したときでは
サイズが違う場合が多いので、メモリを追加するならばこの計算から出た数値よりもさらに余裕が欲しいところです。

プロのグラフィックデザイナーの方などは 1GB ( ≒1024MB ) なんて言うメモリを積んでる方は珍しくない様です。
256MB の DIMM を4枚、もしくは 512MB を2枚・・・メモリ代だけでマシンが1台買えてしまいますけどね(^^;


メモリ・キャッシュの設定を変更 難易度 ★★★★ 手間 ★☆☆☆☆ コスト ☆☆☆☆☆
キャッシュレベル、割り当ての比率を変更する。
ただし、メモリ、仮想記憶ディスクの空き容量が十分ないと意味がありません。
仮想記憶ディスクについては次の項を参照して下さい。

仮想記憶ディスクを専用ドライブ化と設定の変更 難易度 ★★★★ 手間 ★★★★★ コスト ☆☆☆☆☆
Photoshop3.0以降からメモリが十分積まれている状態でも一定時間アイドル(何も動作させていない)状態になると
メモリの全内容を仮想記憶ディスク(スワップエリア)上に待避させる仕様になっている様です。
これは次の動作で消費されるであろうメモリ容量の確保が目的だと思いますが
これが原因で「たまに引っかかる」様なもたつき感が出る場合がある様です。

普段扱うファイルサイズの10倍以上のメモリを積んでいる方は、メモリの一部を RAMDISK に割り当てて
Photoshop の設定で仮想記憶ディスク1を RAMDISK にすると速度低下が防げます。
・・・が、それが効果が出るためのメモリ量は 128MB 程度では到底足らないはずです。
使い方にも依りますが、512MB またはそれ以上載せている方には効果が出てくるかもしれない方法だと思います。
でも、そこまでメモリを積んでいる方はそれなりの理由が有っての事でしょうから、かなり非現実的な話ですね(^^;

もうちょっと現実的な方法としては一番高速な HD に Photoshop のスワップ専用領域を割り当ててやる方法です。
スワップファイルはアプリケーションや普通のデータ以上に頻繁に書き換えを行いますので
一番高速なドライブにパーティションを切ってスワップエリアを確保しましょう。

どの程度割り当てるかはどの程度の画像を扱っているかや搭載しているメモリ量などにも関係しますが、
「スワップ時には使用しているメモリの全内容を HD に書き出す」ことから
最低限でも搭載されているメモリ量と同じか、それ以上を割り当てます。
Windows はメモリを無制限にディスクキャッシュとして消費しますし、
Photoshop は仮想記憶ディスクの残り容量が少なくなってくると
その分しかメモリを使わないという仕様になってますので、あまり少ない割り当てですと使っているうちに
使うメモリの量自体を押さえるようになってしまい、パフォーマンスが著しく低下する事がありますので要注意。
普段どの程度使っているかを良く把握してから決定しましょう。

私の環境はメモリ 128MB ですが普段は最大でも 15〜25MB 程度の画像しか扱わないので
仮想記憶ドライブの容量は WINDWS、Photoshop 共に 300MB 程度と、あまり確保していません。

具体的には 6.4 GB の HD , MO , CD-ROM と言う構成の時はこんな感じでした。
現在はさらに大きい容量の HD に交換しているのでパーティションの数や容量は増えていますが、
パーティションの構成自体は殆ど同じになっています。
  サイズ 用途
A: FDD  
C: 2.0 GB 起動、アプリ用
D: 2.0 GB データ用
E: 1.4 GB データ用予備
F: 0.3 GB Windows用スワップエリア
 (兼 Photoshop 用スワップその2)
G: 0.3 GB Photoshop専用スワップエリア
 
H: MO  
I: CD-ROM  
こうして仮想記憶(スワップエリア)をそれぞれ独立させてやれば
起動ドライブの空き、Windows のスワップファイル、Photoshop のスワップファイルを始め、
様々なデータが同一ドライブ上に混在することで起きる断片化を防止でき、スワップした時の速度低下が防げます。

それぞれの 300MB を使い切ってしまう場合が絶対無いとは言えないのでお互いをサブエリアに設定して
万が一の容量不足に備えてありますが、大きいファイルを扱わない私では
それぞれのメインである 300MB を使い切る事は多分無いでしょう(^^;

さらにドライブの用途を見ていただくと判りますが、私はアプリケーションをインストールするのは C ドライブ
Photoshop で作った画像ファイルや IRC のログやブラウザのディスクキャッシュなどのデータファイルは
D ドライブに書き込まれるようにしています。これはファイル性質ごとに分けることでファイルの分断化を
少なくしているだけでなく、バックアップが必要な際の手間も減らす意味もあります。

