はじめに



この CG 講座では・・

このコーナーでは CG の基礎とホームページ作りの為のあれこれを思いつくままに載せています。
「今は何も分からないけどホームページを作ってみたい」と言う方や、「将来は芸術的な CG に挑戦してみたい」と言う方など、 CG へ興味がある方への応援がちょっとでも出来ればいいなと思ってます。

と、言いつつ私も素人なので一緒に CG に強くなりましょう(^^;



画像の形式(概要)

コンピューターが扱える画像は大きく分けて「ベクタ(ベクトル)形式」と「ラスタ(ビットマップ)形式の2種類に分けることが出来ます。

ベクタ ( ベクトル ) 形式   ラスタ ( ビットマップ形式 )
WMF , GEM , EPS 形式などがこれにあたります。
ファイルを保存するときに画像を構成する曲線や面を数式として記録する方法です。
数式で記録されるために画像を拡大しても画質の変化がありません。
ただし、画像全てが数式で記録されるために写真などの複雑な画像には適さず、
文字やイラストなどの比較的単純な形を組み合わせた画像に適しています。

もう少し簡単に言うと、その画像の描き方自体を記録する画像形式と言えるでしょう。
描き方そのものが厳密に記録されているのでキャンバスの大きさが2倍に変わっても画像の細かさに変化はないのです。ただ、写真などは色の変化や輪郭が非常に複雑ですから描き方を記録しようとすると膨大な指示 ( データ ) が必要になってしまいますので不向きになります。

普通の人、特に写真を扱う CG 初心者にはあまり縁がない形式かもしれません。
BMP , GIF , JPG , PNG などの画像形式がこれにあたります。
画像を細かい点として記録する形式です。点で構成するため、写真などの非常に複雑な形も表現できます。
ただし、拡大縮小が苦手です。例えば縦横を2倍に拡大すると、1つの点は縦横で4つの点の大きさになりますから、輪郭の曲線がギザギザが目立ってきてしまい、荒くなったと感じてしまいます。

こちらの形式を簡単に表せば、「方眼紙の1マスごとに色を付けて絵を描くのと同じ」と言えばわかりやすいでしょうか?

この Drifting Web で使われている画像形式は全てこちらのタイプです。


ここではラスタ系のみ扱います。普通の人は必要ないし、私もよくわかってないし(^^;
お仕事としている人はこんないい加減なHPを見ないでちゃんとした研修を受けているでしょうし。


サブフォーマットについて


画像フォーマットはこの HP に書かれている物だけでなく、よりもっと多くの種類があります。また、書かれている各フォーマットであっても、細かい仕様については書かれていない場合があります。
画像形式は作られた後で拡張されたり、特定の機種のみの仕様があるからなのですが、書かれていないのは大抵この HP の作者の勉強不足から来ています(^^;
とはいえ、ごく普通のホームページを作るだけならば、ここに書かれているだけの物でもとりあえずは十分でしょう。
どうしても気になると言う方や CG ビュアーなどを作りたい方など、厳密な仕様やデータ構造を知りたい方は関連した技術系書籍などを参照して下さい。

私はプログラマーではありませんからそこまでの知識は不要ですし、画像フォーマットの特徴を余り詳しく書くとボロが出るので、出来れば避けたかった部分なのですが、快適に読み込める HP を作るにはどうしても外せないと思ったので、調べた範囲で書きました。
CG に関する HP でも意外とこの辺りのことまで書いてあるのって何故か少ないですし、Photoshop のヘルプなどには「オンライン表示の場合は JPG を使うのが良い」みたいなあまり正確とは言えない事が平気で書いてあったりしますし・・・・・。