データが HD に入り切らなくなったらデータ用ドライブを丸ごと CDR などに移動するだけですぐに空きを確保できますし、
もし、Windows が不安定になり、Windows の再インストールが必要になった場合や、 HD を買い換えた時の環境再構築も
比較的楽に済ませることが出来るためです。
それに加え、何故か Windows 自体もが不安定になる確率が下がると言うおまけが付いてきます(笑)
私はこの様なドライブ構成にしてから Windows が不安定になる回数も減りましたし、再インストールしても
最低限の環境は数時間以内で復旧できる様になりました。

不要なテンポラリファイルを削除する 難易度 ★★☆☆☆ 手間 ★☆☆☆☆ コスト ☆☆☆☆☆
メモリが足らなくなると Windows は WIN386.SWP と言う名前のスワップファイルをHD上に作り、メモリを確保します。
Photoshop も、メモリが足らなくなった場合や、ファイルの保存の際に「 ~PSTxxxx.TMP 」と言うファイル名の
独自のテンポラリ ( 一時的な ) ファイルを作ります。
このテンポラリファイルは通常ではその名の通り Photoshop の終了やファイル保存などが終わった際に
自動的に解消されますが、なんらかの原因で異常終了(強制終了)してしまったときは、
このテンポラリファイルが残ったままになる場合があります。

こうなってしまうと、このテンポラリファイルはこれ以降アプリ側からは一切アクセスされることはなく、
ただひっそりと「存在するだけ」と言う悲しい運命を辿ります。「HDの肥やし」にすらならない非常に無駄な存在です。
万が一、Photoshop が強制終了してしまった後は、ただHDを狭くするだけで全く役に立たないテンポラリファイルは
探しだして削除しておきましょう。
まだ保存していないファイルを編集中にハングアップしてしまった時は何とかこの tmp ファイルから
編集中の画像を引き上げられないか?と考えるものですが、この tmp ファイルは画像本体だけでなく
その他の情報も含まれていると思われます。
知識が無いので解析した事はありませんが、tmp ファイルから画像を引き上げるのは無理でしょう。
こうならないためにはこまめに保存。なってしまったら潔く削除してしまいましょう。気持ちは分かりますけど( ̄▽ ̄;

どこに有るか判らない場合はスタートメニューの[検索][ファイルやフォルダ]から
名前のダイアログに ~PST*.TMP と入力し、探す場所にマイコンピューターを選択し、検索させれば見つかるはずです。

ただし、Photoshop の起動中にテンポラリファイルを削除するのは非常に危険です。
使用中の Photoshop の TMP ファイルは画像データ以外のデータも含まれている為、
もし、間違えて使用中のテンポラリファイルを削除すると、Photoshop は異常終了を起こすかもしれません。
テンポラリファイルの削除は、必ず Photoshop を終了した状態で行って下さい。
一部のユーティリティソフトで不要なファイルを自動的に削除する機能を備えているものがありますが、
これらを使用する場合も、必ず Photoshop が起動していないのを状態で実行して下さい。

Windows のテンポラリファイルは常に使用する可能性があるので手動では絶対に削除してはいけません。
こちらが大きくなり過ぎた場合はマシンを再起動すれば解消出来ます。

[メモリをクリア]を頻繁に行う 難易度 ★☆☆☆☆ 手間 ★★☆☆☆ コスト ☆☆☆☆☆
クリップボードに保存されている不要なデータをこまめにクリアする事で使えるメモリを確保します。
ファイルを ( 異なるアプリケーション間での受け渡しなどの為に ) コピーした場合や、
Photoshop での直前の状態はメモリ上に残っています。

メモリ搭載量が少なくて、扱っているファイルサイズの5倍程度のメモリを
確保できずに起こるスワップに悩んでいる方にお勧めします。
[編集] - [メモリをクリア] - [クリップボード] で行います。
ただし、クリップボードには直前の動作の取り消し( UNDO )の為のデータが格納されていますので
作業動作が確定してから行うようにして下さい。むやみにクリアすると取り返しがつかなくなってハマりますよ(笑)
5.0 以降ではヒストリー機能がありますので、取り返しのつかない事態になることは減りましたけど。

使わないレイヤーを整理する 難易度 ★☆☆☆☆ 手間 ★★☆☆☆ コスト ☆☆☆☆☆
複数のレイヤーを使うと、レイヤー単位での細かい修正ややり直しが出来るので非常に便利ですが、
使うレイヤーの枚数が増えると使用されるメモリ量も増えます。
使わないレイヤーは削除、もう修正をすることのないレイヤーはグループ単位で統合してしまう事で
メモリの使用量を減らすことが出来ます。
ただし、後で修正する可能性があるレイヤーは統合してしまわないように。
必要なレイヤーまで統合してしまうのでは PSD 形式のメリットが無くなってしまいますので。

3.0.5J 本体と 4.01J のフィルタを使う 難易度 ★★☆☆☆ 手間 ★★★☆☆ コスト ★★☆☆☆
3.0.5J と 4.01J で機能的に大きく変わったのはフィルタの数です。ただし、動作は 3.0.5J の方が軽快です。
4.0J にアップグレードはしたけど、フィルタだけを移植して本体は 3.0.5 を使っている方も居ます。
ただしこれはユーザーインターフェースも変わっているので 3.0.5 に慣れている方のみにお勧めします。
普通の人は 3.0.5 を今更探し出して買うならハードを強化しましょう。
3.0.5 では PNG 形式での保存もサポートされていないはずですから、PNG 形式で保存したい場合にも不向きです。
4.01J から 5.0J は Photoshop 本体側にかなり新機能が加えられていますし、5.0J から 5.5J は
フィルタの数が変わっていないはずですのでこの方法は意味がありません。

モニタ、ビデオカードを変更、又は追加する 難易度 ★★☆☆☆ 手間 ★★☆☆☆ コスト ★★★★
大きな画面で高い解像度で使うと画像も大きく表示できますし、画面に占めるツールパレットの割合が下がり
作業エリアを大きく取れるので快適に作業出来るでしょう。
また、ビデオカードによっては2枚のビデオカードと2つのモニタを使って「片方には画像、片方にはツールパレットを配置」
と言うこともできます。いわゆる「マルチモニタ化」です。モニタの使い方としては究極の贅沢かもしれないですね・・・・。
Windows95 では、一部のビデオカードが、ドライバ側で個別に対応するしかなかったマルチモニタ機能ですが
Windows98 では、OS 側でも公式にマルチモニタをサポートしているようです。

Matrox 社製ビデオカード G400DH 、同 DH-MAX は1枚のビデオカードでマルチモニタ機能をサポートしています。


新製品のビデオカードは描画速度が早くなっているのが普通ですので、すぐに買い換え・・と言いたいのですが
ビデオカードの性能は大まかにチップ、メモリ量、動作クロック、設計、そしてドライバの完成度で決まります。
ドライバによっては動作に不具合が出る場合もあります。新しい物が絶対良い訳ではありません。
ハードウエアはアップデートが難しいのですが、ドライバはソフトウエアですのでこれに起因する不具合は
頻繁に修正される場合が多い様です。
この辺りはメーカーの技術力やサポート力をある程度見極めてから選びましょう。

ドライバの不具合の場合、同じビデオチップを使っていて、ドライバの完成度が高い他社製品用のドライバを使って
動作の不具合を解消する・・・と言う上級者向け裏技が成功する場合もあります。
ただし、これはあくまでも裏技的手法で、全てのカードで成功するわけではなく、お奨めできる対策ではありません。
ドライバが原因での不具合の場合で、ドライバの入れ替えが自分の責任で行える方のみお試しを。
初心者は手を出さない方が賢明です。メーカーのドライバのアップデートを待ちましょう(^^;

フォントが使えないトラブル 難易度 ★★★☆☆ 手間 ★★☆☆☆ コスト ☆☆☆☆☆
Windows でフォントを追加インストールした後、フォント関係でトラブルが起きる場合があります。

●日本語が出てこない場合

これは大抵は目的のフォントが和文フォントではなく欧文フォントである場合が多いです。
初心者の方で「漢字が出ないんですけど・・」と聞いてくる時の多くはこのパターンです(^^;

欧文フォントでは元々アルファベットや一部の記号のみしか入ってないので、日本語が使えないのは当たり前です(^^;
これらのフォントはサイズを見れば漢字が使えるかは判断できます。漢字のデータは数が多い為にデータ量も非常に大きくなります。もし 1MB 以下でしたら漢字は収録されていないでしょう。

また、カナ、ひらがなのみのフォントと言う物も存在します。特にフリーウエアの日本語フォントは殆どがこれです。
カナ、ひらがなのみのフォントはキーの割り当てが変則的になっている場合が多くなっていて、普通に IME ( FEP ) で文字を入力しようとしても文字が正しく入力できない事があります。
この様な場合は大抵はそのフォントに付属する説明書に正しく入力する方法が記載されているはずですので、まずは説明書に目を通しましょう。

カナのみのフォントの場合、大抵は文字入力モードをカナ入力モードにしろと指定されている場合があるのですが、普段ローマ字入力をしている方がカナ入力を強いられると文字をキーボードから探すだけでも大変ですし、そもそもその様な説明しているファイルがない場合や、読んでも意味が分からない場合 ( 笑 ) は IME ( FEP ) の文字コード表から収録されている文字を1文字ずつ拾い出して入力するのが一番楽で確実な方法でしょう。