画像フォーマット、ツールの特徴をよく知ることが綺麗で快適に読み込めるホームページ作りの第一歩です。



ツールとマシン


このコーナーではハードウエアは自作 PC-AT 互換機を、ソフトウエアは Windows 版 Photoshop Ver.4.01 、最近作られたものは同じく Ver.5.5 を使用しています。
Photoshop LE や 上記以外のバージョンをお使いの場合は、メニューの位置などの細部が違う場合や、一部の機能が装備されていない事が有るかと思います。
あまり高度なことはしていないので、そのバージョン毎に読み替えて頂いたり、多少の工夫をしていただければ不都合や再現不可能なケースは少ないと思いますが、素人が無償で公開していると言うこともあり、全てのソフトウエア、全ての Photoshop のバージョンごとに対応することは困難です。その点はご了承下さい。メールや伝言板でお問い合わせいただいたものに関しては判る範囲、時間の許す範囲で個別にフォローしていきたいと思ってます。
また、ダイアログの見た目やキーの名称、操作方法などが Mac , UNIX などとは違う場合があります。これもご容赦下さい。


アクションファイルについて

アクションファイルは置いてありません。初心者向けのコンテンツですので、それぞれの行程1つ1つで「今何をしているのか」「何が目的なのか」を考えながら実行していくのが上達への近道だと思うからです。山はロープウエイで登れば楽ですが、頂上からの景色は歩いて登った方が素晴らしいと感じられると思いませんか?(^^)


ソフトウエアについて

グラフィックソフトと言われる物には市販品、オンラインソフト ( フリーウエア / シェアウエア ) に沢山の種類があります。
それぞれ特徴がありますが、特に有名な物をここでいくつか紹介しましょう。
( ただし、私はかなり古い Ver. の PaintShop と Photoshop 以外は使ったことがありませんが・・・^^; )
これから何らかのグラフィック系ソフトの導入をお考えの方の参考になれば幸いです。



Photoshop ( フォトショップ ) 対応 OS :Win , Mac , UNIX 他
写真の修整、イラスト制作、DTP デザイン、製版用画像の編集などにも使える汎用性の高い 2D 系のハイエンドソフト。
解説書や参考書も豊富で入手しやすい。Ver.5.5J で WEB 向け画像編集機能強化の為に ImageReady が統合され、それぞれの機能も非常に高レベルで、まさに「プロ向けのグラフィックソフト」です。
abobe systems の市販品で、価格が実勢価格で 10 万円前後と非常に高価なのもプロ向けと言えます(笑)

かなり高価なソフトなので個人ではなかなか導入しにくいと思います。Photoshop LE から Photoshop へのアップグレードも出来ますので、初心者であればまずは LE の導入してみて、LE の機能に不満が出て来たら Photoshop の導入を考えてみても良いでしょう。

また、安価に手に入れる方法としては古いバージョンを安価で購入して、ユーザー登録後に最新版に有償アップグレードする方法が僅かではありますが安価に入手できる方法でしょう。旧版は破格値で販売して居る場合もありますので、そこから有償アップグレードをしても有利な場合もあります。手間は掛かりますが(^^;
バージョンアップされて、ショップに新しいバージョンが並び、旧バージョンが処分される時が狙い目(笑)です。

最新版の操作感や機能がどのような物か試してみたい方には無料のトライアウト(お試し)版があります。
トライアウト版はファイルの保存や書き出しなどが出来ないのですが、基本機能自体は殆ど試すことが出来ます。

Photoshop LE ( フォトショップ・エルイー ) 対応 OS :Win , Mac
こちらも abobe systems の製品。 LE とは Limited Edition ( 機能限定版 ) のこと。
LE には以前スキャナなどのハードウエアの付属品(おまけソフト)として流通した LE バンドル版 と、現在パソコンショップなどでパッケージ化されて販売されている LE 製品版 があります。

LE バンドル版は Photoshop 4.0 などをベースに作られており、限定されている機能が多く、ハードウエアのおまけ的な色合いが非常に強い上に、最近では殆ど入手出来ないでしょう。と、言うわけで現在は Photoshop LE と言えば、LE 製品版を指します。