 MS-IME (98) の場合
Step 1 ) ツールバーの IME パッドをクリック、起動したら右上の [ 手書き ] と書かれているアプレットメニュー部分をクリックして [ 文字一覧 ] を選択します。
Step 2 ) 上部右側のウインドウから目的のフォントを設定して、
        下部のメインウインドウから目的の文字を探し出し、ダブルクリックするか、 シングルクリックして文字を選択してから [ 確定 ] ボタンをクリックして入力します。


 ATOK の場合
Step 1 ) ツールバー右下の左向き▲をクリックしてツールバーをフルサイズにして文字パレットを起動します。
Step 2 ) 文字パレットを起動したら、欧文コード表のタブをクリックして、[ 確定 ] ボタンの下にあるウインドウから目的のフォントを選択します。
Step 3 ) メインウインドウから目的の文字を探し出し、ダブルクリックするか、 シングルクリックして文字を選択してから [ 確定 ] ボタンをクリックして入力します。



●ドイツ語、フランス語など、英語以外で使われる文字を入力したい場合

英語以外の言語では A の上部に [ ' ] や [ ^ ] が付いてる文字 ( 発音記号 ) などがあります。これらは欧文フォントには収録されていますが、日本語を扱うための文字コード ( シフト JIS ) には規定されていない場合が多く、メモ帳などのテキストエディタでは基本的に扱うことが出来ません。

これらの文字を Photoshop で入力したい場合は上の例と同様に IME ( FEP ) の機能の一部である文字コード表を呼び出して、そこから1文字ずつ入力するしか方法はないかもしれません。しかし、A + ' の様な文字は [ 確定 ] ボタンを押しても入力出来ない場合があります(^^;

この場合はもう少し複雑な手順を使うことで入力することが出来ます。

 MS-IME (98) の場合

MS-IME の場合は IME の機能から入力するよりも、Windows 自身に用意されている機能を使う方が手軽だと思います。と、言うかこの項目を書くために私も色々と試してみたのですが、MS-IME98 の機能を使ってこれらの文字を入力することは出来なかったのでした(^^;

Step 1 ) まず、Windows のスタートメニューから [ アクセサリ ] - [ システムツール ] の中に [ 文字コード表 ] があるか確認してください。

もし、これがなければ追加する必要があります。コントロールパネルを開き、[ アプリケーションの追加と削除 ] から [ Windows ファイル ] のタブをクリックして選択、[ ファイルの種類 ] の中から [ システムツール ] をWクリックするか、シングルクリックして [ 説明 ] の中の [ 詳細 ] ボタンを押します。
システムツールの詳細が出たら、[ ファイルの種類 ] の中の [ 文字コード表 ] の□をクリックしてチェックを入れ、[ OK ] を押し、[ アプリケーションの追加と削除 ] に戻り、そこでも [ OK ] を押し文字コード表をインストールします。( Windows の CD-ROM が必要です )
Step 2 ) 文字コード表を立ち上げます。
Step 3 ) フォント名を選択します。表の中から目的の文字を探します。文字が小さいので似た文字の区別が付きにくいですが、シングルクリックでマウスのボタンを押しっぱなしにすればその文字が拡大してポップアップします。目的の文字であればダブルクリックするか、[ 文字の選択 ] ボタンをクリックします。こうすると [ コピーする文字 ] のエリアに文字が入力されます。
Step 4 ) 目的の文字が全て選択できたら [ コピー ] を押します。( 文字はクリップボードに転送されます )
Step 5 ) Photoshop の文字ツール入力画面に戻り、キーボードショートカット [ CTRL ] + [ V ] で貼り付けます。これで入力できるはずです。


 ATOK の場合

MS-IME と同じ方法でも入力する事は出来ますが、ATOK では Windows の文字コード表を使わずとも ATOK 自身の機能だけで入力する事が出来ます。ですから、事前に文字コード表がインストールされている必要はありません。

Step 1 ) ツールバー右下の左向き▲をクリックしてツールバーをフルサイズにします。
Step 2 ) 文字パレットを起動したら、欧文コード表をクリックして、[ 確定 ] ボタンの下にあるウインドウから目的のフォントを選択します。
Step 3 ) メインウインドウから目的の文字を探し出し、シングルクリックして選択します。( ダブルクリックはしないで下さい )
Step 4 ) そのままの状態で右クリックして補助メニューを呼び出し、[ コピー ] を選択します。
Step 5 ) Photoshop の文字ツール入力画面に戻り、キーボードショートカット [ CTRL ] + [ V ] で貼り付けます。これで入力できるはずです。


●インストールした ( TrueType ) フォントの使用、表示、インストールのいずれかが出来ない。正しいフォントが表示出来ない、ウインドウの [最大化] [最小化] [閉じる] ボタンが正しく表示されない。アプリケーションがインストール済みのフォントを正しく認識しないなどの場合

 この原因はハードウエア的、ソフトウエア的の両方でいくつか考えられます。

1. ハードディスクのクラッシュ

 いきなり電源を落としてしまったとか、初期不良、経年劣化などで HD が物理的に壊れた場合です。
 HD に不良クラスタがあるとフォント以外の部分でも動作がおかしい事もありますが、
 たまたま壊れているのが使おうとしているフォントが記録されている部分だけの場合にはこうなります。

 本当に HD がクラッシュしているのか?これはスキャンディスクを実行することで確認することができます。
 チェック方法を完全 ( 標準チェックとクラスタのエラーチェック ) にして実行してください。
 完全チェックでは終了までにかなりの時間が掛かります。それは覚悟してください(^^;

 その他モーターなどが壊れている、またその前兆は HD からの異音から判断できる場合もあります。
 正常に動いていても異音がする場合は早急にバックアップを取っておきましょう。
 異音が始まるのは殆どの場合壊れる前兆で、近い将来 HD が動かなくなります(^^;

 これらの問題がないのであればハードウエア、特に HD のトラブルである可能性はかなり低くなります。


2. フォントキャッシュの破損

 Windows は Windows のフォルダに ttfCache と言うキャッシュファイル ( 隠し属性 ) を作ります。
 この ttfCache が何故か妙に壊れやすく、フォント関係では一番ありがちな原因です。
 画面表示がおかしくなった場合は、この ttfCache の破損を疑ってみましょう。
 この場合の修復は意外と簡単で、一度 Safe Mode で起動すると修復する事が出来ます。方法は以下の通り。
Step 1 ) 電源がオフならば電源を入れて起動、起動していれば再起動させます。
Step 2 ) メモリカウントなどハードウエアのチェックが行われている時 ( Windows が読み込まれる前 ) に [ F8 ] キーを押しっぱなしにします。
Step 3 ) スタートアップメニューが表示されるので、[ Safe Mode ] を選択します。
Step 4 ) Safe Mode で正しく起動されたら、今度は普通に再起動します。

  ttfCache が壊れているだけの場合はこれで正常に戻るはずです。
 なお、マシンの機種や OS に依っては [ F8 ] キーではなく、[ CTRL ] キーを押さないとスタートアップメニューが
 表示されない場合があります。この場合は押すキーを変えてもう一度再起動してみてください。
 キーが正しくともタイミングが遅いとそのまま Windows が起動してしまいますのでこちらも注意が必要です。
 また、一度 Safe Mode で起動すると、普通に起動した時にアイコンの位置が変更されたり、
 タスクバーオプションなどがリセットされる場合があります。面倒ですがこれは再設定してください。

フォントキャッシュの破壊は通常でしたらそうそうあることではありませんが、もし頻繁に起きていて、その度にいちいち再構築するのが面倒でしたら以下の文を AUTOEXEC.BAT に書き加えてみるのも有効です。
ATTRIB -H %WinBootDir%\ttfCache
DEL %WinBootDir%\ttfCache


この文を AUTOEXEC.BAT に加えると、起動時にフォントキャッシュを削除するようになります。使用していて先の様な現象が起きたら普通に再起動するだけでフォントキャッシュを再構築する事が出来ます。ただし、毎回起動するごとにフォントキャッシュを再構築しますので、起動時間は若干余計に掛かります(笑)


3. フォントのインストールのしすぎ

 市販の素材集などで特に欧文フォントが沢山付いてきている物があります。
 欧文フォントやカナのみ収録されている和文フォントならば、文字数が 50 前後とオリジナルフォントを作ることが
 比較的容易の為に、フリーウエアのフォントも沢山存在します。
 これらのフォントを無闇にインストールするのは考え物です。
 フォントはそのファイル名を格納する部分があり、そのサイズは 10KB になっているそうです。
 ファイル名だけですから僅か 10KB でもかなりの数が使えます。私のマシンにインストールされているフォントでは
 1書体平均で 13.2 バイトでしたので、それから計算すると大体 700 〜 800 書体前後インストールしていると
 この上限に引っかかる事になります。これはあくまでも私の環境を例にした計算上の話ですので、
 お使いの環境でインストール出来るフォント数はこれよりも前後するでしょう。大体 300 書体を超えたら
 そろそろ危ないかもしれません。

 ・・・・でも、普通の人は 300 書体もインストールしないでしょうし、例えインストールしても
 そんな数のフォントをすべてを使う必要も機会もあるかが謎ですよね、かなり(^^;
 ただ、300 書体以上持ってる人は少なくないでしょう。うちにも殆どがが欧文書体ですが、
 その 10 倍近い数はあるはずですから(^^;
 なぜ「あるはず」なのか?それは重複などのチェックをしていないからです(笑)
 少ない頃は個性的なフォントはないかと見たりしたのですが、素材集に付属してきた欧文フォントが
 2000 書体有ったので、一気にそんなに増えると見るだけの気力も無くなりましたです。ハイ(苦笑)
 だからと言って「面倒だから全部インストールしちゃえ」なんて事をするとフォント数の上限に引っかかりますし、
 インストールの際に ttfCache が壊れる可能性も高くなりますし、フォント数が多いと動作が不安定になる様な
 アプリケーションもあるらしいですし、 OS 自体が動作不安定になったりしますので、
 使わないフォントはなるべくインストールしないようにしましょう。