LE 製品版は 5.0 がベースとなっており、その名の通り製品として販売( 1 万 3800 円前後)されているので入手が容易と言うだけでなく、機能限定と言っても大体はプロ向けの高度な機能が省略されているだけで、ロゴ制作やイラスト制作、簡単なフォトレタッチには十二分の機能があり、価格以上の価値は十分にあるかなりコストパフォーマンスの高いソフトになっています。

Photoshop と Photoshop LE 製品版 の主な違いは・・・・

・カラーモードがモノクロ2階調・グレースケール・インデックスカラー・ RGB カラーのみ
・色補正項目が4種少ない
・対応画像フォーマットが4種少ない
・パス(ベクトル)ツールが使えない
・マルチプルアンドゥ(何世代に渡ってのやり直し)が出来ない
・アクション(処理の自動化)が使えない
・画像のスライスが出来ない
・サイズ、画質の最適化が出来ない
・チャンネルがサポートされていない

と言うのが主な違いらしいです。チャンネルがサポートされていないのが惜しいですが省略されている機能の多くはプロ向けの高度な機能や、工夫や手間を掛ければ克服出来る機能であったりしますので初心者ならば当面は不満が出る事はないでしょう。

以前は初心者向けのソフトと言う位置づけにあったソフトですが、現在は Photoshop Elements が登場していますので、初心者の中でも将来 Photoshop で高度なレタッチをしたい方の為の入門ソフトと言う性格付けが明確になってきたソフトだと思います。インターフェースも Photoshop とほぼ同じなので、LE から正式版へアップグレードしても操作に戸惑うことがないと思います。

Photoshop Elements ( フォトショップ・エレメンツ ) 対応 OS :Win , Mac
こちらも abobe systems の製品。プロ向け製品の Photoshop と、その機能を一部制限した LE と言う直系関係からは外れた位置付けの製品で、グラフィックソフトの頂点である Photoshop の高機能さは必要ないが、簡単に Photoshop 並の加工をしたい人には最適な製品だと思います。車で言えばオートマチックのスポーティーカーと言ったところでしょうか?

Elements は低価格ではありますが Photoshop 6.0 の心臓部をベースに作られており、CMYK モードが無いなどの「 Photoshop では出来るが Elements では出来ない」事は当然ながら多いのですが、逆に「デジカメで撮影した画像の撮影データを保持したまま PSD 形式へ書き出し」たり、「 i-MODE 用の画像と C-HTML を出力」などと言った Photoshop では出来ない事もサポートしていて、単に機能制限版とは言えない一面を持っています。特にホームページに関係する機能が特に強化されているような印象です。

将来的にも Photoshop を導入する意志が無く、「ホームページやスナップ撮影などの為にフォトレタッチソフトが欲しい、でも簡単で分かり易い操作が出来ないとダメよん(^^;; 」と言う人には最適なソフトだと思います。価格も Photoshop LE と同じ1万円程度ですので導入しやすいと思います。

PaintShop Pro ( ペイントショップ・プロ ) 対応 OS :Win
かなり以前からあり、Photoshop と並んで Windows では非常にメジャーなグラフィックソフト。
価格が手ごろ、簡単なフォトレタッチも十分こなす機能、読み込みや書き出しをサポートしている画像形式の多さや、オンライン版はシェアウエアの様に購入前に使ってみる事が出来ますので使用経験のある方はかなり多いはずです。
現在のバージョンでは、レイヤー機能など Photoshop と同様の機能があるだけでなく、plug-in は Photoshop と互換性があるので plug-in の追加やその種類にも困ることがありません。

現在の販売形式はシェアウエアの様にオンラインでダウンロードする方法 ( 英語版 )と、パソコンショップで入手できる化粧箱入りの 日本語パッケージ版 とがあります。
ただし、それぞれサポート先の会社が違うのと、言語やマニュアルの形態が違うので注意が必要です。
※以前のメッツから販売されていた日本語版のサポートは P&A ソフトが一応担当している模様です。