 フォントは本来インストールしないと使えないものですが、インストールしなくても一時的に使用できるようにする
 オンラインソフトもいくつかありますので、頻繁に使う訳ではないけれど様々なフォントを使う事が多い方は
 この様なアプリケーションを使ってみるのも良いかもしれません。


4. フォントレジストリの破損

 フォントをインストールするとレジストリにも登録されます。レジストリが破損するとやはり正常に動作しません。
 フォントがインストール出来ない場合はレジストリが破損しているケースが多いようです。
 レジストリは非常に複雑で、普通レジストリが破損すると修復するより再インストールした方が早いのですが
 破損がフォント部分のみであれば割と簡単に上書きすることで修復することが出来ます。

 この対処法はあくまでも Windows のシステムには不具合がなく、フォント関係のみがおかしい場合に有効です。

Step 1 ) Windows のフォルダにある fontreg.exe と言う実行ファイルを実行します。fontreg.exe は 実行しても画面上には何も変化がありません。
Step 2 ) コントロールパネルから [ フォント ] を開きます。
Step 3 ) [ ファイル ] - [ 新しいフォントのインストール ] を選択し、フォルダは Windows の Fonts を選択します。
Step 4 ) フォントの一覧にフォントが出てきたら [ すべて選択 ] を押してから [ OK ] を押します。



キーボードショートカットを覚えよう 難易度 ★★★★ 手間 ★★★★☆ コスト ☆☆☆☆☆
Windows アプリケーションのほぼ全ての操作はメニュー部分をマウスでクリックする事で出来るのですが、マウスをクリックする回数が多いのが難点ですね。
例えば「コピー」であれば、メニューの「編集」の部分をクリック。出てきた中の「コピー」をクリック・・・と言う具合。僅か2回のクリックですが、新規ファイルを作ってから、作品が出来上がるまでを考えるとこれらは頻繁に行う動作ですから僅かな手間とは言え、これが結構バカにならない回数になってしまうのです。
実は頻繁に使われる様な操作の多くはキーボードから操作することが出来ます。これはキーボードショートカットと呼ばれ、これを覚えるとマウス操作がなくなりますので、作業効率が上がり、マウス操作をする右手 ( 利き手 ) の負担を減らす事が出来ます。
またこのショートカットは、コピー、ペースト、やり直しなどの PC では頻繁に行われる操作はほぼ共通になっていますので、基本的な物を覚えてしまえばテキストエディタや WWW ブラウザでも同じ動作をさせることが出来ますので覚えて損はありません・・・と言うより是非覚えましょう。
マウスで「えーっと、コピーは編集 ( カチ ) コピーっと ( カチ ) とやるより、キーボードの CTRL キーを押さえっぱなしで A と C を立て続けにパパッ!と押した方が上級者っぽくてカッコ良いですし(笑)
冗談はさておき、これが使いこなせれば初心者卒業と言えるでしょう。以下に是非覚えるべきショートカットと、Photoshop で使われる代表的なショートカットを紹介しておきます。この他にも Photoshop で使われるツールのショートカットなどが沢山ありますが、バージョンに依って若干割り振りが変わったりしますので、ここでは割愛します。

* Mac には CTRL キーはありませんので、コマンドキーと組み合わせてください。

他のアプリケーションでも頻繁に使われるショートカット

CTRL + A 全て選択
CTRL + C コピー
CTRL + N 新規ファイル
CTRL + P 印刷
CTRL + S 保存
CTRL + V ペースト
CTRL + X カット ( 内容をクリップボードに転送してカット )
CTRL + Z やり直し

Photoshop で使われるショートカット

D 描画色 / 背景色を初期設定に戻す
Q クイックマスクモードへ切り替え
X 描画色 / 背景色を入れ替える
CTRL + H 選択範囲の破線を隠す ( 範囲選択の状態は維持 )
↑←↓→ 移動ツールの状態 : 画像の1ピクセル単位での移動 ( ナッジ )
選択ツールの状態 : 選択範囲の1ピクセル単位での移動 ( 境界線のナッジ )


使わない常駐アプリケーションを削除 難易度 ★★☆☆☆ 手間 ★★★☆☆ コスト ★★☆☆☆
Windows のシステムのカスタマイズです。
実行するならレジストリのバックアップを取っておくなど、十分な準備と注意、万が一の事態に陥っても責任は自分で取る覚悟が必要です。
なお、この方法は Windows 98 での実行結果です。Windows Me などでは動作確認はしておりません。

さて、あなたは「タスク」と言うアプリケーションは使っていますか?

常駐しているタスクのアイコン タスクバーを表示してみて下さい。左のアイコンが時計の横に表示されてますか?
 コレが「タスク」と言うアプリケーションです。
 このアプリケーションは Windows には標準でインストールされていて、メモリ上に常駐しています。
このアプリケーションは他のアプリケーションを自動で起動させたり出来るので、
もし使う機会が有るのならば結構便利なのですが、私は全く使ってません。
私の周りにも使っている人は殆ど居ませんから、使用率はかなり低いでしょうね。

タスクは Windows を常に最新版に出来るオンラインアップデートに使われていたりしましたが、
こっちのメモリ事情も大して気にせずにいつの間にか I.E. を立ち上げようとするこのタスクは邪魔だとは思う事はあっても、便利だと思ったことは一度もありませんでした(笑)

なにもデメリットが無いので有れば無視すれば良いだけなのですが、このタスクは常にメモリ上に居座って居るので、僅かではありますが使わないのにメモリが消費されているのです。・・・・無駄以外の何物でもありません。

ではこのタスクを終了させたい、もしくは最初から起動させたくないと思っても、アイコンを右クリックしても終了させると言うメニューもなければ、スタートメニューの [ スタートアップ ] の中にも登録されていません。
終了すら出来ないと「何でこんな仕様にするんだっ!( #-_-)凸」と、殺意にも似た感情と共に「これを何とかするにはレジストリをいじったりする必要がありそうだな・・」と、あきらめに似た思いが交錯したりしなかったり。うぐぐぐ・・・(ーー;
レジストリの編集はかなりの上級者でないと編集できるだけの知識がなく、下手にいじると「 Windows が起動しなくなったりして、敢えなく返り討ちに遭う」と言うパターンは良くある話だったりしますからね(^^;

そのくせこれらを自動で起動しない様にしても、空くメモリ量は 1MB にも満たなかったりするのですが・・・(笑)
でも、無駄をなくすのが一番コストも掛からずに快適に使うポイントですので、タスクが Windows の起動時に読み込まれない様に設定してみましょう。実は簡単で殆ど知識なしでも大丈夫だと思います。

Step 1 ) スタートメニューから [ アクセサリ ] - [ システムツール ] の中にある [ システム情報 ] を開きます
Step 2 ) メニューの中の [ ツール ] から [ システム設定ユーティリティ ] を選択します。( 図1 )
Step 3 ) システム設定ユーティリティが起動したら [ スタートアップ ] のタブをクリックします。( 図2 )
Step 4 ) SchedulingAgent mstask.exe を探し、チェックボックスをオフにします。他は手を付けないでください。
Step 5 ) [適用] をクリックしてシステム設定ユーティリティを閉じ、Windows を再起動します。

これだけでほんの僅かではありますが空きメモリが増え、タスクバーから無駄なアイコンを消す事が出来ます(^^)
ただし、Windows にアップデートファイルが出た時に自動で通知してくれなくなりますので PC 関係のニュースはこまめに見る必要があります(^^;

この他にあまり使われて居ないのに必ず読み込まれる物に DoubleSpace / DriveSpace があります。
これはファイルを圧縮するのではなく、事前に HD をドライブごと圧縮して空き容量を増やすアプリケーションですが、
現在の HD は大容量化が進んでいますので、わざわざ圧縮ドライブを使う人も少ないでしょう。
これも使用していなくても自動でメモリ上に組み込まれますが、やはりレジストリを編集しないと外す事ができません。
しかし、これらのカスタマイズを簡単に行うツールがフリーソフトとして公開されていますので、
試してみてはいかがでしょうか?

私が使っているのは「窓の手」と言うアプリケーションで、メモリ節約だけでなくアイコンの変更や
受信トレイをデスクトップから隠したり、スタートメニューの一部を隠したり、
ビットマップファイルにアイコンを割り当てたりと言うことが簡単に出来ます。
BMP にアイコンを割り当てるのは、BMP ファイルのアイコンはその画像が縮小されてアイコンとして表示されるので、
アイコンの表示の為だけに、そのフォルダにある BMP 画像を全部読み込む作業をするので、動作が遅くなるのですが、
他の形式のように BMP ファイルにも専用のアイコン割り当ててやれば速度低下を防ぐ事が出来るのです。

こういうツールを使えば、詳しい知識がなくても簡単に Windows を自分好みに変更する事が出来ます。
ちなみに「窓の手」は 2000/10 現在 Windows 95/98/NT4.0/2000/Me と、多くのバージョンに対応しています。