Personal Data Factory 、P&Aソフト ではメッツから販売されてた PaintShop Pro やその他のグラフィックソフトから乗り換えるユーザー向けに低価格の乗り換え版、さらにアップグレード版、そして学生や教員などが対象のアカデミックパッケージ ( 購入には学生証などの身分証明書が必要 ) など、多様な形式の物が用意されている場合が多いですので、購入前にはよく確認しましょう。
それぞれの詳細は各社の HP で確認してください。私はメーカーじゃありませんのでこれ以上は聞かれても困ります(笑)

ソフト形態 販売会社 HP の言語 価格
オンライン英語版 Jasc ( 開発元 ) 英語 12,800 円
オンライン英語版 Personal Data Factory 日本語 通常版 12,800円 バージョンアップ版 7,000円
CD-ROM 版の販売もあり ( +1,000 円 )
日本語パッケージ版 P&Aソフト  日本語 通常版 14,800 円 ( 税別定価 )
乗換・アップグレード版 9,800 円 ( 同上 )
アカデミック版 7,800 円 ( 同上 )

Painter ( ペインター ) 対応 OS :Win , Mac
グラフィックソフトと言うよりは「パソコンを画材の一つにするソフト」と言えるかもしれないです。
ブラシの種類が豊富で、その機能も実際の絵画を描くときの様なリアルさがあり、イラストと言うよりも水彩画や油絵などの絵筆のタッチを生かした「絵」を PC 上で描くのに向いているソフトと言えるでしょう。
例えばすでに塗られている色の上に別の色を重ねたときに下になる色を滲ませながら描画させることが出来るとか油絵などの様に盛り上がった様なタッチの塗り方をブラシの設定だけで簡単に行う事ができたりします。
また、Photoshop では難しい文字のベースラインを曲線にしたりと言う事も簡単に出来るので、文字でロゴを作る事が多い人にはとてもありがたいソフトだと思います。

Ver.6 からはレイヤーが Photoshop と同規格になり、レイヤーを含んだ PSD 形式を Painter でそのまま開くことが出来るので、作品制作に両方のソフトを使っている方には使いやすくなっている様です。
また、ブラシのカスタマイズの設定なども自動的に保存される様になったりと言った以前のバージョンでのクセの強さがかなり改善されているようです。

絵心のある人にはかなりお勧め出来るソフトだと思います。
機能とは関係ありませんが、名前がペインターと言うだけあって、パッケージが紙の箱ではなく缶と言うのがお洒落。一時期はやめていたようですが Ver.6 はまた缶が使われています(^^)

GIMP for Windows 対応 OS :Win
元々は UNIX の世界では非常にメジャーなグラフィックソフト。これはその Windows 移植版です。
UNIX の世界で開発されてきたためにかなり高機能だがなんとフリーウエア。日本語フォントも問題無く使える様です。

# UNIX は実行ファイルを配布ではなく、ソースファイルを配布して、ユーザーが自分でコンパイルして実行ファイルを
# 作るのが基本です。ソースファイルを配布するので知識のあるユーザーならば自分で独自に改良する事も可能です。
# ただし、この Windows 版は実行ファイル形式で配布されているのでコンパイラなどは不要です。

日本にも UNIX ユーザーを中心にファンは多いため、日本語化差分なども入手できると思います ( 未確認 ) 。
ただし、フリーウエアと言うことで特許使用料が必要になる GIF 形式はサポートされていません。PNG 形式はサポートされているので HP 用のイラストやロゴ制作に大きな問題はないでしょう。




謝辞

このホームページに来てくれた皆さんありがとう。このページを見たことで何か収穫になる事があれば私も嬉しいです。

CG に触れるきっかけを作ってくれたゆう〜☆さん、CAM さん、めーんさん、眉毛さん、コンピューター全般に渡って教えてくれているあんちさん、やすさん、なっくちゃんを始めとして書ききれないくらい沢山の友人達、そしてこの HP を作るきっかけになった「デタラメ Photoshop 」の koki さん。この HP をこうやって公開できたのもみなさんのおかげです。ありがとう。そしてこれからもよろしく(^^)




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