フォントを起動ドライブにインストールしない 難易度 ★★☆☆☆ 手間 ★★★★ コスト ☆☆☆☆☆
これは Photoshop と言うより Windows のシステムに関わってくるものです。
フォントは通常は起動ドライブ ( AT 互換機は C ドライブ、PC98 系は A ドライブ ) の
Windows のフォルダの下層にある FONT のフォルダにインストールされます。
フォントフォルダは「隠しフォルダ」ですのでオプションで「全て表示する」設定にしていなければ見つかりませんよ(^^;
FAT32 を使用していたり総フォント数が少なければ問題ありませんが、様々なソフトウエアを標準設定で
インストールする場合、全てのファイルを起動ドライブにインストールされる事が殆どで、さらに追加フォントを含んでいる
アプリケーション ( ワープロソフトや年賀状制作ソフトなど ) はフォントも追加してインストールされるために、
起動ドライブの空き容量がどんどん少なくなってきてしまいます。
特に仮想記憶ディスクの設定もが標準のままですと、突発的な容量不足を起こす確率が上がって来ます。
また、ファイルの断片化も進みやすくなります。
容量不足やファイルの断片化は Windows のハングアップやシステムが不安定になる原因のひとつです。
断片化解消のために Windows 標準のデフラグを使ってみたらいきなり不安定になってしまったなんて話もあります(笑)
分断化は直すのではなく、最初から起こさないようにするのが一番ですね(^^;


これを防ぐには、十分なスワップエリアを別ドライブに確保すること ( 前述 ) の他に、
フォントを別のドライブにインストールすると言う方法も有ります。

具体的な方法は・・・・
CD-ROM から起動ドライブ以外のドライブに専用のフォルダを作り、そこにフォントファイルをコピーしておきます。
次にコントロールパネルフォントを選択、[ファイル]-[新しいフォントのインストール]
フォントをコピーして置いたフォルダを選択します。ここまではフォントを普通にインストールする手順と同じです。
フォントフォルダにフォントをコピーするチェックを外します。
そしてインストールしたいフォントを選択し、OK を押します。
こうするとフォントフォルダにはフォント本体はコピーされず、代わりにショートカットが作られます。

 こうしてショートカットを作ったフォントフォルダを見てみましょう。
 MSゴシック ( とMSPゴシック ) は実体のあるフォントファイル。
 その大きさはなんと 4,197,524 バイト。( 約4MB )
 これでも和文フォントとしては一般的な大きさですが
 非常に大きいサイズである事は間違い有りません(^^;

 それに対して右のARポップはショートカットです。
 本体は別のドライブにあり、ショートカット自体の大きさはわずか 1,327 バイト。

 起動ドライブに占める割合は1/3000で済んでしまいます。まさに桁違い(^^;


そのショートカット先はMO、CD-ROM などのリムーバブルメディアでも可能ですので
Photoshop 以外では使わないフォントの本体はリムーバブルメディアにまとめてしまえばHDを圧迫することはありません。

メリット
1.フォントが増えても起動ドライブの空きを多く確保できる
2.CD-ROM、MO にフォントをまとめると再インストールの際に手間が少なく済む

デメリット
1.Windows に標準装備されているフォントやアプリケーションが標準的に使用するフォント、常用したいフォントは
  リムーバブルディスクへの待避はやや現実的ではない。 ( 連装 CD-ROM など、複数の同一ドライブが必要 )
2.CD-ROM、MO などのリムーバブルメディアにまとめた場合はフォントを使用する時は常にそのメディアが必要で、
  他のHDに保存した場合はそのHDの空きが少なくなる(^^;
3.リムーバブルメディアにまとめる(追加する)場合に手間が掛かる
4.追加する和文フォントが少ないとメリットが少ない(欧文フォントは小さいため)

専用のインストーラーが付属してるフォント集の一部には
フォントファイルが即実行可能ではない形式で収録されているものが有りますので注意が必要です。
即実行できる形式で無い場合は一端普通にインストールし、目的のメディアやドライブにコピーした後に
システムから削除し、改めてショートカットを作り直して下さい。

 注意!
この Tips は、必ず事前にフォントの使用許諾書や説明書の中の著作権に関する記述をよくお読み下さい。
大抵、アプリケーションソフトの場合は複数台にインストールする事は認められておりません。
あなたがお持ちのフォントにもこれと同様の記述があるかもしれません。
これを無視した場合、著作権法違反と言う犯罪になる場合もあります。
1999年10月1日からは罰則規定も施行されました。

★☆ お約束 ☆★
もし、この Tip をお読みになった方が使用許諾書や説明書等を無視、もしくは読むことをしなかった為に
著作権法に違反した場合でもこのホームページの作者は一切責任を持ちません。
また、著作権法に関してのお問い合わせや個別の判断、見解を求めるのはご遠慮ください。
この Tips を実行する場合はご自分の責任のもとで行ってください。


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